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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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メロディ 2011年 8月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME ACT.6」

レビュー1:行く末



そう?
そうなの? 薪さん。

あなたは、一人で行ってしまうの・・・・・?

少しずつ、少しずつ。
自分の中に沈む、痛みの正体が、浮かび上がってくる。

最初に訪れた衝撃は。
まだほんの、冒頭の会話。

薪さんが。
「消える」・・・・・。

第九から。
皆の前から。
青木が居る・・この地から。

そうなんだろうか。
「秘密」は、そういうラストを迎えるんだろうか。

どういう形でか、それは分からない。
例えて言うなら、FBIの証人保護プログラムのように、名を変え、素性を変え、別人になって、どこか遠くへ移り住むということだろうか。
過去の全てを、切り捨てて・・・。

このまま、第九で生きていくには。
薪さんを、薪さんの抱える情報を狙う者が、あまりにも多過ぎる。

薪さんは、自分だけが狙われるのだったら、正々堂々、受けて立つつもりだったのだろう。
だが、ターゲットが、自分ではなく、自分の愛する者、更には、自分の愛する者の大切な人にまで及ぶ・・そのことを知って。
これ以上、自分の脳が抱える「秘密」の為に、周囲が巻き込まれることを防ぐには。
「消える」しか無いと・・・。

その方が、いいのかもしれない。
これ以上、周囲の人間が、自分のせいで傷付く姿を、薪さんが、見続けるよりは。

いや、それは決して薪さんのせいではなく、薪さんが見ざるを得なかった「秘密」のせいに過ぎない。
それでも薪さんは、もう、その「秘密」のせいで、誰かが傷付くのを、見たくは無いのだろう。
青木が傷付く姿を・・見たくないのだろう。

けれど、私は悲しい。

「秘密」に最終回が訪れれば、薪さんのお姿を見られなくなるのは、同じこと。
そう言えるかもしれない。

でも、たとえ最終回が来ても、その先も、薪さんは、前を向いて進んでいくのだと。
心身共に満たされて、信頼出来る人々と共に、未来に向かっていくのだと。
そう思えるラストで、終わってほしいのだ。

漫画として「秘密」を読めなくなっても。
薪さんのお姿を、もう・・・・見られなくても。

薪さんは、幸せに生きていくんだと、そう思えれば、その姿は、永遠に読者に刻まれる。
終わりであっても、終わらないで、薪さんは、読者の胸の中で、未来に向かって生き続けてくれる。

けれど。
第九メンバーの前から、この世界から、永遠に消え去ってしまうというラストだったら。
読者の胸の中からも、薪さんは去ってしまう。

「だからまだ警視正なんです」
以前、薪さんはそう言った。

本当なら、とっくにもっと上に行くべき能力を持っている、薪さん。
でも、そのあまりに純粋な正義感ゆえに、そこに留まっている。

この先、薪さんが第九を部下達に託し、更に出世していくとしたら。
警視総監、警察庁長官、何になるとしても。
薪さんは、更に苦悩を抱えるだろう。

人にへつらったり、駆け引きしたりすることが出来ない。
薪さんの真っ直ぐな優しさは、責任を抱える程に、更に苦悩を背負うだろう。

そう考えると。
もう、こんな、警察組織なんて世界から離れて、心安らかに生きてほしい・・という思いも、浮かぶ。

本来なら。
薪さんのような人程、上に立つべきなのに。

類まれなる能力と。
類まれなる純粋さを。
併せ持つ。

そんな薪さんが、人々を、引っ張っていくべきなのに。

けれど世の中は。
薪さんを受け入れるには、あまりにも汚い。
汚くて、厳しい。

そんな現実にぶつかる度に、心を痛めてきた、薪さん。

だから、清水先生は。
この先も、欲や闇がうごめく世界に薪さんを留めるよりは。
第九から、この世界から切り離し。
第九メンバーも、読者も知らないところへと、薪さんを解き放つ選択を、するつもりなのかもしれない。

でも薪さんは。
薪さん自身は。

そうまでして、生き延びて、幸せだろうか。

滝沢が言うとおり、薪さんが本当に「天涯孤独」を強制されているかどうかは、確定出来ない。
だが、少なくとも、薪さん自身は、「秘密」を抱えて以来、私的な面では、親しい人間を作らずに生きてきたのだろう。
相手に、危害が及ぶことを恐れて。

だから、薪さんにとって、信頼出来る人間。
心許せる人間が居るとしたら。
それは、仕事の面で付き合う部下達。
第九メンバーだと言えるだろう。

部下達は、薪さんのことを、多くは知らなくても。
薪さんその人の能力を認め、人間性を信頼し、付き従ってきた。
時には、薪さんを思うゆえに、反発もした。

薪さん自身も、自分が嫌われるか否か等は気にせず、本気で部下達をしごいてきた。
そんな、本気でぶつかり合える、薪さんにとって、第九メンバーが唯一の。

「家族」ではないか。

そんな彼らと離れて。
自分を知る人間の前から消えて。
薪さんはそこに・・生きる意味を見出せるのだろうか。

悲しい。
悲し過ぎる。

イヤだ。
そんなのは、イヤだ。

薪さんは、この地で。
自分の愛する人と、自分を愛する人と、生きていってほしい。

どこにも消えてほしくない。
薪さんは、薪さんとして、生きていってほしい。

自分の幸せを、追い求めてほしい。





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コメント

■ 

こんばんは、かのんさん。

真夜中にて失礼しますm(_ _)m


薪さんが「消える」

もしかしたら

あの新キャラの謎の男の望む、「消える」という条件と、薪さんのいう「消える」の意味は違うんじゃないかと、私は考えてしまいました。


〉証人保護プログラムのように、名を変え、素性を変え、別人になって、どこか遠くへ移り住むということだろうか。


例えばそうなるとしても、私は、それでいいと思いました。

生きてさえいてくれれば、それでいいです。

■ AYさま

○AYさま

こんにちは。
早速のコメント、ありがとうございますm(_ _)m

> 薪さんが「消える」
> もしかしたら
> あの新キャラの謎の男の望む、「消える」という条件と、薪さんのいう「消える」の意味は違うんじゃないかと、私は考えてしまいました。

> 例えばそうなるとしても、私は、それでいいと思いました。
> 生きてさえいてくれれば、それでいいです。

もちろんです!
薪さんは、生き続けて下さることが、大前提です!
(薪さんご自身は、死しても構わないと覚悟されてるかもしれませんが・・)

でも、その上で、薪さんが、自分の幸せを追い求めてほしい、薪さんにとって、生きる意味のある人生を送ってほしい・・そういう望みを捨てきれないんですね(TT)

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