カウンター


プロフィール

かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


当ブログ拍手頁

最新の公開拍手コメのレスはこちら それ以前の公開拍手コメ&レスは、各記事の拍手ボタンを再度押していただければ読めます 鍵拍手コメにつきましては、拍手をいただいた記事下コメント欄にレスを書いております

所属してます♪


月別アーカイブ


最新記事


最新コメント


検索フォーム


 
ブログ開設から7ヵ月半、遂に、拍手数が2000を突破致しました。
一つ一つの拍手に、心からの感謝を込めて。

そして、今回の記念創作に、リクエストを下さった、コハルビヨリさま、たつままさまには、改めて再度の感謝を込めて。

この創作を、皆様に捧げますm(_ _)m

これは、「走馬灯」から繋がるお話です。
全4話で完結です(後になる程、一話が長くなります)。

※清水先生の「秘密」とは、一切関係ございません。


オリジナルストーリー

「誓い」



Scene1:朝の夢


「薪・・・」

声が聞こえる。
どこか懐かしい、その声が。

少し前までは、悲しみや、怖れを伴って聞こえてきた気がする、その声が。

今はただ、温かい。
穏やかで、優しく、自分を包み込むように、聞こえる、その声・・・

「鈴木・・」
夢の最後に、自分の発する、声が聞こえた・・・・・


***********


目を開けると、そこに、先程自分の口から聞こえた名前の主が、立っているように見えた。
カーテンを開けるその男の陰を、薪は、眩しさに目を細めながら、じっと見つめる。

「おはようございます。薪さん」
聞こえてきたのは、リアルな声。

そしてよく見ると、その男は、眼鏡をかけていた。

「青木・・」

薪は、差し込む日差しに手をかざしながら、つぶやく。

「おはようございます」
青木は、もう一度繰り返し、ベッドに横たわる薪の顔を、覗き込む。

チュッ・・と音を立てて、その額に、キスをする。

「お疲れでしょうから、ゆっくり寝ててもらおうとも思ったんですけど。簡単に朝食の用意をしたので。もし良かったら、冷めないうちにと思って」
「・・・・・」

まだ目が覚めないのか、何も言わず、視線を青木に向ける薪を見て、青木は、改めてベッドに腰をかけた。
もう一度、薪にキスをする。
今度は、頬に。
そして・・唇に・・

「ん・・」
薪の口も、自然と青木のキスに応える。
それはやがて、深く激しいものへと・・

「ん・・あ・・離せ」
薪は、青木の身体を押しのけた。
互いに、身体が熱くなってしまっている。
でも・・

「せっかくの朝食が、冷めるんだろう?」
薪は笑って、言った。

「シャワーを浴びる。すぐに出る」
薪はそう言うと、軽やかな足取りで、バスルームへと姿を消した。

一人ベッドに残された青木は、フーッ・・と、ため息を付いた。
このまま一気になだれ込んでしまっていた・・これまでは。

でも、今日は違う。
何故なら、もう、焦る必要は無いのだから。

ほんの数日しか、共に居ることは叶わない。
明日になれば、明後日になれば、また遠く離れてしまう。
そんな切迫した気持ちが、食事もシャワーも最低限に置き去りにして、ひたすらに、時を愛し合うことに費やした。

でも、もう、そんなに急ぐ事は無い。
明日も、明後日も、その先も・・ずっと、二人は共に居られるのだ。

・・まだ、青木には、実感が沸かない。

でも、薪の、これまでに無い明るい表情が、穏やかな態度が、青木に教えてくれる。
これからは、ゆっくりと、二人の時を、積み重ねていけば良いのだと・・・・




関連記事

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://kanon23.blog36.fc2.com/tb.php/273-cd40de68

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP |