カウンター


プロフィール

かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


当ブログ拍手頁

最新の公開拍手コメのレスはこちら それ以前の公開拍手コメ&レスは、各記事の拍手ボタンを再度押していただければ読めます 鍵拍手コメにつきましては、拍手をいただいた記事下コメント欄にレスを書いております

所属してます♪


月別アーカイブ


最新記事


最新コメント


検索フォーム


 
メロディ 2010年 10月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME ACT.1」

レビュー7:柱の言葉と、タイトル


今号の柱の、清水先生の言葉。

「この展開はやめようかとも迷いましたが、結局当初の予定通り描く事にしました。おつきあい頂ければ倖いです。」

これを最初に読んだ時、何か、引っ掛かりを覚えた。

「清水先生も、先の展開に悩むこともある、一人の人間なんだ」という、親しみを感じたし。
「こうして、読者の気持ちも気にして下さるんだ」と、先生の読者への思いも、感じた。

そういった点では、嬉しかった筈。
なのに、それにも関わらず、胸の奥に、何かが引っ掛かっていた。

時が立つにつれ。
それが、段々と、ハッキリしてきた。

そう、私は、先生に、こんなことを、書いてほしくなかったのだと・・・。

もちろん、清水先生も一人の人間なのだから、心中では、迷い、悩むことも沢山おありになるだろうし。
読者がどう反応するかも、気になるところかもしれない。

でもそれを、あえて読者には、見せて欲しくなかったと、私は思う。
こんな、青木の姉夫婦が殺され、その上、青木が犯人にされるという、辛く厳しい展開を選択するのであれば、なおさら。

「これは、こうするしか、無い!」と、プロとして、迷わず突き進んでほしかったというか、実際にはどうあれ、読者には、迷わず突き進む姿勢を貫いてほしかった。

先生が、「これしか無い!」という思いで描かれる世界であるならば。
先生が、迷わず選んだ世界なら。
「どんなに、辛く、厳しい展開でも、これしか無いのであれば、付いていこう」
そう、読者の私も、納得せざるを得ない。

けれどそれが、先生自身も「迷われた」と知ってしまうと、そんな私の決意まで、揺さぶられたような気がして・・・。

「他に考えた展開は、どんなものだったんだろう」
「もっと別の展開も、あり得たんだ」
そう思ってしまうと、辛い・・・・。

それは、本当に読者のワガママだと、分かってはいるけれど。

もちろん、この件で、清水先生に対する尊敬の念や、感謝の気持ちが、揺らぐわけではない。
「秘密」の世界を描かれる先生を、心から尊敬しているし、そんな世界に出会わせて下さったことを、感謝する気持ちに、変わりは無い。

今回の柱の言葉にだって、先生の温かさが垣間見られ、その点では、嬉しさも覚えた。
迷いながらも、結局当初の予定どおり描くことにしたということは、清水先生が最初に思い描いた、先生が信じる世界を、結局は選んだということだろうし、それは、喜ぶべきことだとも、思う。

私は、清水先生の描く「秘密」の世界に、その行く末に、様々な願いを抱いているけれど。
その願いどおりの展開になったら、それはもちろん、嬉しいけれど。

かと言って、そんな私のような読者の思いや言葉に、先生が描く世界が、左右されてほしくは、無い。
先生の信じるままに描いて、先生が思い描く「秘密」の世界を見せて欲しい・・そう、思っている。

読者の想いを汲み取ってほしいと願う一方で、読者の反応や言葉などに、惑わされてほしくはないとも、思う。
矛盾しているかもしれないけれど、それが、正直な思い。

だから、先生が「当初の予定通り」描くことにしたということは、歓迎すべきことなのだ。

けれど、私は、そんな先生の「迷い」を、知りたくなかった。
「やめようかとも」「迷った」という言葉を使わず「厳しい展開になり、自分も辛いところですが、お付き合いいただけたら倖いです」などと書かれていたら、辛くても付いて行こうと、素直に受け止められたかもしれないが。

本当は別の展開もあり得たのだと思ってしまうと、今の厳しい展開が、余計に、辛くなってくる・・・。

きっと、先生は、読者のことを思ってこそ、こんなことを書いて下さったのに。
それを、こんな風に受け止めてしまう自分を、なんて身勝手な読者なのだろうと・・思う。

今回の事件で、青木の姉夫婦は、惨い姿になってしまったけれど。
舞ちゃんだけは、無傷だった。
これは、清水先生が用意した、読者に対する「救い」なのかもしれない。

赤ん坊さえもが巻き込まれていたら、それこそ本当に、その残酷さに、立ち直れなかっただろうから・・。

「最後の晩餐」というタイトルは、今にして思えば、青木が、母や姉一家と一同に介し、穏やかに食卓を囲む「最後の晩餐」だった・・・。

メロディ6月号で「最後の晩餐」に、前例の無い「プロローグ」というタイトルが付き、8月号は「最後の晩餐」のみで、これまでのような「ACT.1」などといったナンバリングが付かず、そのままだったのは、清水先生が、その先の展開を、迷っていた表れなのかもしれない。

そして今回。
「END GAME ACT.1」と、遂に、これまでと同様の形式でタイトルが定まったのは。
清水先生が、迷いを捨て「この展開で行く」と、決めたからかも、しれない。

6月号でも、清水先生の「ラストにむけて」という柱の言葉と共に、「LAST」という単語が含まれたタイトルに、大きく動揺させられた(詳細はこちら)。
今回、タイトルが変わったと思ったら、「END」という、またも、終わりを示す単語が付いていることに、変わりは無い・・・。

本当に、「秘密」は、最終回に近付いているのだろうか。
ここまで謎が散りばめられ、大きく事件がうねっては、そう簡単には「終末」に向かわないとは思うけれど。

「END」とは、「終わり」「終末」「最後」、そして「死」という意味も・・・・・。

訳し方は、色々考えられるが、私は「最後の勝負」としたい。
「死のゲーム」などとは、訳したくない。
「死」という不吉な言葉も、この悲惨な展開で、「ゲーム」などという、まるで遊戯のように聞こえてしまう、軽い言葉も、並べたくないから。

「最後の晩餐」の後にやって来た、「最後の勝負」。

これは、誰が仕掛けた勝負なのか。
そして、勝利するのは、一体、誰になるのだろう。





関連記事

コメント

■ 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

■ 非公開コメ下さったAさま

○10/23に非公開コメント下さったAさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。
レスが(またしても><)遅くなりまして、申し訳ございません~!

レビューをお読み下さいまして、ありがとうございました。
また、「楽しみ」「嬉しい」だなんて・・もったいなくも嬉しいです(;;)

記事に共感して下さったのですね。
「すべて同じ気持ち」とのお言葉、本当に嬉しいです。
思いを共有出来ますこと、幸せに思います。

私も、最終回が近いのかと動揺した際、「まだ『秘密』に出会ってたった2年なのに・・!」と思いましたが、Aさんはそれ以上に、出会ったばかりで・・最終回が本当に近付いているとしたら・・悲しいですよね・・(;;)
これはまだ分かりませんが・・私も信じたくないです。

「その後に続く幸せな展開(特に薪さんの!!)まで見てみたい」、本当にそうですね。l
このお言葉に、「うんうん!そうですよね!」と、Aさんと手を取り合って共感しているイメージです!(←勝手にイメージしてすみません・・)
全く同じ思いで、とても嬉しく、心強く思いました。

ありがとうございました。

■ 鍵拍手コメ下さったMさま

○10/27に鍵拍手コメント下さったMさま

コメントありがとうございます。

Mさんのところの非公開コメにて、レスさせていただきましたm(_ _)m

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://kanon23.blog36.fc2.com/tb.php/634-409bd55f

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP |