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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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メロディ6月号

メロディ6月号「秘密」レビュー、「そこにある、幸せ」「その瞬間」「」「絵で魅せる」「帰ってきた、青木」「何故、宇野だったのか」「心と身体」に続く、第8弾です。


今回は、萌えを切り離して、事件を追っていきたいと思います。

追っていくうちに、外交にまで関わる、大きな事件となった、今回。
でも、その中心にあるのは、「娘を思う親心」という、とても身近なものだった。

上が動かないなら、自分の一存ででも、少女を助けたい、延いては、苦しむ薪さんを救いたいと思った、青木。
青木と同様の気持ちを抱きながら、迷う薪さん。

でも結局、自分が関わらずとも実行するのであれば、同じ実行するなら、自分の采配で、自分の責任下で、出来る限りのバックアップの元に、行かせることを、決心した。

「僕が総て指示を出す」
「僕の指示通りに動け」
「僕の指示に必ずしたがえ」
「わかったか!」

それらの言葉は全て、「お前には何の責任も取らせない。僕が全責任を取る!」ということ。
そして、青木もそれを理解する。

何てかっこいい上司・・!
そして、それをしっかりと理解する、なんて気持ちの繋がった部下・・

「もう第九から殉職者は出さん!」
「戒告や減給も一切なしだ」

ああああ・・・益々かっこいい・・薪さん・・・・!

そう、私は元々、この「上司としての薪さん」に惚れたんだよねえ・・
外見は華奢で麗しいのに、有能で、そして何より、その有能さを、自分自身や仕事そのものだけでなく、部下を守り、受け止め、成長させることに使う・・

かっこよさに、涙が出ます・・・

青木を、平手やグーで殴る姿も素敵。
それで全てを許すんですね。
「お前のせいだ」とか、「責任は僕が取ることになるんだぞ」とか、そんなことは一切言わず、2発殴っただけで、後は全部自分が責めを負う気で・・

萌え視点から見ても感動の今回、萌えを切り離しても、やっぱり感動・・・

好きです・・薪さん・・!
と言うか、これで惚れない人、居るんですか?


青木は、自分一人ででも何とかしようと思ったけれど、結局は、そんな自分の甘さを感じ、同時に薪さんの、とてつもない大きさを感じたのではないでしょうか。

・・ところで、薪さん、一体何階から階段を駆け下りてらしたのでしょうね。
ビルの外観や、エレベーターのボタンからして、10階位はありそうな建物ですが、最上階から駆け下りてきたとしたら、相当な物ですね。

息は切らしていらしたけど、すぐに青木を殴り、大声で叫んだと思うと、平静な顔で電話をしていたところを見ると、室内でのお仕事をされてる割には、なかなか体力もおありのようです(若い青木を相手にしても、これなら大丈夫だね!←何が?)

淡路は、自分の部屋を捜索されるという前提の元に、千堂の娘と身代わりの少女を誘拐したという、確かな証拠だけを残しておいた・・どこまで計算し尽くしているのか、見当も付きません。

そして、千堂の娘の居所を知るのは、自分の脳だけという状況を作り出す・・
そして、なお、千堂が、20年前の措置は正しかったと思っていること、間違っていた等と改心すること等は全く無いと、それを全て、淡路は見抜いている・・

どんなに千堂が頭を下げても、淡路に向かって謝罪しても、それが娘を助けたいという一心から来る、偽りの謝罪であることを、私達読者も、4月号の、自分の娘でないと知った瞬間、コンテナの少女を見捨てたという千堂の態度から、分かっている。

事前に千堂という人間を見せたことで、この淡路と千堂の対峙が、読者に、より明確に分かってくる・・この辺りの流れも、上手いと思います。

自分に責があることで、娘が苦しむ・・これ程、親にとって辛いことがあるだろうか。
自分のことが憎いなら、何故、自分に向かってこないのか、殺すなら、娘ではなく、私を殺せと思うだろう。

でもだからこそ、淡路は、千堂本人ではなく、その娘を標的に選んだのだと、その気持ちも、分かってしまう。
自分の娘が、拉致されたまま、行方不明で何十年も・・死体にすら会うことも叶わない・・親としての、その地獄の苦しみ・・

千堂本人を傷付けたところで、その苦しみの片鱗を味合わせることは叶わない。
かけがえのない娘を、どことも分からぬ場所へ拉致すること、その方が千堂は遥かに苦しむのだと、自分が何十年も苦しんだ、そのほんの一部でも味合わせることが出来るのだと、淡路は、身を持って、知っているのだから。

「こ・ろ・さ・な・い」という、その言葉を声に出さなかったのは、会話を第三者に聞かれていることを、分かっているから。
もしここで、それが他に聞こえてしまったら、彼らは千堂を止めに入るだろう。
「確実に殺される」為に・・・淡路は、千堂にだけ、その言葉を、知らせた・・とてつもない、覚悟・・

余命わずかの、その弱った身体で、千堂を確実に煽っていく、その気力の凄まじさ。
そして、娘を思うあまり、それに乗せられていく、千堂。

並行して、情報を集める第九メンバー、沖縄で待機する青木、身代わりの少女の家族、薪さんと総監のやりとり、そういった物が描かれていくことが、余計に緊迫感を高めていく。

看護士の「経過は良好」という言葉と、淡路の笑顔が、まだ彼には時間が残されている事を示し、更に千堂を追い詰めていく・・

そして薪さんの、「たとえもう息耐えた状態になっていたとしても・・」という言葉。
ああ・・何て、何て、胸を打つんだろう・・・・

そして薪さんのその尽力が、待機している青木に伝わり、実行に移される。
何て素晴らしい流れ、何て素晴らしい彼ら。

大きな壁を突破したこの瞬間、着船しようとする大ゴマが、またも胸を打つ・・

大変な任務をこなしてきたのに、青木が、いつもの青木らしい表情でそこに居るのが、いい。
青木が医務室に居ると聞いて、薪さんは焦ったのか、それとも、青木の状態に関わらず、不吉な予感がよぎったのか・・

でも、青木は軽い怪我で済み、しかもそれを言い訳する、ドジったと話す青木。
君は、やっぱりいいよ。
何て言うか、ホッとさせてくれる。
君に、苦悩する姿は似合わないよ、悩むより行動して、軽いドジ踏みつつ前に進む君がいいよ。

薪さんの元に、無事に帰ってきてくれて、ありがとう。
いつもの君の顔を、薪さんに見せてくれて、ありがとう。

そして・・・
遂に、行動に出てしまった、千堂。

娘を救うためなら、自分は人殺しになったって構わない。
その気持ちは、分かる、分かるよ・・でも本当にやってしまったら・・いけないよ・・・

ベッドの上で、横になったまま、余命いくばくも無い身体で、会話のみで千堂に自分を殺させた、淡路。
彼の口元は笑い、涙が流れていた。

思いを遂げた、ということなんだろうか。
一年という準備期間を経て、自分の命を掛けた、その「賭け」に、淡路は、最後に勝ったのだと、それが、嬉しかったのだろうか。

憎むべき犯罪者である筈なのに、個人的には、淡路に同情を寄せてしまった、今回の事件。
命を掛け、最期の瞬間に笑っていたその表情を見て、一瞬「良かったね・・」と思ってしまった、自分が情けない。

私も、淡路の策に乗せられてしまっていたのだ。
罪の無い少女を誘拐して苦しめることも、自分の命を犯罪に掛けることも、そして、目的達成の為に、MRI捜査を利用することも、決して、許されることではないのに。

そう・・
「MRIは、こんな風に使われるべきではない」と、苦しみ、震えていた薪さん。
「そのような使い方をすれば、MRIは、どんな兵器よりおそろしい武器になり下がる」と、懸念していた薪さん。

今回、娘の行方を見る為に、千堂が殺人を犯したと知ったら、薪さんはまた、どれ程、苦しむだろう。
更に、それが、淡路の最初からの計略であったと知ったら・・・・

薪さん・・
薪さん・・

決してそれは、あなたのせいではないから。

それでも、自ら責任を負い、苦しみを受け止めてしまう薪さん、やはり、苦しむのでしょうね。
でもどうか、その時は、一人では苦しまないで。
青木が、そして第九メンバーも、あなたの傍に居る。

もう、一人で背負わないで。
あなたが一人で泣く姿を、もう見たくない。

これからは、泣くなら、青木の胸で、泣いて下さい。

そして、泣くだけ泣いたら、あなたらしく、今の状況で、あなたが出来る限りのことを、成し遂げて下さい。

淡路の最終目的は、千堂を殺人者にすること、だったのだろうか。
いや、違う気がする。

それもあるだろうけれど、それは過程に過ぎず、まだ、淡路の脳を見た時に、本当の目的が残されているような、気がする。
それが何なのかは、分からない。
見当も付かない。

清水先生の、すごさが、まだまだ、続くのだ・・




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コメント

■ 辛いですね。

こんばんは。かのん様。

私は、薪さんの苦悩を思えば、絶対にMRI捜査をこんな風に利用されたくないです。

今後、模倣犯も出てくる危険性もあります。
辛い事件です。

でも、親として加害者淡路の気持ちも分からないでもありません。
そして、あの外道大臣も親なのですね。
保身に必死な大臣が、職を辞してもと言った時は、ちょっと・・・(T_T)

罪のない少女は助かってほしいです。

不思議なのは、何故、身代わりに、あの少女(女性かな)を選んだかですよね。

そして、淡路の本当の目的も気になりますよね。

事件解決まで、まだまだ道程は遠そうですが、次回で決着が着くのですよね。

どうなるのでしょう。
救いのあるラストを切に願います。

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます(^^)

> 私は、薪さんの苦悩を思えば、絶対にMRI捜査をこんな風に利用されたくないです。
> 今後、模倣犯も出てくる危険性もあります。
> 辛い事件です。

本当ですね。
薪さんが、鈴木さんと共に思い描いていた、MRI捜査の可能性、その明るい未来・・
それを踏みにじるような使い方をされる・・本当に辛いです・・

MRI捜査は、事件を「解決する」為にあるのであって、事件を「起こす」為のものではない・・
本来の目的と逆の目的に利用される・・絶対にあってはならないことですよね!

> でも、親として加害者淡路の気持ちも分からないでもありません。

そうなんです・・
「秘密」の加害者の多くがそうですが、犯罪に至るその気持ちにも感情移入してしまう・・
でもそれはとても危険なこと。
犯罪そのものは許されることではないと、振り返る必要があると思いました。

> そして、あの外道大臣も親なのですね。
> 保身に必死な大臣が、職を辞してもと言った時は、ちょっと・・・(T_T)

娘を思うその気持ちは本物ですよね。
それは痛い程よく分かりました。
でももしかすると、淡路が少女の居所を教えたら、千堂の態度は、アッサリ豹変するかもしれません・・

> 罪のない少女は助かってほしいです。

本当です。
淡路だって、苦しめる目的は千堂本人の筈ですから、少女は助かってほしいと、切に願います・・(TT)

> 不思議なのは、何故、身代わりに、あの少女(女性かな)を選んだかですよね。

何か千堂といわくがある筈ですよね。

最初の「大臣の娘を一人さらった」という犯行声明の、一人娘なのにわざわざ「一人」と言ったのも気になりますし・・(なんて、そんなの意味無かったりして^^;)

> そして、淡路の本当の目的も気になりますよね。
> 事件解決まで、まだまだ道程は遠そうですが、次回で決着が着くのですよね。
> どうなるのでしょう。
> 救いのあるラストを切に願います。

清水先生は、人の残酷さや愚かさと、同時に哀れみや救いもお描きになる方だけに、この先がどちらに転ぶか、どんな結末をを迎えるのか、全く分かりませんね・・(><)

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