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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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※清水先生の作品とは、一切関係ございません。

※大人な内容です。
閲覧にご注意下さい。


オリジナルストーリー

「五感」



まずは、視覚で味わう。

最後の一枚を、惜しげもなく脱ぎ捨てた、身体。
ほんのり暗いその部屋でさえ、浮かび上がるような、白い肌。

華奢な肩の下に、くっきりと浮かび上がる鎖骨。
細身でありながら、男性らしい、筋肉で覆われた胸。
その中に二つ、行儀良く並ぶ、丸い跡。

更に目で下って行くと、余計な脂肪の一切無い、平らな腹。
そして、縦長に伸びた、小さなヘソ。

そのすぐ下は、視線から外し、スラリと伸びた脚を見る。
細く、白いその脚に、敏捷さを表す腱が見える。
太ももから膝、スネから足首と、理想的な曲線が描かれている。

引き締まった足首の先には、男にしては、小さな足。
けれど、そこにも腱が浮かび、決してヤワではないことを、物語る。

もう一度目を上げれば、肩の上に、細く長い首が続き、そこに、小さな頭が乗っている。
乱れた髪の一部が、その顔をやや隠し、残る髪は、後ろへと流れ落ちている。

髪に隠れた額の下には、くっきりと弧を描く眉。
そして、長い長い睫毛が、大きな瞳を、縁取っている。

その顔の中では、一番存在感の薄い、けれどよく見れば、完璧な形を成しているその鼻は、スッキリとしたアゴのラインと相まって、彫刻が施されているかのような、印象を与える。

白く浮き出た頬の間には、ふっくらとした唇。
やや開いたその唇の向こうに、何かを待ち望む舌が、チラリと見えた。

「青木・・・」
声が、聞こえる。

脚と同様、筋肉が、綺麗な凹凸を描くその腕が、青木に差し出され、その肩を抱く。
腕の中に抱えられ、自然と視線が下に移れば、そこには、待ちきれず、形を変え始めた、薪の姿。

栗色の、淡い茂みの上に、立ち上がりかけたそれは。
白い身体の中で、そこだけが薄桃色に染まり、その先端に、透明な一滴を、光らせている。

「はあ・・・」

薪を、聴覚で味わう。
段々と、深みを帯びていく、その吐息。
胸に耳を当てれば、聞こえてくる、心臓の音。

「あお・・き」
もう一度、聞こえた。
耳のすぐ傍で、ベルベッドのような、滑らかなテノールが、響く。

薪の背中に、手を回す。
薪を、触覚で味わう。

温かく、柔らかい、そのかたまり。
背中をさすれば、その滑らかな肌が、手に吸い付くような、感覚が伝わる。

胸に頬を当てる。
温かく、全体は柔らかい、けれど筋肉は硬く引き締まった、その身体。

顔を上げる。
自分を見つめる、揺れる瞳が見える。
身体を這い上がらせ、手でそっと、頬に触れる。

指に、すべるような心地良さを感じる。
その指で、唇に触れる。
柔らかい。

柔らかな唇から、熱い吐息が、漏れる・・

「んっ・・・」
自分の唇で、薪の唇を塞ぐ。

薪を、味覚で味わう・・・・

舌を中に入れ、歯茎をなぞる。
その中を征服し、余すところ無く、味わっていく。

「んっ・・んん」

漏れる薪の声が、鼓膜を刺激する。
触れ合う胸が、絡み合う脚が、手に乗る背中が、薪の存在を伝える。

「んっ・・はあ」
薪の唇を解放し、首筋に顔を埋める。

薪を、嗅覚で味わう。

薪の肌からは、シャワーを浴びたことを示す、ボディソープの匂いがする。
それは、スッキリとした、ライムの香り。

けれど時間が立つにつれて。
その匂いは、徐々に変化する。
薪の肌から、薪の甘い匂いが、香り立つ。

「はあ・・・」

薪の声を聞きながら、薪の身体を抱きながら、薪の匂いを嗅ぎながら、薪を舌で、味わっていく。

首筋から、鎖骨へ、鎖骨から、胸へ。
「あっ・・」
胸の突起に辿り着くと、薪の身体が、小さく跳ねる。
その瞬間が、自分の身体を刺激することを、青木は感じる。

更に下へ。
もっと、下へ。

薪を味覚で味わううちに、やがて、嗅覚を刺激される場所へと、辿り着く。

「ふっ・・!」
いきなり、先端を舌で味わうと、薪の身体が、また、跳ねる。

「はあ・・はあ・・」
薪の規則的な、そして段々大きくなる、吐息が、待っていることを、伝える。

「あっ・・」
けれど青木は、まだ、それを含まない。
その下にある二つの球を、手の平でそっと、揉み上げる。

「ああ・・あおっ・・」
薪の手が、青木の頭を、誘導する。
もどかしくてたまらないと、言うように。

青木は、改めて、薪の身体を、その全てを眺める。
真っ白だった身体が、うっすらと赤みを帯び、待ち望んで震え、汗の滴を光らせている。

胸の中に、熱い想いが込み上げて。
青木は、そこに顔を埋める。

「あっ・・はあっ・・!」
薪の声が、トーンを変える。

青木が頬ばったそれは、強い匂いを放つ。
紛れも無く、薪の匂い。

溢れ出る滴は、最高の蜜の味。

口の内側で、舌の表面で、つるりとした面も、浮き出た筋も、柔らかく膨らんだ部分も、その形を確かめるように、なぞっていく。

「あっ、あっ・・はああっ・・!」

ビクビクと、薪の身体が、跳ね続ける。
逃げないように、その小さな臀部を、しっかりと腕の中に抱きながら、青木は、薪を愛撫していく。

「うっ・・!」
薪が、両手で、青木の顔を、そこから離す。
青木の目の前で、そそり立った物が、ほのかに紫色に染まり、切羽詰まっていることを、物語る。

薪が、青木を掴まえる。
改めて、青木を抱いて、唇を舌で捉えて。

今度は薪の手が、青木に触れる・・・・

薪が青木を味わって。
互いに互いを味わって。

五つの感覚が。

相手に満たされ。
溶け合って。

やがて全ては・・・・・一つになる。




五感 終





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コメント

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■ 非公開コメ下さったRさま

○7/22に非公開コメント下さったRさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

レスが遅くなりまして、申し訳ございませんm(_ _)m

大変な思いをされた中、いらして下さり、ありがとうございます。
泣き言・・是非おっしゃって下さい!
私でよければ、いくらでもお伺いしますし、私もお話したい・・共に泣き言を語り合いましょう(^^)

私自身、なかなかよそ様にお邪魔する精神的・時間的余裕が取れなくて・・(><)
いつになるかは分かりませんが、余裕を作ってそちらにお邪魔致しますので、その時はまた、遥か過去記事からストーカーするかもしれませんが、どうかお許し下さいませ(汗)

具体的、はい、具体的に書かせていただきました(笑)
いえ、これは青木が常日頃から思っていることを、文章で再現しただけですが(羨ましい)

「狂喜乱舞」とのお言葉、とても嬉しいです!(><。。)
書いたかいがございますっ!

過去の創作のタイトルも出していただき、ありがとうございます。
覚えていていただけるのだと思うと、本当に嬉しいです。

「滴」は、まだRに手を出し始めて間もない頃でした。
懐かしいですね。
「朝日」は、地味な小品だと思うのですが、Rさんは、以前から好きだとおっしゃって下さって、ありがたく嬉しいです。

シワだなんて、何をおっしゃいますか(笑)ちっとも無いじゃありませんか。
でも、ニヤニヤしていただき、嬉しいです☆

そうですね・・薪さんはきっと、男性と女性の間に位置した感覚をお持ちで、臭覚と触覚の刺激に弱い・・先日そうお話したことを、覚えていて下さるのですね。
今回は、青木の側から見たお話なので・・青木はたぶん男性的なので、視覚の要素が重要だと思います。
(と言うより、あの薪さんを、視覚で堪能しなかったら、もったいない・・・)

そうそう、薪さんは、オヤジ臭(笑)とは無縁ですよね。
最初はシャンプーやボディソープの香りをまとう体に、時間と共に、薪さん自身の体臭が強く現れてくる・・その変化を味わえる青木・・最高でしょうねえ・・。

例の話題については・・非公開ということで詳細は避けますが(笑)
へんなことなんてありませんよ~~♪
私も同じ思いですから(^^)

「素晴らしく萌える」というお言葉・・もう、感激致しました・・!

そうなんですね、最後までしてないどころか、全体の流れの中では、ここに書いた物は、ごくごく導入部?という程度のお話で、読んだ方には物足りなかったかとも思ったのですが。

それでも、このような感想をいただいて、胸が一杯になりました。
心より感謝申し上げます。

ありがとうございました・・!

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