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Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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この度は、オリジナルストーリー「休日」をお読み下さいまして、どうもありがとうございましたm(_ _)m


このお話は、たつままさんに、思いがけずフォスターに回していただいた「6人に回すバトン フォスター回答編」のコメント欄で、コハルビヨリさんとお話ししている間に構想が沸いた物です。

つまり、これは、たつままさんとコハルビヨリさんのお陰で生まれました。
お二人には、改めてどうもありがとうございましたm(_ _)m

フォスターに私がインタビューするという形式で、回答が埋まったこのバトン。

「理想のデートコースは?」という質問に、フォスターは「取るに足らない、ささやかな物だよ」と答えました。

彼女をヨーロッパの高級避暑地に連れて行くような彼が、理想としていたもの。
それは、かつて祖父と過ごした片田舎で、過ごすというものでした。

そして実現した、本当にささやかな、休日。
でもそれはきっと、今の薪さんとの関係の中で許される範囲では、フォスターにとって、最大限、最高のデートだったと言えるのではないでしょうか。

Scene1:会議室」で、上の人間達が、薪さんの事を、「貴重な人材だ」「もっとやれる事がある筈」と評価する中で、フォスターは、薪さんを、もう必要の無い人間とみなす意見を下しました。

薪さんと直接関わって仕事をするフォスターの意見は、当然、重くみられる筈です。
それを知りながら、あえてそういった発言をしたフォスター。
その真意は、何なのでしょうか。

その疑問に、「Scene2:友人」で、フォスターの古くからの友人であるハーディは、一つの答えを見出します。
フォスターはその答えに、肯定も、否定もしていませんが。

ハーディは、長年フォスターの行動を見てきて、彼の性格と、そこから派生する物も、分かっています。
フォスターは、有能で同僚を思う気持ちも持ちながら、どうやら敵も多いようですが、こういった、本気で心配してくれる、いい友人にも恵まれているのですね。

Scene3:噂」では、会議での内容が、薪さんの周囲にも漏れてきます。
薪さんはその噂を、どんな風に受け止めていたのでしょうか。

そして、フォスターはこの日、薪さんを週末に連れ出そうと、誘います。
もうすぐ帰国するであろう薪さんを、一体いつから、フォスターはそこへ連れて行こうと思っていたのでしょう。

連れて行きたいという思いはあるものの、どう話したらいいかと、迷うフォスター。
フォスターは、いつも薪さんの前では「自分らしくもない」行動に出てしまい、そんな自分に、とまどっているように見えます。

そして、「釣りをやったことはあるか?」という、実に唐突な言葉になってしまいました。

一旦最初の言葉が出てしまえば、後は流れるように出て来るフォスターの言葉。
Scene4:祈り」では、軽口を叩きつつ、強引に薪さんを誘い出す事に成功します。

と言っても、薪さんも、強引さに押されただけではありません。
フォスターの言葉に何か含みを感じ、付き合ってみようと思ったのですね。

そしてその含みを、薪さんは「祖父の冥福を共に祈りたかったのか」と、そんな風に受け止めたようです。
フォスターが何も言わずとも、その場で手を合わせる薪さん・・フォスター、嬉しかったでしょうね。

原作の世界では、「薪さんは意地悪」という評価もあるようですが、私は、基本的には、薪さんは優しい方だと思っています。

無責任な噂話に、余計な意見を言わない。
フォスターが何か言いたげなのを感じながら、黙認し、話し始めると、黙って手を止めて聞く。
相手の含みを感じ、付き合おうかと思う。

そして、会った事も無い人間の、しかも骨すら埋まっていないその場所で、手を合わせる。

警察の仕事をしていると、事故や事件の現場に、お花が供えてある場面にも出会うでしょう。
これは私の勝手な想像ですが、薪さんは、例え自分が手がけた事件でなくても、そういった場所を見つけたら、手を合わせるような、そんな方ではないでしょうか。

本当はとても優しくて、ただ、その優しさの表現が凡人とは違う為、誤解も招く。
薪さんの気持ちを、相手がどう受け止めるか、その違いだと思います。

青木同様、フォスターは、そんな薪さんの優しさを受け止める事が出来る人。
そしてその都度、その優しさに、感動しているのではないでしょうか。

Scene5:湖畔」は、書いていて、近未来だと言うのに、まるで小説「マクリーンの川」(映画化名「リバー・ランズ・スルー・イット」)のような、1920年代のアメリカの田舎の様子が浮かびました(あちらは湖ではなく、渓流釣りですが)。

水面に反射する光や、木漏れ日、木々の音、鳥の声・・
その風景を自分で堪能しながら、書いておりました。

そして薪さんは、過去に笑い合った人を思い出す。

青木は、薪さんにとって、部下であり、恋人であり。
人間としては対等ではあるけれど、決して「友人」ではない。
薪さんが失った「友人」の枠を、私は、フォスターで埋める事が出来ないかと、無意識のうちに探っているのかもしれません。

もちろん、フォスターの側では「友人」という枠では、納まりきれない想いがあるわけですが。

そして青木。
朱色の空」の冒頭と同様、薪さんの周囲に何かあった時に、不安を感じる、青木。

ここで青木を出さないと、丸っきり薪さんとフォスター、二人の話になってしまうと思いました。
薪さんのそばには、常に青木の想いがあるのですから、二人だけの話にするわけには、いかないのです。

そして最終話「Scene6:月夜」。

ずっと以前から書き留めておいたメモ書きが数行あっただけで、あとは一気に、書き上げました。

男の方って、野球やサッカー、釣りといった、子供の頃にやった遊びをした時に、何だか楽しそうだという印象があります。
釣りから帰った薪さんの様子は、そんなイメージです。

自分も調理をしようという薪さんに、フォスターは驚いています。
これも、嬉しかったでしょうね・・。

薪さんの方も、あんな言い方ではありましたが、普段フォスターが料理をしたり、今回釣りに誘ってきたりした事に、多少の感謝があるのかもしれません・・まあ、多少・・

フォスターと薪さん、男性二人が並んで調理している姿は、私の好きな光景です。

そして、リビングから漏れる明かりと、月明かりの中、ウッドデッキで食事をする二人。

祖父の思い出のワインを差し出すフォスター。
祖父と一緒に飲みたかったという言葉に、フォスターが大人になる前に祖父が亡くなった事を知っている薪さんは、飲むのを付き合おうという姿勢を見せます。

これも、薪さんの優しさですね。
「美味いな」という一言まで、添えて。

フォスターが、三人兄弟の次男だという設定は、「刹那」の、お話に入る前の解説で、「フォスターの兄弟が、両親の事業を手伝っている」と書いた時に生まれました。

何故、フォスターだけが、事業家の道を進まなかったのだろうと。
そう思った時に、一人だけ、一歩下がったところで、家族を見つめている少年の姿が浮かびました。

そしてそこから、どうして彼は祖父にそこまで心を寄せたのか。
優秀なのは、もって生まれた才能を、子供の頃に親に認められたいが為に、必死で延ばしたからではないかとか。
そんな風に、繋がっていきました。

男の方というのは、付き合う女性と真剣な気持ちで向き合った時、自分の思い出の地へ、連れて行きたがる傾向がある気がします。

フォスターもそんな、自分の原点である場所に、誰かを連れて行きたかった。
でも、多くの女性と付き合いながら、連れて行こうと思える相手に、これまで、巡り会えなかった。
付き合ってきた女性達も、ある意味、可哀相な気がしますが。

そして、フォスターは、この場所に込められた想いを語りながら、薪さんへの想いも、打ち明けた。
噂を全く気にしない筈のフォスターが、薪さんの帰国に関して語り始めたのも、ハーディの言っていた「相手だって傷付く」という言葉を、気にしてのことかもしれません。

でも、薪さんは眠っていた。
頬杖を付いて聞いていたように見えた時、既に眠っていたのかもしれません。
・・フォスターの打ち明けた想いを、聞く事なく。

フォスターはもう、薪さんに事の釈明をする必要は無いかもしれません。
目の前で熟睡する程、フォスターを信頼した薪さんには、フォスターが薪さんを切ったという噂など、きっとどうでもいい事に、違いないでしょうから。

助手席に座る薪さん、隣りで手を合わせる薪さん、釣り糸を垂れていた薪さん、調理をしている薪さん・・フォスターは、この日、どれだけ、薪さんの横顔を見ていたことでしょう。

そして、倒れた時に腕の中に居た、その瞬間と、抱き上げて運び、ベッドに横たわるまでの、薪さんの寝顔。
それはきっと、フォスターの心に焼き付いて、生涯忘れる事の出来ない物になったのではないでしょうか。

創作をする時、最近は、下書きして、推敲を重ねてUPする事が多かったのですが、今回は、久々に、6話全部、下書きも無く一気に書き上げました。

ブログにUPした物を読み返してみて、自分が書いた物なのに、UPした時点で、もうそれは私の手を離れ、そこにそういった世界が存在してるかのような錯覚に陥り、なかなか後書きを書くことが出来ませんでした。

独りよがりな世界かもしれませんが、この世界を描けて、幸せです。

そして、この世界を、読んで下さった方、共に味わってくださった方、本当に、ありがとうございました。



(後書き 終)



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コメント

■ 

かのんさん、こんにちは!
素敵なお話、ありがとうございました。
薪さんが、気のおけない友人と笑いあう、そんな幸せな世界を覗けて私も幸せでした。

薪さんと、フォスターの釣りのシーン、読んだ時にブラピの『リバー・ランズ・スルー・イット』みたいだな・・・と感じたんですが、後書きを拝見して、「やっぱりそうか~!」と嬉しくなりました。

私のところでおっしゃってましたもんね。
「キャラクターは絵で、背景は実写」だと。
まさにそんな感じです。

キラキラ光る水面、そしてキラキラ光るブラピの表情・・・。
そんな感じに薪さんやフォスターの表情もキラキラ輝いていたのかな・・・。

あの映画の世界って・・・懐かしい・・・いつの時代でもそう感じる世界だと思います。

もう一度見てみたいな・・・あの映画。
なんとなく自分がまだみずみずしかった頃を思い出します。
こういうのも同じ時代を生きてきた同年代だからこその郷愁感・・・?
(すみません・・・勝手に)

かのんさんの世界を共有させていただいて、ありがとうございました!


またお邪魔させていただきます!

■ 

○みひろさま

こんにちは。
コメントありがとうございます!

> 素敵なお話、ありがとうございました。

こちらこそ、読んで下さって、ありがとうございますm(_ _)m

> 薪さんが、気のおけない友人と笑いあう、そんな幸せな世界を覗けて私も幸せでした。

ああああああ・・・嬉しいです(TT)
そんな風におっしゃっていただいて、私の方が幸せでなりません・・

このお話はどちらかと言うとフォスター目線で進んでいきますが、薪さん目線からすると、「気のおけない友人と笑いあう」そんな物なのですよね・・受け止めていただいて、とても嬉しいです。

> 薪さんと、フォスターの釣りのシーン、読んだ時にブラピの『リバー・ランズ・スルー・イット』みたいだな・・・と感じたんですが、後書きを拝見して、「やっぱりそうか~!」と嬉しくなりました。

うわ~!私の中にあったあの雰囲気が伝わりましたか?
嬉しいな~~~~♪

> 私のところでおっしゃってましたもんね。
> 「キャラクターは絵で、背景は実写」だと。
> まさにそんな感じです。

そうでした?
伝わってるのかな~、この感じ。
そう思うと嬉しくてなりません(><)

> キラキラ光る水面、そしてキラキラ光るブラピの表情・・・。
> そんな感じに薪さんやフォスターの表情もキラキラ輝いていたのかな・・・。

あの時のプラピは本当に輝いていましたね・・
美しい自然と共に、忘れられない映画の一つです。

> あの映画の世界って・・・懐かしい・・・いつの時代でもそう感じる世界だと思います。
> もう一度見てみたいな・・・あの映画。

うんうん。
思い出すとキュンとなるような、そんな世界でしたね。
原作も良かったし、その原作に惚れ込んだロバート・レッドフォードの演出も良かった。
そしてキャスティングも正解で。
いい出会いがあった映画だと思います。

> なんとなく自分がまだみずみずしかった頃を思い出します。
> こういうのも同じ時代を生きてきた同年代だからこその郷愁感・・・?
> (すみません・・・勝手に)

同じ郷愁感・・そうですね、同じ世代だからこそ、かもしれませんね(^^)
みひろさんは、今でも充分みずみずしい方だとお見受けしますが。

> かのんさんの世界を共有させていただいて、ありがとうございました!

こちらこそ!
読んで下さって、こんな素敵なコメントまで・・どうもありがとうございました!!

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

○12/3に鍵拍手コメント下さったAさま

こんにちは。
コメントありがとうございました。
お返事がすっかり遅くなってしまい、本当にすみませんでしたm(_ _)m

過去の創作を読んで下さいまして、ありがとうございます。
私自身、この「休日」は、何故か一番読み返す回数の多い、思い出深いお話なので・・お読みいただき、とても嬉しく思いました。

二人きりの小旅行、そうですね。
アウトドアを楽しむ薪さんが新鮮とのことでしたが、これを書いた当時も、同様のコメントをいくつかいただいたことを覚えております(^^)

青木と釣り・・そうですね(^^)
でも、私の中では何故か、青木は釣りが苦手なイメージです(笑)
やっても釣れない・・と言うよりは、最初から、釣りという、じっと待つ遊びが性に合わないイメージがありますね(^_^;)

この文章に、鈴木さんを思い出していただき、嬉しいです。
知らず知らずのうちに、私は、薪さんにとって、「対等な親友」「気の置けない友人」という鈴木さんの代わりになる役割の人を求めているのかもしれません。

真ん中の立場の方から、気持ちが解るとお言葉をいただき、心強く思いました。
私は末っ子なので、そういった立場を実感したことは無いのですが、フォスターは、いつも勝手に脳内で動くので、その言動の根拠は、書いている私にも分からないままなので。

オリキャラにまで温かいコメント、胸に響きました(つ;)
どうもありがとうございました!

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