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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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見ていて今一つ分からない、いや、誰よりも青木自身が分かっていない、青木の心理について。


青木の中の薪さんは、いつも、鮮やか。

今回も、第九解体について語る薪さんが、青木の胸をよぎり、青木の気持ちは沈んでいたけれど、その薪さんは、生き生きと輝いていた。

青木の胸の中にはいつも、輝く存在感を示す、鮮やかな薪さんが居る。
そしてそんな薪さんとの別れが、青木の中でカウントダウンを始め、心を塞がせる。
なのに青木は、自分のその気持ちが、何を意味するのか、分かっていない。

今回「本当は妬くべきなのかもしれない」のに、薪さんと雪子の姿を、穏やかな目で見守っていた、青木。
私はこのシーンを見て、青木が、まるで自分の妻と母が仲良くしているのを見て喜んでいる男・・に、見えた。

嫁と姑、互いに仲良くしているようで、内にはライバル心が潜んでいる。
そんなことを知ろうともせず、ただ、目の前で仲良くしている二人を見て、喜ぶ男。
妻を「愛してる」。でも、母も「大事」だと。
そんな図式に見えてしまって。

もしこれが、薪さんと雪子、どちらも女性であったなら、それは、青木を挟んだライバルという、単純な三角関係で済んだかもしれない。
でも、薪さんが男性であり、しかもその男性である薪さんに、他ならぬ雪子が惹かれているということが、物事を複雑化している。

このシーンを見て、青木は、薪さんを既に「男性」としては見ていない。
そう感じた。

自分の婚約者が、好意を持っている相手、それを知っていて、しかも、薪さんの褒め言葉に、雪子が顔を赤らめている姿を目の前にして。
それで薪さんに嫉妬を感じないというのは、薪さんに雪子を取られるかもしれないという危機感が無い、つまり、薪さんに男性を見ていないからだと、私は思う。

既に自分達は婚約しているからと、安心している、と、取ることも出来る。
薪さんが、自分の婚約者を奪うような人ではない、人間として、上司として信用している、と、取ることも出来る。

でも、それはまた、次元の違う話だと思う。

雪子は、自分の命が危うい時さえ涙を見せなかったのに、薪さんには認められたいと思って泣く程、薪さんに惹かれている。
薪さんは、雪子にハッキリと物を言ったかと思うと、今回は、監察医として、認める発言をした。
何より、元々薪さんと雪子は、鈴木さんの生前からの付き合いがある、友人同士。

そんな関係を知っていたら、例え薪さんや雪子に対して、自分を裏切るような人間ではないと信用しているとしても、青木が嫉妬とは皆無だというのは、本来なら、あり得ない。

何故、全く嫉妬心が沸かないのか。

それはやはり、雪子に対する気持ちが、それ程強い物ではないからだと。
そう、私の中で、どうしても、結論が出てしまうのだ。

青木、分かるよ。
そういう愛し方も分かる。
嫉妬とは無縁な、穏やかな愛し方も、分かる。

そんな愛し方で、穏やかな結婚生活を営む道もあることを、それで幸せと言える人生を歩むことが可能なことも、分かる。

でも、青木。
君は一度、天国と地獄を同時に味わうような、そんな恋愛を、経験するべきだと、私は思う。

例えば、雪子が婚約指輪をしていることに気付いた時、嬉しかったのは、確かだろう。
でも、それが目に入った瞬間、パーッ・・と胸に広がるような喜びを、君は、本当に感じたのだろうか。

コンテナ船に、少女を救いに行こうと決意した時、婚約したばかりの雪子を、悲しませることになるかもしれないと、そういった葛藤が、君に少しでも、あっただろうか。

あの時、青木が一つの目的を胸に追い、葛藤など微塵も感じさせなかったのは、青木が、真っ直ぐな性格であるからという、そのことだけでは、無い。
目的が、目の前にある「一番大切な物を守りたい」という気持ちが、ハッキリとしていたから、気持ちがブレなかったのだ。

青木は正直な人間で。
雪子を想う気持ちに、嘘は無いと思う。
雪子を「愛していこう」という姿勢は、確かに見える。

でも、本当の「想い」というのは。
例えば、目の前で苦しんでいる人を救いたいと思ったら、他のリスクが一切、見えなくなること。
例えば、まだずっと先のことなのに、その人との別れが見えたら、知らぬ間に涙が頬を伝っていること。

そういうことだと、思う。

「一番大切な人と、同じ目標に向かって、共に歩む」という、至上の幸福が、あまりにも、当たり前にそこにあったから。
だから、その幸福に、青木は、気付いていなかった。

そして今、青木は。
気付くべきだと思う。
その幸福に。
そして、それを失う、苦しさに。

青木はきっと、これまでの人生で、一度も経験したことが無かった。
人を愛する、本当の喜びと、そして、本当の苦しみを。

青木、私が君に望むこと。
それは。

一度でいい、心の中がズタズタに引き裂かれ、葛藤に苦しむ、そんな恋愛を、経験すること。

何故この人を好きになってしまったのかと。
苦しくて、苦しくて、地獄を見て。
でもだからこそ、同時に味わえる、その人を愛する、至上の喜び。

人を愛する、天国と地獄。

君は本当は、とっくに天国を経験している。
愛する人と共に居る喜びを、同じ物を見つめる幸せを。
ただ、その幸福に気付いていないだけ。

だから今度は、地獄を見て。
自分の内に眠る想いに気付いて、ドロドロになって。

もしそれを経験した上で、それでも君が雪子を選ぶなら、私はそれを、受け入れることが出来るかもしれない。
辛くても、君の選択を、見守れるかも、しれない。

でも、君が一度もその想いに気付かぬままに、そのまま雪子を選ぶのは、納得することが、出来ない。

本当の愛を、知ってほしい。
きっと、全てが変わるから。

嫉妬とは無縁な、穏やかで広い心で、人を愛する。
そんな、真っ白な愛だけでは知り得ない。
自分の奥深くに眠る、黒々とした物を引き出す、そんな愛が、果てしない苦しみと、同時に、真の喜びを幸せを、君に、教えてくれるから。

それは、誰をも傷付けない愛とは違う。
避けられない傷を、痛みを伴う、愛。

君のことだから、きっと、自分が傷付くことなんかより、自分が人を傷付けること、そのことに苦しむだろう。
でも、その苦しみさえも、君がこれまで選択してきた人生の延長にある、君の、責任なのだから。

薪さんは、既に味わっている。
青木、君を傍で見て、その成長を促し、同時に手を引かれて先へと進んでいく、その幸せと。
同時に、決してそれ以上は手に入らない、手に入れてはいけない、その地獄を、味わっているのだから。

今度は君が、地獄を味わう番だと思う。

薪さんの為じゃない。
薪さんは、君に、そんなことは望んでいない。

誰よりも、君自身の為に。
君が、君の人生に、真実の愛をもたらす為に。





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コメント

■ 青木の愛

おはようございます。かのん様☆

ようやく、ゆっくりとお話しすることが叶いました\(^ー^)/

青木の気持ち
見えてきませんね。
本人も分かっていませんね。

私は、青木の中に、彼女に対する執着を感じません。

愛する婚約者が、想いを寄せていた(過去か、もしかしたら今も)の相手と仲良くしていて「妬かない」というのはかなり疑問を感じますよね・・・

彼女を信頼しているとも違う。
薪さんが雪子を受け入れる訳がないから安心。という感情でもなさそうです。

青木の様子を見ていると、
薪さんと雪子が仲良くしている。
という事実を
薪さんを中心に見ているのではないかと思います。

雪子と対峙するときに、薪さんが苦しげだ(鈴木さんの件で引け目を感じたりしていて)ということを無意識に青木が感じていたら。
穏やかに雪子と薪さんに安堵しているのでは?

よかった。薪さんが辛そうじゃない。
という目で見ているのではないかと思います。

それと、
医務室の時、
自分と雪子に背を向けて出ていく薪さんに
「雪子といる自分を拒否している!!」
と思いそんな薪さんに青木が寂しさを感じているとしたら・・・

雪子を認める=自分を認める=自分を受けいれてもらえる

薪さんが自分を受け入れてくれるという喜びや嬉しさが込み上げてくる。

だから、嫉妬等という感情は全くあの場では青木の心にないのでしょう。

むしろ執着なら、薪さんに対してあるように見えます。

まだ先の別れなのにそれを聞いた時、無意識に流れた涙。

用事を断ってまで自分の傍にいてくれた薪さん対する想い

新人が来るという事実に「第九のカウントダウン」を感じ喜ぶ事が出来なかった。

薪さんに対する想いを、執着を感じますよね\(^▽^)/

かのん様のおっしゃるとおり、青木は自分の心と向き合い、自分の想いを理解して「天国と地獄」を知るべきです!!!

恋愛は綺麗事ではない。

自分の心のどろどろしたものと対峙するべきです。

皆に祝福されるばかりではない愛もある。
でもそれが自分の本当の想いなら向かい合うべきですよね!!!

それがまだ若い青木になら出来るし、越えなくてはならない山だと思います。

すみませんm(_ _)m
また何だか、ぐちゃぐちゃとした文章ですね(T_T)

あああ~恥ずかしいです(/o\)
かのん様のように、自分の想いをしっかりと言葉で伝えられるようになりたいです。

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントを、ありがとうございます!

> ようやく、ゆっくりとお話しすることが叶いました\(^ー^)/

ご家族がお出かけになった後、時間が出来たらすぐにいらして下さったのですね。
本当にありがたいです。
いつもいつも、ありがとうございますm(_ _)m

(・・延々、後の記事のコメにレスを書いていたもので、気持ちを切り替えるのが大変です(笑) 深呼吸して、頭を切り替えなければ。すーはー)

> 青木の気持ち
> 見えてきませんね。
> 本人も分かっていませんね。

そうですね。
薪さんは、自分の気持ちを、ハッキリと自覚している。
雪子も、自分の気持ちの複雑さを、意識はしている。

でも青木は、全く自分の気持ちが、見えていないと思います。

> 私は、青木の中に、彼女に対する執着を感じません。
> 愛する婚約者が、想いを寄せていた(過去か、もしかしたら今も)の相手と仲良くしていて「妬かない」というのはかなり疑問を感じますよね・・・

そうですよね。
プロポーズを受け入れてもらったとは言え、まだ、雪子の気持ちが自分へ向かっているとは確信出来ない状態で、あの二人の様子に嫉妬を感じないというのは、おかしいと思います。

> 彼女を信頼しているとも違う。
> 薪さんが雪子を受け入れる訳がないから安心。という感情でもなさそうです。

そうなんですよね。
雪子と薪さん、両方を信頼しているから・・という理由だけで、笑顔で二人のあの様子を見守れる程、青木は余裕のある大人ではない・・と、私は思います。

> 青木の様子を見ていると、
> 薪さんと雪子が仲良くしている。
> という事実を
> 薪さんを中心に見ているのではないかと思います。

ふんふん。

> 雪子と対峙するときに、薪さんが苦しげだ(鈴木さんの件で引け目を感じたりしていて)ということを無意識に青木が感じていたら。
> 穏やかに雪子と薪さんに安堵しているのでは?
> よかった。薪さんが辛そうじゃない。
> という目で見ているのではないかと思います。

ああ・・!そうかもしれないですね。

そう思えば、青木のあの穏やかな様子にも、納得がいきます。

> 雪子を認める=自分を認める=自分を受けいれてもらえる
> 薪さんが自分を受け入れてくれるという喜びや嬉しさが込み上げてくる。
> だから、嫉妬等という感情は全くあの場では青木の心にないのでしょう。

うんうん。
なる程。

そうですね・・飲み会でも、青木は、薪さんに「おめでとう」と言われたことが、とても嬉しそうでしたが。
あの時も、「薪さんに認められた」という喜びのように感じられましたものね。

本来なら、「雪子が想いを寄せる相手=自分の恋のライバル」である薪さんにお祝いの言葉をもらったら、複雑な物があってもおかしくないでしょうに・・。
結局、青木は、薪さんのことは、雪子を通しては見ていない、薪さんのことは、あくまで薪さんという人間そのものとして、見ているということですよね・・。

> むしろ執着なら、薪さんに対してあるように見えます。

そうなんです。
問題は、そこなんですよね。

> まだ先の別れなのにそれを聞いた時、無意識に流れた涙。
> 用事を断ってまで自分の傍にいてくれた薪さん対する想い
> 新人が来るという事実に「第九のカウントダウン」を感じ喜ぶ事が出来なかった。
> 薪さんに対する想いを、執着を感じますよね\(^▽^)/

まさしく、まさしくそうです!!

「新人」の到来に、女の子が来るかもしれないと、心躍らせていた曽我や小池。
そんな二人の姿に、冷静な視線を送っていた今井さん。

でも青木は、どちらでもなく、ただ、ただ、第九解体に対する憂いを感じていた。
そして、「解体を憂う」と、自分で思いながら、その脳裏に浮かぶのは、薪さんの姿だった・・

> かのん様のおっしゃるとおり、青木は自分の心と向き合い、自分の想いを理解して「天国と地獄」を知るべきです!!!

同意して下さいますか?
嬉しいです。

> 恋愛は綺麗事ではない。
> 自分の心のどろどろしたものと対峙するべきです。

そうです、そうです。

青木のこれまでの恋愛遍歴は、全く分かりませんが、少なくとも、そういった「綺麗ごとではない」「自分の中のどろどろとした物に気付く」ような物は無かったのではと思います。

> 皆に祝福されるばかりではない愛もある。
> でもそれが自分の本当の想いなら向かい合うべきですよね!!!

そうなんです!
あああ・・私の言いたい想いが伝わって、たつままさんに分かっていただいて、とても嬉しいです(TT)

祝福されないような愛、傷付き傷付けられるような愛は、経験しない方が、幸せかもしれません。
でも、そこに本当の想いがあるなら、向き合うべきだと思います。

> それがまだ若い青木になら出来るし、越えなくてはならない山だと思います。

はい。
青木なら、きっと乗り越えてくれると思うのです。
信じてます・・!

> すみませんm(_ _)m
> また何だか、ぐちゃぐちゃとした文章ですね(T_T)
> あああ~恥ずかしいです(/o\)
> かのん様のように、自分の想いをしっかりと言葉で伝えられるようになりたいです。

そんなことございません!!

たつままさんのお気持ちがよく分かりましたし、同時に、私の思いも受け止めて下さり、本当に嬉しく思いました。

ありがとうございました。

■ 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

■ 

○11/29に、こちらに非公開コメントを下さったSさま

初めまして!
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございますm(_ _)m

こちらの創作を、読んで下さっているのですね。
嬉しいです(TT)

また、「陶酔」だなんて、あまりにももったいないお言葉で、舞い上がってしまいました。
どうもありがとうございます!!!

単行本派という立場ながら、こちらにコメントをお寄せ下さったこと、とても嬉しく、ありがたいです。

2カ月おきに一喜一憂するよりも、単行本でまとめて読まれた方が、きちんと通して「秘密」の世界を味わえるかとも思います。
(雑誌派ですと・・メロディが発売される度に、ドキドキして心臓に悪いです^^;)

私の偏った感想や意見に、感じ入っていただいたとのこと、恐縮です。

Sさんが想像なさったこと、うんうんと、うなずきつつ、読ませていただきました。
果たして、彼らは、そうなっていくのだろうかと。

そして、

> 携え合ってきた小さな手に。
> 見つめ合ってきた大きな瞳に。
> 言葉では表すことのできない、慈愛と敬愛に満ち満ちたお互いの心に。

このお言葉が、特に、とてもとても素敵だったので、勝手ながら、引用させていただきました。
繋がれた手、互いの瞳を見つめ合ったその時、胸に広がる想い・・それらが、Sさんのこの文章から、パーッ・・・と眼前に浮かびました。

元々私も機械音痴で、この自分が、ブログを開設する等、以前は想像も出来なかったことでした。
今も、皆様に支えられながら、何とかやっております。

なので、不慣れな中で、コメントを下さるお気持ちが、身に沁みます。

読んで下さったこと、丁寧なコメントを下さったこと、何よりそこに表れるお気持ちが、とても嬉しかったです。
どうもありがとうございました。

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