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Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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    「レビュー2:傷


今回、読者には早々に察しが付いてしまった、刺殺事件の犯人。
「秘密」は、往々にして、犯人探しがテーマではない。



薪さんは、校門と教室内の監視カメラから、瞬時に生島先生が犯人だと分かってしまった。

読者にしてみれば、彼女が「ジャージの生島」と呼ばれ、事件当日に限って違う服装でいたことを、初回で知らされていた為、彼女が事件に関わり、その為に着替えていたのだろうと、簡単に推察出来る。

でも薪さんは、読者とは違い、彼女が普段ジャージ姿でいることなど、知る由も無いのに。
薪さんにとって、これは「簡単な捜査」でしかない。

この小学校に、児童や教師が一体何人居るのか分からないけれど、少なくとも、1クラスが数十名、そして、1学年がD組まではある、それなりの規模の学校であることは、分かる。
それだけの人数を目にして、服装が変わっている人間を、この段階で漏れなく抽出することが出来るのは、やはり、薪さんでしか有り得ない。

犯人が特定出来ても、だからと言って、緊迫感が無くなるわけでは無い。
犯人特定は、あくまで過程に過ぎず、「秘密」が展開するのは、いつも、ここから、だから。

生島は、有田少年を苛めていたと訴える生徒の話を聞いて、「大丈夫よ・・・そんな事でつかまったりしないから」そう言って、生徒を抱き締めた。

私はこの生島の姿に、違和感を覚えた。
怯えた生徒を優しく慰め、カバンを返すよう諭し、一見、教師として、あるべき姿にも見える。

でも、本来、ここで「大丈夫」の後に続く言葉は、教師であるなら「つかまったりしないから」では、無い筈だと思う。
生徒は「捕まるのが恐い」と訴えてはいるけれど、本当に怯えているのは、亡くなった少年を苛めていた、そのことそのものの筈なのに。

教師なら、教師じゃなくても、分別のある大人なら、この時、この子に言う言葉は、違った物になってくると思う。

きっと彼女は、自分が犯人であること、「捕まるかもしれない」と怯えているのは自分であることを自覚して、「大丈夫・・私は捕まったりしない」と、自分に言い聞かせたのか。
それとも、「刺し殺したのは私。捕まるなら、それは私であって、カバンを隠した程度のあなたが、捕まることは無いから」と、心中で話していたのか。

・・そんなことを思っていたら、次の頁で、
「まわりにならって 私も 無視をし続けた」
という言葉が綴られていて、ショックを受けてしまった。

クラスの中で孤立した生徒を、助けるのが教師ではないのだろうかと。

もちろん、教師だって人間だから、どうしても好き嫌いは出て来るだろう。
例えば、授業を妨害する、自分を馬鹿にする、そういった生徒に対しては、否定的になるかもしれない。
人間だから、それは仕方が無い。

でも、有田少年は、自分のことを好きだった。
そんな生徒を見て、無視し続ける教師・・理解出来ない。

事件を起こした加害者だから、いじめっ子の生徒に、あんな言葉しか言えないのかと思ったけれど。
実は、元々、生島という教師は、そういう人間、そういう教師・・なのかもしれないと思った。

この教師のあり方は、私にとって、衝撃だった。

薪さんいわく、素手なので「あまり計画性がない」犯人。
地震が無くても失血死していた程の刺し傷だったとは言え、実際には、地震が起こるまでの約10分、棚が倒壊するまで、被害者は苦しみながら生きていた。

有田少年が、生島に好意を持たず、即、誰かに話していたら。
地震が起こらず、体育館に居た栄一少年が、倉庫の様子に気付いたら。

いくらでも、事件が即座に露見する恐れがあった。
目撃したのが有田少年だったから。
ちょうど事件の直後に、地震が起こったから。

生島は、未だ、犯人としての追及を、逃れているに過ぎない。
その程度の、計画性の無い犯行。

ナイフを所持していたことから、刺すつもりがあり、相手の死を願ったのかもしれない。
とは言え、そのやり方は、すぐに露見しても構わないと思うような、突発的な、安易な行為だったかもしれない。

でもそれが、いくつもの偶然が重なり、生島はまだ、自分が犯人と特定されていることは、知らない。
知らずに、怯えている。

そんな彼女が、司法解剖で事件性があると特定され、更に、有田少年が事件を目撃していたと知った今、怯えた末に、どんな行動に出るのかと。

刺した時は「安易な行為」だったかもしれない。

でも、刺した相手は、地震によって倒壊した棚の下敷きになって死に。
それを目撃した栄一少年が、飛び出すきっかけをも、作ってしまった。
有田少年が墜落したのも、この事件が原因かは、まだ不明だけれど。

結果的に、生島は、出崎を刺したことで、いくつもの死を招いている。
更に罪を重ねるような、そんな行動に出なければいいと思う。

彼女はもう、充分に罪を犯してしまったのだから。
もう、余計なことをしないで。
「簡単な捜査」だった事件を、今後、迷走させるようなことは、しないでほしい。

そして、今回のもう一人の「犯人」。
刺殺事件ではなく、第九の情報を漏洩させた人物。

一体何者なのか、全く見当が付かない。
薪さんは、既に心当たりがある様子。

山本さんは、そこに、関わっているのかどうか。

情報が漏れたと知った時のうろたえぶり、青木に声を掛けたことから、山本は、直接この漏洩に手を下してはいない・・と、私は思う。
まあ、驚いたフリ、知らなかったフリをするという、ポーズとも取れるけれど。

私が疑問に思うのは、MRI捜査の最中に、何故、彼が情報漏洩のサイトに行き着いたのか。
この時、画面で見ているとしたら、少年のMRI画像や、あるいは検死結果等の専門データ等である筈。
一般人の書き込み等を、検索している暇は無いと思う。

・・つまり、山本が、この時、この書き込みを目撃したのは、このサイトで、あるいは一般のサイトを検索して、何か第九の情報が漏洩している可能性を、知ってはいた?ということだろうか。

薪さんが言うとおり、「同じ事を 本人が書き込むなんて マヌケすぎる」としたら、山本の持っている情報を、山本自身が不利な状況に追い込まれても構わないと思う人間が、利用している、ということだろうか。

この情報漏洩によって、第九の立場は、薪さんの責任者としての立場は、どうなるのだろう。
また、情報漏洩は、これだけで済むのだろうか。
薪さんはまだ、冷静に笑っているけれど、この先、薪さんを苦しい立場に追い込むような展開に、ならないだろうか。

そしてまた、この情報漏洩によって、生島がどう動くのか・・。

双方の「加害者」によって、事件が今後、どう動いていくのか。
薪さんが、辛い思いをするようなことに、ならないだろうか。

既に亡くなった人間の脳を捜査する。
それは、本来は、執務室内で行なわれる、地道で静かな作業である筈なのに。

いくつもの危うい要素によって、不安に囚われてしまう。

悲観的にはなりたくない。
そう思いながら。

清水先生の手管に、「秘密」の人を惹き付ける、途切れの無い緊迫感に、踊らされてしまうのだ。





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コメント

■ 

こんばんは。
私も情報漏えいの犯人が気になります。まさかいまさら1巻から登場している第九メンバーではないでしょうね(薪さんは遠慮なくいじめられますし)私も混乱して、もしかして山本の元同僚の検事が?とか考えましたが、動機と薪さんがいじめられない、第九の情報を得られる人というと心当たりが・・・。結局4月号を待つしかないという結論に達しました。
でも、これ以上薪さんを追い込む展開にはならないでもらいたいです。

■ 

○水無月恵美さま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

先月コメント下さった「恵美」さまと、同じ方でしょうか?(違っていましたらすみません!)

ブログを開設なさったのですね。
後で改めてお邪魔致します(^^)

> 私も情報漏えいの犯人が気になります。まさかいまさら1巻から登場している第九メンバーではないでしょうね(薪さんは遠慮なくいじめられますし)

そうですね。
「いじめられないところ」ではないですものね(笑)

> 私も混乱して、もしかして山本の元同僚の検事が?とか考えましたが、動機と薪さんがいじめられない、第九の情報を得られる人というと心当たりが・・・。結局4月号を待つしかないという結論に達しました。

そうですね!おっしゃるとおりです(^^;)

あれこれと考えても、結局は清水先生は思いも付かない展開を用意なさっていたりしますから・・
次号を待つのが一番ですね!☆

> でも、これ以上薪さんを追い込む展開にはならないでもらいたいです。

そうですよね!
それが最も重要なところです。

いつもいつもそんなことばかり考えてしまい・・楽しみな筈のメロディ発売が、毎回恐くて仕方がありません(><)

■ 彼女は・・・

おはようございます。かのん様!

生島先生。
彼女は、今回の教師刺殺事件の犯人。

偶然が起こって、犯行が明るみに出なかっただけの
何の計画性もない単純な事件の犯人。←優秀過ぎる薪さんには簡単なんです~(≧∇≦)

きっと、「秘密」で描かれる事件なので、加害者である彼女にも理由が、
もしかしたら、何が深い傷が隠されているのかも・・・?

でなければ、かのん様のおっしゃるとおり、
教師としてあり得ない発言や行動をする生島を読者は不快さや違和感を感じるだけで、冷静に見ることは出来ません!!!

もしかしたら・・・
「有田少年」「生島先生」そして「山本」
全ては繋がっているのでは・・・と思ってしまいます(T_T)

生島にも、過去があり、同じ被害にあった有田少年を庇うどころか、目をそらしている。
自分の過去を見せつけられているようで、本能的に拒否しているのかしら・・・

救いが欲しくて、ちょっと考えてしまったたつままです。


もうひとつの、事件の情報をネットに流した犯人も気になりますね(∋_∈)

薪さんの「手の届かない」犯人を放置したくないです!!
何処のどいつか知らんが、薪さんの事を苦しめたら許さんぞ~(-_-#)

と目に見えない犯人を取り敢えず脅しておきます。

部下を信頼して受け入れる、懐の深い薪さんと生島が恐ろしいほど対照的ですね。

■ 

○1/20に鍵拍手コメ下さったMさま

お知らせ下さり、ありがとうございました!
コメの送信元(ホスト)が、微妙に違っていたので、どちらかなあと思いましたもので。

そちらをちょっと覗いて参りましたが、ハマって2週間で開設とは、行動が早いですね。
素晴らしい!(←ブログ開設まで3ヶ月半かかった人^^;)

こちらこそ、どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

■ 

○たつままさま

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます!

・・って、一体何時に起きてらっしゃるんですかっ!?
あまりの早朝コメに、びっくりしてしまいました(@@)

何て素晴らしい・・!

> 生島先生。
> 彼女は、今回の教師刺殺事件の犯人。
> 偶然が起こって、犯行が明るみに出なかっただけの
> 何の計画性もない単純な事件の犯人。←優秀過ぎる薪さんには簡単なんです~(≧∇≦)

そうそう。
薪さんの手に掛かれば、「こんな簡単な事件」に過ぎないのですよね☆

> きっと、「秘密」で描かれる事件なので、加害者である彼女にも理由が、
> もしかしたら、何が深い傷が隠されているのかも・・・?
> でなければ、かのん様のおっしゃるとおり、
> 教師としてあり得ない発言や行動をする生島を読者は不快さや違和感を感じるだけで、冷静に見ることは出来ません!!!

やはり・・そうですよね。
「不快さや違和感」まさにそうですね。

今回は、刺殺事件の動機よりも、彼女が何故有田少年にそんな思いを抱いたのか、そんな行動を取ったのか・・そちらの理由の方が知りたい・・。
事件とは別のところに、重さを感じました。

> もしかしたら・・・
> 「有田少年」「生島先生」そして「山本」
> 全ては繋がっているのでは・・・と思ってしまいます(T_T)
> 生島にも、過去があり、同じ被害にあった有田少年を庇うどころか、目をそらしている。
> 自分の過去を見せつけられているようで、本能的に拒否しているのかしら・・・

さすがたつままさん。
山本とも繋がっている=有田少年と同様な経験が生島もある・・というお言葉に、うなずいてしまいました。

それは大いに有り得ますね。
「秘密」は、誰かの経験が、他の誰かの経験とリンクしている、その時のテーマとして流れているということも、多いですものね。

> 救いが欲しくて、ちょっと考えてしまったたつままです。

そうですよね。
彼女には過去の深い傷があり、それがそんな行動を取らせたと・・そんな風にでも思わない限り、辛いですよね・・(><)

たつままさんの考え方の優しさに、既にちょっと救われた私です。

> もうひとつの、事件の情報をネットに流した犯人も気になりますね(∋_∈)>

これが今後の展開にどう絡んでくるのか・・情報漏洩は重大なことだけに・・心配で胸が焼け付くような思いです・・(つ;)

> 薪さんの「手の届かない」犯人を放置したくないです!!
> 何処のどいつか知らんが、薪さんの事を苦しめたら許さんぞ~(-_-#)

そうだそうだ~!
絶対許さないっ!!!ΨΨ(←久々に登場)

> と目に見えない犯人を取り敢えず脅しておきます。

プハッ☆
ありがとうございます。

思わず笑えてしまう、たつままさんのコメにホッと致します(;▽;)

> 部下を信頼して受け入れる、懐の深い薪さんと生島が恐ろしいほど対照的ですね。

そうですね。
ラスト近くの薪さんの、部下を信頼するセリフ、かっこよかったですっ!(T▽T)

「蒼ざめるとちょっと顔がかぶる」なんて書いたけれど(笑)、全く対照的な二人、そのとおりですね(^^;)

■ 

○1/21に鍵拍手コメ下さったYさま

コメントありがとうございます。

え~っと・・ですね。
私自身、数百人の子供達を相手にした仕事をしていたことと、教職者が身近に居る環境だったことから、どちらかというと、生徒側から見るのではなく、教員的な目線で見てしまうところがあると思うのですが。

小学校の先生が、保育園の先生等とはまた違う、というのは分かります。
そして、優しい先生かそうでないかというのは、男女差に違いは無いと思います。
私自身「優しい女の先生」というものに、接した覚えが無く、どちらかというと、パキパキとした先生が多かったですし。

そして、公平な目で子供達のことを見られるかというのは、元々性格が優しいかそうでないか、博愛気質かそうでないかというのは、あまり関係ないと思うのですね。

私自身、子供に接する仕事に就いた20歳の頃、元々は全く子供好きではなかった(自分自身が末っ子で育ったので、小さい子の面倒をみようという感覚が無かった)のですが、でも、実際に子供に接しているうちに、出来る限りのことをしたいという意識が芽生えてくるというか、それは、給料をもらえるからとか、そういったこととは、関係なく、人間と人間として接していくうちに、自然と意識が育ってくるのですよね。

>男の子には時々お母さんと女先生の区別がつかない子がいます。

あ、これは分かります。先生としては、困りますよね。
でも、女の子にも、「同性のお友達」か「女先生」かの区別が付かない子も居るので、男の子であれ、女の子であれ、ようは、どう対処していくかだと思うのですが。

「元気で素直でクラス委員を務めるような子」が、教える側の大人にとって、好ましい子であるとは、限りません。
「飲み込みが遅く、何をするにも人より遅れ、クラスに溶け込めない子」だって、大切な生徒に変わりは無い・・教師の若さは、教え方の未熟さに繋がることはあっても、子供に接する真摯さは、年齢に関係ないかなと・・。

何と申しますか・・私がこれまで接したことのある先生達は、皆、自分の身や、時には自分の家族をも犠牲にしながら、生徒達の為に必死に頑張っている人達ばかりだったので・・だからきっと、生島という教師の子供に対する態度に、ショックを受けてしまったのだと思います。

生島のような教師が、現実的によくいるところだとしたら、私がこれまで接してきた中に、一人もそういった先生が居なかったということは、幸運だったということになるのかもしれません。
まあ、Yさんのおっしゃるように「犯罪を誘発するような」女性ですから、また、特殊な例だと、私は思ったのですが。

教師も人間であり、過剰に信頼や期待をするのは、確かに無理があると思います。
教師という職業を特別視して、過剰な期待を寄せられたら、それこそ教師も大変かなと。
いい先生でも、疲れて目の前の物事にぞんざいになってしまう時だってあるでしょうし、実際、過剰な仕事量で疲弊している先生も多いですし。

また、中には、仕事内容より出世を気にして動く人や、教師間でイジメや誤魔化しをする人だって、確かに居ますしね。
どこの世界にも、モチベーションの低い人や、身勝手な人は居ます。
それは、教職の世界も、他の世界も、同じだと思います。

でも、「子供を公平な目で見る」というのは、教師としてベースになるところであり、だからこそ、生島の生徒に対する態度には、何か、ちゃんとした理由が描かれて欲しいと思ってしまいました(^^;)

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