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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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※清水先生の作品とは、一切関係ございません。

全20話です。


オリジナルストーリー

「狂風」


Scene1:目覚め



おまえを 見逃すんじゃなかった

あの時 僕が
おまえを 捕まえていたら

今 こんなひどい事には・・・・・

『薪さん・・』

誰だ?

『薪さん』

誰かが、呼んでいる。
分からない、誰だ?

でも・・何故だか、懐かしい・・・

「薪さん!」

薪は、目を開けた。

「薪さん、大丈夫ですか?」
自分を覗き込み、ホッとした様子を見せる、その顔。

「お前は・・」
つぶやきながら、薪の脳内で、過去に見たことのある顔が次々に浮かび、そのうちの一つが、符合した。

「あおき、いっこう」
薪の薄紅色の唇が、そう、形作った。

「薪さん・・?」
相手は、怪訝な顔をしている。

そうだ。
第九に配属予定の、青木だ。
履歴データの写真は、確かにこの顔だった
実物は、写真とは、若干印象が違ってはいるが。

だが、どうしてこの新人が、ここに居る?

それ以前に、僕は、何故ここに、この病室に居るのだろう。
また、幻影でも見て、錯乱して気を失ったのだろうか。

「岡部は? 来ていないのか?」
「あ・・まだ、起き上がらない方がよろしいですよ」
新人が、自分の両肩に手を伸ばす様子に、薪は、その手を振り払った。

「!・・・」
新人は、驚いた表情をした。
何とも不可解な状況だ。

薪は、起き上がり、ベッドから両足を降ろす。
一度ギュッと目を閉じ、髪をかき上げながら、顔を上げ、目の前に立ち尽くす、長身の男を見つめた。

「第九の岡部に、連絡が取れるか? 状況を聞きたい」
「状況・・と言うと・・」
「9人の少年の自殺事件についてだ」

「っ・・!!」
新人は、言葉を呑み込んだ。
一体、どうしたことだろう。

薪は、イラついた様子を見せ、言った。
「君だって、第九に配属になるに当たり、今、第九がこの事件を捜査していることは、知っている筈だ。ぐずぐずしている暇は無い。とにかく、岡部に連絡を」

室長の自分が指示を出しているというのに、新人は、ボーッとそこに立っているだけだった。
どうやら、使えない人間がやって来てしまったらしい。

「そこをどけ」
相手が使えないなら、自分が動くまでだ。
薪は業を煮やし、立ち上がると、目の前の新人を押しのけようとした。

「何をする!」
薪は、相手を睨み付けた。
相手は、いきなり自分の腕を掴み、引き止めたのだ。

「離せ!君は一体・・」
改めて相手を見上げた薪は、新人の顔が、蒼白になっていることに、気が付いた。

「薪さん・・。まさか・・・・」
そうつぶやく男の様子が、尋常ではないことを感じ取り、薪は、相手の言葉の、続きを待った。

すると、その男は、信じられない言葉を、口にした。

「薪さん・・。今は、2066年です」





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コメント

■ ま、薪さん!!!

こんにちは。かのん様☆

きゃ~!
新シリーズ開始ですね(≧∇≦)

病室で目覚めた薪さん。
目の前にいる青木に対して・・・
一体、薪さんの身に何が起きたのか!!

ドキドキ・・・
どうなるのでしょうか(≧∇≦)

ぐっすん。
何だか、青木に冷たい薪さんを見ると、ちょっと胸が苦しくなってきます(T_T)

写真と印象が違う・・・この数年で青木は薪さんの隣でいい男に成長したのですね(≧∇≦)
えっ!ただ老けただけですか!(笑)

冒頭で『狂風』の世界に、ぐいぐい引き込まれているたつままです(^_^)v

きゃ~
続き、楽しみにお待ちしております♪♪♪

■ 

○たつままさま

こんにちは。
コメントありがとうございます!
早速コメントいただきましたのに、レスが遅くなりまして、すみませんでしたm(_ _)m

> きゃ~!
> 新シリーズ開始ですね(≧∇≦)

ありがとうございます!

10話位にまとめたいのですが・・果たしてどうなるか。
メロディ次号発売前には、終わらせたいと思っております・・。

> 病室で目覚めた薪さん。
> 目の前にいる青木に対して・・・
> 一体、薪さんの身に何が起きたのか!!
> ドキドキ・・・
> どうなるのでしょうか(≧∇≦)

どど・・どうなるでしょう・・・
今後の展開にたつままさんがどうお思いになるか、私もドキドキです・・。

> ぐっすん。
> 何だか、青木に冷たい薪さんを見ると、ちょっと胸が苦しくなってきます(T_T)

きゃあああああっ!
すみませんすみませんすみません!

この時点で胸が苦しいとなると・・ああ・・すみませんすみませんすみません!(><)

> 写真と印象が違う・・・この数年で青木は薪さんの隣でいい男に成長したのですね(≧∇≦)
> えっ!ただ老けただけですか!(笑)

6年立っていますからね。
でも、青木のように元々老け気味のタイプは、代わりにあまりその後は老けないものなので、それ程老けてはいない・・筈(笑)

ええ、そうですね。
いい男になっていたということで(笑)

> 冒頭で『狂風』の世界に、ぐいぐい引き込まれているたつままです(^_^)v

ありがとうございます。
読んでいただき、とても嬉しいです。

> きゃ~
> 続き、楽しみにお待ちしております♪♪♪

ああ・・お言葉、とても嬉しいです。
嬉しいのですが・・

たつままさんをガッカリさせる結果にならないかしらと、とても不安です。
大丈夫かしら・・(TT)
おろおろ・ぐるぐる・うろうろ・・・・

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