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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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このシーンは、当初予定に無かったのですが、レモンさんのご希望を拝見して、入れてみました。
「彼」を愛して下さっている方々に、このシーンを捧げます。


Scene6:思惑



「捜査の必要が無いとは、どういうことです!!」
重役室に、薪の声が響く。
矢継ぎ早の会話に、通訳のファビオも、必死だ。

「これはもう、解決済みの事件だ」センター長が言った。
「いいえ! 犯人はもう一人居る。それははっきりしています。もしかしたら、自殺した犯人よりも、もっと残虐かもしれない。その犯人はまだ、白昼堂々、大手を振って、歩いているんです!」

「犯人が、錯乱して、正常な映像が見られなかったということもあるだろう。君から受け取った、アメリカや日本の捜査報告書にも、そのような例は無数にある」
「しかし、この男の映像は、ずっとはっきりしていました。錯乱はしていない。幻覚も見ていない」

「男は、2人の女性を殺害、更に死体に手をかけた。DNA鑑定でも、同じ部屋で2つの遺体が損傷されたのは間違いない。そして犯人は自殺した。もう終わったことなのだよ」

「いいえ、終わってはいません。既にあなたの部下達は、青木の指揮の元、全員でMRI映像の検証にかかっています。後戻りすることは出来ません」

「薪捜査官、君がこのローマに来たのは、事件を捜査する為じゃない。あくまで、MRIセンターを稼動させる、その手助けに来たのだ。我々の面目をつぶす気かね?」

「そんなことは、今、関係ないでしょう」
「大いにあるんだよ。この先、君が私の部下を使って捜査を続けるというのなら、私にもそれなりに考えがある」

「捜査は、中断ですか?」
「いや・・やりたいなら、やりたまえ。だが、あくまで君が単独でやることだ。私は関与しない。従って、何か問題が起これば、それは君の責任・・つまりは、アメリカ側の責任だ。どういうことか、分かるな?」

薪は、唇を噛み締めた。

薪がMRI室に戻り、しばらくすると、
「薪さん、お電話です」ファビオが呼んだ。

「こちらの執務室の電話につながってます。アメリカから、国際電話だそうです」
薪は一人、執務室に入り、電話を取った。

フォスターから、薪にしてみれば、予測していた電話だった。

「イタリア警察から、こちらに連絡が入った。アメリカの捜査官が、越権行為をしていると」
「・・すまない」

「大体の事情は分かった。・・薪、君は大丈夫か?」
「・・・・・」

「もし、こちらに迷惑がかかると、そんな下らない事で迷っているようだったら、気にする必要はない。上の人間のことは、私が何とかする」
「フォスター・・」

「何、自己保身にだけは長けた連中だ。我々が心配する必要は無い。ただ・・」
フォスターは、少し間を置き、続けた。

「薪、無理はするな。・・青木も、そばに居るんだろう?」
「・・ああ」

「彼も、君の力になる筈だ。一人では抱え込むな。私にも、いつでも連絡を」
フォスターの言葉に、薪は無言で、目を閉じた。

「君は、君の信じるとおりにやればいい。私も、君を信じている」

電話を切ると、薪は顔を上げた。
そして、MRI室へと、戻っていった。



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コメント

■ きたきた~~~!!♪(゜∀゜*)

こんばんは!!(^^*)
フォスターキタ―(゜∀゜*)―!!

かのんさん!有難うございます♪
私の希望に答えてくれるなんて(涙)嬉しいです!!(>_<*)=3

ああやっぱりこの方は、理想の「薪さんを支えることの出来る紳士な大人の男」!!


>「薪、無理はするな。・・青木も、そばに居るんだろう?」

これ・・・青木の存在を少し気にしてます??(*^。^*)『・・』が気になります^^*(ニヤニヤ)

それなのにあくまで冷静に対応、嫉妬に狂わないところがフォスターの好きな所です☆☆
(>_<)

でも、もうそろそろ限界でしょう!?…薪さん宅に押しかけちゃえ…!そして強く抱きしめちゃいなよ…!(←妄想とまらないです)

薪さんはフォスターのことをどう思っているんでしょう??
尊敬していて、信頼しているとは思うのですが…気になるところです!!(>Д<;)

腐っている私としては…薪さんもちょっと惹かれていて、青木との間で揺れ動き続けていて欲しいです…(人´∀`*)(笑)
薪さんはちょっとフォスターに惹かれてますよね!?…ね!?(プレッシャー)(☆_☆)ギラギラ

いや~~フォスター登場嬉しかったです!!(*^。^*)有難うございました~~☆
これをネタに、妄想しつつ寝ます♪(笑)

ではでは引き続き、小説の続き楽しみにしています!!☆

■ 

おはようございます。かのん様。

フォスター登場ですね。きっと、彼は現れると信じていました~。まだ声だけですが、薪さんの心は少し軽くなったでしょう。

青木はこういう時、まだまだ薪さんの防波堤にはなれませんね。
その代り、誠心誠意をもって薪さんを支えることができるからいいですよね(^_^)v

薪さんを信頼して、周りの雑音から守ってくれるフォスターはサイコーですね\(^ー^)/
やっぱり大人は違いますね♪

続き、来年でも、何時でもお待ちしております。ご無理のない範囲でどうぞ(^_^)v

■ 

○レモンさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

> フォスターキタ―(゜∀゜*)―!!>
> かのんさん!有難うございます♪
> 私の希望に答えてくれるなんて(涙)嬉しいです!!(>_<*)=3

喜んでいただけて、とてもとても嬉しいです!
レモンさん、フォスターを愛してくださって(笑)私もとても嬉しくて。

> ああやっぱりこの方は、理想の「薪さんを支えることの出来る紳士な大人の男」!!

そうですね。
私が考えなくても、脳内で勝手に動いて勝手にしゃべるこの方は、いつも薪さんを支えてくれます。

> これ・・・青木の存在を少し気にしてます??(*^。^*)『・・』が気になります^^*(ニヤニヤ)

ふふ♪こんな風に楽しんでいただけて、嬉しいです。

> それなのにあくまで冷静に対応、嫉妬に狂わないところがフォスターの好きな所です☆☆
> (>_<)
> でも、もうそろそろ限界でしょう!?…薪さん宅に押しかけちゃえ…!そして強く抱きしめちゃいなよ…!(←妄想とまらないです)

うはっ☆
限界・・限界って・・・
レモンさんの妄想に、私も引っ張られそうです・・

> 薪さんはフォスターのことをどう思っているんでしょう??
> 尊敬していて、信頼しているとは思うのですが…気になるところです!!(>Д<;)

どうなんでしょうね・・薪さんの心理は、常に謎に包まれています。

> 腐っている私としては…薪さんもちょっと惹かれていて、青木との間で揺れ動き続けていて欲しいです…(人´∀`*)(笑)
> 薪さんはちょっとフォスターに惹かれてますよね!?…ね!?(プレッシャー)(☆_☆)ギラギラ
> いや~~フォスター登場嬉しかったです!!(*^。^*)有難うございました~~☆
> これをネタに、妄想しつつ寝ます♪(笑)

こちらこそ、楽しい嬉しいコメントを、どうもありがとうございました!!!

> ではでは引き続き、小説の続き楽しみにしています!!☆

ありがとうございます!このお言葉を励みに、頑張ります!(^^)

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

> フォスター登場ですね。きっと、彼は現れると信じていました~。

ああ・・とても嬉しいです・・ありがとうございます!

> まだ声だけですが、薪さんの心は少し軽くなったでしょう。
> 青木はこういう時、まだまだ薪さんの防波堤にはなれませんね。
> その代り、誠心誠意をもって薪さんを支えることができるからいいですよね(^_^)v

そうですね。
薪さんに対する役割が違うと申しますか・・

> 薪さんを信頼して、周りの雑音から守ってくれるフォスターはサイコーですね\(^ー^)/
> やっぱり大人は違いますね♪

嬉しいお言葉を、ありがとうございます!!
彼はいつも、私の脳内で、勝手に動いて勝手にしゃべるのですが、こんな風におっしゃっていただけて、本当に嬉しいです。

> 続き、来年でも、何時でもお待ちしております。ご無理のない範囲でどうぞ(^_^)v

いつも優しいコメントを、どうもありがとうございますm(_ _)m
ぼちぼちと、楽しく更新してまいりたいと思います!

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