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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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この度は、「夢の行方」をお読み下さいまして、どうもありがとうございましたm(_ _)m



1話目で注釈も致しましたが、これは、清水先生の名作の一つ、「夢のつづき」のストーリーを、そのままなぞった物です。

「夢のつづき」を初めて読んだ時は。
設定の意外性に驚き、絵柄の華やかさに魅了されましたが、登場人物には、あまり感情移入出来ませんでした。

特に、ヒロインのアイリ嬢には、共感出来る部分が見つからなくて。
こんなワガママで自分勝手なお嬢様に、何故マーティは、同情したり、最終的に「嫌いじゃなかった」というセリフが出てきたりしたのか。
高見も、何故彼女に付き従う道を選ぶのか。
理解出来ませんでした。

結局、見た目が可愛いから、どんなにワガママでも、男は同情したり、放っておけないと思ったりしてしまうのか・・なんて、思ったりもしました。

ところが、最近になって、ふとこのお話を思い出して。
もし、この役が可愛い女の子ではなく、綺麗な男の子だったら、それなりに納得出来るかも・・と思い始め。

次いで、いっそのこと、薪さんだったら・・という妄想が湧き出た瞬間。
そこから一気に、今回のお話の、ファーストシーンからラストシーンまでの映像が、脳内を流れていきました。

清水先生の別作品を「秘密」のキャストでなぞる・・ということには、ちょっと躊躇する気持ちもありましたが。
そもそも、二次創作をしているという時点で、原作の世界をお借りしているのだから・・とも思い。

原作が苦しい展開なだけに、明るい話を書きたいという欲求もありましたし。
ご訪問される方にも、気楽に楽しんでいただけたら・・と願い、書くことに致しました。

約80ページの「夢のつづき」を改めて読み直し。
脳内に浮かんだお話と照らし合わせて、コミックの8ページ分位ずつ書き進めて行けば、シーン毎に納まると思いました。
そして、「10話位」という予定で、書き始めました。

それが、結果的に11話になったのは、薪さんと岡部さんの「遊園地デート」のシーンが入ったからです。
「夢のつづき」で、熱を出したアイリをマーティが見舞うシーン。
これは、脳内では最初から、岡部さんが薪さんを前に、一人ライブを行い、薪さんが心情を吐露するというシーンに、差し替えられていました。
そして、7話8話は、一つにまとまる予定でした。

けれど、3話の、薪さんの岡部さんに対する、フリーホールに今から乗ってみるかというセリフを書いた際に、実際に二人が並んで乗っている画が、脳裏に浮かびました。
「夢のつづき」のアイリは、ジェットコースターに「明るくなったら乗りましょう」とマーティに誘いを掛けているものの、実際に乗った様子は、ありませんでした。

けれど、せっかく素敵な遊園地があるんだから、是非、岡部さんを伴い、薪さんに楽しんでいただきたいと思い、浮かんだシーンを書くことに致しました。
こうして、乗り物に乗ったり食事をしたりといったシーンが入ったことから、8話が独立し、全11話となりました。

結果、薪さんと岡部さんの間に、より強い思い出が残り、その後の展開にも、説得力が出てくれたのではないかと、思っております。

「夢のつづき」に出て来る遊園地は、ディズ○ーランドをモデルに作らせたそうですが。
この作品が描かれたのは、23年前。
ディズ○ーシーは、まだ存在しなかったんですね。

今回のお話では、モデルになったのは、ランドではなくシーでした。
最初から、湖の真ん中での船上ライブが、脳裏に浮かんでいたからですが。
これは、私が、ランドよりシーの方がお気に入りだからということも、作用しているかもしれません。

ここで、岡部さんが薪さんに最初に披露した歌は、実在します。
実際に、キング・オブ・ブルースとも言われるブルースギタリスト、BBキングがカバーしてヒットした曲です。

恋愛の歌だと思われますが、薪さんと岡部さんの状況にも重なると思い、歌詞も綴ってみました。
英語の歌詞を見ながら、自分なりに訳した物なので、英語が堪能な方がご覧になると、微妙な部分もあるかもしれません。

ちなみに、「ブルース・キング」という異名は、私の造語ですが、有名なブルースギターのモデルに「ブルース・キング」と呼ばれる物があるそうです。

他にも、元ネタと違う展開になったところは、多々あります。
それは、「夢のつづき」を読んだ時に、疑問に思った事柄に、自分なりの解釈を加えたせいでもあり。
また、薪さん達、「秘密」のキャストを当てはめたことによる、元の登場人物との性格の違いのせいが、大きいと思います。

マーティが岡部さんになったことで、自分の側から不満を訴えるだけでなく、薪さんの立場も思いやった上で、薪さんに意見することが出来る、包容力のある大人の目線を持った人物になりました。

青木は・・冷静で有能な高見と違い、あまり良いところが無かったような・・・。
薪さんご自身が有能だから、青木は頼りなくても、主従関係が成り立っていたのでしょうが。

岡部さんが逃げたことにも気付かず、先手を打ってクローン体を持ち込んでおくなんてこともせず、主人も騙せず、もしもの時の保険にも入っておらず・・・。
でもそんな、行き当たりばったりの青木だからこそ、青木というか。

この青木の一番の取り柄は、主人を想う気持ちは誰よりもある・・ということでしょうか。

幼馴染みの病気、雇い主の父親の死、薪さんとの日々、幼馴染みの危篤、今回の岡部さんの事件・・。
その時、その時で。
全力で物事にぶつかり、自分で正しいと思う道を、突き進んで行く青木。

そして・・一番大切な物を選び取ることで、他の者を、傷付けることもある。
セシリアを入院させる為に、母親を故郷に残すことになったし。
セシリアが危篤の際には、薪さんを選んだことで、彼女の死に目に会えなかった・・そんな自分の冷たさに、向き合う青木。

それは例えば。
第九の仕事を信じて着任したのに、それが母親にとって、親戚に隠さねばならない負い目になったり。
死刑囚の脳を見て、人の脳を覗き見る是非に、直面したり。
自分が信じてやって来た仕事が、姉夫婦の死という物に、繋がったり。

大切な物を選び、信じる道を行っても。
それは、代わりに何かを捨てたり、誰かを傷付けたりすることと、表裏一体で。

そんな、真っ直ぐ故に、苦悩する青木の姿こそ。
私の中の青木像・・なのかもしれません。

そして薪さん。
世間知らずなワガママぶりを発揮するアイリに対して、薪さんは、薪さんならではの意地悪ぶりを発揮して下さいました。
けれどそこには、紛れも無く、亡くなった父親や、岡部さんや、青木に対する愛情があって。

「私は高見が契約通り仕事してくれたらいい」「高見もそれでいいと契約したんだからそれでいい」と、マーティをゾッとさせる発言をしていたアイリ嬢。
そして高見自身も、自分は「商品」だと言っていました。

けれど、こちらのお話では、青木をまるで「商品」だと言っていたのは、薪さんでした。
青木は、自らを商品として、それを買った自分に仕えているだけだと。
それは裏返せば、人間と人間として、関わってほしいと、言っているも同じこと。

ただ、仕える者として、主人の要求を通すだけでなく。
人間としての自分を見て、関わってほしい。
薪さんは、そんな願いを抱き、求めていた。

最終話を書き上げて、思ったのは。
「夢のつづき」のパロディを書いているようで。
実は、これまでの二次創作同様、原作の「秘密」への願いを込めていたのではないか、ということでした。

自分が背負って来た物を、適正と思える人間達に任せ。
薪さん自身は、自由になる。

そして、肩書きを全て降ろして、一人の人間に立ち返った時。
本当に大切な人間が、傍らに立っている。

それが私の・・・・願いなのではないかと。

今回のキャストは。
ヒロインが薪さん、マーティが岡部さん、高見が青木。
そして今井さんがゲスト出演・・という形でした。

もし、アイリ嬢が薪さんだったら。
そんな設定から、生まれたお話ですが。

それ以外のキャストは、別の組み合わせもあった筈です。
岡部さんと青木が逆とか。
どちらかを鈴木さんが担うとか。

それでも、脳内に流れた映像が、このキャストだったのは。
マーティに関しては、一番の決め手は。

「ああ。オレも・・嫌いじゃなかったさ」
このセリフが、何より似合うのが、岡部さんだと思えたこと。

そして、高見に関しては。
やはり・・薪さんと共に歩むのは、この先の未来を作っていくのは。

青木だと。
・・信じているから。

今回は、最初から最後まで、明るい気持ちで、楽しく書き綴ることが出来ました。

書くにあたり、改めて「夢のつづき」を追い直し、それまで気付かなかった、人物達の気持ちに気付くなど、新たな発見もありました。
アンティークな王子風衣装について調べ、それを文章で薪さんにお召しいただくことも、嬉しく楽しい作業でした。

さて。
この「夢の行方」の二人は、この先、どうなるのでしょう。

リアルな世界だったら、肩書きを捨てたお坊ちゃんが、簡単に渡って行ける程、世の中は甘くないかもしれません。

でも、この世界の、この二人なら。
二人が、共に居るならば。
きっと、大丈夫。

例えば。
薪さんは、その有能さと、美食を知り尽くした舌を生かし、レストランを経営するなんてどうでしょう。
メインシェフはもちろん、意外な器用さを発揮する青木。
でも、薪さん目当てのお客や、薪さんを慕う他のスタッフを見て、青木は焼き餅を焼いて大変かもしれません。

そんな未来を思い描きながら。
楽しい気持ちのまま、締めくくりたいと思います。

どうもありがとうございました。




後書き 終





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■ 非公開コメ下さったMさま

○9/15に非公開コメント下さったMさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。
レスが遅くなり、申し訳ございませんm(_ _)m

原作は、とても重いですよね・・。
レビューを書こうとも思うのですが、「メロディ」を開いた瞬間に胸が痛くなり、それ以上見ていられず閉じてしまいます・・Mさんも、辛い思いをされてるのですね(;;)

少しでも心和んでいただけたのでしたら、書いたかいがございました。
お言葉嬉しく思います。
こちらこそ、お読み下さいまして、ありがとうございました。

「剛毛ごと愛してる」に吹きました!!
と同時に、Mさんの岡部さんへの深い愛を感じました(*^^*)

マーティも優しかったとは思いますが。
原作の岡部さんの懐の広さはまた別格なので、こちらの岡部さんも、こんな方になったのだろうと思います。

Mさんのアイリ嬢への目線は、優しいですね。
マーティも「無菌室で育った子供」と思っていましたが、おっしゃるとおり、彼女は赤ちゃんのようなものと言えますね。

それから、こちらのお話の薪さんやラストシーンへのご感想。
深く読み込んでいただいたようで・・こんな風に思っていただいて、本当にありがたく思いました(つ;)

そして・・・
原作の薪さんのことを考えると、胸がギュッと掴まれるようで、思いがなかなか言葉に出来ないのですが。
Mさんの、薪さんへの想いが、伝わって参りました。

素敵なコメントを、どうもありがとうございました。

■ 非公開コメ下さったNさま

○9/15に非公開コメント下さったNさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまいまして、申し訳ございませんm(_ _)m

きゃ~~っ!・・新作が始まると、う・・ウキウキしながら読んで下さるんですか?
何だかもう、その時点で、もったいなくて、申し訳なくて、光栄なのですが☆

「夢のつづき」が大好きでいらっしゃるそうで。
そんなNさんにとって大切な作品をなぞってしまって・・だ、大丈夫だったかしら・・と心配になったのですが(><;)
でも、楽しんでいただけたようで、ホッと致しました・・。

アイリは純粋で、高見は優しくて心が広い、本当にそうですね。
以前読んだ時は、高見の気持ちも今一つ呑み込めなかったのですが。
今回、このお話を書くにあたってじっくり追っていったところ、新たに色々な面に気付かされ、高見のアイリに対する愛情の深さも、改めて感じました。

それから、「Sの手口」をお読み下さったとのこと、ありがとうございます・・!!
最近、順に拍手が入ってることには気付いていたのですが・・本当に嬉しいです(;;)
これで全作品て・・ひええええっ!!
お忙しい中、しかもじっくりと読んで下さったようで・・何と申し上げたらよろしいか・・とにかくありがたく、心より感謝申し上げますm(_ _)m

緊張の展開・・ええ、リアルタイムで読んで下さっていた方々には、ご心配をお掛けしてしまって・・。
ああ、当時のことが、懐かしく思い出されます。

胸に響く素敵な感想をいただきました。
ありがとうございました。

あと、お知らせ下さいました件、光栄です。
どうもありがとうございました。
後ほどまた、そちらに足を運ばせていただきます。

色々とありがとうございました(*^^*)

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

○9/15に鍵拍手コメント下さったAさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。
レスが遅くなりまして、申し訳ございませんm(_ _)m

清水先生がお描きになるキャラって、男性は分かり易い魅力があるのに、女性は、一筋縄ではいかない癖のあるキャラが多いような気がします。
先生自身が女性であるだけに、男性には理想を求めて描くのに対して、女性に対しては厳しい目を持ち、マイナス面も持ったリアルな女性像を描くことになるのかもと思います。

「ずっと薪さんの傍にいて欲しいのは青木」なんですよね、そうなんです!
だから、私が書く二次創作は、どんな話でも、どの世界でも、そのほとんどが、最後には薪さんと青木が共に在る光景になってしまうんでしょうね・・。

あ・・そんな構図が萌えますか?
そうおっしゃっていただくと嬉しいです(〃▽〃)
そうなんです・・高見と違って青木は情けないですが(笑)青木は青木らしい真っ直ぐな気持ちで薪さんの傍に居るのが重要なんですよね(^^)
同じ思いだと分かり、心強く思いました!

岡部さんのキャスティングも納得いただけたようで、嬉しく思いました。

青木が傍に・・ううう(原作のことを考えると、胸が痛いです・・(><;))
で、でも、まだ分かりませんよ!!
ええ、悪あがきかもしれませんが、最後の最後まで、諦めたくないです・・・・・・・(TT)(←必死・・)

どうもありがとうございました。

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