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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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可愛い過ぎる・・薪さん

3巻までは。

青木の、薪さんに対する真っ直ぐな想いが、全面的に出ていたのに。
4巻で雪子が登場してからは、薪さんの青木に対する想いの方が、強く、強く感じられるようになった。

そして、5巻までは、全く迷いを見せなかった、青木。

それが、6巻収録の「Copy Cat」で、初めて、青木は迷い始めた。
この迷いがどこへ行くのかと思っているうちに、「秘密」は、「2009」の事件へと、なだれ込んでいった。

薪さんの青木への想いが、密かに、けれど確かに根底に流れ続けるのに比べ、青木の薪さんへの想いは、本人にとっては不確かなままに、少しずつ、少しずつ、姿を現し始めた。


圧倒的なまでの、上司として、第九の室長としての薪さんの存在感に、改めて深い憧憬の念を抱く、青木。

けれどそんな薪さんに、自分をお子様扱いされたり、かと思うと、言葉に出さない優しさを見せ付けられたりして、青木の心は振り回されてゆく。

これまで、薪さんは一見平静な顔をしながら、青木に心を乱され続けてきた。
それが、青木もまた、薪さんの言動の一つ一つに、感情を乱されている。

それは、「上司として」の薪さんに「叱られる」とか「褒められる」とか、そんな次元ではなく。
「薪さん」という人、そのものの気持ちに、青木の心が反応しているということ。

だからこそ青木は、自分も「部下として」薪さんの指示に従うだけに、とどまらなかった。
手が震え蒼ざめる薪さんに逆らわずにいることも、一人背を向け去っていく薪さんを放っておくことも、出来なかった。

目の前で崩折れそうなその人を、ギリギリの所に立っているその人を、救いたいと思った。

レビュー1」で、私が書いたこと。

「誰よりも強く、誰よりも先を見て歩く薪さんが、本当は、やっとの思いで、ギリギリの崖っぷちで立っていると、誰が知るだろう。誰が、分かるだろう」・・と。

青木は、「この人の手にかかった時に」と、薪さんの、その鮮やかさを誰よりも見つめながら、同時に、薪さんが、やっとの思いで崖っぷちに立っていることも、本能的に察知している。

もちろん、青木の言い分は、決してそれだけではない。
被害者は全て、「誰かの大切な人」であると。
そういう、広い目で見つめたその先に、青木の行動があった。

だからこそ、薪さんも、青木の言葉に動かされた。
青木の発言が、「あなたの苦悩を救いたい」だけであったなら、そんな、狭量な視点から生まれた物ならば、かえって、薪さんは動かされなかったかもしれない。

青木の、全ての人を平等に近しく思いやることが出来る、その心の広さと正義感の強さがあったからこそ、薪さんも、一見無謀と言える青木の行動を、支持する気持ちになったのだと思う。

でも、そこまで青木を決断させたのは、やはり、薪さんの苦悩が、目の前にあったから。

青木自身、気付いていなかったかもしれない。
自分が誰よりもまず、真っ先に救いたかったのは、目の前で苦しんでいる、その人だったということを。

けれど、何とかしたいと思い、「大丈夫ですよ。オレが・・」と言ったその相手は、目の前で消え入りそうだったその人が、実は、とてもとても大きな存在なのだと、改めて気付かされる。

無意識下で、救いたいと思ったその人が、自分が救うどころか、遥かに自分より上を行く。
やはり、決して敵うことは無い。

「一体どんな風に?」という、あの時の、涙を浮かべ赤くなっていた青木の想いは、どんな物だったのだろう。

薪さんは自分を引っ張る大きな存在であると、自分が救うなんて、やはりとんでもないという恥ずかしさと、自分の意見を支持してくれる嬉しさと、全ての責任を引き受け、守ろうとしてくれる申し訳なさと、そんな薪さんという人に対する誇らしさと・・・

自分自身に対しても、説明は難しい。
けれど、自分の中に確かにある、薪さんの存在の大きさに、青木は、改めて気付いた。

その感情に、青木は、名前を付けることは出来なかった。
無理に付ける必要は、無いのかもしれない。

けれど。

「同じような台詞を 誰かに伝えるべきだと ずっと思っていたのに」
「結局 最後まで何も 言葉を発しなかった」青木。

あまりにも様々な想いが混在する、その感情を、一言で言い表すことは、不可能だったのかもしれない。
その想いを表す、的確な言葉が、見つからなかったのかもしれない。

それとも。
もしかしたら。

逆に、青木の薪さんへの、その想いを表す言葉は、あまりにもシンプル過ぎて。
様々な想いが混在しているようで、実は、たった一つの言葉で表せてしまう。
だから。

だから、言えなかったのかも、しれない。

いつもいつもいつも。
薪さんが青木を、見つめ続けているように。

本当は、青木も。
いつもいつもいつも。
薪さんを、見ている。

青木はそれが、自分の目が、「第九の室長として」憧れ、「上司として」尊敬しているからであると、信じて疑わなかった。
それが、ここに来て、迷いを見せ始めた。

「薪さんに喜んでほしい」「薪さんに飲み会に来てほしい」そんな思いで、パソコンの画面を見つめ。
そして。

第九の未来の構想を聞いて、衝撃を受ける自分に、気付いた。

「みなさんと一緒に」
「このまま 岡部さんや 今井さんや・・ このメンバーで」
そう口に出しながら。

青木の目は、薪さんしか見ていなかった。
薪さんのことを、思っていた。

何も知らなくてもいい。
「この人が 必ずいてさえくれたら」
「この人の下で 一緒に」
「同じ目的で ずっと」

ただひたすら、それだけを、思っていた。

青木にとって、誰よりも、共に居たい人。
ずっと、同じ目的で、同じ物を見続けていたい人。

それが、薪さんだったと。
青木にとっての薪さんは、そんな人であると。

青木の、想い。

今回やっと・・遂に。
読者である私たちに、知らされたと言って、いいのだと思う。

そして青木は。
自分の衝撃と、悲しみと、情けなさと・・そんなやり場の無い思いを感じながら、それを、黙って受け止めてくれる、薪さんを感じた。

「上司」ではなく、「薪さん」が、自分の為に、ここに居てくれる。
青木の想いが、見ている私の胸にも、なだれ込んでくる。

身体を寄せるわけでも、手を繋ぐわけでも、肩を抱き寄せるわけでも、ないのに。
薪さんの温かさが・・・伝わってくる。

青木に対する、薪さんの想いと。
薪さんに対する、青木の想いが。

キリキリと、胸に迫ってくる。

青木。
君も、「脳内薪さん一色同盟」の、立派な会員だね。
・・どこまでも自覚が無かった君だけれど。

ずっと・・私は、思ってきた。
薪さんと青木、この二人は、当人に自覚が無いだけで、「2001」のラストシーンにおいて、既に、強く深い絆で結ばれていたのだと。

薪さんは、いつしか自分の想いに気付いていた。
気付いて、苦しんで。
でもその苦しみにさえ、フタをして。

だから青木。
今度は君が、気付いて。
真っ直ぐに前を向いて歩いてきた君だから、その想いに向き合うには、苦しむかもしれない。

君が苦しむことを、薪さんだって、望んではいないかもしれない。
それでも。

迷って、悩んで、傷付いて・・苦しみ抜いた末に、その想いに、辿り着いてほしいと思う。
自分の想いと、薪さんの想いを、正面から見つめてほしいと思う。

青木、君は、気付いているのだろうか。

君の目に映る薪さんは、「朝 必ずいてくれる」薪さんは、とても・・とても愛らしい。
本当に生き生きと、輝く瞳で、君を振り返る。

そしてまた、「はじめて見る プライベートの薪さん」は、寂しげで、繊細で。
儚げでいながら、確かにそこに居る、存在感。

これまで繰り返し語られてきたように。
目に映る物が、見る人の気持ちを投影した物だとしたら。

君の目は、薪さんの美しさを、眩しさを、捉えていることに。

気付いて、いるのだろうか。





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コメント

■ 青木!!!

おはようございます。かのん様♪

青木の想い!!!

いつも、いつも、ただ薪さんの後を追ってきた(ちょっとそれましたが)青木ですが、やっと自分の中の「想い」に気付き始めたみたいですね。

有能な上司として、尊敬して慕っている。

ギリギリの所で、はりつめた糸が切れてしまうかのような、崩れてしまいそうな薪さんを守りたい。

今までも、こんな想いはずっとあったはずですよね。

2009の事件で、青ざめ震える薪さんを、苦悩する薪さんを間近で見て守りたいという想いが改めて湧いてきたのか。

コピーキャットの苦悩があったから、自分の心と向き合うきっかけになったのでしょうか???

薪さんの指示を受け、少女を無事助け、帰還したら、薪さんに何と言いたかったのが・・・
凛々しい薪さんを想像していた青木は、何を伝えたかったのか・・・
「鈴木!」
と全力で追いかけてきた薪さんにそう言われ、未だ苦しみ続け、そして、もう誰も失わないと決意する薪さんのお心を察したのならば、無事に帰還して「自分はここにいる」と言うことを伝えたかったのでしょうか。

雪子に言葉で伝え、その後にした行動は、本当は薪さんにしたかったことではないか・・・と実は、最近真剣に考え始めました。

かのん様もおっしゃっていましたが、今まで、真っ直ぐ歩いてきた青木には、「薪さんへの想い」を自覚したら苦しむと思います。

でも、仕方がありません。
飲み会(自分が主役なのに)の事といい、普段から頭の中は薪さんでいっぱい!!!
薪さんと離れると聞いたら、ショックを受け泣き出す。←口では皆さんなんて言ってますが、薪さんの事しか考えてませんよね~(≧∇≦)

青木自身、ここで、薪さんに対する、自分の強い想いを自覚した事とでしょう!!!

薪さんは、青木や雪子の幸せを考えて十分すぎる程苦しんでいます。
今度は、君の番だ!!!青木!!!

と私も思います(^_^)v

そして、時間は掛かるかもしれませんが、二人の想いが通じ合う日が来ると、固く信じて疑いません\(^▽^)/

あっ!!
前回のコメレスでのお話しですが、「もう少しアングルが下がれば」と、Tも様のところにコメしたの私ですσ(^_^;)
さすがかのん様ですね~(≧∇≦)
他の方のところも読み込んでいらっしゃるのですね♪♪♪
素晴らしい記憶力です(^▽^)

毎回、だらだらと纏まりのないコメントばかり失礼しましたm(_ _)m

■ 

○10/21にこちらに鍵拍手コメ下さったSさま

今頃のレビュー、読んで下さり、コメントまで・・ありがとうございます!m(_ _)m

それに・・過分なるお言葉をいただいて・・!
ひいい・・(><)
言葉が見つからないのは、こちらの方です。
この感謝の気持ちを、何と申し上げたらよろしいか・・

ありがとうございました!(TT)

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます!(^^)

> 青木の想い!!!
> いつも、いつも、ただ薪さんの後を追ってきた(ちょっとそれましたが)青木ですが、やっと自分の中の「想い」に気付き始めたみたいですね。

今回は、薪さんの想い以上に、青木の想いを強く感じましたね。
(その割には、薪さんについては3記事も書いておいて、青木については1記事ですが・・)

> 有能な上司として、尊敬して慕っている。
> ギリギリの所で、はりつめた糸が切れてしまうかのような、崩れてしまいそうな薪さんを守りたい。
> 今までも、こんな想いはずっとあったはずですよね。

そうですよね。
「2001」で、目の前で倒れ、病室で貝沼のことを告白する薪さんに、青木は着任数日で、既に尊敬と庇護と、その両方の気持ちが芽生えていたと思います。

> 2009の事件で、青ざめ震える薪さんを、苦悩する薪さんを間近で見て守りたいという想いが改めて湧いてきたのか。
> コピーキャットの苦悩があったから、自分の心と向き合うきっかけになったのでしょうか???

2巻の天地事件や絹子事件でも、青木はかなり苦悩していましたが、それは全く別の種類の苦悩であって、青木なりに乗り越えてきましたよね。

「コピーキャット」の苦悩が、本当の意味での、青木の苦悩の始まりのような気が致します。
あのラストシーンの青木の表情は、決して、恋しい人へのプロポーズの返事を待つ不安・・なんて物で片付けられない、複雑な物でした。

プロポーズする瞬間までは、青木に迷いは無かったのかもしれませんが、その後になって沸いた疑問をそのままに、うやむやなまま、進んでいるのでしょうか・・。
青木にしてみれば、もしかして初めての、整理が付かないまま抱えた気持ち・・なのかもしれません。

割り切れない疑問を抱える・・というのは、ある意味、大人になったと言えるかもしれませんが。

> 薪さんの指示を受け、少女を無事助け、帰還したら、薪さんに何と言いたかったのが・・・
> 凛々しい薪さんを想像していた青木は、何を伝えたかったのか・・・
> 「鈴木!」
> と全力で追いかけてきた薪さんにそう言われ、未だ苦しみ続け、そして、もう誰も失わないと決意する薪さんのお心を察したのならば、無事に帰還して「自分はここにいる」と言うことを伝えたかったのでしょうか。

何を伝えたかったのか・・
青木自身もハッキリとは理解出来ていないので、読者にも確かな結論は出ないですよね。

でも、漠然と青木は気付いているんですよね。
何を伝えたかったのか。

でも、「ここに居る」ということを言うのであれば、それは、「今、現在」ここに居るというだけではなくて、「これからも、ずっと」傍に居ると、そう伝えねばならない・・それは口に出来ない・・ですよね。
今の時点では。

> 雪子に言葉で伝え、その後にした行動は、本当は薪さんにしたかったことではないか・・・と実は、最近真剣に考え始めました。

うんうん、分かります。
考えてしまいますよね。

言葉の重みを感じれば感じる程、安易には口に出来ない・・裏を返せば、それだけ想いが強いということだと、私は受け止めております。
そう考えると、今度は、アッサリと言葉と行動で包まれた雪子が、かえって哀れになるんです・・・

> かのん様もおっしゃっていましたが、今まで、真っ直ぐ歩いてきた青木には、「薪さんへの想い」を自覚したら苦しむと思います。

この「想い」の種類は、人によって解釈が分かれるところですよね。
でもたぶん、たつままさんと私の解釈は同じだと思いますので・・そうですね、苦しむと思います。

> でも、仕方がありません。
> 飲み会(自分が主役なのに)の事といい、普段から頭の中は薪さんでいっぱい!!!
> 薪さんと離れると聞いたら、ショックを受け泣き出す。←口では皆さんなんて言ってますが、薪さんの事しか考えてませんよね~(≧∇≦)

そうなんですよね~~~!!!
どうして「皆さん」なの?
どうせならあの場で、思ってることそのまま口に出しちゃえば良かったのに!(笑)

「おい、青木」
「それって・・」
青木がぐしぐし泣きながら、薪さんへの想いを告白する様子に、周囲は唖然呆然・・でも青木は自分の言っている意味に自覚無し!みたいな(^^;)

> 青木自身、ここで、薪さんに対する、自分の強い想いを自覚した事とでしょう!!!

自覚・・したんでしょうか・・これって。
青木・・勘が鋭い癖に、こういう点では鈍感だから・・・(あまり期待しないように自制)

> 薪さんは、青木や雪子の幸せを考えて十分すぎる程苦しんでいます。
> 今度は、君の番だ!!!青木!!!
> と私も思います(^_^)v

そうです、そうです。
悩め悩め~~~♪♪♪

> そして、時間は掛かるかもしれませんが、二人の想いが通じ合う日が来ると、固く信じて疑いません\(^▽^)/

はい!
心強いお言葉、嬉しいです!(^^)

時間はいくら掛かってもいいんですよね。最終的にそこに到達すれば。
出来ればその間・・薪さんにはもう、あまり苦しまないでいただきたいですが・・。

> 前回のコメレスでのお話しですが、「もう少しアングルが下がれば」と、Tも様のところにコメしたの私ですσ(^_^;)
> さすがかのん様ですね~(≧∇≦)
> 他の方のところも読み込んでいらっしゃるのですね♪♪♪
> 素晴らしい記憶力です(^▽^)

やはりそうでしたか♪(^^)
たつままさんのコメを拝見して、「この話題、どこかで・・?」と思いました。
イニシャルさえ出ていなかったので、自信はありませんでしたが。

いえ、記憶力がいいんじゃないのです。
つい最近、彼女のところにお邪魔して、まとめて記事を読ませていただいたばかりなので。

「秘密」ブログさんは、日々マメに更新をチェックしたい所と、まとめてじっくり拝見したい所とに分かれるのですね。

レスが楽しいです♪
ありがとうございました☆☆(^^)

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