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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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    「レビュー1:境界線
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    「レビュー3:加害者


これまでにも、何度か繰り返し書いてきたけれど、私が最初に惚れ込んだのは「上司としての、薪さん」。
薪さんには、多彩な魅力があるけれど、決定的にこの部分に惹かれる・・という点では、今も変わらない。



今回、一番ぐっ・・と、胸に入り込んできたセリフ。
それは。

「岡部 もっと信頼してやれ おまえの部下だぞ」

薪さん・・何てかっこいい・・!

かつて、
「部下が覚えが悪いのなら 覚えるまで何回でも教えるのが上の責任だ」
「君がミスを犯せば全部青木のミスになり 青木が責任をとる」
という薪さんの言葉に、感動した。

薪さんは、そういう思いで、部下達の、第九の全責任を負う覚悟で、仕事をしているのだと。

前号の不遜な態度からは予想もつかなかった、今回の山本の失態。
この時の薪さんの態度は、後で青木が「(薪さんは)自分の部下にしか怒鳴りません」と話していたけれど、まさしく、そういうことだと思う。

前回の、薪さんの山本に対する態度は、「部下」に対するそれではなかった。
山本を「検察官との繋ぎ」と捉え、様子を伺っていたのかもしれない。

だが、山本が、捜査中に他のことを考えているという、予想外に早速大きなミスを犯したことで、部下として、きちんと鍛えなければならないという、思いが浮上したのかもしれない。

大体、第九に配属されて、薪さんに怒鳴られもせずに日々を送るという方が、おかしいのだ。

薪さんの、容赦のない叱責を受けながら、それでも付いていける・・そういう人間しか、第九の厳しい捜査環境について行けないし、それでも第九で、薪さんのもとで、必死に仕事に食らい付くことで、鍛えられ、成長していけるのだから。

まあでも、さすがに、初日からこの洗礼を浴びては、かなり辛いだろうとも、想像出来る。
こういうことを繰り返してきたから、これまで新人が定着しなかったのだろうし。

怒鳴り付けるだけならまだしも、「自分の為すべき事が わかってるんだろうな・・・?」という、笑み。
この、笑み。

ああ・・薪さんのイジワルの本領発揮・・・

「出たよ」
「出ちゃったよ」
「薪さんのこれが出ちゃったら・・」
「うわあ・・」

という、第九メンバーの心のつぶやきが聞こえそう・・。
彼らにとって、最高に恐ろしい場面なのに、読んでいてとても楽しい私。

そして、まさかここで、青木がこんな行動に出るとは。

機転を利かせるのが得意な青木。
いつもどこか、違った方向を見ている青木。
唯一、薪さんの氷の微笑にも動じない青木。

ある意味、薪さんに対して、堂々と対抗しているとも取れる、恐いもの知らずの、この青木だから出来た行動。
山本を救っただけでなく、周囲の空気そのものを、変えてしまった。

その爽快さに、不覚にも胸がすくわれてしまう。
「不覚にも」というのは、青木ごとき(?)に気持ちを持っていかれることが、ちょっと気に入らなかったから。

でも続くコマで、薪さんの態度を見て、私自身の気持ちにも、納得がいった。
「せっかく苛めるチャンスだったのに」?とでもいうかのように、「青木め」と言いながら、チッと舌を鳴らした薪さん。

でもその視線は、青木を捉えた。
優しいような、切ないような。
そんな瞳で。

そう、青木のこの行動に、胸をすくわれたのは、爽快さを覚えたのは、実は薪さんだった。
これまで何度もやって来たであろう、薪さんの新人イジメ(?)の目的が果たせず、その場をさらった青木の態度に、一番嬉しかったのは、たぶん、薪さんだったのだ。

薪さんのそんな目線が、気持ちが入り込んでいたから、私も青木に持っていかれたのだろう。

もし、青木があんな発言をしなかったら。
薪さんは怒ったままその場を去り、残された山本が落ち込んで、実際に第九在籍最短記録を作るか。
その場合は、それだけの人材だったということで、終わるのだろうけれど。

あるいは、山本が薪さんに怯えながら仕事を続ける姿に、周囲の人間が気を遣いながら過ごすか。
薪さんに部下が怯えるのは毎度のことだけれど、薪さんの人となりを知った上で怯えるのと、何も知らないうちに、叱責されたことだけで怯えるのとは、違う。
山本が年上ということが、余計に周囲の気遣いを招き、全員の仕事がやり辛くなっただろう。

後から、「薪さんは、こういう指示を出しましたよ」と山本に個人的に教えるよりも、その場で口に出すことで、その内容が、薪さんの言ったものと相違ないことも、全員の前で確認出来た。
山本は、落ち込むことに変わりは無いけれど、確かに薪さんの指示がそう出たのだと、安心して捜査に取り組むことが出来、それは、今後の挽回のチャンスを作ることにも繋がる。

まあ、「室長に・・・また怒鳴られるのは・・・っ」なんて思っていたら、今後、やっていけないけれど。

青木が「異動願いを出せ」と繰り返された、あの日が、懐かしい・・・。
あの頃から、青木は、薪さんに対して、年上の、有能な、歯に衣着せぬ、遥か役職が上の上司に対して、遠慮することが無かった。

今も「粘着質ですよねえ」と平気で言う。
薪さんを「あの人」と呼び、笑う。
そんな青木に、周囲の方が焦るほど。

前号に引き続き、薪さんはまた、青木の成長を噛み締めることになった。
手塩に掛けた部下が、着実に育ち、後輩を導く姿に、文字どおり目を細めている、薪さん。

「青木に責任とらせて辞めさせてやる」という発言も、青木が「こんな簡単な捜査」で、間違った容疑者を出すようなことは無いと、実際には薪さんが青木を信頼しているからこそ、まかせたのだということが分かる。

その前の「大丈夫ですよ 薪さんは無茶なことは要求しませんから」という青木の発言は、そんな薪さんの気持ちを、青木もしっかりと受け止めている表れと、言えるだろう。

私は薪さんの、こんなところが、好き。

部下に厳しいようで、実は、本当の意味で、部下に心を砕いている。
そして、そんな薪さんの本心が現れたのが、「もっと信頼してやれ おまえの部下だぞ」という言葉なんだと、思う。

情報漏洩に山本が疑われていると知った時、薪さんは、本当に驚いていた。
あらゆる可能性を常に予測している薪さんが、そんなことは、全く思いつかなかったという顔で。

その疑いを、薪さんは、一笑に付した。
それは、「本人が書き込むなんて マヌケすぎる」という理由もあるだろうけれど。

「おまえの部下だぞ」という言葉から、薪さんの思いが分かる。
それは、山本を「部下として」信頼しているからだと。

「初日から」あんなに怒鳴りつけていながら、「初日から」山本を、既に信頼しているのだ。
・・部下として。

何てかっこいいんだろう、薪さん。
「部下」というものを、どれ程に、大切に思っているんだろう。
口先だけの優しさで、部下に甘い上司なんかより、ずっとずっと、本当の意味で、人を思いやれる、薪さん。

そんな薪さんに、またも、惚れ直してしまう・・。

この薪さんを、絶対に裏切らないでね、山本さん!
かつてのように、自分が誰かに噂され、のけ者にされるイメージを浮かべているようだけれど、薪さんは、あなたを、これだけ信頼しているのだから。

もし裏切ったら・・
薪さんにイジメ倒されて、ノイローゼになって、病院送りにされちゃうからね。
・・こういう、薪さんの、自分が「イジメている」という自覚のあるところも、好き。

薪さんは、私にとって、理想の上司。
これは、一年半前、「秘密」を初めて読んだ時から、変わらない。

例え仕事がどんなにハードでもいい。
薪さんのもとで、働きたい。

そして青木は、薪さんにとって、理想の部下、なのだろう。

鍛えれば鍛える程に成長し、素直に物事を吸収していく一方で、自分という人間に物怖じせず、堂々と対等に物を言い、時に思いもつかない言動で、予想以上の結果を生み出していく。
そんな青木が。

改めて、思う。

3巻まで、私は、単に上司と部下としての、二人を見てきた。
それが、とても嬉しかったのだと。

あの頃のように。
三角関係とか、萌えとか、関係なくて。

ただ、上司と部下として、しっかりと信頼し合い、強い絆を持った二人が、共に捜査をしていく姿を、ずっと見ていたかったのだと。

そう。

朝 必ず「第九」にいてさえくれたら
同じ目的で一つのモニターを見続けられたら

ずっと






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○1/22に非公開コメントを下さったRさま

コメントありがとうございます。
レスが遅れてすみませんでしたm(_ _)m

昨日、そちらのブログの非公開コメにてレスさせていただきました(^^)

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