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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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これは、元旦にUPしたオリジナルストーリー「帰郷」(こちら)で、福岡に向かう薪さんと青木の様子を描いたものです。

今回は、すぎやまださんの創作「たまには..」(こちら)から、着想を得ました。
掲載を快く承諾して下さいましたすぎやまだ様、どうもありがとうございましたm(_ _)m
なお、私の方ではインスピをいただいたとは言え、すぎやまださんの創作は、私の書いた不健全な物とは全く違う、素敵なお話であることを、ここに付け加えておきます。

※例によって、清水先生の「秘密」とは、一切関係ございません。
※また、今回は割と大人な内容となりますので、閲覧にご注意下さいませ。

オリジナルストーリー

「夢」



「やっぱり、調子が悪いのか?」
「いえ、大丈夫です」

福岡に向かう機内で、青木は額を押さえて言った。
青木は薪を連れて、実家を訪ねるところだった。
この日、青木は風邪気味だと言いながら、予定どおり、飛行機に乗った。

「だから、無理するなと言ったんだ」
「でも・・お袋も、今日来ると思って待ってますし・・」

それに、今日行かねば、薪を母親や姉に紹介しようという、前々からの決心が、揺らいでしまうかもしれない。
青木には、そんな思いもあった。

「少し休め」
薪がアテンダントに毛布を頼み、青木は受け取った毛布を広げてかぶり、椅子の背にもたれた。

薪は言う。
「僕のことは気にするな。遠慮せずに思い切って眠った方がいい」
「すみません・・」

青木は、ため息を付いた。
せっかくの休暇、しかも大事なこの日に、体調を崩す自分が、情けなかった・・。

すると、毛布の中、青木の膝の上に、滑るように入ってきた物があった。
薪の手が、毛布の下で、青木の手を握った。

青木が薪の方を向くと、薪もこちらを見ていた。
いつもの険は消え、その目は、とても穏やかだった。

青木も、薪の手を握り返した。
薪の指がからむ。

青木の胸の奥を、暖かい物が流れていった。

薪の、その手の感触のせいだろうか。
青木は、甘美な夢を見た。

どこかの部屋で、青木は薪を抱き締めていた。
と、次の瞬間、薪も、そして自分も、一糸まとわぬ姿になっていた。

迷わず、青木は薪をベッドに横たえた。

薪の唇が濡れて光り、青木を誘う。
その唇を、むさぼるように、求め、口づける青木。

そしてまた次の瞬間、薪が青木に背を向けて横たわり、青木は、今まさに薪の中へと、挑もうとしているところだった。

薪の細い背中を抱き締め、いつものように、薪を苦しめないようにと気遣いながら、試みる。
すると、薪が言った。

「そんなに、慎重にならなくてもいい」
「え・・でも、辛くないですか?」

「僕のことは気にするな。遠慮せずに思い切って来い」
薪はそう言った。

薪の言葉に、青木は更に燃え上がった。
そして・・一気に・・・

薪の身体がたわみ、その手がシーツをつかむ。
青木がその手を取ると、薪の指がからんだ。

「青木・・」
薪の声がする。

「青木!」
あれ? 何だか、怒ってるように聞こえるな。
やっぱり、辛かったのかな・・。

「青木!!」

ハッとして、青木は目を覚ました。
薪が顔を覗き込み・・睨んでいた。

「寝言を言ってたぞ」
そう言うと、薪は自分の席に座り直した。

「え!?」
青木は思わず、手の甲で口をふさいだ。
「・・あの、オレ、何て言ってました?」

薪はそれには答えず、
「夢でも見てたのか?」と言った。

「え・・」

ボッ。
・・と、音が聞こえそうな程、瞬く間に、青木は真っ赤になった。

「あの・・顔、洗ってきます・・」
青木は立ち上がって、後方へと歩いていった。

そんな青木を見送り、薪は思う。

全く、どんな夢を見ていたのやら・・。

薪は、顎に指を当て、先程の青木の言葉を思い出していた。

「薪さん」
青木は眠りながら、確かにそう言っていた。

席に戻ってきた青木は、薪と目を合わせようとしない。

・・分かり易い奴だ・・。

クスッと笑う薪に、
「何ですか?」青木が聞く。
「いや・・」
薪はそれ以上何も言わず、窓の方を向いた。

先程からの青木の様子に、薪は、青木がどんな夢を見ていたのか、おおよその察しが付いてしまった。
そして・・

今夜は、少しいじめてやろうか・・。

そんなことを、思っていた。



(終)



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コメント

■ 青木ったら…

こんにちは。かのん様♪

きゃっ(≧▽≦)
いいですね~。飛行機の中でラブラブなふたり♪
毛布の下でこっそり指を絡める…というところで、もうドキドキです~(〃。〃)

あらっ…青木ったら\(^‐^)/
素敵な夢をみていますね。きゃっ★★★

薪さんの体の一部に触れているだけで、こんな大胆な夢をみてしまうのですね。
へっへっへっへっ~~(すみません。気持ちの悪い笑い方ですね(^ ^ ;)

体が薪さんの感触を覚えてしまっているのでしょうね★★★
目覚めた後、とっても恥ずかしがっていた青木が面白かったです♪

そして、薪さんの意味深なセリフ…

ああっ!!またまた妄想スイッチが入ってしまいそうです(^ ^ ;)


夜。とある温泉旅館の一室でこんなやり取りがされていた。

「青木…。夢をみる暇があったら…」
また、薪さんに叱られてしまった。でも、こんな叱られ方なら…いいかも…

失礼しました~。


■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます(^^)

> きゃっ(≧▽≦)
> いいですね~。飛行機の中でラブラブなふたり♪
> 毛布の下でこっそり指を絡める…というところで、もうドキドキです~(〃。〃)

そうおっしゃっていただいて、嬉しいです~(≧▽≦)☆
私にとっては、現実の薪さんと青木のからみの方がメインなので♪

きっと青木は、薪さんの手が毛布の中に入ってきた時点で、ちょっとドキッ☆として、そして、手を握られてジ~ンとしてるのでしょうね。
羨ましいぞ!青木。

> あらっ…青木ったら\(^‐^)/
> 素敵な夢をみていますね。きゃっ★★★

いい夢見てますね。
なんて幸せな奴・・(笑)

> 薪さんの体の一部に触れているだけで、こんな大胆な夢をみてしまうのですね。
> へっへっへっへっ~~(すみません。気持ちの悪い笑い方ですね(^ ^ ;)

腐っ腐っ腐っ腐っ~~(^^)

そりゃあもう・・。
あんな魅力的な恋人ですもの。
青木、仕事の時はちゃんと仕事に没頭してると思いますけど、いざプライベートで、久々に薪さんに会ったりしたら、声を聞いただけで、姿を見ただけで、妄想渦巻いてると思いますよん。
それであの美しいお手々に触れてるのですもの(それも薪さんの方から!)、夢も見ちゃいますよね~♪

> 体が薪さんの感触を覚えてしまっているのでしょうね★★★

ブハッ☆(鼻血☆)
・・・毎度たつままさんのコメントがツボにハマる私です・・・

> 目覚めた後、とっても恥ずかしがっていた青木が面白かったです♪

面白がっていただいて嬉しいです♪
今回は、楽しい雰囲気で読めたらと思いましたので(^^)

> そして、薪さんの意味深なセリフ…
> ああっ!!またまた妄想スイッチが入ってしまいそうです(^ ^ ;)

キタよキタよ・・たつままさんの妄想キタよ!(喜)

> 夜。とある温泉旅館の一室でこんなやり取りがされていた。
>
> 「青木…。夢をみる暇があったら…」
> また、薪さんに叱られてしまった。でも、こんな叱られ方なら…いいかも…

ウケました~(≧▽≦)
このネタで来ましたか!!
過去のネタをずっと覚えていて引っ張ってきて下さって、嬉しいです!

「こんな叱られ方」も、いいですね☆☆

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