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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


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これは、「第二の居場所」「番外編 3人のモノローグ」の「その3」で、青木曰く「2日間、外には一歩も出なかった」時の、ワンシーンです。

※これは妄想二次創作であり、清水先生の「秘密」とは、一切関係ございません。
※大人な内容です。閲覧にご注意下さい。

オリジナルストーリー

「滴(しずく)」



再会して。

何時間も愛し合い、ベッドの中は、二人の汗の匂いや、その他、色んな物で満ちていた。

さすがに、薪は言った。
「風呂に入る」

アメリカからの長旅の後、シャワーすら浴びていなかった。

薪の白い背中を見送り、青木は茫然としていた。
深いため息を付く。

離れていた時間が嘘のように、突然訪れた、濃密な時。
それは、余りにも満ち足り過ぎて・・

青木も起き上がり、トランクスを身に付け、眼鏡をかけた。
キッチンへ行き、自分で買い込んだ食糧の収まった冷蔵庫を開く。
ミネラルウォーターを、音を立てて飲み、また、息を吐いた。

シャワーの音がする方へ、行ってみた。
脱衣場のバスケットには、きちんと畳まれた、着替えとタオル。

青木は、バスルームのドアを開けた。
湯気で目の前が、真っ白にかすむ。

その向こうに浮き上がる、細い背中。

薪が、青木に気が付いた。
「お前も入るのか?」

そう言ってから、クスッと笑った。
「眼鏡が、曇ってるぞ」

青木は眼鏡を外した。
そして改めて薪を見た。

シャワーをかぶる薪の、華奢な身体。
髪が頬に張り付き、そこから更に滴がしたたり落ちる。

「すぐ出る。少し待ってろ」
そう言いながら、薪がシャワーを止めようとした、その時・・

青木は、薪を抱き締めた。

「・・!!」
薪は目を見開き、束の間、抵抗する姿勢を見せた。
でも、それもほんの一瞬・・

薪の腕も、青木の背中に、絡み付いていた。
そのまま、二人はキスをした。
流れ落ちるシャワーの下で。

青木のキスに押されるように、薪の身体がのけぞっていく。
薪の身体から滴が落ちる。
身体が冷えたのか、鳥肌が立ち。

「寒いですか? 薪さん」青木が聞いた。
「いや・・熱い・・」青木の耳元で、薪が囁いた。

薪の腕は、しっかりと青木に絡み、離れようとしない。
仕方なく、青木は薪を抱いたまま、シャワーを止め、下着をその場で脱ぎ捨てると、薪と共に湯船に入った。

バスタブでまた、唇を重ねる。
青木は、薪が沈まないよう、片手でしっかりと薪を支え。
薪は両腕を、青木の背中に回したまま。

立ち上がった物が、互いの身体に触れる。
青木は、薪のそれを、手の平に包む。

青木の手の動きにつれて、薪の呼吸も速くなる。
このまま相手を行かせたい。
そう思いながら、青木自身も、そのままでは、こらえ切れなくなった。

青木の手が止まり、薪は、次に来るものを予期した。

青木は、薪の脚を上げた。
薪のその場所を、指で探り。
探し当てたそこに、青木は・・

柔らかい湯の中で、味わう薪は、また違って・・・

薪の声が響いた。
バスルームの中で反響するその声に、青木は、外に漏れるかと不安になった。

思わず青木は、薪の口をふさいだ。
薪の目が見開き、青木を見上げる。
青木が目で薪に訴えかけると、薪は、それを理解した。

青木は、薪に呼吸を合わせる。
薪を驚かせないように。
薪を苦しめないように。

薪は、青木のリズムに酔いながら、声を殺して、耐えていた。
発しないその想いが、身体の中で膨れていく。
その時・・

「ツーッ!・・タタッ!!・・」
青木が叫んだ。
薪の爪が、青木の背中にくい込んでいた。

二人の動きが止まった。

「・・すまない」
薪は、つぶやいた。
青木を見上げたその目は、心配そうに。恥じ入るように。

「・・いえ、いいんです。付けてください。薪さんの跡。オレの背中に」
青木は片手で、薪の頬をなでる。
しかし、薪は首を横に振り、両手をギュッと握り締めた。

爪の先が、自分の手の平にくい込むように。
青木を、傷付けないように。

握り締めたその手で、その腕で、改めて青木にしがみ付く。
のけぞっていた身体を青木に近付け、薪は頭を、青木の肩に乗せる。

そしてまた、始まった。

波のように打ち寄せる、熱の高まり。
寄せては引き、また寄せて。
さざ波から、大きな波へ。

薪は、必死で声を殺す。
情熱が高まり続け・・・

「!!・・・」
今度は、青木も痛みをこらえ、声を出さずに耐えた。
薪が、青木の肩に、噛み付いていた。

声に出さない分、更に内に溜まっていった薪の熱。
やり場の無いその熱が、膨れ上がって。

二人とも必死で声を殺し、でももう、動きを止めることは出来ず。

そして・・・・・・



**********



青木は、一人シャワーを浴びていた。
背中と肩が、ヒリヒリと痛む。

でもその傷は、薪が付けた跡。
その痛みは、薪が感じた、証・・・

そう思うと、青木は改めて、悦びに頭がクラクラした。

寝室に戻ると、薪はベッドの中で眠っていた。
スースーと寝息を立てて。

さっきまでの激しさは、すっかり陰をひそめ。
穏やかに。
安らかに。

青木は、薪の隣りに滑り込んだ。
そして、薪の睫毛を指でなぞると、そのまぶたにそっと、キスをした。




(終)



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コメント

■ 

の・・・覗いちゃった・・・。

かのんさま。こんにちは。
(ど・・・動揺してるので、うまくパソコンの文字が打てません・・・。)

も~~。かのんさん、せっかくうちの二人がバスルームで何してるか「ひ・み・つ」にしてたのに~~~。
まあ・・・きっとこんな感じになっちゃいますよね。流れ的に・・・。(さんざん・・・した後なのに?)

いい加減私もそろそろボーダー(よこしま)からストライプ(たてしま)な人間になりたいと思ってはいるのですが・・・。

失礼いたしました。
すたこらさっさ!(逃)

■ 

○みひろさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

お互いのブログにコメント書いてたみたいですね。
やっぱり何か繋がってる!?

> (ど・・・動揺してるので、うまくパソコンの文字が打てません・・・。)

動揺しちゃいましたか・・・・どの辺で?(と、聞いてみたい私です)。

> も~~。かのんさん、せっかくうちの二人がバスルームで何してるか「ひ・み・つ」にしてたのに~~~。

すみません。
暴露してしまいました。申し訳ございません(^^;)

> いい加減私もそろそろボーダー(よこしま)からストライプ(たてしま)な人間になりたいと思ってはいるのですが・・・。

「よこしま」に対して「たてしま」って面白いですね(^^)

いえいえ、よこしまどころか、例えRでも、私は創作書く時は真剣勝負、気合を入れて、心を込めて、書いておりますよ♪

> すたこらさっさ!(逃)

ウケました(笑)

コメしずらい記事でしょうに。
それにも関わらずいらして下さって、ありがとうございました!

■ 

ずっとコメントしたいと思ってました!
いつも閲覧ばかりしていてすみませんっ(ノωT)

何度も読み返してはドキドキしてましたvv
青木に求められたら拒めない薪さんが愛しいです!!!
薪さんの呼吸が速くなると共に、わたしの呼吸も速くなりました。(←
興奮で死にそうです…ごちそうさまでした(*/∇\*)vv
大人な内容が大好きなので、こういった文章も凄く嬉しいです(笑

気だるい雰囲気の中のミネラルウォーターは必需品ですよねっ!

■ 

○香咲麗さま

コメントありがとうございます!(^^)

> ずっとコメントしたいと思ってました!
> いつも閲覧ばかりしていてすみませんっ(ノωT)

とんでもございませんっっ!
読んでいただけるだけで、充分嬉しいです!

> 何度も読み返してはドキドキしてましたvv
> 青木に求められたら拒めない薪さんが愛しいです!!!
> 薪さんの呼吸が速くなると共に、わたしの呼吸も速くなりました。(←
> 興奮で死にそうです…ごちそうさまでした(*/∇\*)vv
> 大人な内容が大好きなので、こういった文章も凄く嬉しいです(笑

・・あまりにも嬉しいお言葉の数々・・・(><)
もったいなくも嬉し過ぎて、つい全文引用してしまいました・・・(〃▽〃)

ドキドキ出来ました?
Rの大先輩の香咲麗さんにそんなことおっしゃっていただけるなんて・・光栄です☆☆

いえ・・私のようにイラストの1枚も描けないような者が「先輩」なんて、おこがましいですね。
じゃあ、「巨匠」とか。
・・う~ん・・これも香咲麗さんの神々しい美しさに溢れた絵のセンスに、何だかピッタリ来ないですね・・・何かいい言葉無いかしら・・

「青木に求められたら拒めない薪さん」愛しいですか?嬉しいです!

私の創作薪さんは、青木に抱きしめられるだけで、熱に浮かされたようにメロメロになってしまうのです・・触覚の刺激に弱い・・とでも言うのでしょうか。

普通、五感のうち、男性はどちらかというと、視覚や嗅覚の刺激に強く反応し(だから女性の写真見て喜んだり、香水等に惑わされたりするのだとか)、女性は触覚や聴覚の刺激に弱い・・と何かで読みましたが、薪さんはそのどちらにもまたがる、「触覚と嗅覚の刺激に弱い」人だと、勝手に定義付けております(^^;)

> 気だるい雰囲気の中のミネラルウォーターは必需品ですよねっ!

さすが巨匠!(←結局この呼び名?すみません・・)
目の付け所が違いますね(^^)

こういうシーンにも目を向けていただいて、嬉しいです♪

■ 

遅ればせながらようやく読ませていただきました~♪

いいですね~う腐腐腐腐腐・・・
かのんさんも完全に吹っ切られたようですよね!
以前私が初めて書いたRものに動揺されまくってた頃から比べると、
なんと成長されたことでしょう・・・!!!

さんざん愛し合った後なのに飽き足らず更に愛し合うなんて、なんてエロイの♪
必死で声を押し殺す薪さんに萌えすぎます!
薪さんエロイ・・・・・素敵・・・・・・・
私も2人と一緒に昇天していいですか~~~~~~

>寝室に戻ると、薪はベッドの中で眠っていた。
>スースーと寝息を立てて。

確か「薪さんの眠りを守り隊」みたいな会もありましたよね。
薪さんが心から安らいだ気持ちで眠りに就けることを、心の底から願っています!!

■ 

○ミーナさま

コメントありがとうございます。

> 遅ればせながらようやく読ませていただきました~♪

読んで下さってありがとうございます!

> いいですね~う腐腐腐腐腐・・・
> かのんさんも完全に吹っ切られたようですよね!
> 以前私が初めて書いたRものに動揺されまくってた頃から比べると、
> なんと成長されたことでしょう・・・!!!

いつの間にかここまで来てしまいました・・・(遠い目)
成長・・と呼んでいいんでしょうか?これって・・・

でも、でも!
ミーナさんのあれはやっぱり今思ってもうろたえますよ!
文章も色っぽかったし、それに色っぽい薪さん絵が付いて・・(←ほら思い出しただけでうろたえてる・・)

その後の「アイスキャンディ」もすごかった・・・・

ミーナさんには敵いませんです。
Rの師匠と呼ばせて下さい・・

> さんざん愛し合った後なのに飽き足らず更に愛し合うなんて、なんてエロイの♪
> 必死で声を押し殺す薪さんに萌えすぎます!

萌えていただけて光栄です!嬉しいです!☆☆

いえね、以前よそ様のブログで「薪さんのその時の声」について色々とお話した時に(←あちこちでなんて話をしてるんでしょう・・私)、薪さんは声が大きいのが基本、でも押し殺しててもいいなあ・・なんて思って☆

> 薪さんエロイ・・・・・素敵・・・・・・・

あああああ・・・・嬉しいです・・・・(TT)

> 私も2人と一緒に昇天していいですか~~~~~~

・・・・・何だか色んな意味に取れて、どう反応したらいいのか悩むんですが・・・・

> 確か「薪さんの眠りを守り隊」みたいな会もありましたよね。

こゆうさんでしたよね、おっしゃったの。
何だかこゆうさんご自身も色々とお心が乱れているようで、こゆうさんの眠りも守って差し上げたくなりますが。

> 薪さんが心から安らいだ気持ちで眠りに就けることを、心の底から願っています!!

本当ですね!(><)

それと、「目隠し」なんてせずに、心から解放されて、何も気にせずお好きなだけしたいことが出来るようになっていただきたいです。
SSにはそんな願望もこもっております・・・(TT)

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