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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


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Scene13:真意


その夜。

帰宅した二人は、玄関に入るなり、抱き締め合い、キスを交わした。
口付けながら、青木に絡み付く薪を、青木は抱き上げ、ベッドへ直行した。
服を脱ぐのももどかしく、二人は、そのまま倒れこんだ・・・・

全てが終わってからも、薪は、何度も青木にキスをした。
何度も何度も・・・

「ああ・・薪さん・・」
青木は、抱擁の嵐に、気を失いそうだった。

・・ようやく、薪が青木を離した後も、青木は、身体の熱が冷めなかった。
胸に乗る薪の頭をなでながら、青木は、深いため息を付いた。

・・しばらくして、薪が言った。
「青木?」
「・・はい」

「お前は、ろくに話さなくても、僕のことを分かってくれるから・・そう、思っていたから。そのことに、僕は、甘えていたかもしれない。お前を不安にさせていたとしたら、悪かった」

薪の言葉に、青木は目を見開いて、薪を見下ろした。
「薪さん・・」

薪も、青木を見上げていた。
長い睫毛に縁取られた大きな瞳が、迷うことなく、じっと青木を見つめている。

「フォスターのことも、ファビオのことも・・お前が、それ程気にしているとは、思わなかった。事件が立て込んでいる上に、面倒な会議や視察が続いて・・僕は、そちらにばかり、気を取られて・・」

「・・じゃあ、薪さんは、オレを、避けていたわけではないんですか?」
「避ける? 何のことだ?」
「徹夜が続いた時、一度も、一緒に帰ろうとしなかったじゃないですか」

「それは・・」
薪は、ちょっと視線を泳がせると、また、青木を見て、言った。

「考えてもみろ。ずっと二人で過ごす時間が取れなかったんだぞ」
「え?」

「帰宅したって、着替えてすぐ仕事に戻らなきゃならない状況だったんだ。なのに、あそこで、一緒に帰ったりしたら、どうなるか、予測が付くだろう」

「え・・?」
それって・・

「じゃあ、まさか、肩に触れた手をはねのけたのも・・」
「それじゃなくても、お前と居ると、気が緩みそうになるんだ。そこで触れられたら、お前にそのまま、すがってしまいたくなる。だから・・もう一度言う。職場では、僕に触れるな」

「薪さん・・」
青木の脳裏に、ファビオに肩を抱かれても、全く気に留めていなかった薪の姿が浮かんだ。

オレ以外の人間には、平気なのに・・

「何をニヤけている」
「いえ・・」

青木は、薪の肩を抱いた。
ブルッ・・と、薪は身体を震わせる。

そう、自分以外の人間には平気なのに、薪は、自分が触れると、平気ではいられないのだ。
こんなに・・

「ここは職場じゃないから、いいですよね」
「え?」
「ここには、薪さんとオレしか居ないから・・いくら、薪さんに触れても・・」
「馬鹿・・」

薪と青木は、額をくっつけ合った。
その距離で、互いを見つめる。
目を閉じて、唇を重ねた。

二度目の交わりは、一度目よりも、ゆっくりと、漂う波のように、揺れた・・・





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コメント

■ ぶはっっっ★(〃∇〃)★

かのん様。くらくら~しながら、お邪魔いたします~★★★

きゃ~~~(≧∇≦)
ぶはっっっ(大量の鼻血)★★★

朝から、刺激が強すぎます~★(〃▽〃)★

薪さん・・・薪さん・・・って・・・青木が気を失いそうになったって~~(≧∇≦)

どんなトコロにどんなキスを・・・

ぶはっっっ(またも、想像するだけで鼻血大噴射)★★★

あう、あう。
両方の鼻の穴にティッシュ詰めとこう(^▽^;)

バサッ★バサッ★バサッ

薪さんのお心は・・・あらっ。
怒っていたわけではないのですね~(^_^)
多忙で、他に気を取られていたのですか。

皆の前のあの「セリフ」にも・・・些細なことに気を取られてしょうがないヤツだ。程度にだったのですね(^_^;)

青木~お馬鹿さんね。(そして、私もです・・・)

薪さんが、唯一、甘えられて、身も心も許せる相手は青木だけなんですよね(〃∇〃)

触れただけで・・・「続おぼろ月」状態(≧∇≦)

もう、青木ったら・・・世界一の幸せ者(≧∇≦)

なのに、薪さんに謝らせて・・・(-_-#)

言葉足らずはいけませんね。会話は大事です。
でも、二人は十分に分かり合えているので、もう大丈夫ですね(^_^)v

ああ・・・幸せです(≧∇≦)
私まで、二人の幸せを噛み締めてしまう・・・(〃▽〃)

続き、続き、楽しみです~♪♪♪
あ~でも、そしたら、ファビオ君が帰国してしまう~(;_;)

■ 

○たつままさま

いつもいつも、コメントをどうもありがとうございます!m(_ _)m

> かのん様。くらくら~しながら、お邪魔いたします~★★★
> きゃ~~~(≧∇≦)
> ぶはっっっ(大量の鼻血)★★★

鼻血吹いていただけるのは光栄ですが・・
このところ続いてますよね・・大丈夫しょうか?(笑)

> 朝から、刺激が強すぎます~★(〃▽〃)★

朝からこんな物を書いておりまして・・すみません・・・・

> 薪さん・・・薪さん・・・って・・・青木が気を失いそうになったって~~(≧∇≦)
> どんなトコロにどんなキスを・・・

まあそれは、読んだ方それぞれのご想像におまかせで(^^)

> ぶはっっっ(またも、想像するだけで鼻血大噴射)★★★
> あう、あう。
> 両方の鼻の穴にティッシュ詰めとこう(^▽^;)

すみません・・ウケてしまいました・・

> バサッ★バサッ★バサッ
> 薪さんのお心は・・・あらっ。
> 怒っていたわけではないのですね~(^_^)
> 多忙で、他に気を取られていたのですか。
> 皆の前のあの「セリフ」にも・・・些細なことに気を取られてしょうがないヤツだ。程度にだったのですね(^_^;)
> 青木~お馬鹿さんね。(そして、私もです・・・)

たつままさんが、青木の心情そのままに読み取って下さるのが分かり、とても嬉しかったです。
作者冥利に尽きます!!!

薪さんのような怒り方をする方というのは、怒ったその瞬間に発散させて、あとは引きずらない、そんなタイプだと思います。
いちいち引きずっていたら、先に進まないというか・・。
ただ、怒られた相手は、それだけじゃ済まないことは、多々あるでしょうけどね(^^;)

> 薪さんが、唯一、甘えられて、身も心も許せる相手は青木だけなんですよね(〃∇〃)

ブハッ☆
「甘えられる」「身も心も許せる」というお言葉に反応する私・・

いい言葉ですね。
うんうん、そんな感じです(〃∇〃)

> 触れただけで・・・「続おぼろ月」状態(≧∇≦)

あれがあってから、余計に薪さんは、青木のスキンシップ(?)を警戒するようになったと思われます(笑)

> もう、青木ったら・・・世界一の幸せ者(≧∇≦)
> なのに、薪さんに謝らせて・・・(-_-#)

そうそう、青木!
ちゃんと薪さんのことを分かって差し上げなきゃ駄目でしょう!!

> 言葉足らずはいけませんね。会話は大事です。
> でも、二人は十分に分かり合えているので、もう大丈夫ですね(^_^)v

原作でも思うのですが、薪さんて、人に誤解されることを気にしないというか、相手の為に必要なことはきちんと口に出すけれど、自分がどう思われるかといったことに関しては、ほとんど言葉に出さないですよね。

なので、薪さんとの関係性は、相手の度量や、薪さんに対する理解度次第なところが大きいと思うのです。
その点、青木は、薪さんの言外の部分もちゃんと理解出来る人間なので・・やっぱりお似合いだと思いますね!(≧▽≦)

こういう関係になったら、薪さんは安心して青木に甘えると思います・・が、青木もまだ若く、人間の大きさとしては発展途上な部分もあるので、一度は、今回のような確認作業も必要かもしれないですね(^^)

> ああ・・・幸せです(≧∇≦)
> 私まで、二人の幸せを噛み締めてしまう・・・(〃▽〃)

あああ・・・そうおっしゃっていただき、私も幸せです・・(TT)

> 続き、続き、楽しみです~♪♪♪
> あ~でも、そしたら、ファビオ君が帰国してしまう~(;_;)

遂に第九を去っていきました、ファビオくん。
あと1話、よろしくお付き合いの程、お願い申し上げますm(_ _)m

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

〇1/15に鍵拍手コメント下さったAさま

コメントありがとうございます。
過去の二次創作を読んで下さって、嬉しく思います(*^^*)

冒頭、きゃーきゃーでしたか(^^;)
私の中では、青木の愛情表現の方がストレートではありますが、本当に熱いのは薪さんの方なのですね。
「地獄から天国」確かに(笑)

コメントをいただいたことをきっかけに私も読み返し、愛し合う二人の様子に新鮮な気持ちになりました。
ありがとうございました。

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