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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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第5話:対面


大広間に、声が鳴り響いた。
「クラウド王子のお成りです!」

マキアーヌも玉座から立ち上がり、王子を待つ。

お付きの者が先に立って中に入ると、左右に分かれ、王子に道を開ける。
その間を、早足で通り過ぎ、現れたのは・・・

屈強の兵士達を後ろに従えながら、その中に埋もれることのない長身。
細身でありながら、決して軟弱ではないその身体を、黒い騎士服に包んでいる。
胸には、紋章をかたどった、金の刺繍が広がっていた。

王子は、広間の中央まで歩を進めると、立ち止まり、周囲を見渡した。
短い黒髪に、浅黒い肌。
ダークブラウンの瞳が、射抜くように辺りを見回し、周囲の者に、威圧感を与える。

しかし、マキアーヌはそんな王子に気圧されることもなく、目前で起こっていることを見つめていた。

「これはこれは、クラウド王子、我が国にようこそおいで下さった・・」
タシロスが口上を述べ始めたが、王子はタシロスではなく、マキアーヌを見つめ・・

「我が花嫁は、こちらかな」
そう言って、姫に近付き、その手を取ると、敏捷な身のこなしで床に膝を付いた。

もう片方の手を胸に当て、
「ユナイカ国、第二王子、クラウド・ディ・フォスリーノにございます。今日、この時から、あなたに、永遠の愛と忠誠を」

そう言って、姫の手の甲に、接吻した。

それは、あっという間の出来事だった。
思いがけない王子の行動に、周囲の者は、皆動けずに居た。

「な・・!」
王子を見つめる姫の顔が、みるみる険しくなった。

「私は、まだ・・!」
結婚の承諾等しておらぬ!・・と言いそうになった姫を、タシロスがさえぎった。

「クラウド王子、どうか腰をお上げ下さい。この度は、ああ・・本来ならば、王がお迎えすべきところ、王が長の患いによって対面が叶わぬこと、お詫び申し上げる」

「それは、聞き及んでおります。心からのお見舞いを」
クラウドは、立ち上がると、微笑んで見せ、そう言った。

「ああ・・ああ・・長旅でお疲れでござろう。あちらに宴席を設けておりますので、どうぞごゆっくりおくつろぎ下され」
「それはありがたい。どうか、供の者達にも振舞っていただきたい。皆、ここまで大儀をかけたので」
「それはそれはもう・・」

タシロスと話す王子を、姫は、黙って睨み付けていた。
そんな姫を、クラウドは振り返り、口の端を上げて笑って見せる、それがマキアーヌは、益々、気に入らなかった。



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コメント

■ キャ~~★ス~~テ~~キ~~ヾ(>д<ヾ)♪♪♪

やっほ~~~~~い★★★

クラウド王子の出番ですね!!!(フォスリーノwww)

やった~!やった~!待ちに待ったこの日がやって来た~!
ヽ(∀`●ヽ)。゚♪(ノ●´∀)ノ♪。゚ヽ(●´∀`●)ノ。+.゚ ♪(←振り付け)

屈強な男たちを従えてのご登場ですか!!!
素敵すぎる演出にコハルの胸はドキドキ・・・(*'-'*)
う~ん黒い騎士服がさぞお似合いでしょうvvv
さすが素敵ですね~~~(//▽//)惚れ惚れ

凛として美しいマキアーヌのこと一目で気にいったでしょうね!
姫の睨んだ顔も美しいとか考えてんじゃないですかね!!!

ああああやはりこの二人にはくっついて欲しいな~~(><)

これからドキドキワクワクな展開ですね!
土日仕事だろうが徹夜になろうが毎日おじゃまさせていただきます♪
続きが楽しみです~♪♪♪

■ 

○コハルビヨリさま

> キャ~~★ス~~テ~~キ~~ヾ(>д<ヾ)♪♪♪

このお言葉に、ホッと胸をなでおろしました。
コハルさんをガッカリさせたくないと思っておりましたから。

> やっほ~~~~~い★★★>
> クラウド王子の出番ですね!!!(フォスリーノwww)

毎回毎回あり得ないネーミング、すみません・・・

> やった~!やった~!待ちに待ったこの日がやって来た~!
> ヽ(∀`●ヽ)。゚♪(ノ●´∀)ノ♪。゚ヽ(●´∀`●)ノ。+.゚ ♪(←振り付け)

あああああ・・そんなに、そんなに喜んでいただいて・・
書いて良かった・・・・(TT)

> 屈強な男たちを従えてのご登場ですか!!!
> 素敵すぎる演出にコハルの胸はドキドキ・・・(*'-'*)
> う~ん黒い騎士服がさぞお似合いでしょうvvv
> さすが素敵ですね~~~(//▽//)惚れ惚れ

素敵と思えましたか。
ああ良かった・・

いつものごとく、脳内で勝手に動く彼ですが、それを文に表現する時にうまく伝わるかどうか・・何とかうまく行ったみたいです・・

> 凛として美しいマキアーヌのこと一目で気にいったでしょうね!
> 姫の睨んだ顔も美しいとか考えてんじゃないですかね!!!

フフフ・・彼の考えはまだ読めません(^^)
姫の方は、この話だと分かり易いので、それも書いていて楽しいです♪

> ああああやはりこの二人にはくっついて欲しいな~~(><)

さあどう展開するでしょう?
私にもまだハッキリは分かりません。

> これからドキドキワクワクな展開ですね!
> 土日仕事だろうが徹夜になろうが毎日おじゃまさせていただきます♪
> 続きが楽しみです~♪♪♪

ああああ・・ありがとうございます。
このお言葉を励みに、最後まで頑張りますね!!(中編のつもりが、このままだと長編になりそうな気配です・・)

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