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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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第19話:策謀


「一人で行くのか?」
「ええ。一人で速駆けしなければ、意味がありませんから」
「道中、気を付けて行けよ」

「ハッ!」
イマイップやソガンザに見送られ、アオキールは馬を走らせ、城から出て行った。

一方、城では、兵士達によって、探索が行われていた。
クラウド王子を迎えるに当たっては、膨大な料理が準備され、それに伴い、食材を持ち込む人間も多数出入りしていた。

普段から出入りする馴染みの顔に加え、この機に作物などを売り込もうと、やって来る者もあった。
そんな中、一人の行商人に行き当たった。

別の村から来ている者で、宿屋に寝泊りしているらしかった。
それは、幾人もの人間達に話を聞く中での、ほんの一人に過ぎなかったのだが・・

兵士達が話を聞こうと訪ねると、その男はすぐに逃げようとした。
捕まえて、宿屋の外に座らせ、話を聞くことにした。

「何故、逃げようとした」
「・・オレは何も知らない。金で雇われただけだ」
「雇われた? 誰に?」

「知らない人間だ・・。ただ、渡された物を城に売りに行き、その後も城に出入りして、様子を伝えろと言われたんだ・・恐ろしい連中で、断れる雰囲気じゃなかった!」
「どこの人間か、後は何も知らないのか?」
「分からない。ただ・・」

「ただ・・?」
「オレは恐ろしくて・・彼らは、よりによって、王家の人間を狙っていると言っていた・・」

「狙っている!? 王か! それとも姫か!」
兵士達は気色ばんだ。

「いや・・そうじゃない。あいつらは、この国の王や姫を狙ってるのではなくて・・」

その瞬間、男はしゃべれなくなった。
男の身体を、矢が貫いたのだ。

矢が飛んできたその方角を見ると、男が馬で逃げるところだった。
兵士達は追おうとしたが、その姿は、あっという間に見えなくなった。

「この国の・・王ではない・・とは?」
兵士達は顔を見合わせた。

その頃、クラウド王子は、ジェラント以下、数名の供を従えて、この国の領地を見回っているところだった・・・



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