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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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この度は、オリジナルストーリー「道」をお読み下さいまして、ありがとうございましたm(_ _)m



それは、ずっと以前から、幾度か出していた話でした。

雪子は、薪さんに執着することや、結婚という言葉に捉われることをやめて。
自分自身の生き方を、見つめ直したらいい。
もっと大きな世界に飛び出して、仕事の腕を磨くことに、目標を見出しても構わない。

そして、飛び出した先には、雪子の年齢や身長、自分よりも武道に秀で、キャリアが高く、収入が多いといったことにもこだわらない、雪子の理解者が、現れるかもしれない。

・・・そんなことを、私は幾度か話題に取り上げていました。

そして今月、「メロディ」6月号レビューの「叶わぬ夢」という記事を書いている最中、突然、その光景が、雪子と並ぶ男性が、具体的に見えてきました。
そして・・そこに居合わせる、薪さんの姿も・・・・・。

今号の「秘密」に現れた「あんな事」が、一体どういうことかは、分かりませんが。
その出来事を経て、薪さんも青木も、そして雪子も。
新たな道を見つけられたらいい。

そう思いました。

雪子は、これまでずっと、薪さんに捉われ、第九の傍に居続けてきました。
けれど、薪さんは、自分を対等な人間としては認めてくれない、そのことを実感し。
薪さんと青木の、二人の強い絆に、「腹が立つくらい」と、敗北を認めることになりました。

そして雪子は、これまでの執着から、自分を解き放つ道を選ぶ。
自分は、何をすべきか、何をやりたいのか・・真剣に考え、新たな世界に飛び立つ。

そして、全ての執着を捨て、自分自身を見つめ直した時になって。
本当の、自分の理解者との出会いが、訪れる。
それはきっと、かつての恋人達とは、似ていない人で。

出会いとは、案外、そういうものではないでしょうか。
友達に見捨てられ、孤独を味わい、でもそれを吹っ切って、自分の人生に対して努力を始めたら、生涯の友と呼べる人に出会ったり。
恋人が欲しくて、あらゆる出会いを求めて奔走したあげく、もっと別のところに、人生の豊かさを求めるようになったら、共に歩む伴侶に出会ったり。

そして。
狭い世界でもがいていた時には見えなかった、周囲の暖かさや、自分が置かれた幸せに気付くのも、そんな時ではないでしょうか。

その上で。
雪子は、遂に、薪さんへの想いに、薪さんとのその関係に、決着を付けることになる。

一切の連絡を絶ったからと言って。
それが、想いを断ち切るとは、限りません。

会わずとも、連絡を取らずとも、延々と想いを引きずることもあれば。
もう一度出会うことで、その想いに、区切りを付けることが出来る場合もあるでしょう。

薪さんが、雪子を第三者に紹介する時、あるいは、雪子が薪さんを紹介する時。
今までは、どう説明していたのでしょう。
少なくとも、「友人」「友達」といった言葉は、使っていなかったと思います。

薪さんは、「こちらは、監察医の雪子さん」、あるいは「僕の親友の、恋人だった人だ」と、言ったかもしれません。

「友人」という言葉を出さないのは、薪さんが雪子を気に入らないとか、友人として受け入れられないとかいったことが、理由ではなくて。
薪さんにしてみれば、雪子にとって自分は、「恋人を撃ち殺した男」。
そんな自分が、雪子と「友人」という立場を取るなんて、考えられないことだったのではないでしょうか。

だから、自分と雪子の関係を問われた時は、「監察医と捜査官」という「仕事の関係者」、あるいは「友人の元恋人」と、言うしかなかった。
あるいは、「僕は、彼女の恋人を殺した者です」と、自虐的な言葉を、発していたかもしれません。

けれど、雪子にしてみれば。
それは、薪さんが、自分を認めてくれないという、悲しい事実となる。
自分は、薪さんにとって「監察医」あるいは「鈴木の恋人」という立場でしか、見てもらえないということ。

薪さんが、「僕は、あなたの恋人を殺した」という負い目を感じ続けていることさえ、雪子にしてみれば、切ないことだったかもしれません。

雪子は、一人の人間として「三好雪子」として、薪さんに見てもらいたかった。
仕事の関係者や、友人の恋人、そして、恋人をその手で奪われた被害者・・そんな目では、見てほしくなかった。

けれど。
全てを諦め、執着を捨て、雪子は新たな道を踏み出した。

その時になって。
初めて。

薪さんは言う。
自分を「友人だ」と・・・。

そこにはもう、様々な葛藤や、複雑な思いは、無い。
ごくシンプルな言葉で表される、関係。

薪さんは、鈴木さんを手にかけたことを、一生忘れない。
けれど、少なくとも、雪子が新たな道を見つけ、幸せを見出した姿に、ずっと抱いてきた雪子への負い目からは、救われる。
だから、自分から「友人」だと、言えた。

そして雪子も。
遂に、薪さんから、過去の様々なしがらみとは関係ない、一人の人間として、見てもらえたことを、知る。

薪さんも、雪子も。
それぞれに、新たな道を、他の誰かと共に、歩んでいくでしょう。

もしかしたら、この先一生、二度と会わない。
そういう可能性もあるかもしれません。

それでも、ふと、雪子の前で、薪さんの話題がのぼった時。
開いたアルバムに、薪さんの姿を見つけた時。

「この人、誰?」
と、聞かれたら。
それは、たった一言で、表せるものとなるでしょう。

「彼は、私の『友人』」
だと。

様々な事柄を経て。
辿り着いた、関係。

色々とあったけれど。
雪子が居なかった方が良かったとか。
誰も知らないところへ消えてしまえとか。
そんな風には、思いたくありません。

「秘密」に、薪さんに関わった人物の一人として。
雪子は、雪子の道を、歩いていってほしいのです。

薪さんとの苦い思い出さえも。
その糧に変えて。

それでこそ、薪さんも。
そして、雪子に心乱されながらも、ずっと見守ってきた読者も。

きっと・・・救われると思うから。




後書き 終





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コメント

■ こんばんは、 かのんさん。

オリジナルストーリー 「道」
読ませて頂きました。

いえ、以前から読んでいたんですが、やっとコメントする気持ちになりました。

私は、それほど雪子を嫌ってませんでした。客観的に、本編の、薪さんと青木の間に必要なキャラクターと思ってました。

でも、9巻の、「剛くんがあなたを好きなのがわかる気がする」で、一瞬で大嫌いになったんです。

なんであんたがそれを言うんだって…。

ストーリーのひとつのターニングポイントとして必要なのも、あの二人のプライベートな部分に口をだせる唯一のキャラクターなのも、わかるんです。

けれど雪子を、血の通う人間として見るならば、、。

あれは薪さんに対しての、侮辱です。

そんなことを思っていましたが、かのんさんの今回の作品を見て、少し雪子への怒りも和らぎました(*^^*)

私は、薪さんが、雪子を「友人」と言ったこと、良いと思いますよo(^-^)o

なんていうですか…、何でしょうね…。

うまく言えないんですけど、
そんな二人を読んで、救われた気持ちになりました(何故か私が(笑)

かのんさんは、雪子がわからない、好きではないと、否定的なこと言ってたけど、それでも見捨てずに、理解しようしようとしてますね。

雪子への愛情を感じました。

すごいと思いました。

■ AYさま

○AYさま

コメントありがとうございます。

> オリジナルストーリー 「道」
> 読ませて頂きました。
> いえ、以前から読んでいたんですが、やっとコメントする気持ちになりました。

お読みいただき、嬉しいです。
改めてコメント下さったことも、ありがたく思いますm(_ _)m

> 私は、それほど雪子を嫌ってませんでした。客観的に、本編の、薪さんと青木の間に必要なキャラクターと思ってました。
> でも、9巻の、「剛くんがあなたを好きなのがわかる気がする」で、一瞬で大嫌いになったんです。
> なんであんたがそれを言うんだって…。
> ストーリーのひとつのターニングポイントとして必要なのも、あの二人のプライベートな部分に口をだせる唯一のキャラクターなのも、わかるんです。
> けれど雪子を、血の通う人間として見るならば、、。
> あれは薪さんに対しての、侮辱です。

あれは・・本当に酷かったですね・・。

おっしゃるとおり、客観的な目で「展開的に必要なキャラクター」と割り切ってしまえば、それはそれで良いのかもしれません。

でも、「血の通う人間として見るならば」そうなんです。
これです。

そもそも、「秘密」という漫画に、この世界にそれ程入れ込んでなければ、「こういうキャラなんだ」と淡々と読めるのかもしれません。
でも、「秘密」を、薪さんを愛する限り、雪子というキャラクターも、その世界に息づいている、一人の人間として捉えざるを得ません。

そんな「血の通う人間として」見たら・・あの場面で、あんなに簡単に、そんな言葉を口に出来るなんて、有り得ないことです。
もう「人間じゃない」とまで思えましたから・・・。

ただ、私の場合は、この頃には雪子に対して「諦めて」いたので、もう怒りすら沸きませんでしたが・・。

4巻での雪子は好きでしたし、5巻の薪さんを傷付ける様子には驚きつつも、「薪さんを想う故なんだ」と自分に言い聞かせ、雪子を哀れにさえ思っておりました。
それが・・7巻でまさかのプロポーズ承諾・・ここから雪子の言動に一貫性が全く見出せなくなり、嫌な女性だと思いつつも、理解しようと幾度も試み続けました。
雪子がいくら酷い言動をしても、「薪さんの最大の弱点だけは口に出さずにいるのだから、そこを理解しよう」と。

・・・・が。
8巻収録の「一期一会」で、遂に雪子が、一番言ってはいけない言葉で薪さんを切り裂いたのを見て・・・もう雪子を「理解する砦」を失ってしまい、理解しよう、認めようと努力することは、諦めました。
諦めてからは、随分楽になりましたね(^^;)

> そんなことを思っていましたが、かのんさんの今回の作品を見て、少し雪子への怒りも和らぎました(*^^*)
> 私は、薪さんが、雪子を「友人」と言ったこと、良いと思いますよo(^-^)o
> なんていうですか…、何でしょうね…。
> うまく言えないんですけど、
> そんな二人を読んで、救われた気持ちになりました(何故か私が(笑)

ああ・・ありがとうございます。
そうおっしゃっていただけると・・私自身も救われます(つ;)
拙い物ですが、それでも、書いて良かったと思うことが出来ました。

> かのんさんは、雪子がわからない、好きではないと、否定的なこと言ってたけど、それでも見捨てずに、理解しようしようとしてますね。

ああ・・努力を認めていただいたようで、とても嬉しいです。
ええ、私なりに、頑張って理解しようと努めて参りました・・(TT)

> 雪子への愛情を感じました。
> すごいと思いました。

いえいえ、そんな立派な物では(><;)
正直申し上げて、好きではないなんてレベルではなくて、顔すら見・・(自重)

まあそれでも、レビューではなく、二次創作の形を取ると、自分が書くキャラとして、ある程度愛しさが生まれる・・ということもありますし。
あとは、薪さんにあれだけ関わった以上、「秘密」の中のキャラクターの一人として、認めたいという気持ちがあるんでしょうね。
本人が意識的か無意識かは別として、鈴木さんや青木を翻弄し、薪さんのお心を乱し、傷付け、切り裂いた人物なわけですから・・ちゃんと人格を持った、重要な人物として位置していてほしいんですね。
まして、雪子が単なる展開上の「コマ」だったなんて、思いたくない。
そんな「コマ」によって、薪さんが苦しんできたとしたら・・あまりに酷過ぎる・・(TT)

「雪子への愛情」というよりは、薪さんへの愛情故に、薪さんを傷付けまくった雪子の言動に、何か納得出来る理由が欲しい、そして、納得出来る未来を雪子も見つけてほしい・・そう思うのです。

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