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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


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これは、複数の人間のモノローグで綴られています。
心の中で思っている言葉と、実際に口に出した言葉が、交じっています。

どれが、誰のモノローグで、そして、どこからどこまでが心の言葉で、どこからどこまでが声に出した言葉なのか。
それは、ご想像におまかせします。


オリジナルストーリー

「別れ」


目が覚めた。
隣りには、青木が居た。

青木の腕の中にもぐる。
その腕は、僕の帰る場所。
暖かい、僕の居場所だ。

安らぐ、落ち着く場所でありながら、どこか切ない居心地。
その中に居るだけで、手足がしびれるような感覚を覚える。

どうして、青木は特別なのだろう。
愛しい、愛しい恋人。

眠る青木の額をなで、それから頬を、そしてそのまま、頬を両手で挟んで、キスをした。

気が付いたら、薪さんの顔が、重なっていた。
そして、唇も。

キスを交わし、それから、薪さんを抱き締める。
薪さんは、頭をオレの胸に乗せ、その髪が、オレの頬をくすぐる。

胸の奥が、引っ張られるような感覚を覚える。
痛くてたまらない。

腕の中にある、柔らかく、暖かく、芳しい生き物。
大切にしたい。

ずっと、そばに居ていいですか?
ずっと、そばに居てくれ、青木。

結婚しましょう、薪さん。

ああ。・・相変わらず、お前は、重大な事を簡単に口にするな。
薪さんこそ。大切な事に、あっさりと返事をしましたね。

結婚しよう、青木。永遠の愛を誓おう。立会いなんて要らない。お前と僕と、二人の胸の中で。

一緒に住みましょう。薪さんが、日本に帰ってきたら。
そうだな。僕が、日本に帰ったら。

そして、揃いのリングをしましょう。それまでに、オレが用意しておきますよ。指輪のサイズ、いくつですか?
知らない。測ったことも無い。

オレもです・・じゃあ、やっぱりこうしましょう。薪さんが日本に帰ってから、買いに行きましょう・・二人で。
ああ。僕が帰ったら。

薪さん、オレ、幸せです。
僕もだ、青木。・・幸せ過ぎて、恐い位だ・・。恐い、恐い・・。僕には、幸せになる権利なんか、無かった筈なのに・・

幸せになることを、恐がるな。薪。
お前は充分、苦しんだんだ。

お前が苦しむ為に、犠牲が出たわけじゃない。
むしろ、残ったお前が幸せになってくれれば、居なくなった者達も、報われる。

分かるか? 薪。
オレはずっと、はがゆく思っていた。
お前が苦しんでいるのに、何も出来ないことが。

辛かったんだ。
お前を助けたかったのに。かえってお前を苦しめてしまったことが。

だから薪。
恐がらなくていいんだ。

一度掴んだその幸せを、もう二度と、手放すなよ。

どうやら、オレの役目は終わったようだ。
今度こそ、本当にさよならだ。

これからも、苦しむ事はあるかもしれない。
でも、お前はもう一人じゃない。そのことを、忘れるな。

じゃあな、薪・・・・

眠った薪さんの睫毛の間から、キラリと光る物がこぼれ落ちた。

嬉しくて、泣いてくれたのか。
それとも、悲しい夢を見たのか。

薪さん、あなたが、大きな陰を抱えている事は、分かってる。
でも、その陰も一緒に、あなたを丸ごと、受け止めていきたい。

オレの腕じゃ、頼りないかもしれないけれど。
受け止めきれずに、こぼれ落ちてしまうかもしれないけれど。

それでも。

あなたの全てを。
これから、ずっと。

いつまでも。
いつまでも・・・・・





(終)



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コメント

■ あなたは…いつも…

こんにちは。かのん様♪

私、今…泣いています(;_;)
切なくて、悲しくて…嬉しくて…

あなたはいつも…薪さんを見つめていてくれたのですね(;_;)
自分のしたことで、かえって薪さんを傷付けて、苦しめてしまっていることを憂いて…

そして、今、薪さんを永遠に幸せにしてくれる(青木らしく大胆にストレートにプロポーズしていますね!)、託せる人が側にいることを喜んで…

薪さんが、自ら幸せになることを求める様子に安心をして逝かれてしまうのですね(;_;)

ぽろぽろと、私の頬を流れる涙。切なくて…いつも側にいてくれたあなたに…ありがとう。

そして…さようなら。


あ、あ、もうかのん様ったら…泣かせ上手なんですから。私、顔ぐちゃぐちゃですよ~(^_^;)

うんっ?

これが…ひょっとして…イタリアンレストランでお話しをした「複数」ですか?
あおまきと彼で…
きゃっ(≧∇≦)

ひょっとして、たまにお手伝いありですか???

バッサ★バッサ

…問題発言?????
気になさらないで下さいね(≧∇≦)

かのん様らしい、切なくて、綺麗な小説なのに大変失礼いたしました~~~。

オフ会から、あっという間ですね。
あれから3日経ちました。
余りにも強烈で楽しくて素晴らしい1日でしたので、もっと前だったような…でも、昨日のような…不思議な感覚です(^ー^)

かのん様とまたお話ししたいなぁ~。夏にお会い出来ない…と思うと悲しいです(ρ_;)

直ぐに、U駅からM駅まで特急に乗って飛んで行きたい気分です(^_^)v

■ すみません

先程は、失礼いたしましたm(_ _)m

みっひー様のところを改めて読み直して、気が付きました(;_;)

「二人だけの、鈴木さんの前で誓う結婚式」

がテーマだったのですね!!!

腐れた私が暴走して大変申し訳ございませんでした~~~。

■ 

かのんさん、こんにちは!

うちのブログでも、「ひみつツアー」報告が入って中断してた「君」がつくシリーズ(いつもいきなりシリーズができる)完結(?)しました!

かのんさんもやっぱり「薪さんの恋を応援し隊」ですよね!
(「応援する会」ですよ、ホントは!)
考えることは一緒ですもん!
せっかちな私は先走ってばかりいますけど・・・。

さよならって・・・。
さよならって・・・。

号泣・・・。

最近、みっちーの曲ばかり聴いてたから・・・。
(お時間あるときにうちとこも見ていただけるとありがたいです・・・。)

すみません・・・。

あ~~でも!
やっぱり青木ってこういう性格ですよね!

私が「君の中へ」で書いたのも・・・。

プレゼント好きなのは、4巻で雪子さんにプレゼントするシーンを見てるからだし。
(結構唐突だもんな)
深く考えず思ったことを口にするのも(「何でもする」とか・・・。)
今までの青木君の行動とか、できもしなさそうなことをつい口走ってしまうところ(今月号のメロディみたいに)を見て、自分の勝手な創作に投影されてしまうものなんですよね・・・。

かのんさんのところは薪さんも素直ですね・・・。
うちは結構力づくでしたけど・・・。
(困ったもんだ・・・)



美しくて幸せそうな素敵なシーンが頭に思い浮かびました。
ありがとうございました!

■ 

幸せすぎて恐いくらいなんて言う薪さんを見れて私も幸せすぎます!
本当に、かのんさんちの薪さんも青木も愛情に満ち溢れていますよね~(^^)

でも鈴木が・・・(涙)
かのんさん、泣きながら書かれたんじゃないですか・・・・

「刹那」の後書きで薪さんは「need」、青木は「love」があって次に「want」と書かれてましたけど鈴木はひたすら「love」ですね・・・

「別れ」
なんて泣かせます・・・・
でも薪さんが鈴木を忘れることなんてないと思います。
「愛情」だけはいつまでも消えることなく、この先も薪さんを勇気付けてくれると思います。
それが鈴木の「役目」じゃないでしょうか・・・・

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

早々にお気持ちのこもったコメをいただきながら、後書きを書いてからレスをと思っていたら、すっかり遅くなってしまい、申し訳ございませんでしたm(_ _)m

> 私、今…泣いています(;_;)
> 切なくて、悲しくて…嬉しくて…

ありがとうございます・・・
「切ない」「悲しい」「嬉しい」私の込めた全ての思いを受け止めて下さって、本当に嬉しいです(TT)

> あなたはいつも…薪さんを見つめていてくれたのですね(;_;)
> 自分のしたことで、かえって薪さんを傷付けて、苦しめてしまっていることを憂いて…
> そして、今、薪さんを永遠に幸せにしてくれる(青木らしく大胆にストレートにプロポーズしていますね!)、託せる人が側にいることを喜んで…
> 薪さんが、自ら幸せになることを求める様子に安心をして逝かれてしまうのですね(;_;)

たつままさんのこの文章に、改めて私も泣いてしまいました・・

構想の時は無かったのに、パソを打っているうちに、突然彼の声が聞こえてきました。
きっと、たつままさんのおっしゃるそのとおり、彼は、憂いて、ずっと薪さんを見つめていたのだと思います。

薪さんが「自ら幸せになることを求める」・・なんて素敵な表現なのでしょう。

「青木らしい」と思っていただいて、嬉しいです。
いつも直球なのも、青木の魅力だと思います。

> ぽろぽろと、私の頬を流れる涙。切なくて…いつも側にいてくれたあなたに…ありがとう。
> そして…さようなら。
> あ、あ、もうかのん様ったら…泣かせ上手なんですから。私、顔ぐちゃぐちゃですよ~(^_^;)

いえいえ・・たつままさんが、その繊細な感性で、色々な物を読み取って下さるからです。
本当に嬉しく、感謝しております・・私も涙が次々と・・

複数ですか(^^;)
私はたぶん書かないと思います。
もしかするとKビヨリさんが「そんなのもいいな」とお話してたかもしれませんが(笑)

私の創作の中の薪さんと青木は、互いに対する想いが強いので、相手が他の人としてる場面には耐えられないと思います。
それこそ、他の人とのキスだけで思い悩むようなキャラですので(^^;)

> みっひー様のところを改めて読み直して、気が付きました(;_;)
> 「二人だけの、鈴木さんの前で誓う結婚式」
> がテーマだったのですね!!!

みひろさんがあの創作をUPされたその日、私もこのお話の下書きを書いていたので、流れが重なっていた事に、驚きました。

みひろさんの場合は、青木が意図的に鈴木さんの前で誓い、私が書いた物は、青木は鈴木さんの存在には気付かずに誓っており、代わりに鈴木さんその人の声が出て参りましたが。

> 腐れた私が暴走して大変申し訳ございませんでした~~~。

いえいえ(^^)
色々と考えていただいて、楽しく嬉しいです♪

> 余りにも強烈で楽しくて素晴らしい1日でしたので、もっと前だったような…でも、昨日のような…不思議な感覚です(^ー^)

そうですね。
濃密で夢のような一日でした。

> かのん様とまたお話ししたいなぁ~。夏にお会い出来ない…と思うと悲しいです(ρ_;)

ありがとうございます。
私も是非またたつままさんとお話させていただきたいです。
夏は難しいかもしれませんが・・いつかきっと!(^^)

■ 

○みひろさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

> うちのブログでも、「ひみつツアー」報告が入って中断してた「君」がつくシリーズ(いつもいきなりシリーズができる)完結(?)しました!

お疲れさまでした(^^)
みひろさんの中で、一つ区切りが付いたのですね。

読ませていただき、シンクロしていた内容には、驚き、嬉しかったです。
青木の誓いと、それを受け入れる薪さん。
鈴木さんの存在。
流れがとても似ていたので。

みひろさんのところは、青木が意図的に鈴木さんの前で誓っていて、私の方は、青木は鈴木さんの存在に気付かず、代わりに鈴木さん本人の声が出てまいりましたが。

文章に書いていない部分は、読み手の想像にお任せですが、私は、怯える薪さんを、たぶん青木は、いつも以上に、優しく抱いたのではないかと思っております。
なので、鈴木さんの見てる前で・・というのも、同じですしね。

> かのんさんもやっぱり「薪さんの恋を応援し隊」ですよね!
> (「応援する会」ですよ、ホントは!)
> 考えることは一緒ですもん!
> せっかちな私は先走ってばかりいますけど・・・。

私は、薪さんの青木を想う気持ちは、心から応援しているのですが、「恋」と定義付ける事に、若干の疑問が残るのです。
まあ、結局は「恋」なのかもしれませんが・・そんな一言じゃ済まされない物を感じているので。

でも、応援する気持ちは一緒です♪
と言うよりも、「秘密2001」の段階で、既に薪さんと青木は、本人達が気付かない奥底で深い絆で結ばれた・・と私は思っているので、後は自覚するかどうかだけだと思うのですが・・

> さよならって・・・。
> さよならって・・・。
> 号泣・・・。

ありがとうございます。
そんな風に心を動かしていただき、恐縮です。
そして、とても嬉しいです。

> あ~~でも!
> やっぱり青木ってこういう性格ですよね!

そんな風におっしゃっていただけると、嬉しいです♪
創作青木は私の勝手な創造物ではありますが、原作に沿った人物像になってるのであれば、それは一番嬉しいことです。

> プレゼント好きなのは、4巻で雪子さんにプレゼントするシーンを見てるからだし。
> (結構唐突だもんな)
> 深く考えず思ったことを口にするのも(「何でもする」とか・・・。)
> 今までの青木君の行動とか、できもしなさそうなことをつい口走ってしまうところ(今月号のメロディみたいに)を見て、自分の勝手な創作に投影されてしまうものなんですよね・・・。

そうですね。
みひろさんの青木を見ていても、原作が投影されてる事を感じます(^^)

原作に描かれる、青木の率直さは魅力です。
一見短絡的でもありますが、口に出す事で、実際に行動に移し、実際に行動する事で、不可能を可能にしていく、そんな面があると思います。

そしてそんな青木の魅力を、誰よりも薪さんは認めていると思うのですね。

> かのんさんのところは薪さんも素直ですね・・・。
> うちは結構力づくでしたけど・・・。
> (困ったもんだ・・・)

あはは♪
それぞれに違った「青木×薪」があって、それが楽しいですよね(^^)

薪さんは、元々素直な方だと思います。
喜怒哀楽もはっきりしているし。

相手がどう受け止めるかで、違ってくるだけだと思うのですが。
その点、青木は、薪さんの喜怒哀楽を、正確に読み取れる人間だと思うのですよね。

そして私の創作薪さんは、それに加えて、青木の前だと余計に素直に笑ったり怒ったりスネたりしてるかもしれませんね。
薪さんは、青木の前では無意識に、誰の前より素直になれる・・それが私の願望なのかもしれません。

あとは、力づくっていうのも、私はたぶん書かないかな・・
青木には、徹底して薪さんを大事に大事にしてほしい、いや、しなきゃ許さない!という思いが私の中にあるので(^^;)

あ、でも、薪さんが「今回は力づくで攻めてほしいな」と思っている時は別です。
薪さんが何も言わずとも、青木はそれを察して要求に応えなければなりません(笑)

> 美しくて幸せそうな素敵なシーンが頭に思い浮かびました。
> ありがとうございました!

こちらこそ、読んで下さり、素敵なコメントも、どうもありがとうございました!(^^)

■ 

○ミーナさま

コメントありがとうございます!

> 幸せすぎて恐いくらいなんて言う薪さんを見れて私も幸せすぎます!

こんな風におっしゃっていただき、嬉しいです!!(TT)
書いたかいがございます!!

> 本当に、かのんさんちの薪さんも青木も愛情に満ち溢れていますよね~(^^)

そうですか?
伝わっているなら嬉しいです。

> でも鈴木が・・・(涙)
> かのんさん、泣きながら書かれたんじゃないですか・・・・

鋭い!ミーナさん(笑)
書く時は一気に書き上げましたが、書いた物を最初に読み返した瞬間、涙がボロボロと・・

鈴木さんネタは、あまりにも自分は弱過ぎて、今まで意識的にも、無意識でも、その両方で避けてきましたが・・遂に書いたという感じです。

> 「刹那」の後書きで薪さんは「need」、青木は「love」があって次に「want」と書かれてましたけど鈴木はひたすら「love」ですね・・・

あちらの後書きまで読んで下さって、こんな風に繋げて考えていただいて、本当に嬉しいです。
そうですね、考えてませんでしたが、ミーナさんのおっしゃるとおりだと思いました・・!

> 「別れ」
> なんて泣かせます・・・・

鈴木さんが薪さんから本当に別れる時、それは、薪さんが幸せを掴んだ時だと思います。
そんな時が来てほしい、そう願っております。

> でも薪さんが鈴木を忘れることなんてないと思います。

そうですね。
本当にそうですね・・

> 「愛情」だけはいつまでも消えることなく、この先も薪さんを勇気付けてくれると思います。
> それが鈴木の「役目」じゃないでしょうか・・・・

なんて素晴らしいお言葉なのでしょう・・感動しました(TT)
鈴木さんの「役目」・・うんうん、まさしくそのとおりですね。

ミーナさんのコメントに、改めて色んな事に気づかされました。
ありがとうございました。

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