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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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※清水先生の作品とは、一切関係ございません。

※大人な内容です。閲覧にご注意下さいませ。


オリジナルストーリー

「仕返し」



休日の朝。

先に目が覚めた青木は、サッとシャワーを浴びると、寝室に戻ってきた。
愛しいその人は、まだベッドの上で、まどろんでいる・・

ベッド上の窓から、光が差し込み、薪の白い肩を浮き上がらせていた。

青木はもう一度ベッドに入ると、薪の柔らかな髪をそっとなでた。
「ん・・」
まだ目が覚め切れていないその状態で、薪は、自分をなでる青木の手を取り、自分のアゴの下に引っ張ると、両手でキュッと握り締めた。

「薪さん・・」
青木の手を抱きかかえるようにして、また寝息を立てる薪を見て、青木は、例えようも無い胸のうずきを感じた。

青木は薪の頬にキスをし、首筋に、更に胸にと、唇を下へたどらせる。
「あ・・」
腹の下まで降りた青木の唇を感じ、薪は思わず声を漏らした。

青木が唇を、舌を動かすにつれ、薪の吐息が、甘く熱を帯びていき、それが更に青木の衝動を駆り立てる・・・

「あお・・き・・」
薪がそうつぶやいた瞬間、着信音が鳴り響いた。

薪は即、目を開き、青木の頭をどけて身体を起こすと、サイドテーブルに乗っていたケータイを手に取った。
「はい。・・はい。おはようございます。・・そうですか。ええ」

それは仕事の相手だと、青木にも分かった。
薪は、捜査中の事件について、捜査一課の刑事に、証拠品の情報が入り次第、連絡が欲しいと頼んでおいた。

「はい・・恐れ入ります。・・そうですね、資料は直接取りに伺います・・・・んっ!」

薪の不穏な声に、相手が尋ねる。
「どうしました?」
「あ・・いえ、何でもありません」

言いながら、薪は青木の頭をどけようとした。
薪が電話で話しているその最中に、青木が、先程の続きを始めたのだ・・

「それでですね、詳細は資料にも添付しておきますが、これを入手した経緯をお話しすると・・」
そう話す刑事の声を聞きながら、薪はベッドから離れようとしたが、青木は益々薪の下半身を押さえつけ、身動きが取れない。

「は・・っ!」
またも声が出てしまう・・
「薪警視正?」
「あ・・続けて・・下さい」

薪は、空いている手で青木の頭を殴ろうとしたが、その手さえも、青木に押さえ込まれてしまった。
「・・・・!」
薪は、必死に声を殺しながら、刑事の説明を聞いていた。

頭の中は、仕事のことでフル回転しているというのに、身体は別の場所をさまよい、既に抵抗すら出来なくなっていた・・

薪はケータイを片手に、唇を噛み締めながら、天井を見つめ、目を閉じ、また開いた。
限界が近付いてくる・・

「以上です。申し訳ありませんが、私はまた別件で現場に飛ばねばなりませんので。資料は、いらしていただいた時に、すぐに分かるようにしておきます」
「・・ありがとうございます」
「では、失礼致します」

相手が電話を切った瞬間、薪はケータイを持ったその手で、青木の頭を殴り付けた。

「ダッ!!」
青木は、自分の頭を抑えた。

「この・・馬鹿!!」
薪が怒鳴る。

しかし・・

動きを止めた青木は、薪に尋ねた。
「ここで・・終わりにしますか?」
「・・馬鹿」

今度の「馬鹿」には、力が無かった。
観念してベッドに仰向けに横たわると、薪は自分の顔を片手で覆った。

青木は改めて薪のそこへと、顔を埋める。

「あっ・・ああっ!・・」
こらえていた物が溢れ出すように、自分でも驚く程の声が響いた。

薪は、薄目を開けて、青木を見た。
薪のそれを口にしながら、熱っぽい目で、薪の様子を見上げるその姿・・

「うう・・うっ・・」
「薪さん・・行きたい?」
「・・・・・」
「もっと激しく・・してほしい?」

「黙れ・・!」
黙れ、黙れ、黙れ・・・・・・・

そして・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

「薪さん・・」
青木は、薪の最後の一滴を舐め取ると、言った。

「あんなに感じていた癖に、仕事の電話が入ったら、すぐに切り替えられるんですね・・」
「・・・・・」

そう・・オレはちょっと嫉妬した。
「だから・・」

薪は、まだ上気した顔で、潤んだ瞳で、かすかに残った気力を使い、青木のことを睨み付けた。


************


ある日の夜。

ベッドに潜り込んだ二人は、抱き合い、キスを交わしていた。
互いの唇に、額に、耳に・・

そこで、電話が鳴った。
青木専用の固定電話だった。
青木は薪をそっと離すと、その受話器を取った。

「はい・・はい・・」
仰向けのまま受け応えていたが、
「ああ!・・久しぶりだな。・・え?同窓会?」

上半身を起き上がらせ、青木は話し始めた。
学生時代の友人からだった。

「そうなんだ。住所が変わって・・・・うっ!!」
「青木?どうした?」
青木の不穏な声に、相手が尋ねた。

「い・・いや、何でもない」
青木は、自分のそこに乗った薪の頭をどけようとしたが、薪は、離れようとしない。

「詳細が決まったら、葉書を送るよ。それとも、メールの方がいいか?」
相手の言葉に、青木は答える。
「あ・・どちらでも・・・・・っ!!」

よりによって、薪は青木のそれの根元から先まで、丁寧に、慈しむように愛撫している・・
既に青木は、抵抗することが出来ない。

受話器を片手に、薪を見ると、薪も目を開けて青木を見上げた。
舌を青木のそこに這わせたまま、まるで、挑むような視線で・・

「じゃあ、念の為、両方教えてくれ。まずメールアドレスから」
「ああ・・最初は、アオキ・・エー、オー、ケー・・」
「エー、オー・・何だって?」

・・・まだまだ、電話を切ることは、出来そうもなかった。




仕返し 終





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コメント

■ 

きゃーーーん!

『新春』でほわわんとしていたかと思ったら・・・。
今回はまた・・・(?)

らぶくて、刺激的で、す・て・き!

なーんとなく、こういう二人が見たいな~なんて思ってたところ(え?)、かのんさんが思った通りのカタチにして下さいました!

さ・す・が!
かのんお姉さま!


>青木はもう一度ベッドに入ると、薪の柔らかな髪をそっとなでた。


いいですねぇ~~~!


少し笑って♪ 腕をまわして♪
やわらかな髪をな~で~る♪


・・・な~んて歌詞が私の大好きな歌にあるんですけど・・・。
(誰の曲?・・・なんていうのは愚問?)

そんな感じです~~~!
(ごめんなさい・・・錯乱状態で・・・今日が彼のメジャーデビュー記念日なので許してください)←?


あの・・・
え・・・っと・・・
お酒の力を借りて言いますが・・・
(すみません!休肝日という文字は私の辞書にはないんです!)


「根元から先まで」って・・・(おい!)


う・・・羨ましすぎる・・・。


かのんさんのところの二人見てると「男同士」っていいもんだ・・・なんて思ってしまいます(!?)
だって、お互いわかり過ぎるほどイイところ、わかってる感じですよね?
あの!薪さんがそんなコトを・・・ってギャップが・・・そそられます!
(何を言ってるのか・・・自分でもよくわからん・・・)


ところで!
青木君・・・同窓会に行くのはいいですけど・・・。
高額の生命保険に誘われたり、酔っ払ってあーんなこと、こーんなこと誰にも言っちゃ駄目ですよ!

・・・なんて老婆心ながら思っちゃいました!

まあ・・・かのんお姉さまのところはしっかりしていらっしゃるから(どこぞの新婚さんとは違って)大丈夫だとは思いますけどね~~!

余計なお世話でございました!

これからもらぶくて刺激的なお話、楽しみにしています!

あと・・・
ベッドは元々のベッドをお使いなんですか・・・・。
青木君のあのパイプベッド・・・貧乏くさいから新しいの買えばいいのに・・・。
(・・・なんて・・・超失礼!)


お邪魔いたしました!


■ 

○みひろさま

コメントありがとうございます!(^^)

> きゃーーーん!
> 『新春』でほわわんとしていたかと思ったら・・・。
> 今回はまた・・・(?)

すみません・・せっかくほわわんな余韻を吹き飛ばすような物を書いてしまいまして・・

> らぶくて、刺激的で、す・て・き!

え!?すてきですか?
嬉しいです~!!(TT)

> なーんとなく、こういう二人が見たいな~なんて思ってたところ(え?)、かのんさんが思った通りのカタチにして下さいました!

え?ちょうど見たいと思ってらしたのですか?
それは良かったです♪
やはりこれは、同じ萌えの神様が降りているんですね!

> さ・す・が!
> かのんお姉さま!

・・このお話で「さすが」とおっしゃっていただいてしまって・・いいのでしょうか、自分・・

> いいですねぇ~~~!
> 少し笑って♪ 腕をまわして♪
> やわらかな髪をな~で~る♪
> ・・・な~んて歌詞が私の大好きな歌にあるんですけど・・・。
> (誰の曲?・・・なんていうのは愚問?)
> そんな感じです~~~!
> (ごめんなさい・・・錯乱状態で・・・今日が彼のメジャーデビュー記念日なので許してください)←?

私もこのシーン、好きなので、お言葉、嬉しいです☆
そうですか、メジャーデビュー記念日だったんですね(^^)

> あの・・・
> え・・・っと・・・
> お酒の力を借りて言いますが・・・
> (すみません!休肝日という文字は私の辞書にはないんです!)
> 「根元から先まで」って・・・(おい!)
> う・・・羨ましすぎる・・・。

今回、最後までしていないし、直接的な単語表現も無かったのに、皆さんの大きな反応に何故・・?と思っておりましたが、どうやらこの一文が原因のようですね。

具体的な表現で失礼致しました。

> かのんさんのところの二人見てると「男同士」っていいもんだ・・・なんて思ってしまいます(!?)

ウケました☆
みひろさんの明るい表現が好きです♪

> だって、お互いわかり過ぎるほどイイところ、わかってる感じですよね?

そうですね。
そんな感じかも・・

> あの!薪さんがそんなコトを・・・ってギャップが・・・そそられます!
> (何を言ってるのか・・・自分でもよくわからん・・・)

はい、あの薪さんが・・ね☆(ウ腐腐・・)

> ところで!
> 青木君・・・同窓会に行くのはいいですけど・・・。
> 高額の生命保険に誘われたり、酔っ払ってあーんなこと、こーんなこと誰にも言っちゃ駄目ですよ!
> ・・・なんて老婆心ながら思っちゃいました!

駄目駄目!
薪さんのそういった姿は、青木と、書いている私と、読んでいる皆様だけの「秘密」です!

花沢さん・・蘭子ちゃんに続いて、強烈な女性キャラでしたね(^^;)

> まあ・・・かのんお姉さまのところはしっかりしていらっしゃるから(どこぞの新婚さんとは違って)大丈夫だとは思いますけどね~~!

またそちらの新婚さんを見に伺います!

> 余計なお世話でございました!
> これからもらぶくて刺激的なお話、楽しみにしています!

ありがとうございます。
ご期待にお応え出来るかどうかは分かりませんが、私なりに精進(?)して参りたいと思います。

> あと・・・
> ベッドは元々のベッドをお使いなんですか・・・・。
> 青木君のあのパイプベッド・・・貧乏くさいから新しいの買えばいいのに・・・。
> (・・・なんて・・・超失礼!)

貧乏くさい・・確かに(笑)

でもあのパイプは、今後何かに使えそうじゃありませんか?
何って・・
例えば、何かを縛って結ぶとか・・いえ、そういったものを、今後書く予定は、ございませんけどね☆

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

〇10/1に鍵拍手コメント下さったAさま

コメントありがとうございます。

アハハ☆
全面的に薪さんの肩を持つお言葉に、笑ってしまいました(≧▽≦)
でもそうですよね、薪さんはお仕事で、青木の相手は友達ですものね☆

そうですね、今回の青木は少々嫉妬をしていたので、ちょっとだけ責めていたかも(^^;)
そういう部分も含めて、薪さんは仕返しをしたのかもしれないですね。

笑ったとのこと、嬉しいです。
こういう、二人が何の憂いも無く戯れている様子は、私も書いていて楽しかったですね。

当時の気持ちを思い出して、懐かしく、明るい気持ちになりました。
ありがとうございました。

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