カウンター


プロフィール

かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


当ブログ拍手頁

最新の公開拍手コメのレスはこちら それ以前の公開拍手コメ&レスは、各記事の拍手ボタンを再度押していただければ読めます 鍵拍手コメにつきましては、拍手をいただいた記事下コメント欄にレスを書いております

所属してます♪


月別アーカイブ


最新記事


最新コメント


検索フォーム


 
この度は、オリジナルストーリー「旅路」をお読み下さいまして、どうもありがとうございましたm(_ _)m



当ブログを開設してから、これまで。
一昨年は「薪と鈴木と雪子 第5章」、昨年は「」と、毎年、鈴木さんの命日にちなんだ創作をUPしておりました。

今年も同様に、鈴木さんにまつわる短編を書こうと、脳内に、何本かストックしておりました。
けれど、「メロディ」8月号で、鈴木さんに関する新たな疑問がいくつか提示されたことで、自分の中で、それらのお話が、説得力を持たなくなってしまいました。

7月の後半に、実際に文章に書き上げた短編もあるのですが。
自分で読み返して、自分で納得が行かず、UPすることが出来ませんでした。

このまま、今年は命日記念のお話は書けないまま過ぎてしまう・・そう思っていたのですが。

ある日、娘と話をしていた時に、映画「A.I.」の話題が昇りまして。
故スタンリー・キューブリックが構想を練り、スティーブン・スピルバーグがその意思を引き継いで映像化したこの映画は、公開当時、あちこちで酷な評価を受けていました。

確かに、あまりにも個性の違う監督の連携であったせいか、中途半端な部分は否めず、是非、キューブリックの手による物が見たかったとも思いましたが。
この映画はこの映画で、私は好きでした。

印象的だったのが、ラストシーンです。
人間そっくりの少年ロボットが、自分を引き取った人間の母親を一途に愛するものの、その想いは報われないまま、長い眠りに就く。
そして、人類はとうに滅び、進化したロボットだけが生き残った未来の地球で、その未来ロボット達に発見された少年ロボットは、彼にとって、一番の幸せな世界・・母親と過ごす一日を、夢に見る。

現実には叶わなかった、ささやかだけど、何より彼が望んでいた幸せな時間を、夢で叶える、「A.I.」の少年ロボット。
そして・・「秘密」2巻で説明された、脳が活動を止める直前に、自分にとって、一番幸せな世界を脳内に作り出す、人間。

これらが、私の中で重なって。
ロボットの薪さんが、その機能を停止させる直前に、薪さんが望む幸せな世界を夢に見る・・そのシーンが、鮮やかに脳裏に浮かびました。

それは・・8月の、最初の週末のことでした。

ちょうど、日曜から2泊3日の旅行に出ていた私は、帰宅した翌日、一心不乱に1話目を書き上げ、ブログにUPしました。
それが、まさしく鈴木さんの命日、8月10日でした。

これまで、命日記念には、その日に読み終えられる短編を上げており、長編を書くのは、初めてのことでした。
また、原作が厳しいだけに、甘く優しいお話を書いてこそ、皆様に少しでも癒しをご提供出来ると分かっていながら、薪さんの想いが報われず、現実ではなく夢の中で望みを叶え、薪剛としての生涯を閉じるお話を書くなんて・・。
書きながら、命日記念として、また、今、ブログにUPする記事として、ふさわしい物であるかどうか、迷う気持ちもありました。

けれど・・浮かんだシーンを書きたい思いが止まらず。
そこに向けて、こうして書き上げることとなりました。

今回のお話の展開に、ご不快になられた方がいらしたとしたら。
誠に申し訳ございませんm(_ _)m

10話位の予定だったので、一日一話ずつ上げても、「メロディ」発売までに充分書き上げられると、予測していたのですが。
今年は、お盆がことのほか忙しく、また、お盆の行事が全て終わったその日、体調を崩してしまったこともあり、その間、全くパソに向かう時間が取れず、結局は、今になってしまいました。

関西では、既に「メロディ」が発売され、他の地域でも、順次発売されるという状況の中。
皆様には、原作が気になって、二次創作を読むどころではない、という状態かもしれませんのに。
そんな中で、当ブログをご訪問下さったこと、拍手やコメントを下さったこと、心より感謝しております。

過去には、一話書き上げてUPするまでに、30分ということもありましたが。
今回は、一話仕上げるに当たり、短くても2時間、長い時には5時間近くかかりました。

冒頭からラストシーンまで、映画のように、脳内に流れは出来ているのですが。
原作とリンクする箇所において、私の記憶違いが無いかどうか、確認する作業に、時間を要しました。
もちろん、これまでの二次創作も、全て原作から生まれているのですが、これ程までに、登場人物達のセリフの一つ一つが、原作の様々なシーンに繋がっていたのは、初めてのことでした。

何度も、何度も、コミックや「メロディ」の切り抜きの、頁をめくっては、様々なエピソードを、なぞっていきました。

お陰で、このお話を書くことで、改めて1巻から前号の「メロディ」まで、「秘密」を追い直すことが出来、「秘密」に対する、混乱していた想いが、整理出来たように思います。

脳内に浮かんだ光景を、ありのままに、書いて参りましたが。
これは、決して、私の理想の光景ではありません。

薪さんの想いは、最後まで報われず。
現実ではもう決して叶わない、幸せな世界を、生涯を閉じる直前に、夢として見る・・・。
それは、自分で書きながら、とても痛くて、辛い、光景でした。

でも・・その夢を見ていた薪さんは、笑っていた。
幸せな夢に、微笑んでいた。
「メロディ」8月号の、車の中で「殺されたい」という言葉に甘美さを感じる薪さんの微笑が、私の中に強く残っていたから、夢に微笑む薪さんの表情が、生まれたのかもしれません。

鈴木さんの命日記念ということで、鈴木×薪がメインになった、今回の話ですが。
最後の最後に、青木が現れたのは。

やはり私が「あおまきすと」だからか。
それとも、薪さんの、鈴木さんとはもう望めない未来を、青木との間に、成就してほしいという願いが、どうしても、消えないからか・・。

けれど、青木の目の前に現れたロボットの存在を。
果たして、どう受け止めたら良いものか。
私自身、よく分からないのです。

このロボットは「薪さん」ではない。
薪さんは、心身の機能を停止し、全てが初期状態に戻ってしまった。
だから、これは「薪さん」ではなく、全く別ものと、受け止めたら良いのか。
それとも・・・

薪さんが居なくなってから、15年の月日が流れ。
12歳年上の薪さんを追い掛けていた青木が。
今度は、12歳年下の、その瞳に何かを感じさせるロボットと、育む未来。

それが、どんな物になるのか。
かつての薪さんと鈴木さんのような、辛い思いの繰り返しになるのか。
それとも、全く違う未来を、作っていくのか・・・。

どんな未来が、そこにあったとしても。
それが「薪さん」でなければ意味が無い、むなしいだけ・・と、受け止める方も居らっしゃるでしょう。

このお話は、バッド・エンドなのか、それとも、ハッピー・エンドなのか。
それは、お読み下さる方それぞれに、お決めいただけたらと思います。

夜毎、家族が寝静まってから、夜中に一人パソに向かい。
寝不足の日々を過ごしましたが。

ここまで書き切ることが出来て、満ち足りた思いです。

忙しい日々の中、また、原作への苦しい思いがある中で、ここまで来られましたのは。
ご訪問を示すカウンターや、拍手や、コメントに励まされたから。
ひとえに、皆様のお力添えがあったからです。

書かせて下さった皆様に。
読んで下さった皆様に。

どうもありがとうございました・・!






後書き 終






関連記事

コメント

■ 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

■ 非公開コメ下さったYさま

○8/27に非公開コメント下さったYさま

こんにちは。
こちらこそ、ご無沙汰致しておりますm(_ _)m
コメントありがとうございました。

いつも読んで下さっているとのこと、ありがとうございます。
ストーリーが流れてくるのは、まず何より原作の力、原作のキャラの魅力、そして、今回も映画がきっかけになりましたが、そういった、映画や小説など、ヒントを与えてくれる物があるからだと思います。
グッと来たとのお言葉、嬉しく思いました・・(;▽;)

たとえフェイクかもしれなくても、薪さんがお亡くなりに・・なんて、とてもショックで、私自身読みたくはございません(って、自分で書いておいて身も蓋も・・)
「過日」で、悲しい思いをなさったとのこと、申し訳ございませんでした。
それでも、色々と思いめぐらし、読み返して下さったとのこと、申し訳なくも、本当にありがたく思います・・。

「A.I.」を思い出しつつ、読んで下さったのですね。
オスメント君演じるロボットの旅路と、その終着点。
そこから、薪さんロボットの旅路が、脳裏に浮かびました。

そんなデリケートな時期に、ここ・・こんな物をお読みいただいて・・悪影響を及ぼさないとよいのですが・・(><;)
でも、心を寄せて読んで下さったこと、その思いは、とてもありがたく、嬉しいです(;;)

楽しみとのお言葉も、大変ありがたく、励みになります。
でも・・おっしゃるとおり、原作は厳しく・・。
週末は用事があった為、まだ「メロディ」10月号は手にしていないのですが、考えただけで、胃がキリキリして参ります・・(TT)
原作を読んだら、また創作が書けなくなって、ご期待に添えないかも・・その際は、申し訳ございません・・(><;)

素敵な感想を下さって、どうもありがとうございました。

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

○8/28に鍵拍手コメント下さったAさま

コメントありがとうございます。

そうなんです。
鈴木さんの命日に向けて、初めて連続物を書くこととなりました。
今年は、命日記念創作は無いのかと考えていて下さったとのコメント、嬉しかったです。

そうなんですよね、評価はともかく、日本ではヒットしていました。
日本では、知名度が高い「スピルバーグ印」を前面に押し出したのと、そのスピルバーグが得意とする「ヒューマン・ドラマ」として宣伝したことが、功を奏したようです。
おっしゃるとおり、「日本人の琴線に触れた」というのもありますよね。

8月号の薪さんの寝顔が浮かんだとのこと、同じイメージを重ねて下さったこと、嬉しく思います。
この先に対してのAさんの祈りも、胸に響きました。

最後までお読み下さいまして、どうもありがとうございました。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://kanon23.blog36.fc2.com/tb.php/784-f72648a9

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP |