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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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Scene7:回答


「どういうことなんです!?」
「どういうことなんだ!?」

室長室では、薪が岡部に、執務室では、青木が今井と宇野と曽我と小池に、それぞれ、詰め寄られていた。

「さっき、青木は○○のマンションに越したって言ってました。この住所と同じだ。あの辺りには、いくつか似たようなマンションがありますが、偶然にしては、出来過ぎだ」
元捜査一課の岡部の脳が、活発に動いている。

「青木と一緒に、住んでるんですか?」
「・・・・・」

「さっき、この資料を取りに行った時に、総務部の知り合いとすれ違った。そして聞いたんだ。青木、お前の移転先住所と、薪さんの移転先住所が同じだと」
今井の顔の広さが、最新の噂をキャッチしたものと思われた。

「薪さんと一緒に、住んでるのか?」
「・・・・・」

薪も青木も、思案していた。
さて、どう説明したら良いものか・・

「それはだな・・」
「ええと・・それはですね」

「実は、引っ越す予定は、以前からあった」
「実は、以前から引っ越そうとは、思っていたんです」

「そして、ちょうど青木からも、今のところが手狭だから、引っ越したいという話を聞いた」
「手狭? いや、あいつのマンション、結構いい所でしたよ・・」
「それに、職場から少し遠いのが不満だとも」
「歩いて20分ですよ、充分でしょう!」

「あのー・・ちょうど薪さんも引っ越す予定だと聞いて・・何だか、防犯に今一つ不満があるとかで・・」
「あそこ、確かガードマンまで居たよな・・」
「職場からもちょっと近過ぎるとか・・」
「何だよ、その理由!」

「とにかく、ちょうど同じ時期に引越しを考えていて、しかも、望む条件が同じだった。だが、青木の給料では、そんないい部屋に移るのは難しい。青木が悩んでいたので、部屋をシェアしないかと提案した」
「薪さんから!? そんなことを・・!」

「ちょうど薪さんも引っ越すと言っていて、大体希望する物件は同じでしたし・・薪さんが、二人で家賃を出し合えば、良い部屋に住めるだろうと・・そう言って」
「薪さんが!」
「一緒に住もうかって!?」

「僕の立場にしてみれば、青木が身近に居れば、何かと使い易い。送迎もまかせられる。だがまさか、青木が本気で受け取るとは、僕も思っていなかったけどな。上司と住むなんて、普通は考えられないだろう?」
「・・・・・」

薪と住む・・ということを、岡部は想像してみて、一瞬、それもいいかな・・という思いがよぎった。

・・いや、やっぱり。
職場を離れても、この人の目の届く範囲に居るというのは、やはり緊張が持続する。
家が職場の延長になるのは、勘弁してくれと思った。

確かに。
青木程の無神経だからこそ、そんな提案を呑むということが、出来たのかもしれない・・。

「いや・・最初は冗談かとも思いましたけど・・。薪さん、冗談は言わない人ですし。本当にいいのかなあと。なら、お言葉に甘えようかなと思いまして」
「甘えるって・・」
「お前・・」

「上司と一緒に住むって・・・やっぱり変でしょうか?」
「上司と言っても、普通の上司じゃない。あの薪さんだぞ・・」
「薪さんが、家に居るんだろう・・?」

小池は、薪と住むことを想像してみた・・だけで、胃が痛くなってきた。
曽我は、薪と住むことを想像した途端、それ以上の思考が停止した。
宇野は、薪と住むことを想像しても、どうしても薪の日常生活が浮かばなかった。
今井は、薪と住むことを想像したら、もう女性を部屋に呼べないと思った。

「青木・・お前って、すごいなあ・・」
・・色々な、意味で。

疑惑の目で取り囲んでいた彼らが、いつの間にか、青木を、称賛の目で見ていた。

金の無い者同士が、狭い部屋に身を寄せ合っているならまだしも、互いに金銭に余裕があり、しかも上司と部下という間柄で、部屋をシェアする・・
岡部は、今一つ納得が行かなかったが。

「仕事に戻れ」
薪のその一言は、有無を言わせない。
岡部は、薪の説明をそのまま受け取るしかあるまいと思い、室長室を、後にした。

青木が、皆に取り囲まれていた。
「どうした?」
「岡部さん、知ってました? 青木、薪さんと一緒に住んでるんですよ!」

小池の言葉に、メンバー全員がこのことを知ったのだと、岡部は理解した。
なら、話は早い。
「オレも、薪さんから聞いた」
「え!?」

驚いた中に、青木も入っていたことに、また皆の視線が、青木に集まった。

薪さんは、岡部さんに、一体何て話したんだろう・・
まさか、本当のことを話したんだろうか。
いや、そんな筈は無いだろう。
だが、自分の苦しい言い訳と、薪さんが言ったことの中身が違っていたら・・・

「とにかく、薪さんも青木も、住所が変わったってことだから。皆、控えておけよ」
岡部はそれだけ言って、仕事に戻った。

薪と青木の住所が変わったこと。
突き詰めれば、その事実さえ、知っておけば良いのだと、皆、岡部の言葉で、悟った。

そして、その住所が、二人、同じであること。
その事実は、第九メンバー共通の認識となった。

そして、皆、仕事に戻ったのだった。




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コメント

■ きゃぁぁぁ(≧∇≦)

おはようございます。かのん様♪

ドキドキしていました~(≧∇≦)
遂に、皆にバレるかも~なんて・・・

そうでしたか。ルームシェアでしたか。

腐れている私は、薪さんと青木が一緒に住む~~というと、

ぶはっっっ★★★
新婚さん♪♪♪毎日頑張って~~(≧∇≦)

みたいになってしまいますが・・・私だけ?

さすが、薪さんと青木は、素晴らしく気が合いますね(^_^)v
咄嗟の言い訳も一緒~(^▽^;)

かのん様が前に、薪さんと青木は、それぞれ自分の部屋がある、とおっしゃってましたので、もし、第九のメンバーが引っ越し祝いに来てもバレないですね(^_^)v

その前に、皆、怯えてこないかも・・・(^_^;)

深夜、急用があって、おかべっくが二人の部屋に行って、薪さんと青木がお揃いのガウンとか着ていたらびっくりするでしょうね(≧∇≦)

青木は皆から称賛されてましたね。
24時間、青木は薪さん監視下の仕事の延長・・・
まさか、腐っ腐っ腐っ。プライベートの薪さんはね・・・それは、もう・・・ねぇ★★★(〃▽〃)


私、お陰さまで、熱は下がり、咳も治まりました(^_^)v

不規則な生活はいけません(≧ヘ≦)
基本、私は、風邪を引いても熱を出すことは殆んどないのですが、最近、超早起きになり、半徹夜みたいなことをしていたら、この有り様(^_^;)

人間、睡眠は大切です!
薪さんや青木、第九の皆様お大事に。

かのん様も、ご無理なさらずに、お大事になさって下さいね♪

■ 

ふっふっふっ…楽しいです(^^)
実は前回「やっぱり一緒に住む=そういう関係、って考えられちゃうんでしょうか。 」とコメントした時、こういう展開もありなのでは?と思ったのですが、公認になっちゃう方が楽しいかなあと自分の欲望に負けました(笑)
でも、これから公認になる楽しみがありますね♪

■ 

○たつままさま

こんにちは。
病み上がり(?)状態でのコメント、どうもありがとうございますm(_ _)m

> きゃぁぁぁ(≧∇≦)

叫んで下さって嬉しいです(^^)

> ドキドキしていました~(≧∇≦)
> 遂に、皆にバレるかも~なんて・・・

予告していたとおり「手前まで」しかバレませんでした(^^;)

> そうでしたか。ルームシェアでしたか。

二人の恋愛対象が同性だと、あらかじめ知っていなければ、一緒に住むと言っても、そういう発想にはなかなかならないみたいです(^^)

> 腐れている私は、薪さんと青木が一緒に住む~~というと、
> ぶはっっっ★★★
> 新婚さん♪♪♪毎日頑張って~~(≧∇≦)
> みたいになってしまいますが・・・私だけ?

職場に腐女子が居れば、また別だと思います☆

> さすが、薪さんと青木は、素晴らしく気が合いますね(^_^)v
> 咄嗟の言い訳も一緒~(^▽^;)

事前打ち合わせも無く、同じことを言ってましたね♪

> かのん様が前に、薪さんと青木は、それぞれ自分の部屋がある、とおっしゃってましたので、もし、第九のメンバーが引っ越し祝いに来てもバレないですね(^_^)v

家族に知れたりしても、これなら問題ないと思います(たぶん・・)

> その前に、皆、怯えてこないかも・・・(^_^;)

薪さんが来ることを許さない・・ような光線を無言で発するかもしれませんね(^^;)

> 深夜、急用があって、おかべっくが二人の部屋に行って、薪さんと青木がお揃いのガウンとか着ていたらびっくりするでしょうね(≧∇≦)

ブハッ☆
想像してウケてしまいました~~~♪♪
岡部さんが部屋まで来たら、元捜査一課の血が、小さな痕跡から二人の関係を探り当ててしまうかもしれません・・

> 青木は皆から称賛されてましたね。
> 24時間、青木は薪さん監視下の仕事の延長・・・

皆が怯えるような上司と同居するというのは、ある意味称賛に値するのではないかと(^^;)

> まさか、腐っ腐っ腐っ。プライベートの薪さんはね・・・それは、もう・・・ねぇ★★★(〃▽〃)

ねえ(笑)

> 私、お陰さまで、熱は下がり、咳も治まりました(^_^)v

順調に回復されてるようで、何よりです。
でもどうかご無理はなさらずに・・

> 不規則な生活はいけません(≧ヘ≦)
> 基本、私は、風邪を引いても熱を出すことは殆んどないのですが、最近、超早起きになり、半徹夜みたいなことをしていたら、この有り様(^_^;)

コメントいただく時間を見ると、たつままさん、一体いつ寝てらっしゃるのかと思う程ですものね(><)

> 人間、睡眠は大切です!
> 薪さんや青木、第九の皆様お大事に。

お気遣いありがとうございます。
皆さんに代わってお礼を申し上げます。

ただ・・薪さんと青木の二人は、しばらくは睡眠不足が続くかもしれません・・(^^;)
え? いえ、仕事で残業や徹夜が続く日々が始まると、薪さんがおっしゃったからですよ、決して他の意味では・・(そう?)

> かのん様も、ご無理なさらずに、お大事になさって下さいね♪

ありがとうございます!
お陰さまで、私は明け方に多少咳き込む位にまで治って参りました。

後から病気になった娘も、さすが子供というか、明日には学校に行けそうです(^^)

■ 

○原麻めぐみさま

コメントありがとうございます(^^)

> ふっふっふっ…楽しいです(^^)

あ、楽しんでいただけましたでしょうか?
だったら何よりです。

> 実は前回「やっぱり一緒に住む=そういう関係、って考えられちゃうんでしょうか。 」とコメントした時、こういう展開もありなのでは?と思ったのですが、公認になっちゃう方が楽しいかなあと自分の欲望に負けました(笑)

そうなんですよね・・公認になるのも楽しいとは思うのですが・・脳内でそういう展開になってくれませんでした・・私も残念です(^^;)

> でも、これから公認になる楽しみがありますね♪

一緒に住んでることまではバレたわけですから・・この先どう発展するでしょうね♪

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