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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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※清水先生の「秘密」とは、一切関係ございません。

※また、実在の人物・企業・場所等とも、一切関係ございません。


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「今日の二人」



とある日本のメーカーのソファ

今日は、ちょっと足を延ばして、少し離れた大型ホームセンターまで来てみました。

1階、2階と、目当ての買い物をいくつか済ませた後、ふと、奥に見える、他とは別に区切られた「高級家具コーナー」に、足が向きました。
このホームセンターは、元が家具店なだけに、家具の取り揃えが、充実しています。

一緒に歩くと、どうしても、展示物を壊すんじゃないか、汚すんじゃないかと不安でゆっくり見ていられない・・そんな娘が居ない身軽な時に、こういったコーナーも見て回り、目の保養をするのが、楽しみでもあります。

もちろん、庶民の私には手の届かない物ばかりですが・・・

人の喧騒にまぎれる他の場所とは違い、このコーナーに居るのは、数組の大人のカップルと、遠くからそれとなくお客の様子を伺いながら仕事をしている、数人の販売スタッフだけで、静かな空気が流れています。

・・と、そこに、何だかやたらと目立つカップルが現れました。

190センチ近くあろうかという、長身の男性と、男性にしては小柄ながら、輝くばかりの美貌のあの二人は、まさしく・・・

びっくり!!・・・です。

私は、手近にあったソファカバーの色見本を手に取り、それを確かめるフリをしながら、全身を目にして耳にして、二人の様子を伺っておりました。

他の年配のカップルも、販売スタッフも、薪さんと青木を視界に入れていますが、当の二人は、周囲の視線に気付かないのか、それとも、気付いても慣れっこで気にならないのか、ゆっくりと歩きながら、家具を見て回っています。

新居で使う家具でも、見に来たのでしょうか・・・

薪さんが、高い位置にディスプレイされている小物に目を止めると、薪さんが何も言わずとも、青木が取って薪さんに手渡し、薪さんがそれを眺めて青木に差し出すと、また青木はそれを元に戻しています。

また、家具と家具の間の狭いスペースに差し掛かると、その都度、青木はさり気なく薪さんの腰に手を回し、薪さんがぶつからないよう、自分の方に引き寄せています。

ひゃあぁぁっ・・
見てるこちらの方が恥ずかしい・・。

しかも、よく見ると、二人の左手には、例のプラチナのペアリングが・・
こんなところ、仕事仲間にでも見られたら、一体どうするつもりなんでしょうね。
ドキドキドキ・・・・

あ、青木、黒い革張りのソファに座りました。
あまり大きな声ではないですが、周囲が静かなので、二人の会話が、ハッキリと聞こえてきます。

「うわ~、これ、いいですねえ。オレ、体がこの大きさだから、ソファーに座ってもかえって疲れることが多いんですよ。これなら、ヘッドレストまであるし、楽ですね」
薪さんも隣りに座ると、黙って、目の前のテーブルに乗っていた、テレビのリモコンのスイッチを付けました。

「うわっ!!」
テレビが付いたと同時に、青木が叫んでいます。
・・分かる分かる。私も、あのタイプのソファを初めて体験した時は、驚きましたから。

「ソファのヘッドレスト部分に、テレビのスピーカーを内臓。音量やヘッドレストの角度等は、全て一つのリモコンで一括操作・・」

薪さんが、いくらカタログの説明文を読み上げても、青木は現物で構造を確かめたい性分なのか、盛んにスピーカー部分や、背もたれの背面までキョロキョロと見渡しています。

「これ・・欲しいですね」
青木が言うと、
「買うなら、お前が出せ。僕は、要らないからな」
そう言って薪さんは立ち上がりました。

青木は、その時になって初めて、テーブルに乗った値札を見て・・
「ゲッ!!」
叫びました。

「そういうことは、最初に確かめておけ・・」
薪さんのつぶやきが聞こえます。

立ち上がり、ちょっとうなだれ気味の青木・・今度は隣りの「飛○の職人コーナー」に目が行きました。
「これ・・いいですね」
青木、もう目が輝きを取り戻しています。

それは、天然木のベンチタイプのソファに、布張りのクッションを付けた物で・・

「薪さん、これ、肘掛の部分が木製で、かなり広く取ってありますね。サイドテーブル代わりになりますよ。ここに、ビールやつまみが置けますねえ・・」

「お前はまた・・」
薪さん、ちょっと呆れ顔です。

「薪さんだって、ここに本が置けるじゃないですか。ここに置くんだったら、もうオレが本の上に座ることもありませんし」

青木、ソファに座り、両腕を背もたれにかけながら、嬉しそうです。
「あ、座面は低いけど、奥行きがあるんで、オレでも座って無理がないですね」

「・・うちのリビングテーブルやチェストには合わないぞ。一式、揃える気か?」
「・・・・・・」

青木、今度はちゃんと最初に値段を確かめておいたようです。
ソファだけだったら、何とか手が届いたんでしょうけどねえ・・

二人、今度は、高級家具コーナーの中でも、更に仕切られた空間に入っていきます。
あそこは確か、またケタの違う、超高級家具が並んでいるところです。

ちょっと離れてしまって、二人の会話がよく聞き取れません。
同じ空間に入っても変だし・・立ったまま書斎セットを見ている二人を、それとなく眺めてみると・・

あれ?何だか、青木がムッとしています。

薪さんの声が、切れ切れに聞こえてきました。
「・・フォスターの・・これと同じメーカーで・・書斎に・・」

ははあ。
なる程。これと同じメーカーの書斎セットを、フォスターが使っているということですね。

確かに。
一見シンプルで落ち着いた造りだけれど、紛うことなき高級感。
フォスターの趣味に合いそうです。

青木が不機嫌な顔をしている理由が分かりました。

・・でも、あれ?
薪さん、フォスターの家を訪れたことがあるのでしょうか?

ええっ!?
薪さん、大丈夫でした?(何が?)

薪さん、書斎ならまだいいけど、「これと同じメーカーのナイトテーブルが、フォスターの寝室に・・」なんて言い出さないでね。
青木が、倒れちゃうから。

二人は、その空間を出て、今度はパティオコーナーへ歩を進めます。
そして・・同時に立ち止まりました。

何があったんでしょう?
気になる!
あ、あそこに、いい具合に間仕切りが・・

私は、家具を見て回るフリをしながら、ゆっくりと二人に近付き、パティオコーナーの隅にあるパーテーションを背に、そこにあるダイニングセットの椅子に座り、カタログを開きました。

ここで、二人の様子を伺うことにしましょう・・・


その2」に続く




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コメント

■ きゃああああ(≧∇≦)

こんにちは。かのん様♪♪♪

めちゃめちゃ面白いんですけど~(≧∇≦)

このお二人は新居の足りない家具を見に来たのですね(^▽^)

まぁ、高級家具・・・素敵なお店ですね☆
さすが・・・薪さん(≧∇≦)

ぶほっ★★★
さりげなく腰に手を回して、自分の方に引き寄せるって・・・しかも、ペアリングしている~♪\(≧∇≦)/♪

私がこの二人を見たら、高級家具に鼻血撒き散らしちゃいますよ~(〃▽〃)

このお店には、フォスター氏が使用するような超高級家具もあるんですね(^▽^)v

超高級家具を当たり前のように使うフォスター氏は恐ろしいほど素敵なのでしょうね~
はぁ~(〃。〃)

・・・あら、薪さん、いつフォスター氏の書斎に行ったのでしょう?
初耳です。

いつか、詳しく聞いてみたいですね(≧∇≦)
すみません。
妄想スイッチが・・・入ってしまいました~★★★

「ああ、これはだな・・・。」
フォスター氏邸の書斎。
ディナーに招かれた薪さんは、フォスター氏の素晴らしい食事とワインに舌鼓を打った後、ここに案内された。

天井近くまで伸びている壁一面の本棚。貴重な物も多そうだ。
膨大な書物だ。
フォスター氏は、その文献について、懇切丁寧に説明したり、近くによって、さりげ無く薪さんに触れようとするが・・・

「ふん。さすが詳しいな。」
等と、全く無関心。
その度に軽く流されてたりして・・・。

「・・・まぁ、別に構わないが。」
こんなつれないところも薪の魅力だ。
なんて、フォスター氏は思っていたりして(≧∇≦)

あれっ・・・(^_^;)
すみません。
なぜか、薪さんと青木の家具屋デートから、フォスター氏の妄想に・・・。

すみませんでしたm(_ _)m

かのん様は見た!
「家具屋デートの薪さんと青木」
続き、楽しみにしています(≧∇≦)

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます!♪

> きゃああああ(≧∇≦)
> めちゃめちゃ面白いんですけど~(≧∇≦)

ありがとうございます!!!!
とてもとても、とても!嬉しいです!!!

> このお二人は新居の足りない家具を見に来たのですね(^▽^)
> まぁ、高級家具・・・素敵なお店ですね☆
> さすが・・・薪さん(≧∇≦)

郊外にある大型ホームセンターまで、お二人も足を延ばしたのですね。
ここの一角に、他とは仕切られたスペースがあるのです。

そうですね。
さすが薪さん(^^)

> ぶほっ★★★
> さりげなく腰に手を回して、自分の方に引き寄せるって・・・しかも、ペアリングしている~♪\(≧∇≦)/♪

二人とも意識せずにそういう行動をしてますからね・・

> 私がこの二人を見たら、高級家具に鼻血撒き散らしちゃいますよ~(〃▽〃)

あらら・・
お店のスタッフが、お客様大丈夫ですか?って心配して飛んできますよ。

・・で、鼻血が止まって落ち着いたら、家具のクリーニング代または買い取り代(血液って落ちにくいですものね・・)を取られるという・・(笑)

> このお店には、フォスター氏が使用するような超高級家具もあるんですね(^▽^)v

高級家具の中でもまた別に仕切られています。
ケタ違いスペースです。

> 超高級家具を当たり前のように使うフォスター氏は恐ろしいほど素敵なのでしょうね~
> はぁ~(〃。〃)

無駄なことには1セントも出さず、使うべきところには惜しまないっていうタイプでしょうね(お金のある方ってそういう方が多いですよね)。

> ・・・あら、薪さん、いつフォスター氏の書斎に行ったのでしょう?
> 初耳です。

私も存じませんでした(笑)

> いつか、詳しく聞いてみたいですね(≧∇≦)
> すみません。
> 妄想スイッチが・・・入ってしまいました~★★★

キタキタキマシタ♪

> 「ああ、これはだな・・・。」
> フォスター氏邸の書斎。
> ディナーに招かれた薪さんは、フォスター氏の素晴らしい食事とワインに舌鼓を打った後、ここに案内された。

なる程。
きっかけは夕食だったのですね。

> 天井近くまで伸びている壁一面の本棚。貴重な物も多そうだ。
> 膨大な書物だ。

これは私のイメージと同じですね。
デジタル化が進んでいく中、紙媒体の本は、益々貴重な物になっていくような気がします。

> フォスター氏は、その文献について、懇切丁寧に説明したり、近くによって、さりげ無く薪さんに触れようとするが・・・
> 「ふん。さすが詳しいな。」
> 等と、全く無関心。
> その度に軽く流されてたりして・・・。
> 「・・・まぁ、別に構わないが。」
> こんなつれないところも薪の魅力だ。
> なんて、フォスター氏は思っていたりして(≧∇≦)

フォスター、一体何が目的で薪さんを食事に招待したんでしょう・・?(笑)

> あれっ・・・(^_^;)
> すみません。
> なぜか、薪さんと青木の家具屋デートから、フォスター氏の妄想に・・・。
> すみませんでしたm(_ _)m

いえいえ、面白かったです!
たつままさんの妄想エピソード、大歓迎です☆

> かのん様は見た!
> 「家具屋デートの薪さんと青木」

あ、この「私」と言っているのは、「7歳の娘が居る、30代女性(腐女子)」という設定の、架空の人物です(笑)

> 続き、楽しみにしています(≧∇≦)

ありがとうございます!
本当に励みになります。

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