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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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メロディ 2011年 8月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME ACT.6」

レビュー8:周囲



これまでのレビューで。
薪さん、青木、鈴木さん、岡部さん、滝沢を追ってきたが。

それ以外の周囲の人間を、見ていきたいと思う。

まずは、最初に出てきた謎の人物。
常にSPを従えているらしいことから、相当の大物と考えるべきだろう。

薪さんのことを、以前から知っている様子から、警察関係者と考えた方がいいのだろうか。
そうなると、警察組織のトップである、警察庁長官か。
あるいは、法務大臣か。

それとも、そういった、目立つ存在ではなく、かえって役職は地味でありながら、実は力のある陰の実力者か・・・。

そう言えば、この頃の外務大臣は、誰になったのだろう。
千堂大臣は、4月に、殺人者となって逮捕された。

現職の大臣である千堂に、「外務大臣の職を辞するべき」と言い放った薪さんだが。
そんな薪さんも納得出来るような、本当の力のある人間が、外務大臣の席に着いたのだろうか。

謎の大物は、薪さんのことを。
「根っからの警察官」
「その魂である第九」
と言った。

相当以前から、薪さんを知り、目に掛けてきたことが、分かる。
「根っからの」とは・・薪さんの、その正義感を指すのだろうか。
だったら薪さんは、やはり、犯罪者側に堕ちては、いけない。

その優しさゆえに、正義感ゆえに。
かえって、犯罪者側の心情に寄り添うことがあっても。
薪さん自身は、犯罪者になっては、いけない。
改めて、そう思った。

そして、「魂である第九」。
その言葉と共に。
第九の、これまでのシーンが次々に現れる。

その発足時から、これまで。
幾多の厳しい困難を乗り越えながら、薪さんが率いてきた、第九。
そこから、薪さんは離れ、姿を消すのだと思うと・・・胸が、痛くなる。

一方、青木の家で。
舞ちゃんの泣き声に、うるさいと耳を塞ぐ青木の母親・・・。

出産時、しばらく実家の世話になり、夜泣きする我が子を抱え、あやしながら、フラフラになっている私を見て、夜中にその世話を替わってくれた母を、思い出した。

赤ん坊の泣き声を、うるさいと言ったことは、一度も無かった。
それよりも、泣き続けて眠れない赤ん坊自身が、可哀相だと言った。
孫と祖母の関係って、そういうものだと思っていたけれど・・それは人によるのだと、しみじみ思った。

対して、慣れた手つきで、笑顔で舞ちゃんのオムツを替え、ミルクを与える青木。
あんな母親で、よく真っ直ぐ育ったね・・と、青木に言ってやりたくなった。
まあ、あの母親は今、娘夫婦を失ったショックで、普通じゃないからかもしれないが・・・。

報告会議の場で、青木に「よく出来てたぞ」と、声を掛けた人物、顔が見えないが、これは誰だろう?
滝沢が言うわけは無いし。
薪さんの手でも、岡部さんの手でも無い。
他の第九メンバーが、この場に居た様子も無いし。

第九以外の部署にも、青木の仕事ぶりを見て、認めてくれる人が、居るのだろうか。
もしそうなら、ちょっと嬉しい。

・・実は、滝沢が嫌味で言っただけだったりして。

「最近よくその国が出てくるな」と、冷静に、それと知らず確信を付いている今井さん。
青木が薪さんに褒められた際は、曽我と共に笑顔になり。
滝沢の言葉に、曽我が反論しようとするのを制し、先輩に対する礼を尽くした上で、きちんと筋を通して話をしようとする。

今井さんは、岡部さんや宇野と違い、何も知らされない一人なのだが。
自分の立場をわきまえ、後輩のことも気遣い、それでいて言うべきことはきちんと言う。
そんな姿勢に、惚れ直してしまった。

それから、小池。
「あいつ昨日夜中に来てテツヤしてつくってたのに・・」と、青木を気遣う。
それを知っているということは、小池も、夜中まで仕事をしていたのだろうか。

それとも、朝、出勤して青木が居る様子に、
「何だお前、いつ来たんだ? まさか徹夜か?」
などと、声を掛けたのだろうか。

「あいつ薪さんに褒められてれば、メシ食わなくても生きていけそうだよなっ」
と、青木を笑顔で見送る様子にも。
青木のことで薪さんに苛められながらも、青木のことは快く思っている姿勢が見える。

買出し当番を言い出したことといい、小池、いい先輩じゃないか。

疑問を覚えながらも冷静な今井さん、多少の事情を知っていて何も言えない宇野。

そんな中で、
「何かこーガッカリだなー 少々性格悪くても、部下や仕事に対しては、もっとフェアな人かと思ってたけどなー」
と、一人堂々と文句を口に出す小池。

そんな小池が、やっぱり大好き。

大体、薪さんを始めとして、「秘密」の登場人物達は、心の内を明かさないことが多い。
それは、相手を気遣ってのことだったり、周囲の状況を考えてのことだったりと、色々と事情はあるのだけど。
分かっていても、見ていてはがゆいことが、多々ある。

そこで、たぶん皆が思っていることを、遠慮せず口に出す小池の存在に、救われる。
「少々性格悪くても」なんて、言い方は多少悪いかもしれないが、そこには、薪さんに対する期待や尊敬の念が感じられるし。

簡単に、思ったことを口に出すというのは、軽率で、大人気ない行動かもしれない。
でも私は、そんな小池に、「よく言ってくれた!」と、見てて嬉しくなってしまう。

大人な対応をする今井さんと、大人気ない小池。
この二人がお気に入りというのは、矛盾しているかもしれないけれど。

それにしても、小池が青木を苛めたりすると、薪さんにひと月もふた月も倍返しされるとは。
今号では、このシーンが、一番心和んだコマかもしれない。
青木が許しても、薪さんが許さないのね・・と思ったら、萌えた。

「もう青木は許してくれましたからカンベンして下さい~」
と小池が訴えているのに、振り返りもしない薪さんが好き。

「よく叱るわりに青木は気に入ってんだから、あの人っ」
・・って言われる位、分かり易い愛なのね。

曽我も、青木が薪さんに褒められた際に、今井さんと共に笑顔を見せたり。
滝沢の言葉に、反論しようとしたり。
「打たれ強いなーあいつ」などと、小池と共に青木を見送ったり。
いい先輩だと思う。

青木が、第九で様々な困難に合っても、ここまでやって来れたのは。
薪さんの存在によるのはもちろん、そんな薪さんの周囲を固める、第九メンバー一人一人が、本当にいい人達だからだ。
改めて、そう思う。

滝沢が、青木の報告書に笑った時。
事情の一端を知る岡部さんと、そして宇野だけが。
滝沢の様子を不審げに、けれど、黙って見守っていた。

小池の言葉にも、多くは語れない立場ながら、薪さんを弁護しようと試みた。
危険に晒されながら、薪さんに救われた宇野。
彼の存在が、もしかしたら、今後、キーになるのだろうか。

山本は、モニタールームの扉が開いていることに気付き、岡部さんと共に駆け付けた。
以前の衝撃(?)のウィンクシーンや、岡部さんにここを守れと言われ、蒼ざめながらも頷いたシーンといい、さり気なくいい役割を担っていると思う。

薪さんを青木が叩いた、あの場面には、見ていて、山本もそれなりに、二人の絆の強さを感じたのではないだろうか。

滝沢が第九に着任した場面で、田城さんも同席していたが。
彼は、どこまで知っているのだろう。
滝沢が復帰した際にも、「奇跡的な復帰」を歓迎しているようなそぶりを見せていたが。
薪さんじゃなくても、滝沢の様子が怪しいのは分かる筈。

田城さんは、何も知らないのだろうか。
それとも、知らされていながら、あるいは、知らされてはいないが、薄々感付いていながら、立場上、知らないフリをしているのだろうか。

今回、様々な衝撃があり、動揺させられる内容の中。
一つだけ良かったのは、「彼女」が、全く出てこなかったこと。
他に、色々と苦しい場面があり過ぎるから、ここに、彼女までまだ出て来るようだったら、更に辛くなるところだったが、そういう点では、実に、心安らかに読めた。

ただ、せっかく、その姿が出てこないのに。
滝沢が、「もし三好雪子がひどい目に遭ったりしたら」等と、その名を口に出したことが、残念だった。

そう、きっと、青木は、彼女が傷付いたら悲しむ。
まだ、彼女が、青木にとって、大切な人間であることに変わりは無い・・そう思い出させられて、イヤだった。

実は、前のレビューを書いたり、いただいたコメントにレスを書いたりしているうちに。
思い浮かんでしまった物が、ある。

それは・・・薪さんにあんな言葉を放たれ、ズタボロになって、一人第九の外に出た青木が。
バッタリと、彼女に出会う場面。
「最後まで、共に戦ってくれる」と思っていた人に裏切られ、もう頼る者は何も無い・・そう思った青木が。

彼女に出会ったら・・・・・・・・

ぞわわっ・・・と寒気がしたので、浮かんだその光景を、慌てて振り払った。
まさか、そんなことには、ならないよね。
ならない・・ならない・・・。

いくら、苦しむ青木が不憫だと思っても。
そんな青木に、味方が居てほしいと思っても。
だからと言って、青木がすがる相手として、彼女が選ばれたら。

私は、今度こそ・・・「秘密」に、付いていけないかもしれない・・・。





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■ 非公開コメ下さったNさま

○7/9に非公開コメント下さったNさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

お忙しい中、レビューをお読みいただき、嬉しく思います(*^^*)
なな・・何だか、身に余るお褒めのお言葉をいただいたような気がするのですが・・あ、ありがとうございます。

やっぱり、ひえー!とお思いになりますか。
でもそんなこと、きっとありませんよ。
最後は、そうです、あおまきで締めるんです、そうです、ええ!

岡部さんへの微妙な気持ちも・・共感していただいたようで、嬉しいです(;;)
「どうゆうことでしょう!」そうそう、そうです!
薪さんからお誘いなんて・・・(涙目)
ええ、きっと、岡部さんが誘ったんですよね。

そうなんです、青木が自分でそういう状況に身を置いたとは言え。
本当に、本当に苦しんでいるのに・・(TT)
薪さんの傍に居られたら・・それだけで、青木は他の幾多の試練を乗り越えて、生きていけるのに。

青木についてのお言葉、まさしく、おっしゃるとおりです。
鈍い、察しが悪いと言われがちな青木ですが。
純粋で真っ直ぐなゆえ、ストレートにしか物を見られない。
それが、青木なんですよね。
そんな青木だからこそ、薪さんも、救われ続けてきたのだと思いますし。

青木がどんなに苦しむか・・そうですね、痛いです。
自己完結・・お気持ち分かりますーーーーっ(><)
原作が苦しいから二次創作が生まれる・・と言うより、もう、二次創作で願いを叶えずして、原作を受け入れられないんですよね・・(;;)

岡部さんは、本当にいい男だと思います。
「父親と彼氏」位の役割の違いがあるのは分かるのですが。
あまりにも揺るぎ無い絆に・・そうなんです、辛いんです・・。

鈴木さんの件、もしかしたら、そうかもしれないですよね・・。
あの薪さんの一言には、ぐるぐると考えさせられてしまいました。
でも、曖昧なままで終わる・・それもあるかもしれません。

鈴木さんの件に限らず、事件の真相も、展開に必要不可欠な部分だけ明らかにされ、他の部分は曖昧なままで読者の判断にゆだねられることもあるのでは・・そんな風にも思います。

滝沢に付いてのお言葉、なる程と思いました。
でも、そうなんですよね、最終的に薪さんの味方だったとしても、あおまき成立に貢献したとしても。
薪さんをあの件で傷付けるのは・・許せるものではありませんよねっ。

そうなんです・・。
ブログ記事の中では、何よりレビューが精神力を要するのですが。
お陰さまで、先程、書き上げることが出来ました。

Y嬢への思い、青木への思い、岡部さんへの思い、鈴木さんへの疑問、滝沢への恨み(笑)・・こんなにも同じ気持ちを分かち合えて・・本当に救われました。

どうもありがとうございました。

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

○7/10に鍵拍手コメント下さったAさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

気が付けば、1ヶ月もレスが滞ってしまって、申し訳ございませんm(_ _)m
それにも関わらず、幾度も優しいお声を掛けていただき、救われました(;;)
ありがとうございました。

冒頭の人物は、どれ程の大物なのでしょうね。

現在の外務大臣も、確かに、何か起きたら困るかもしれませんね。
千堂とは違う、筋の通った人物であることを願います。

青木の母親は、不憫な立場だとは思いますが、理解することも、同情することも出来ません。
娘夫婦があんなことになってしまったからこそ、孫が両親を亡くした身になったからこそ、残された息子と支え合いながら生きていくものだと思うのですが。
あの母親を見ていると・・清水先生、尊敬されてるという萩尾先生のように、何か母親という存在に対してトラウマでもあるのかしら・・と思ってしまいます・・・。

小池のセリフ、確かに、嫉妬も伝わってきますね(笑)
ひねくれ者と評される小池ですが、薪さんのことが好きでたまらないんだと思います(笑・笑)
彼が出て来る度に、癒されています(^^)

やっぱり、そんな不安をお感じになりましたか・・(TT)
でもそれだけは、本気でやめてほしいです。
そんな展開になったら、おっしゃるとおり、青木の自分本位さを感じますし、雪子もプライドの無い情けない女性に見えて嫌です・・。
青木には、雪子を傷付けてまで決めた決意を貫いてほしいし、雪子も、青木を自分勝手だと思ったなら、そんな男を、もう相手にしないでほしい。
そんな風に思います。

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