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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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でも必ず書かせていただきますので
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メロディ 2010年 10月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME ACT.1」

レビュー5:滝沢と、薪さん


前号で、その姿を現した、滝沢。
一体どういうことなのか、全く分からなかったけれど(前号の滝沢についての感想はこちら)、今号でも結局は、よく分からなかった。

確定したのは、これが、過去に、薪さんと共に第九で仕事をしていた、滝沢本人だったということ。
病院で拘束されていたのは別人だったということ。
病院に拘束されているという状況を作りながら、滝沢には、何か隠された使命があったということ。

滝沢に関して、明らかになったのはこれだけで、多くの疑問は、投げかけられたままだ。

滝沢は、「精神に障害を来たして入院した」というそれ自体が、最初から、虚偽だったのだろうか。
だが、他の捜査員が皆、自殺に追い込まれた画像を見て、免れるものだろうか。
それとも、多少は精神に障害を来たしはしたが、軽症であり、実はすぐに退院したのだろうか。

カニバリズム事件の直後に配属されたということは、第九に配属された時点で、何か使命を帯びていたのだろうか。
その為、貝沼事件の際も、本気で捜査に取り組む気は最初から無く、ごく初期の時点で、自ら精神異常を装って、捜査から外れたとも、考えられる。

病院側では、その後、滝沢を訪ねてくる人物が居たら、替え玉の部屋へ通すように指示を出されていたことになるが、それ程の圧力とは、一体、何なのだろう。
あるいは、病院側でも、最初から誰かに騙され、「第九で精神に障害を来たした滝沢」と吹き込まれ、別人を受け入れていたのか。

いずれにせよ、それ程までして、滝沢が入院していると仕立て上げられたのは、何故なのか。
薪さん初め、第九のメンバーの誰もが知らなかったということは、その使命は、第九の監視・あるいは裏での補佐的な役割だったのだろうか。

しかし、薪さんが瞬時に気付いた不可解な点。
「指輪の跡が残る程の日焼け」とは、一体どういうことなのだろう。

続く「日本のどこでそんな色になる」というセリフからすると、滝沢は、外国に居たということなのだろうか。
それは、もしかして、「カニバリズム事件」に関わることなのだろうか。

指輪をしていて、今は外しているということは、もしかして、その外国での任務に就いていた時は、妻帯者を装っていた・・ということなのだろうか。
実際には、独身であると仮定して。

精神に障害を来たして入院したと偽装し、海外に飛び、一見平穏な家庭を築きながら、特殊任務に就いていた・・・

・・・・・・。
駄目だ・・やはり、これでは、安手のスパイ映画だ。
私の脳では、これ以上の発想が浮かばない・・・。

田城さんは、「奇跡的に復帰してきた」「君の古参の部下を暖かく迎えてやってくれ」などと言っているが、彼は、事情を、どこまで知っているのだろう。
この状況で「奇跡的に復帰」など有り得ないと、薪さんや岡部さん同様、疑問を持ってしかるべき。
能天気に、書面のとおりに受け止めるとは、とても思えない。

滝沢が、実際は入院などしておらず、何かの使命で動いていると、田城さんは、以前から知っていたのだろうか。

あるいは、田城さんも、これまで何も知らず、この日になって、上層部から説明を受けたのだろうか。
そして、その説明は、納得の行くものだったのか、それとも、「たとえ疑問を抱いても、書面のとおりに受け止めろ」と、言い含められたのだろうか。

前号で、滝沢が、薪さんを「薪」と呼んだことに、鈴木さん以外に、薪さんを呼び捨てにする人物が居るなんて!・・と、ムッとした私。
部下だったにも関わらず、薪さんより年上ということから、薪さんに対して対等な口調で話し、薪さん自身も、それを咎めることは無かったのかと、そう思っていたけれど。

実は、「かわいそうに 年上のオレには タメ口まで許して気を遣った」のだったとは・・。
しかも、「ニコニコと部下に愛想をふりまき」って・・・・!

薪さんが、部下に愛想をふりまいていたとは・・・・!!!!

心底、驚いた。
薪さんが、あの薪さんが、部下に 愛想をふりまいていた・・・・・。

青木の姉の事件とは、別の意味で、衝撃だった。
まあこれは、あくまで滝沢の主観であり、薪さんとしてはどうだったのか、確定は出来ないが。
この二人の会話から察するに、それが事実だと、思える。

確かに、現在の第九での薪さんには、部下との、深い信頼関係が存在すると、ことあるごとに、私は書いてきた。

部下を容赦なく叱咤するけれど、その厳しい姿勢は、薪さんが、部下を思うからこそ。
その厳しさに付いていけない者は、第九では、やっていけない。
即刻、辞めた方がいい。

第九での仕事のハードさに、薪さんの厳しさに、それでも、付いていける。
薪さんの、室長としての本当の責任感や、判断力、そういった物を理解出来る人間だけが、第九に残り、捜査員として、やっていける素養があるのだ。

薪さんは、その厳しさでもって、ある意味、部下を選別してきた。
それが、部下自身の為でもあるから。

もし、滝沢の言うとおり、過去の薪さんが、「物わかりのいい上司」を演じていたとしたら、薪さんは、貝沼事件以来、意図的に、やり方を変えたのだろうか。

物わかりのいい上司のフリをして、部下に接してきた。
上司として、部下を率い、上手くやっていこうと。
けれど、その結果、貝沼事件の捜査で、あのような悲劇を、招いてしまった。

そこで、薪さんは、学んだのかもしれない。
部下に生ぬるく接していても、結局、部下は育たない。
第九でのMRI捜査というハードな仕事に、適合しない人間を集め、その分、自分だけが頑張っていても、結局、彼ら自身の精神を、損なうだけだと。

薪さん程、第九の室長として、いや、あらゆる立場において、素晴らしい成果を上げられる人間は、他に居ないだろう。
誰も、そうそう、薪さんのようには、出来ない。

だから、結局は、育てるしかない。
MRI捜査を引き継いでいく人間を、薪さんが本気で、育てるしかない。

また、育てるにしても、適合しない人間は、最初から、排除した方がいい。
本人の為にも。
薪さんの本気の厳しさに、付いてこれる人間でなければ、MRI捜査の厳しさにも、付いていけない。
薪さんの言葉の意味を、感じ取れない人間は、MRI画像に見える、その奥の真実にも、辿り着けない。

薪さんが本気で挑み、それに本気で付いていける人間だけが、第九に残り、捜査員として、成長することが出来るのだ。

そして第九は、本当の意味での、「精鋭」となった。
それは薪さんの、過去とは一転した「部下を怒鳴りちらし 心のままに」指導している、その功績ではないだろうか。

貝沼事件以来、薪さんは、誰にも心を開かず、全てを一人で背負い、笑うこともなく、苦しい、辛い立場に居ると思い、見ている私も、辛かった。
一方で、薪さんは部下達と、本当は、揺るぎ無い信頼関係で結ばれているのだと、その関係が微笑ましく、第九という職場は、なんて素晴らしいところなのだろうと、思っていた。

今、薪さんにとって、かつての鈴木さんのように、全てを打ち明けられる人間が居ないことは、辛いことだと、思う。
全てを背負い込んで、一人うなだれる薪さんの背中が、見ていて、苦しくてたまらない。

でも、そんな薪さんと、部下達との絆は、本物であり、その意味では、薪さんは幸せだと思える。
要は、薪さんが、自分で幸せを感じられるかどうか・・いや、幸せを感じる心を、封印してしまっていないかどうか・・ということ。
本当の意味で・・誰かに、心を許してほしい、そう思う。

そして同時に、かつてのように、心からの、笑顔を見せてほしい・・そう思ってきた。
ところが、その笑顔が、実は「心からの笑顔」ではなかったのかと、そのことに、驚きを覚えた。

鈴木さんの前では、「本当の笑顔」を見せていたのかもしれない。
たとえば、オフの日に、鈴木さんに見せたと思われる、2008年6月号の表紙(コミック5巻6P)の笑顔とか。

でも、例えば、「Copy Cat」で、鈴木さんの視点から見えていた、カフェで見せた笑顔などは、作り物だったのかもしれない。

それが本当に・・意外だった。

「笑顔を見せない薪さん=不幸な薪さん」とは限らない。
見えているものが、そのまま、真実とは限らない。
「秘密」のテーマのごとく、そのことを、清水先生に、突き付けられたような、気がした。

今号の滝沢に、話を戻す。

薪さんに執着を見せるかのような、滝沢の態度。

「病院に足を運んでくれた」ことに、「嬉しいよ」と言い、早速手を伸ばそうとする。
自分を信頼していなかった筈の薪さんが、罪悪感や責任感からか、自分を心配し、本当は自分が居ない病院に、何度も足を運んだことが。
滝沢には、様々な意味で、皮肉なことに思えたのだろう。

優秀な第九室長であり、自分を信頼もしていなかった薪さんが、自分がそこに居ないことを知らず、何度も病院に面会を試みる姿。
滑稽で、哀れで・・・愛しくも思えたのかもしれない。

そして、呆然とする薪さんに対して、冷静な岡部さんに、薪さんを守ろうとするかのように、伸ばした手をさえぎられ、微笑んでいた表情が変わる、滝沢。

滝沢の復帰に疑念を覚え、不審な点を鋭く突く、薪さん。
薪さんが戸惑う様子は、たぶん滝沢の予想どおりだった。
そして、すぐに不審な点を見抜く様子に、滝沢は、変わらぬ薪さんの優秀さを見た。

その薪さんに、自分が疑念を抱かれることを承知で、挑むような、滝沢。
薪さんの手を無理矢理引いて、言い聞かせる程に。

岡部さんにも「不愉快と思われる行動を取った」と詫びを入れる滝沢。
「え・・? 何もオレには・・・」と、戸惑う岡部さん。

普通に見れば、確かに、滝沢が、岡部さんに謝る必要は無い。
だが、薪さんを乱暴に扱うと、岡部さんが許さない。
そこまでの信頼関係を、滝沢は、見抜いている。
知っている。

更に、「今は ずい分と楽しそうじゃないか」「可愛い部下まではべらせて」と、薪さんの現在の様子、その内心までも、知っているかのような、態度を見せる。

この3年間の薪さんの様子を、滝沢は、知っているのだ。
自分で調べ、薪さんを監視する任に就いていたのか。
それとも、誰かから、薪さんに関する報告を受けていたのか。

いずれにせよ、その言動は、薪さんの神経を、あえて逆撫でするものであり、また、鈴木さんや、岡部さんや、青木・・彼らに対する、滝沢の嫉妬のような物まで露呈するものであった。

この、滝沢の、薪さんに対する執着は、一体、何なのだろう。

それにしても・・・・

元来、私は、滝沢のようなキャラクターは、決して、嫌いではない。

薪さんに対して、上から目線で物を言い、薪さんのことを、よく知っているような態度を見せ、強引で、遠慮が無い。
敵なのか味方なのか分からず、薪さんを怒らせ、岡部さんを戸惑わせ、それを面白がるかのように、嫌味を放つ。

嫌いどころか、こういうキャラの登場を、私は、歓迎していた筈だ。
(どこかの二次創作の世界で、似たようなキャラが生まれている位・・)

なのに・・この滝沢が、いけ好かないのは、何故なのだろう。
今更、こういったキャラが登場したところで、もう、歓迎出来るような雰囲気ではない、非情にハードな展開になっているからだろうか。

・・・・・いや、これは、ビジュアルかな。

ああこれが、こんな能面みたいな表情の、額の広いおじさんじゃなくて、出来れば鈴木さんクラス、せめて今井さんクラス位のビジュアルだったら・・・・・萌えるのにっ(結局、そこか!)

そうそう、そうなの。
決して、嫌いじゃない・・どころか、こういうタイプのキャラに、薪さんと青木の関係を引っ掻き回してほしいところなの。
なのに・・ビジュアルがっ・・!

いやもう、「第九の新人」に期待していたら、それが山本だった時点で、「秘密」にはもう、そういう展開を望むことは、諦めていたんだけど。
山本は、外見も性格も、あまりにも「理想の新人キャラ」から掛け離れ過ぎていたので、やられた感があったというか、諦めるのも早かった。

でも・・滝沢は、性格的には、かなり理想に近いだけに・・惜しい・・惜し過ぎる・・。
薪さんとの体格差、一切年上という微妙な年齢、「おまえ」「薪」と呼ぶシチュなども、悪くない・・悪くないのに・・・。

あまりにも惜しいキャラで、もだえてしまう。
ちっとも萌えない。
かすりもしない。
あとは、ビジュアルだけなのに・・!

それに、こういうキャラは、青木が傍に居てこそ、役に立つというか、青木がヤキモキする為に、登場してほしいのに。
その青木が警察に囚われてしまって、ここには居ないなんて・・ああ、もったいない・・!

またしても、不審な男から薪さんを守ろうとするのは、岡部さんの役目に・・。
青木ー!君はどうして、肝心な時に、薪さんの傍に居ないんだー!
いいとこは皆、岡部さんに取られちゃってるじゃないかーっ!

・・・いえ、分かってるんですけどね。
青木は今、それどころじゃない。
いや、「秘密」の世界全体が、萌えとかそれどころじゃない、ハードな展開になっていると。

でも、ハードだからこそ、萌えをより所にしないと、心がつぶれてしまいそうで・・・・・。

薪さんが、どんなに怒って我を失っても、青木からの電話に滝沢が手を伸ばすと、それを素早く取り上げる様子に、嬉しそうな表情をする、滝沢。
やはり「鈴木似の可愛い部下」を、薪さんが大切にしていると、そのことを目の当たりにして、喜んでいるかのような・・・。

そして、青木からの電話を、自分も聞きながら、薪さんの反応を、横目で伺う。
薪さんの「大切な部下」の身に、大変なことが降りかかった、それを知る薪さんの様子を見ながら、最後はまるで、我が意を得たりというかのように、薪さんを見つめる。

青木が、何より薪さんの弱点であると確信し、その青木が追い詰められたことに、薪さんがどんな反応を見せるか、それを、伺っているようにも、見える・・・。
やはり、青木の姉一家の事件は、青木自身ではなく、最終的には、薪さんを追い詰める為の物なのだろうか。

何よりまず、滝沢は、この一件に、絡んでいるのだろうか。
絡んでいるとしたら、一体どこまで。
何の為に・・・

薪さんの最後の表情は、突然滝沢が復帰したことと、青木の事件が、同時に起こったことで、滝沢が、青木の事件に咬んでいると、判断したように見える。

滝沢の存在は、更に謎を深めるだけで、現状では、やはり、結局何も分からない。





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