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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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メロディ 2011年 8月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME ACT.6」

レビュー9:愛しい人



これを語らねば、レビューは終われない。
扉絵から、最後のページまで、薪さんを見つめて、終わりにしたいと思います。

まずは扉絵。
いいなあ、いいなあ~~~。
薪さんと目を合わせられる猫ちゃん、羨ましいな~~~~!

いつも思うけれど、清水先生は、本編がハードな分、扉絵には、本編で見られないシーンを描いて、読者に癒しをもたらして下さっているのでは。

8巻の表紙にもなった、薪さんに抱っこされる猫ちゃんと違い、今回は長毛種。
ふと猫に視線を合わせる、薪さんの表情。
優しい目と、かすかに開いた口元。
そんな、緊張を解いた表情の薪さんと、青木と、猫。

こんな光景を、これからずっと、見ていられたら・・・。

あ・・駄目だ。
癒しのシーンの筈なのに、涙が湧いてしまう。

そして今回。
射撃練習場で、銃を撃つ薪さんが、初お目見え。
(アニメでは拝見しましたが)

何ですか、何ですか。
銃を構えた薪さんの、この麗しさ。
一体何なんですかーーーーーっ!

シューティンググラスとイヤープロテクターというアイテムにも萌えた。
射撃をする為の必要品に過ぎないのに、自分の中では、薪さんの一種のコスプレに見えてしまう・・くっ。

こんな麗しい薪さんに狙いを定められたら。
銃を撃つ前に、居抜かれてしまうこと必至。

最初の一発は、若干中心をそれたものの。
その後、怒りを覚える物が脳裏に浮かぶと、かえって集中するのか、全ての弾が、一つの穴に吸い込まれる。
自分を取り巻く敵に、立ち向かおうという、薪さんの決意すら、感じる。

儚げな外見を持ちながら、こんな凛々しい薪さんが・・たまらない。
薪さん、私を撃って下さい。
撃ち抜いて下さい・・・!

薪さんの中で、何かが符合した瞬間、これは、ライトが点灯したのだろうか。
待ち合わせていた人物が、現れる。
他の人間がおらず、防音壁で遮断された空間・・ということで、ここが選ばれたのだろう。

そして。
心の中に、怒りや疑惑を抱えながら。
静かに話し出す、薪さん。

静かに・・とても静かに。
けれど、確固とした決意を持って。

ああ・・駄目。
何度見ても、このシーンには、胸が詰まってしまう。

「もう『第九』は私がいなくても生き続けます」
そう話す薪さんの、何て綺麗なこと・・・。

えーーーーーーーんっ!!!
そんなことおっしゃらないで下さい・・薪さん。

でも、薪さんのおっしゃるとおり。
第九が、こんな体質のままでは。
過去の「秘密」を抱えたままでは。

今後も第九は、その時の室長や捜査員達を苦しませ。
周囲にまで犠牲を及ぼす・・そういうものとして、続いてしまうのだろう。

薪さんは、それを変える為に。
自分の代で、そんな苦しみを終わらせる為に。
裏の無い、公正な捜査の出来る、第九になるように。

・・・・・・・・・・・・。

あーーーーーーーんっ!
薪さーーーーーーーーんっ!!(号泣)

淡々と報告会議をこなす薪さんも、やはり美しい。
伏せた目元のその睫毛に、一度でいいから触れてみたい。

そしてこの日もさり気なく。
じっと、青木を見つめている薪さん。
この薪さんの表情もいい。

青木も、いつだって薪さんを追っていて。
互いにいつも見ているのに。
どうして・・想いはすれ違ってしまうのか。

青木の報告を滝沢が中断させ、そんな滝沢を、殴り付ける薪さん。
殴られて当然・・・と、思うと同時に。
滝沢の顔に、薪さんの麗しい御手のこぶしが当たるなんて、もったいないとも思ってしまう。

滝沢は、薪さんに殴られても、痛みを感じてなさそうだし。
それどころか、殴られて内心喜んでいそうにも見えて・・・。

青木を、部下達を。
蒼ざめる程に。
必至で守ろうとする薪さんの、想いを感じる。

滝沢が、薪さんのストーカーをしていたことは、不快だったが。
その回想シーンで、薪さんが、青木の隣りに居る時に、微笑んでいたのだと。
それが分かって。

このほんの一コマに、薪さんの、この時の青木への想いを感じて、胸がいっぱいになった。

「一期一会」の時は、青木視点で話が進んでいた為。
「薪さんが傍に居てくれた」という、青木の想いが、伝わってきた。

でも、この時。
薪さんは、微笑んでいたのだ。
涙を流した青木に付き合い、コーヒーを渡し、ただ、並んで座っていた。

その時。
薪さんが、どれ程、青木を愛しいと思っていたのか。
その時間が、薪さんにとって、どれ程、心安らぐ物だったのか。

そう思ったら・・切なくて、たまらなかった。

けれど、そんなささやかなひと時さえ。
自分が持つ資格は無いのだと。
滝沢に思い知らされ・・・・・

おのれ~~~~!滝沢~~~~っ!!
ああまた、滝沢への怒りがふつふつと・・。

俯く美しい薪さんのその首に掛けた、汚い手を離せ!
薪さんの香りが嗅げそうな程近くで、耳元で話すな!

罪悪感に身をやつし、目を伏せる薪さんは、痛々しくも美しい。
けれど、一瞬にして。
その表情は、確信を得た、第九室長としての物に、変わる。

この、瞬間的に多面性を見せる薪さんの姿も。
薪さんの、類まれなる魅力の一つと言えるだろう。

そうかと思うと。
青木と共に床にしゃがみ込む、薪さんの姿は、とても小さくて。
可愛らしくさえ見える程に、小さくて。

「何もかも知ってて・・」と、青木に問い掛けられ、伏せた目が、やがて上を向き、青木にハッキリと「そうだ」と告げる瞬間が・・
もう・・痛々しくて。
その薪さんの表情の変化に、その一瞬の間に、どれ程の葛藤があったかと・・そう思うと、たまらなくて・・。

更に、「ご存知でしたよね?」と、青木に、ハッキリと告げられる。
薪さんが、青木の真摯な気持ちを、裏切っていたと。
この時の、薪さんの目・・・。

もう・・辛くて・・何て言ったらいいか・・・。

そして、青木の手を振り払う薪さん。
自分の中で、様々な思いが交錯したであろう、それさえも、振り切るように。

このコマの、薪さんの立ち姿が、好き。
青木を振り払った一瞬の、なびく髪、手の動き、ひらめく上着の下に見える、細い腰・・・。

ああ・・青木。
君が、その腰に腕を回したら、きっとちょうどピッタリと納まるだろうに。
そんなショットが見たい。
一度でいい・・見たいなあ・・・。

なのに、この二人は。
互いの腕を回すどころか。

薪さんは、青木を決然と突き放し。
青木は・・・

ああああああああっ・・・!!

叩かれた薪さんは。
一瞬、青木の行動に、呆然とした。

それはきっと。
あの青木が。
自分を信じ切っていた青木が。
手を挙げる程、傷付いたこと・・そのことに、呆然としたのだろう。

薪さんは、青木に叩かれた痛みよりも。
それ程までに、青木が傷付いたことが。
自分が、傷付けたことが。

何より・・痛かったことだろう。

そして青木も。
薪さんを叩き・・涙が溢れた。

互いに痛みを覚えながら、見つめ合うこの瞬間を。
一体、どう消化したら・・・・・・。

そんな修羅場の後に現れる、岡部さんとの穏やかな車中のシーン。
飲み過ぎて、眠り込む、薪さんの姿。

薪さんと岡部さんの仲には、嫉妬してしまうものの。
飲まずにはいられない程。
青木とのことが、何より薪さんにとって辛いのだと、それが分かったことは、苦しくも、嬉しかった。

無防備な薪さんが、心の一部を口に出してしまう。
それは・・何とも痛々しい一言なのに。
表情は、穏やかで、幸せそうで・・・・・

強く、優しく、脆く、凛々しく・・・
そして、綺麗な、綺麗な薪さん。

「殺されたい」ではなく。
「生きたい」という気持ちで。

こんな顔を見せてくれたら。
どんなに、嬉しいだろう・・・。

最後のページは、次号に「つづく」となっていて、「次号最終回」ではなかった。
少なくとも、あと2号は、薪さんをまだ拝めるということ。
でも・・長くても、あと3号で終わる。

10月号か、12月号で、「次号最終回」という文字を、見ることになるのだろう。

苦しむ薪さんを見続けることも、辛いけれど。
そんな薪さんさえ、見られなくなることは。

何よりも・・・・・・・・



お付き合い下さいまして、どうもありがとうございました。




メロディ2011年8月号「秘密」レビュー 終





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コメント

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

○7/10に鍵拍手コメント下さったAさま

続けてお読み下さり、またコメントも下さって、ありがとうございます。

本当に・・あの表紙には、胸が詰まります・・(;;)

射撃のシーン、叫びましたか(笑)
あれは、薪さんの制服コスプレ(←違う)の時と同様、話の展開上必要なシーンであると同時に、清水先生のファンサービスかと思ってしまいました(^^;)

ああ・・そうですね。
何年も共に職場で同じ時を過ごしながら、プライベートで二人きりになった時間は、あれが唯一の物だったんですよね・・。
薪さんは、青木を何年も想い続けながら、あくまで上司としてという立場で見つめてきたのだと・・改めて思い、切なくなりました・・薪さん・・(TT)

嬉し涙を流す薪さん・・見たいですね。
悲劇的な結末に伴うものではなくて・・・(;;)

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