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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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でも必ず書かせていただきますので
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Scene11:決意


エヴァンズが車に乗った場所から、近くの2つの学校に、地元警察が張り込んだ。
学校も緊急体制となり、授業は中断され、保護者が子供達を迎えに来ることになった。
機動隊も、いつでも出動出来る体制が整えられた。

もう、第九でやれることは無い。

そして、報告が入った。
エヴァンズが、1人の少年を人質に、学校の屋上に立てこもったと。

山梨の学校のうち、警察が重点的に張り込んでいたのとは、別の学校を狙ったらしい。
そこにも警察は居た。
エヴァンズの姿を見つけて、追おうとした時には、既にエヴァンズの腕の中には、少年が居た。

警察が張り込んでいたことに、エヴァンズは自暴自棄になっている様子だった。
地元警察が周囲を囲み、すぐに機動隊も向かった。
警視庁の人間達も、そして、フォスターも。

「MRI捜査官が行くところではない」田城はそう言った。

「あなた達、第九の人間はそうでしょう。でも我々FBI捜査官は、そうじゃない」
フォスターは言った。

「奴は、私の獲物だ。私が仕留める」フォスターの言葉に、薪は驚いた表情を見せた。
「仕留める・・まさか・・エヴァンズを撃つ気か?」

フォスターは何も答えず、出て行こうとする。
「待て。僕も行く」薪がフォスターを呼び止めた。
「薪さん・・」青木の声に、
「青木、運転しろ」薪が言った。

3人は、他の者が立ち尽くす中、早足で第九を出て行った。

警察の車が、次々と高速を駆け抜けていく。
その中の1台に、彼らは居た。

銃の装填を確認するフォスター。
それを見つめる薪。
「・・・フォスター、銃は使うな」薪が言った。

「我々の仕事は、犯人を仕留めることじゃない」
「君達は、あの第九の捜査室で脳を見ることが仕事かもしれない。しかし、私は違う。MRI捜査もするが、同時に現場の捜査官でもある」

「ここはアメリカじゃない。日本だ。・・・MRIの捜査官が、銃を手にするべきじゃない」
運転しながら、青木は、自分もかつて、薪にそう言われたことを、思い出していた。

「薪、私は・・君の部下じゃない」
それが、フォスターの答えだった。

どういう意味だろう。
部下ではないから、命令を聞く必要も無い、という意味にも取れたが・・。

青木は、バックミラーでフォスターの顔を見たが、真意は図れなかった。
フォスターも薪も、それ以上、もう何も言わなかった。



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