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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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※清水先生の作品とは、一切関係ございません。

※大人な内容です。閲覧にご注意下さいませ。


オリジナルストーリー

「熱」



ベッドの上で。
目の前に眠るその人の顔を、そっと・・撫でた。

頬を、額を、まぶたを、唇を・・・
半ば開いた唇から、寝息が漏れる。

無防備なその姿に、薪は、クスッ・・と、笑う。
そして青木の唇に、静かに、口付けた。

「んっ・・ふぅ」
唇を塞がれて、青木はちょっと寝苦しそうに、身じろぎをする。

やっと区切りの付いた仕事。
そして、共にシャワーを浴びた後の、激しい逢瀬。
二重の疲れが、青木を熟睡させているのだろう。

眠ったのは、たぶん、薪の方が先だ。
青木の腕の中で。

久々の愛の行為に、全てを発散した解放感に。
余韻と共に伝わる、青木の身体の温もりに。
薪は、深い眠りに落ち、青木よりも先に、目を覚ました。

嗅ぎ慣れた、青木の汗の匂いに包まれながら、薪は、青木の顔を眺めている。
そして、そのパーツの一つ一つを、目で辿っていった。

黒く太い、それでいて、すっきりとした眉。
まばらでありながら、一本一本は、意外な程に長い睫毛。
鼻筋から、薄い唇、しっかりとしたアゴにかけての線は、男性的で、自分との違いを思わせる。

そこから太い首が伸び、広い肩へ、胸へと繋がっていく。
薪は、布団の中に潜り込むように身体を丸め、そっと・・青木の胸の突起に、唇を寄せた。

「んー・・」
青木は、また身じろぎをして、そして寝返りを打ちながら、薪を腕の中に抱え込んだ。

そんな青木の姿に、薪はまた、フッ・・と、笑みを浮かべる。

いつも端末に向かっている男らしく、青木の身体は、シャツの上から分かる程の、目立った筋肉があるわけではない。
けれど、こうして素肌を晒すと、それは、警察の人間として鍛えてきた男の腕だ。
そしてその二の腕は、薪の細腕とは、比べ物にならない程、太い。

けれどその太い腕は、決して薪を無理に組み敷くことは無く。
いつもいつも、激しくも優しく、薪を抱き寄せる。

そして、その大きな手の平で・・・

薪は、いつの間にか、自分の腰に集まる、熱を感じていた。
青木が、その手で自分を抱き、自分のそこを愛撫する・・その感覚が押し寄せる。

「んっ・・」
薪は、自分の背中を覆っていた布団を持ち上げるように、身体を起こした。
両脚を広げて、青木の腰の上に座り、改めて、露わになった青木の上半身を、見つめる・・・

自分を抱き締める、青木の胸、自分を愛撫する、青木の手、そして唇・・・・

薪は、目を閉じた。

青木が、その振動に気付いて目を開けた時、そこには、自分の腹の上に座る、薪の姿が、あった。
「薪さん・・」
青木の声に、薪は目を開ける。
見る見るうちに大きく見開く青木の瞳に見つめられ、既に上気していた薪の頬が、更に朱を増した。

青木の目の前で、薪の白い手が、薪自身の物を、こすり上げていた。

「あお・・き」
息遣いの中で、薪の声が、かすれ気味に、その名を呼ぶ。

青木は、驚きを露わにした顔で、自分も、ベッドの上に上半身を起こした。
「あっ・・」
青木が起き上がると同時に、薪は、青木の腹から滑り落ち、小さな声を漏らした。

青木が、薪の肩を抱き寄せる。
体勢を崩した薪も、青木の太ももの上に座り直し。

そして、一度止まっていた薪の手が、再び、動き始めた。

「薪さん・・」
青木が、薪のそこに手を伸ばす。
けれど、薪は首を横に振り。
空いている方の自分の手で、青木の手を押しとどめた。

今は、薪の手が、青木の手。
自分を感じさせているのは、青木の愛撫。

薪の中で、それはもう、止められない。

「はあ・・はっ・・」
薪の息遣いが、激しさを増す。

「うっ・・薪さん、そんな・・」
薪に止められ、青木は、手を出すことが出来ない。

代わりに、青木は両手で薪の頭を引き寄せ、夢中で唇を重ねた。
薪も、片手で青木の頭を掴む。

舌が躍動する、激しいキス。
唾液がこぼれ、互いのアゴを伝う。

「薪さん・・したい。あなたと・・!」
口付けの合間に、青木が訴えても、薪は、それを受け入れない。

「くっ・・!」
薪が今、目の前で燃えているというのに。
青木は、口付けより先に、進むことが出来ない。

繋がるどころか、愛しいその場所に触れることも、口ですることも、全てを禁じられて。

耐えられない・・・・

青木は目をつぶると、自分も、自らのそこに、手を触れた。
既に、硬く、大きく膨れたその先端から、ぬるりとした物が、こぼれ落ちている。

薪の前で、愛しい人のその目の前で、自分でするという、初めての行為。
最初は気後れしていたその行為も、始まってしまえば、その快感に、あっという間に呑み込まれる。

片腕で薪の肩を抱かえ、立ち昇る髪の匂いを嗅ぎながら、青木は、自分を上下にこすり続けた。
「はっ、はっ・・」
矢継ぎ早な呼吸をしながら、青木は、目を開けてみた。

そこには、同様に浅い呼吸を繰り返しながら、自分を見上げる、薪の大きな瞳があった。

目は潤み、その長い睫毛までが、しっとりと濡れ。
眉根が寄せられ、切なげに、青木を見つめる。
口はやや開き、そのふっくらとした唇は、赤みを増し、いつも以上に艶めいていた。

「はあっ・・あっ・・あおき・・」
手だけではなく、いつしか、薪の腰までもが揺れ動き、青木の脚の上で、リズムを取るようにうねっている。

「まきさ・・・うっ・・!」
青木の身体も、ビクンと、のけぞる。
満たされない欲求と、快感の狭間で、その顔に、複雑な表情を滲ませて。

青木の手の動きが、益々速くなる。
薪も同様に、動きを速める。

薪の目の前で、青木の手が、青木自身を愛撫している。
でも今、薪の皮膚の上の感覚は、その青木の手が、薪を慰めている。
青木の大きな手が、薪を包み、長い指が、薪の快感を手繰り寄せている。

薪が自らを愛撫する、その手が、青木の目に入る。
でも、青木にとっては、薪の手が、青木自身を導いている。
薪のしなやかな手が、繊細な指が、青木の物を愛しげに、悦楽へと押し上げている。

「青木・・ああ・・いい・・!」
「薪さん・・うう・・くっ!」

互いに目を上げ、同時に唇を寄せる。
空いた手で相手を掴み、抱き寄せ、激しいキスを浴びせ合う。

その間にも、互いの手は、自らを追い込み続け・・・

「ああっ・・・・!」

互いに、相手の口に向かって、声を上げた。

双方からほとばしる熱い液体が、二人の身体の上で、混じり合っていった・・・・・


************


二人はベッドに横たわり。

薪が、胸に青木を抱き、両手で青木の頭を抱き締め、目を閉じている。
青木は、薪の滑らかな胸に顔を寄せ・・そして、薪の顔を見上げる。

またも、薪は、既に眠っていた。
さっきも、そうだった。
そして、自分は薪の寝顔を眺め、自分も穏やかに、眠りに就いたのだった。

それなのに。
薪は、先に目覚めて、自分のことを眺めながら、あんな行為に・・・

この人の情熱の深さに、その激しさに、自分は一体、いつになったら、追い付けるのだろう。

そう思い、青木は小さくため息を付く。
でも、その顔には、かすかに笑みが宿って。

再び眠りに就く青木は、いつになったら、知るのだろうか。

その薪の激しさを、熱を、生み出しているのは。
他ならぬ、青木自身なのだと。




熱 終





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コメント

■ ぎゃーーーーっっっつ!!!!

ぎゃーーーっっつ!!!もひとつぎゃーーっっ!!
学校関係で超忙しくて‥お久しぶりにお邪魔させていただいたら‥ひゅーひゅー♪
‥読みたかった、かのんさんのソロ活動‥(笑)
天を仰いで思わず御礼を‥ありがたや‥

ふふふふふふ‥すすすすばらしい‥嬉しい‥
お互いに‥というのが新鮮でものすごく胸キュンで‥
ほんとに、ありがとうございますっ!
お礼を言わずにはいられない(笑)
勝手にお礼を言ってしまいました。

ものすごく落ちてて‥でも元気に‥何故か元気になりました
‥ええ、ご存じの通りのR好き(^_^;)
特上のRは‥元気の元ですっ!
ああ‥まだ夢心地‥
ありがたい‥ありがたい‥と百回唱えました‥。
薪さんの情熱は‥青木あってこそ‥
‥青木が羨ましく、妬ましく‥(笑)

美しくも艶っぽいお話、ありがとうございました!
ほかにも色々、色々あるのですが‥言葉にできない‥
こんなコメで、すみませんっ!

■ 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

■ 

○ruruさま

コメントありがとうございました!

> ぎゃーーーっっつ!!!もひとつぎゃーーっっ!!
> 学校関係で超忙しくて‥お久しぶりにお邪魔させていただいたら‥ひゅーひゅー♪

冒頭から飛ばしたこのコメント、ものすごく!ウケました~~~♪♪
そして、とってもとっても、嬉しかったです。
ありがとうございます(*^^*)

> ‥読みたかった、かのんさんのソロ活動‥(笑)
> 天を仰いで思わず御礼を‥ありがたや‥

天を仰いでって・・笑い過ぎて、お腹が痛いです(>▽<)

ええ、ruruさんの、読んでみたいとのお言葉があったから、書くことが出来ました。
ありがとうございました。
でも、書き上げてみたら、ソロではなかったのですが・・デュエット?(笑)

> ふふふふふふ‥すすすすばらしい‥嬉しい‥
> お互いに‥というのが新鮮でものすごく胸キュンで‥
> ほんとに、ありがとうございますっ!
> お礼を言わずにはいられない(笑)
> 勝手にお礼を言ってしまいました。

「新鮮」「胸キュン」というお言葉が、とてもとても嬉しいです。
書き上げて、自分は満足したものの、他の方がお読みになったら、果たしてどうだろうかと、不安もありましたので・・。

> ものすごく落ちてて‥でも元気に‥何故か元気になりました
> ‥ええ、ご存じの通りのR好き(^_^;)
> 特上のRは‥元気の元ですっ!
> ああ‥まだ夢心地‥
> ありがたい‥ありがたい‥と百回唱えました‥。

笑いまくって涙が出ております・・(つ▽;)

こんな物が元気の元になるのでしたら、書き手としてこれ程嬉しいことはございません。
こちらの方こそ、このコメントをいただいて、沢山の元気をいただきました!

> 薪さんの情熱は‥青木あってこそ‥
> ‥青木が羨ましく、妬ましく‥(笑)

・・確かに(笑)妬ましいですね・・。
でも、薪さんの幸せの為なら、涙を呑んで君に託そう、青木!(←何様?)

> 美しくも艶っぽいお話、ありがとうございました!
> ほかにも色々、色々あるのですが‥言葉にできない‥
> こんなコメで、すみませんっ!

楽しいコメントに笑って、嬉しいお言葉の数々に感激して、心が温まり、パワーをいただきました。
どうもありがとうございました!(^^)

■ 

○4/7にこちらに非公開コメントを下さったRさま

丁寧なコメント、どうもありがとうございました。

Rさんのブログへ、非公開コメにて、レスさせていただきましたm(_ _)m

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