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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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でも必ず書かせていただきますので
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1巻から5巻、メロデイ8月号、10月号と、作品についてのレビューを終えたので、今度は、個々のキャラクターについて、語っていきたいと思います。

まずは、我らが室長、薪さんについて。


さて。
薪さんの魅力って、何だろう。

元々は、これを語りたいが為に開いたブログなのに、いざ書こうとしたら、なかなか書き出せなかった。

薪さんの魅力は、あまりにも様々で、「あの美貌」「有能さ」「キツイ性格」「モロいところ」・・・そんな、一言で、くくれる物ではない気がする。
かといって、「全部」という言葉で済ませてしまうことも、出来ない・・。

まずは、何から、書く?

最初に、一番最初に、私がひかれたのは、薪さんのどんなところだった?
・・たぶん最初は、「上司として」「責任者として」の薪さんにひかれた、うん、そうだった。

ここから、書いてみようか・・・・。

「2001」を初めて読んだ時、私の目線は、第九に入ったばかりの、青木と一緒だった。

被害者の少年達の共通点を見つけ、的確に部下に指示を出す。
精神的に限界に来ていながら、すぐに職場復帰し、一番大切なこと-生存してる少年-に目を止め、気付かない部下達にゲキを飛ばす。

手遅れにならないよう、一刻も早く少年の身柄を保護する為、自らヘリに乗り込み、相手のヘリの到着も待たず、すぐに出せと指示する。
自分はそういった無理をしながら、青木が無謀なことをしたら、懲戒免職になると、今すぐ戻れと叱りつける。

そんな、判断力、行動力、人命を最優先に考える思慮、自分を良く思われようなんて、部下にこびることは一切無く、必要な時は容赦なく叱りつけ、それでいて、部下の立場を思いやる上司としての責任感と優しさ・・

そんな薪さんの全てに惚れ込み、ラスト、青木の、
「オレはまだまだあなたに沢山おしえてもらいたい事があるんです」
というセリフに、私自身の気持ちが、重なっていた。

「2002」でも、いきなり岡部さんに書類を叩きつける薪さん。
漫画として読んでると何てことないけれど、実際に上司にこんなことされたら、かなりびっくりするだろう、と思う。

でも、薪さんは、それで離れていくような部下なら、必要ないと思っているのだろう。
もっと言えば、その程度でやめていくような人間は、第九でやっていけないと、それだけ第九はハードな仕事であり、合わない人間は早々に止めていった方が、かえって本人の為でもあると、思っているのかもしれない。

そして、薪さん自身は、上から圧力をかけられ、おどされ、自宅に嫌がらせをされても、それを職場で愚痴るようなことも一切無く、責任者として一人で抱え込んだまま。

2巻レビューでも書いたけれど、天地がミスをした時の薪さんの態度には、感動すら覚えた。

部下の覚えが悪いなら、覚えるまで教え、部下がミスを犯せば全部責任を取る、それが上の責任だと青木を叱りつけた、それだけ、薪さん自身が、第九全員の責任は自分が取ると、覚悟して仕事をしているということが、分かったから。

青木がうろたえた時も、薪さんはそんな青木に、一刻も早く彼女の体を探すしかないと叱りつける。
「2001」で少年を救おうとした時と同じ、天地の命を最優先に考え、ゲキを飛ばす薪さん・・。

疲れきった青木に、厳しい言葉で、でも実は休むようにうながしたり、事前に青木に発信機を付けておいて、青木が行方不明になったと同時に行動したり。

言葉や態度は厳しくても、天地のことも、青木のことも、そして第九の部下全員のことを、誰よりも考え、即行動に移す。

繰り返される薪さんの「バカ!」という言葉に、ものすごく、部下に対する思いを感じて、胸が熱くなってしまった。

「2003」では、第九に入って一年になる青木に、厳しい仕事をまかせ、「きちんとやります!」と受ける青木に、笑顔になる薪さん。
部下を信頼し、成長をうながし、その期待に応えようとする部下に満足げな、上司として理想の姿だと思う。

そして、絹子の犯行の映像に、青木同様驚きつつも、冷静さを失わず、暴走しそうな青木を制する、薪さんの上司としての責任感と、青木自身を気遣う気持ちに、惚れ惚れした。

青木が苦悩していることを知りながら、何も言わずその報告書を褒め、更に、その先に進む為のヒントを与える。
青木のことを全部見通して、青木がちゃんとそのヒントに気付いたカンの良さに満足して、同時に、青木自身がそれで元気を出したことに安堵してるようにも見える、薪さん。

青木が少年の脳を見たい、遺族に会いたいという無理な要望に、許可を取り付けたことにしても、青木のここまでやってきたことを、認め、やらせてやりたいという、薪さんの配慮が見える。

「2005」では、被害者の映像のチェックを青木にまかせ、「一人で?」と問う青木に、「安心しろ」「サポートについてやる」と笑顔で言う。
ここでも、青木の成長を見守りながら、助けてやろうという配慮が伺える。

頭を切断された子供が居る・・という判断、公園で働く少年を見てとっさに見せる観察眼、廃墟で何も無い筈の場所にノイズを見つけるといったことにも、薪さんの有能さが表れる。

「5人の命より大切な理由が何かあるか!」
こういう時、薪さんはいつも、人命を最優先に考え、ゲキを飛ばす。
そんな瞬間に、惚れ直す・・。

そして・・何といっても、ラストの、
「おまえがそう言ったんだぞ はじめから 誰も見ていない 誰も知らない 香里が目をつぶっていたと」
余計な言葉を言わず、これだけ言って去っていく薪さんは、本当にかっこいい。

華奢な薪さんの後ろ姿が大きく見えた瞬間というか、私もこんな上司なら、薪さんになら、ずっと付いていきたいと思った。

「2007」では、同じ電車内の映像を見ながら、驚異的な動体視力と、そこから状況を判断する、突出した能力を見せる薪さん。

青木が現場に出て犯人をおびきようせようとした時には、青木を思い、激しい怒りを覚えながらも、青木のサポートに自ら行動に出る。

「2007特別編」では、第九を人質に取られる形で、圧力をかけられる。
理想を追うことが出来ず、深い苦悩を抱えながら、責任者として、誰にもこぼすことなく、重圧に耐えている。

鋭い判断力や洞察力を併せ持ち、生れ持った有能さを感じさせる、薪さん。
でも、それだけじゃなく、一見厳しい態度の中に、誰よりも、第九を思い、部下を思い、被害者や加害者を思う、正義感と責任感が、見える。
部下達もそれを分かっているから、薪さんに付いていくのだろう。

柔和な様子を見せて、実は無能で無責任な上司が多い世の中、薪さんは理想の上司像であり、こんな上司なら、私も付いていきたいと思う。

ただ、責任者として、あまりにも一人で抱え込んでいる姿に、見ているこちらが、苦しくもなる。

薪さんは、エレナっぽいところがあり、清水さん自身も、エレナから派生したキャラのようにおっしゃったこともあるようだけど、私は、薪さんを見ていると、そのエレナが似ていると言われた、「竜の眠る星」のカテア女王を思い出す。

彼女は、女王としての自分を優先するあまり、個人の感情を全て押し殺し・・悲劇が起きた。
彼女が、実は子供を深く愛していたと分かるのは、王宮に一人残ってから。
それは、読者である私達にのみ、知らされる。
あのシーンは、あまりにも残酷で、哀しくて、忘れられない。

「秘密」は、戦時下の星でもないし、カテア程の極端な状況では無いにしても、薪さんの、責任者としての立場を優先し、個人の感情を後回しにしてしまっていることに、カテア同様の、痛々しさと、孤独を感じる。

それがまた、私を引き付けて、離さない。


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コメント

■ こんにちゎ。

地下の霊廟から王族だけが入る最上階の霊廟へと移す為に
娘の死体をずるずるひきずって
女王が階段を上るシーンが忘れられません。
当時まだ中学生だった私は母の愛をすごく感じて号泣しました。
誰もいなくなってようやく本心を娘の亡骸に伝えることができる女王は
確かに薪さんに似ていますね。


■ 

○あみりんさま

コメントありがとうございます。

ちょっと懐かしい話を出してしまいました。
あのシーンは強烈だったので、自分の中でどうしてもついてまわってしまいます。
ただ、誰にも弱さを見せなかったカテアと違い、薪さんには、青木や岡部さんのように、内面のモロさに気付く人間が身近に居るのだから、「誰もいなくなってようやく」ではなく、もっと早く素直に自分をさらけ出してほしいですね・・。

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