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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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第二幕 第四場 : 発見


速足で歩く薪を、岡部が追う。
「薪さん!待って下さい!」

「総監に直接交渉をする。このままでは、もう一つの殺人事件になる」
追いついた岡部に、薪は言った。
「岡部、一課からも、協力を取り付けられるか? 責任は全て僕が取る」
「・・それは、オレが出来ることはします・・ですが・・」

「薪さん!」
薪が第九の庁舎を出ようとしたその時、青木が走り寄った。

「・・薪さん・・」
青木は息を切らし、薪を見つめる。

ただ事ではないと、薪は察した。
「薪さん・・今、連絡が入りました」
薪は、続く青木の言葉を待った。

「坂上の車が、発見されたそうです」
「場所は? あの別荘地か?」
「いえ・・都内です。○○区××町・・」

「何・・」
薪は、目を見開いた。

「駐車禁止のところに停めてあった車を、交通課の人間が取り締まろうとして。運転者は居ませんでした。ナンバーから、捜索されていた坂上の車だと分かったそうです」
「そんなに・・堂々と・・」
岡部も言葉を失う。

「まるで、発見されることを、望んでいたようだな」
薪はそう言い、次の瞬間、自分の言葉に、ある可能性を見つけた。

「青木、まさか・・」
「・・発見した警官は、車のGPS部分が破壊されていることに気付き、不審に思い、その場で車内の確認をしたそうです」

青木の目の前で、薪の顔が、見る見る蒼ざめていく。

青木の言葉が、薪の予測を裏付けた。
「車のトランクから、高橋喜正の遺体が見つかりました・・ジュラルミンケースと共に」

薪の視界が揺らいだ。
同時に薪の身体が崩れ落ちる。

完全に力の抜けた薪の身体を、岡部が受け止めていた。





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