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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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「2001」で、大きな存在感を示した、薪さんの中の、鈴木さん。
それが、「2002」や「2003」では、全く登場せず、名前すらのぼらなかった。


通常は、薪さんは鈴木さんのことは口にせず、そんなことはまるで忘れたかのように、仕事をこなしているのだろうと。
本当は、常に胸の中にあるのに・・・。

それが分かるのが、「2005」。

病院跡の廃墟で、薪さんは青木に言う。
「おまえ ここで帰ってもいいぞ」「おまえのように 犯人や被害者に感情移入や共感する人間は 引き込まれやすい」
「狂人の心を理解しようとして一緒に狂う- もしそうなっても」「僕は引き戻せないからな」

もちろん、本当に青木に帰るようにと諭したわけではなく、感情移入し易い青木のことを思い、事前に歯止めをかけておく、薪さん。
そしてまた、その気持ちをちゃんと受け止める、青木。

「この時」「薪さんが誰を思い出していたのかは 容易に想像がついた」
「あの人- 捜査中に精神を壊し死亡した 薪さんの親友」

青木の中の鈴木さんは、何だかとてもかっこいい。
青木にとって、何か、理想化された人なのかもしれない。

ある意味では、薪さんを苦しめ続けてもいる鈴木さんが、青木の中で、とても清々しくかっこいいのは、青木は、薪さんを思って死んだ鈴木さんが、鈴木さんのその行動が、正しかったと思ってるのだろうか。

自分も、鈴木さんのような捜査官に、薪さんを守れるような、そんな人に、青木は無自覚のうちに、なりたいと思っているのだろうかと、そんな考えも沸いてしまう。

そして薪さんは、5年前の秘密を閉じ込めた箱があるその先へ、足を踏み入れる。
5年前と言えば、第九が発足して間もない頃、今とはまったく違う第九メンバーによる・・そんなことを思ってるのは、青木なのか、薪さんなのか。

そして、薪さんは誰かが居る幻覚を見る。
その姿は、自分を呼ぶ鈴木さんに見える。
そして、もうあと少しで、本当にそちらに行きそうになった。

これは、どういうことなのだろう・・。
薪さんは、自責の念から、そちらに行ってしまえと、無意識のうちに、自分で思っているのだろうか。
そして、本当に行ってしまいそうな自分に、怯えているのだろうか・・。
だから、連れ戻してくれた、支えてくれる青木の確かな存在が、心に響くのかもしれない・・。

「2007」での雪子の登場により、鈴木さんは、また薪さん達に大きく関わってくる。

100頁を越えてから、やっとはっきりと描かれる、薪さんと雪子の関係。
「克洋君」と話しかける雪子の言葉に、鈴木さんとの写真が重なり、同時に、雪子が手を合わせていたのが、鈴木家の墓だと分かる。
更には、薪さんが、雪子のケータイ番号まで知っている間柄だったと。

ただ、その番号に薪さんがかけたことは、ほとんど無い・・ということも、同時に分かるけれど。

今になって思うと、そんな、鈴木さんの恋人に電話することが、良心の呵責から?かどうか分からないけれど、出来なかった薪さんの心情。
対して、一度も電話をくれなかった薪さんに対する雪子の複雑な気持ち・・と、色々と考えをめぐらせてしまう。

でも、鈴木さんを撃って、その直後に雪子に電話した薪さんの思い・・
それは確かな、薪さんの真摯な気持ちだったと、私は思う・・。

・・そしてまた、薪さんも、鈴木さんとの写真を、部屋に置いていた。
簡素な部屋に、ポツンと置かれた、1枚の写真。
3人一緒に、笑顔で・・。

鈴木さんが惹かれた女性なのだから、似たタイプの青木も惹かれていくだろうと、そう思う、薪さん。
読み取り辛いその表情の中に、どんな感情が入っているの?

そして、青木の無茶な行動に、
「第九の人間が捜査に命をかけたり 銃を手にするようになったらおしまいだ 鈴木のようにな!」
そう、自分から口にしてしまう、薪さん。

自らを囮にした青木の姿が、横たわる鈴木さんの姿と重なる。
鈴木さんを自らの手で失ったことで、雪子をも傷付けた・・薪さんはそのことにも苦しんでいる。

全てが終わり、お見舞いに来ていた青木のことを、雪子は薪さんに話す。
「私 てっきり 克洋君かと思って」「克洋君の所に来たのね と 思っちゃったわ・・」
真っすぐにぶつかってきた青木のことを、笑顔で話す雪子。

薪さんにとってそうなったように、雪子にとっても、鈴木さんに似た、そして真っすぐな青木の存在は、救いになったのかもしれない。

薪さんは、雪子と同じように、自分も青木に救われているからこそ、雪子の気持ちが分かったのではないだろうか。
・・でも、雪子のそれは、恋と、言える?



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