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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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第四幕 第七場 : 一致


同じ車なんて、無数に存在する。
単なる偶然かもしれない。

だが、確かめてみる価値はある。
岡部の中で、何かが、これを逃してはならないと告げていた。

車に戻ると同時に、元宮のケータイが鳴った。
「はい」
少し話すとすぐ、元宮は、ケータイを岡部に差し出した。

「何だ?」
「岡部さんにですよ。第九の小池警部から」
「あ・・」

岡部も、第九に連絡を入れようと、ちょうど自分のケータイを開くところだった。
最初に聞き込みに入った事務所で、マナーモードにしていたのを、すっかり忘れていた。

「岡部さん! 何度も電話したんですよ!」
「あ・・悪かった。ついうっかり・・何だ?」
「留守電も聞いてないんですか? ・・・・」

「しょうがないなあ」という声が、かすかに聞こえたような気がしたが・・・

元宮は、コンビニの店長が書いた地図を岡部から受け取り、車を発進させた。
「今ちょうど、オレもそっちに電話しようと思っていた・・薪さんに代わってくれないか?」
「その薪さんから岡部さんに伝言です。萩原俊耶という人物の別荘を、当たってほしいそうです」

「あ?・・今ちょうど、重要人物の所へ行こうとしてるところなんだが・・」
「こっちは、薪さんの指示ですよ!」
「あ・・」
薪の指示・・それは、最重要事項だ。

「薪さんと直接話したい」
「今、外出中です」
「ああ・・分かった・・」

岡部は折れた。
元宮に、車を停めるように促し、それから小池に、薪が指示する別荘の住所を聞いた。
「あ?・・」
岡部の声に、小池が言う。

「カーナビに入れればすぐ出ますよね。それとも、ケータイ宛に地図を送りましょうか?」
「いや・・これは、もしかすると・・」
コンビニの店長には、目撃場所の住所までは聞かなかったが、方角的には一致する。

「岡部さん?」
電話口で、小池がいぶかしげな声を出す。
岡部はカーナビに入力をした・・やはりそうだ・・!

「元宮!」
そう言っただけで、元宮はうなずき、再び車を発進させた。

「おい! 薪さんはどうして、こいつの別荘を当たれと言ったんだ!」
ケータイに向かって、思わず叫ぶ。
「あ・・いや。特に理由は言っていませんでしたが・・」

「こいつは・・もしかすると、もしかするぞ・・!!」

岡部は、薪のケータイに直接電話を入れた。
この時、薪は電話に出なかった。

まあいい。
手が空いたら、薪の方から連絡を入れてくれるだろう。

確かな手応えを感じて、岡部は、背中をざわざわと這い上がる、興奮を覚えていた。





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コメント

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○拍手鍵コメ下さったKさま

コメントありがとうございます!

ご心配させてしまい、すみません!すみません!すみません・・!!(><)

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