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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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原画展でこの薪さんに再会出来ることを願います

メロディ 2011年 2月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME ACT.3」&4月号「ACT.4」

レビュー5:第九メンバー、その他色々



2月号冒頭。
デジタル時計が、2059年8月10日を指し、そこから、鈴木さんが銃を手にするシーンに流れていったことに、少し驚いた。

以前、鈴木さんの死亡記事が、8月10日の新聞に掲載されていたことから。
ずっと私は、鈴木さんが亡くなったのは、9日だと思っていたので。
時刻は既に、24時を過ぎていた。

それが翌朝の新聞に載ったというのは、選挙速報以上の早さだけれど、近未来はきっと、事件が起きてから新聞に掲載されるまでの時間が、現代よりも早いのだろう。

これまでは、8月9日が鈴木さんの命日だと思い、追悼記事をUPしてきたけれど。
これからは、10日になってから、鈴木さんのご冥福をお祈りしようと思う。

「鈴木似の可愛い部下」「聞く程 似てないんだな」と、滝沢は言ったが。
3年間の薪さんの身辺を調査していた人間から、青木のことは「鈴木に似た男」として、報告されていたということか。

けれど、鈴木さんは、「もっと冷静で思慮深い男」だったという。
青木とは、年齢やキャリアが違うということもあるけれど。
滝沢の発言は、主観や作為が入っているかもしれないが、この言葉は、嬉しかった。

やはり鈴木さんは、私が思い描いていたとおり、冷静で思慮深く、それでいて、内面は第九での捜査に燃え、親友を守ろうとする、熱い正義感を秘めた人だった・・。

ああ、鈴木さんて、やっぱりいい男・・・!(・・だから本当に「あおまきすと」?)

鈴木さんは、天涯孤独の薪さんに対して、自分が家庭を持つことにためらいがあったと、滝沢は言った。
鈴木さんの様子を外から見ていて、そう、解釈したのだろう。

青木は、鈴木さんの脳を見ている。
鈴木さんが、指輪まで買いながら、雪子が薪さんを見つめている光景を目撃して、悩む姿を、見ている。

確かに、「何故、悩んでいるのか」その理由は、脳の画像だけでは、正確には分からない。

もし、滝沢の言う理由も入っているとしたら。
鈴木さんは、雪子が薪さんを見つめている様子を見て、雪子の気持ちを察し、結ばれるべきは、薪さんと雪子なのではないか、薪さんは結婚出来ないのに、その薪さんを想う雪子と自分が、自分だけが結婚するなんて、許されるんだろうか・・そう、苦悩していたとも、取れる。

でも、もし本当にそうなら。
鈴木さんは、最初から、結婚を考えて雪子と付き合うことも、指輪を買うことも無かったと、私は思う。
やはり鈴木さんは、雪子が、雪子自身も気付いていないけれど、薪さんに惹かれているのだと、それを知りながら、知らぬフリをして結婚にこぎ付けようとする自分は、許せなかったのだと思う。

それだけ、鈴木さんは、誠実な人だったのだと。

しかも、憎むべきライバルである薪さんが、誰よりも自分を心配し、気に掛けてくれる。
そんな薪さんを、自分も大切に思う。
そのジレンマ・・・

同期でありながら、自分より優秀で、上司となり、愛した女性まで心を奪われる・・普通だったら、友情の中にも、悔しさが滲むに違いない。
けれど、鈴木さんの目に映る薪さんは、とても・・とても可愛らしく、綺麗だった。

それは、鈴木さんの薪さんを見る目が、ライバルや、憎む相手ではなかったという、証。

そして青木。
捜査会議で、何度も先輩達に制される青木。
自分自身が非難されることは、覚悟の上だったと思う。
でも、薪さんが、不当なそしりを受けることは我慢がならない・・・

「冷静で思慮深かった」鈴木さんとは、違う。
でもそれが、青木なんだと思う。

そして。

もうずっと、重苦しさが滲み。
「秘密」を読み返すことが出来ない。
そんな状況の中で。

青木が滝沢に放った言葉は、本当に清々しく、嬉しかった。

「薪さんの話は、薪さんに聞きます」
「薪さんが話さない事を、あなたや他の誰からも聞きたくありません」
「人としてのありようです」

「真っ暗な井戸の中にいる」青木が。
そんな「地獄でうごめいている」青木が。

こんな重荷を背負ってもなお、青木が、青木であることに、救われた。

薪さんは、「かわいそうに」と言っていた。
「いっそ狂っていた方が楽だったのに」と思える程に、この先、更に青木にとって、苦しい展開が待ち受けているのだろう。
それを思うと・・苦しむ青木と、そんな青木を見て更に苦しむ薪さんが浮かび、胸が、重くなる・・・。

でも、この先、どんな過酷な試練が訪れようと。
それにつぶされることなく、青木は、青木でいることを貫いてくれると。
そして、青木が青木である限り、薪さんもつぶされることは無いと。
そう、信じたい。

「人としてのありようです」
そう言った青木だから。
青木、何があっても、君は君でいてくれると、私は信じてる。

薪さんが、青木を心配して近付いた時。
互いを見つめる二人の、この体格差が、何とも言えず。
身長差だけではない、儚げな薪さんの立ち姿と、男性らしい体格の青木の対比。

ここで青木が、薪さんを両腕でふわっ・・と抱き締めたら、ちょうどいい感じにスッポリと納まるのに。

・・なのに、薪さんを抱き締めるどころか、薪さんに心配され、優しい言葉をかけられて、あげくに自分が顔を覆って泣くなんて・・・。
いや、今の状況じゃ、仕方ないとは思うけどね。

2月号では、青木の青木らしさに、救われたけれど。
4月号では、青木に何度も落ち込まされた。

薪さんと岡部さんが、絆を深め合ってる時に。
青木、君はどうしてあの女とばっかり・・・。

いや、かいがいしく母の面倒をみてくれてる婚約者だからね、接する時間が増えるのは当然だけど。
だからって・・とっさに「呼び捨て未遂」って・・・。

この瞬間と、ラストシーンで、ダブルで叩きのめされた。
これまでは、雰囲気に流され、観念的に付き合ってるだけだったようにも見えた関係が。
自分の身内を大切にしてくれる雪子が、無意識のうちに、青木の中で「近い存在」になった気がして・・・。
(その後の「雪子でもいいよ」とか言ってる光景は、正直どうでもいい)

舞ちゃんを引き取ったという設定も、私にはキツかった。
舞ちゃんは倉辻家で、母親は伯父さんなどの親戚に目を掛けられながら生きていけば、青木は時々帰省する程度で何とかなると思ったんだけれど。

二次創作では、青木は薪さんと結ばれてほしかったから、母親のことは、姉夫婦が面倒を見ていくという設定で落ち着いていたのに。

原作では、姉夫婦が亡くなった今、あの母と赤ん坊と、仕事の忙しい青木で生きていくのは、現実的に考えて、厳しい気がする。
仕事第一と思われた(いや、検死中に私用電話する程度だが)雪子も、意外にアッサリと仕事を休んで、彼らの面倒をみているようだし。

舞ちゃんが引き取られたというのは、このまま赤ん坊を囲んで、雪子も一緒に暮らしていくという前フリなのかと・・・。

「メロディ」12月号レビューの最後に書いた、「目の前に浮かんだ、とんでもない光景(点描をバックに、青木と雪子が、舞ちゃんを抱いて微笑んでいる)」が、現実のものとなりそうで、恐い・・・。

このまま「秘密」は、異性愛が成就して、終わるのだろうか。
巷の少女漫画だったら、男女が、幾度もの困難を乗り越えて、最終的にハッピーエンドというのは、よくあることだけれど。
でも、あれだけ「青木×薪」な展開をフッておいて・・・。

「輝夜姫」も、「サットン×ミラー」や「晶×まゆ」な展開を引っ張りながら、最終的には全て男女で納まったことを考えると・・・有り得ることでもあり。
ああ・・憂鬱でたまらない。

雪子・・まさかこんなに後まで残るキャラだとは、思わなかったんだけどなあ。
5巻位までは、薪さんと青木の間に風を起こして、後はササッと消える脇キャラだとばかり思っていたのに・・・。

捜査会議に現れた、青木と今井さんのツーショットは、ちょっと嬉しかった。
単体で居るとそうでもないのに、二人揃ってる姿が好きなのは、何故なのだろう。

周囲のヤジに、ついカッとなる青木を制する今井さん。
言ってることも大人。
きっと、過去にも、こういった場面には、よく出くわしてきたのだろう。
不当なヤジには、堂々と仕事で見返す、そんな大人の考えなんだと思う。

今回、注目すべきは山本。

岡部さんが薪さんをいつも心配している様子をちゃんと見ていて、「ご安心を 報告しますんで」と言う姿が、(意外にも)可愛らしかった。
その後のウィンクはもう・・小さなコマなのに、大ゴマクラスの衝撃度。
すっかり、第九に馴染んでいる様子が微笑ましい。

4月号でも「長官が来ても入れるな!おまえがここを守れ!」と、岡部さんに言われ、蒼ざめながらもうなずいていた。
この緊急時に、とっさに大事な役目を任せられる程、岡部さんも、山本を信用するようになったということか。

山本に癒し場面を持っていかれ、今回、曽我と小池は陰が薄かった。
捜査では補佐に回ったので、映る機会が少なかったということもある。
どこに居たかな・・と、改めて探してみたら、2月号では、捜査の人員配置に蒼ざめていただけだった。

4月号では、口を開けて呆然としつつも、薪さんが倒れたのは天地事件以来であること、捜査を始めて1時間立ってないといった解説をするという役割を担っていた。

青木が今回の捜査に参加するにあたり、薪さんは、班長クラスにまで、頭を下げて回ったという。
薪さんは、描かれていないところでも、色んな場面で、頭を下げてきたのだろう・・あの薪さんが。

青木の配置をどうするのかと思っていたが、関連はすれど、「別の事件の捜査」という名目で参加させるとは。
もちろんそれは、名目ではあるけれど、こういう方法があったのかと、薪さんの手際を思った。

4月号では、隠蔽された大臣の事件まで繋がった。
これで、これまで未解決だった、様々な事件が、一つに繋がることになる。
終息に向けて、全てが一つに・・・・

それにしても、コミック9巻で、カニバリズム事件が「メロディ」掲載時と設定が変わっていたことには、驚いた。
これまで、コミック掲載時に修正されたのは、その後の展開に影響を及ぼさない部分に限られていたので。
話を練っていく上で、この方がいいと判断されたのだろうが。

でも、コミックを読まず、メロディのみで「秘密」を追っている人は、この先「カニバリズム事件」が出てきた際に、戸惑うことになるのではと、余計な心配をしてしまう。

それに、事件を「飛行機事故」から「地震」に変えた直後に、あの大震災・・・。
以前、街中で人が刃物で刺されたシーンが修正されたように、今後、カニバリズム事件の経過が「メロディ」に掲載されるにあたり、表現の規制を余儀なくされるのではないかと、これも、心配してしまう。

現実社会への影響や、被害者の心情を図ることも、大切ではあるけれど。
フィクションの世界では、清水先生に、描きたい物を、思う存分、描いていただきたいから。

2月号で差し挟まれた、テレビのニュース。
軟禁されている人間がノーベル平和賞を受賞したという、これも、現実社会のニュースとリンクしているが。
このニュースは、どういった伏線なのだろう。

この人物が、旧ウイグル自治区民主化のリーダーだったことと、薪さんへのメッセージに、ウイグル語が使われていたことが、関わってくるのだろうか。

4月号の扉絵には、「深まりゆく謎に 薪は・・・。」とあった。
いつも思うことだが、この表紙のコピーは、要らないのではないだろうか。

内容を見る限り、謎は「深まりゆく」のではなく、少しずつ「明かされている」と思う。
次号予告のアオリも、実際に本編を読んでみると、内容に全くそぐわない物であることが多い。
少なくとも私は、予告のアオリも、表紙のコピーも、全くアテにしていない。

内容に合わないコピーは、ある意味、作家さんに失礼でもあると思う。
コピーを考える人も、頭を使って大変だとは思うが、だったら、余計な仕事は省いた方が、少しでも編集の効率が上がるのでは。



メロディ発売日が、明日に迫りました。
関西では、今日ですね。
Mーナさんは、6月号を手にされてる頃でしょうか。

レビューを分けているとキリが無いので、最後に、これまでに書き残したことを、一気に書いて参りました。

「秘密」の内容の酷さ、現実での出来事。
色々なことがあって、なかなかレビューに手を付けられませんでしたが。
やはり、書いて、書くことが出来て、良かったと思います。

お付き合い下さいまして、どうもありがとうございました。




メロディ2011年2月号&4月号「秘密」レビュー 終





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コメント

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

○4/27に鍵拍手コメント下さったAさま

コメントありがとうございます。

青木と鈴木さんは、違いますよね。
でも、そんな、青木の、鈴木さんとは違う面こそ、薪さんは愛しているような気がします。
だから、薪さんの青木への想いは、鈴木さんに似ているから・・ではないと思うんですよね。

鈴木さんの気持ちは、MRI画像を見たからって、その本人の心情の全てが分かるわけではありませんものね。

雪子や舞ちゃんに関してのお言葉、もう、丸っきり同意!です。
まあ、婚約については、青木だけでなく、あっさりとプロポーズを受けた雪子にも責任はあると思いますが。
舞ちゃんのことも、今は、母親の精神の安定の為にいいからと言っても、この先責任を持って育てることが出来るのか・・しっかり考えてほしいですよね。

「色々すみません」とありましたが、感謝することこそあれ、謝っていただくようなことが、何も思い付きませんでした。
Aさんのお陰で、レビューを書こうという気持ちが沸き、こうして無事に書き上げることが出来ました。
本当にありがとうございました。

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