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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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Scene18:再来


薪は、第九の中に居た。

「フォスター捜査官、もう日本を出たんでしょうか」青木が言った。
「そうだな。もう発つ頃だろう」岡部が時計を見る。

薪は、昨夜のことを、フォスターと過ごした時を、思い出していた。

あの時、自分は思わず立ち上がっていた。
自らフォスターに近付き、手を触れた。
自分は、何がしたかったのか・・。

何も言えなかった。
フォスターも、何も言わなかった。

そして・・・・・

「・・・ですよねえ、薪さん」岡部が声をかけた。
「何だ?」薪が、鋭い目で、岡部を見る。

「あ・・いえ・・フォスター捜査官、落ち着いたらまた日本に来るって言ってましたよね。まだ報告会議だか何だか・・やることがあるって・・」
「・・そんなことより、岡部、今日が期限の報告書は、もちろん見られるんだろうな?」
「あ・・はい! すぐに! 今すぐ!・・後少しで、お見せ出来ます・・」

岡部はあわてて仕事に戻った。

そんな薪を見て、青木はホッとしていた。
「良かった・・いつもの薪さんだ・・」

自分は一体、何があんなに不安だったのだろう。

第九の日常が過ぎて行く。
相変わらず、犯罪者や被害者の、悲惨な映像を見る仕事、そこから分析する捜査・・。
皆、エヴァンズの事件をかえりみる余裕も無いままに、時が過ぎて行った・・。

1ヶ月程立った、ある日のこと。

見覚えのある、長身のシルエットが、第九の入り口に立っていた。
「フォスター捜査官!」
青木が急いで、フォスターを招き入れた。

「ここで使える身分証カードを返却してしまっていてね。フリーでは入れなくなった」
中に入ると、
「久しぶりだ」フォスターの視線は、真っすぐ、薪に注がれた。

「・・・・・」薪は、何も答えず、フォスターを見つめている。
第九メンバーは、一瞬二人を交互に見ると、すぐにフォスターを取り囲んだ。

「お久しぶりです。今お着きになったんですか?」
「ああ。今着いたばかりだ」

「しばらく居らっしゃるんですか?」
「・・そうだな・・。そんなに長くは居られないが」

「今度こそ、帰る前に、一緒に飲みましょうよ」
「それも悪くないな」

フォスターに対して、初対面では決していい印象を抱いていなかった筈の第九メンバーが、今は、こうして旧知の仲間のように、暖かく声をかけている。

そんな中で、薪だけが、何も言わずフォスターをじっと見つめていることを、青木は不思議に思っていた。

「・・いつ来るのか、事前に連絡が、来ると思っていた」
薪は、やっとそう一言、フォスターに告げた。

「急に決まったんでね。私自身、もっと早く来たかったんだが・・色々と手間取った。時間が出来たその足で、すぐ飛行機に乗ったわけだ。・・さて、総監のところへ行かねば。真っ先にここに来たので、まだ、誰にも挨拶をしてないのでね」

そう言うと、フォスターは第九メンバーに片手を挙げ、ツカツカと足音を立てて、出て行った。




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コメント

■ きゃぁぁぁ(≧∇≦)

こんばんは。かのん様。

きゃぁぁぁ(≧∇≦)
薪さんがぁ、薪さんがぁ…
フォスターと二人で過ごした夜…いえいえ、時を思い返して…きゃ(≧∇≦)

もう、私の妄想の翼は空高く羽ばたいておりますっっ★★★

何時もの薪さんだ…。
甘いな青木くん。はっはっはっ!
なぜか、とっても嬉しい私です♪ いえいえ、本当に私は、かのん様と同じ青木×薪さん(そうですよね。)ですよ☆☆☆
でも、青木は少し嫉妬に狂ってみたらいいんです。うん。うん。(すみません~。偉そうですね(^_^;))

フォスター帰って来ましたね♪ きっと彼も向こうで薪さんのことを考えていたのでしょう★★★ きゃ(≧∇≦)

見つめあう二人に言葉はいらない…。
この二人はどうなってしまうのでしょうか~?
また、かのん様に良いところで止められてしまうんでしょうね★★★ そこがまた好きなんですけどっ(^_^)v

では、×××な薪さんをお待ちしていまーす♪

バッサ★バッサ★バッサ

■ 

○たつまま

コメントありがとうございます。

青木はそうそう、ちょっと嫉妬して欲しかったので・・(笑)

後書きでも書きましたが、このシーン、地味なシーンだけど結構好きなんですね。
フォスターが何よりも真っ先に薪さんのところへ駆け付ける。
想いが現れてて(^^)

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