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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

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Scene27:別離


青木は、空港へ向かって、車を走らせていた。
後ろに、薪とフォスターが座っている。
フォスターは向こうを向いて目を閉じ・・眠っているようだ。

青木は、これまでのことを、思い起こしていた。

初めて、薪に会った時のこと。
叱られたこと。
褒められたこと。
厳しいけれど、いつもいつも、オレの意見を認め、導いてくれた。

そして、夕べの・・・

青木は泣いていた。
片手で涙を拭きながら、ハンドルを回す。

「・・青木、運転を代わるか?」
薪が聞いた。

「いえ・・大丈夫です!」
最後の最後まで、薪を心配させる、自分が情けなかった。

空港に着いた。
「荷物を預かろう。先に搭乗手続きを済ませてくる」
薪にそう言い、青木に「じゃあな」と声をかけ、フォスターは中に入っていった。

後には、薪と青木が残された。

「薪さん・・」

「薪さん、あの・・向こうに行っても、頑張って下さいね。・・体に気を付けて」
月並みなことしか、言えない。

「僕は大丈夫だ」
薪は言った。

「僕は大丈夫だ。お前が居るからな」
「え?」

「僕がどこに行っても、お前はそばに居るのだろう? だから、大丈夫だ」
「薪さん・・」

「薪さん・・あの、待ってますから! オレ、薪さんのこと。そして、少しでも成長したところを見せられるように、オレも、頑張りますから・・」

「少しだけのつもりか?」
「え?」

「お前のことだ。2年もあれば、僕に追いついているかもしれない」
「薪さん・・」

「そのつもりで、しっかりやれ」
「・・はい!」

薪は背を向けた。
もう、振り返らない。

去っていく薪の背中を見ながら、青木は心の中で、言った。

オレは、これからも、あなたを追い続けます!
薪さん、オレは・・ずっと、ずっと・・・・・・・・・・



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コメント

■ 行ってしまいました。

こんにちは。かのん様。

薪さん…。行ってしまいましたね。

フォスターにプロポーズ(?)をされて強引に連れていかれるというのはないな…と思っていました。
やはり、薪さんがアメリカに行くならば、自分の意思で、確固たる決意で、ですよね。

何処にいても、青木の心はそばに居てくれる。
何て素晴らしい安心感。これ程強いものはありませんよね☆☆☆

強い安心感を持ち、愛情に包まれ安定した薪さんに、フォスターは付け入るスキがなくなってしまいましたね(^_^;)
……ちょっと残念。
あれは、一夜の迷い…って、薪さんとフォスターはナニもなかったんですかっ!ちょっとぐらいは…。
でも、フォスターはあれほどうまいワインは…って薪さんの事をですよね。きゃぁぁぁ(≧∇≦)激しく妄想中…

薪さんと青木は折角、身も心も結ばれたのに(未遂なんて言わないで下さいね★)離れてしまうのが悲しいです。
でも、だからこそ、一緒に居られないし、離れていても、いつも心は結ばれいるんですよね♪♪♪

本当にかのん様は、素敵なお話を書きますね。
早く、青木に成長して欲しかったんです♪♪♪ こんなふうに、薪さんを暖かく包んで安心させてあげられる男になって欲しかったので本当に嬉しいです\(^ー^)/

■ 

○たつままさま

コメントありがとうございます。

>やはり、薪さんがアメリカに行くならば、自分の意思で、確固たる決意で、ですよね
↑そうですね。私も、フォスターに言われたから、上の命令だから、というわけじゃなく、自分で決意して・・しかも、青木の支えがあるからこそ・・という展開に、嬉しくなりました。

>何処にいても、青木の心はそばに居てくれる。
↑理想の姿です!

>素敵なお話を書きますね。
>本当に嬉しいです\(^ー^)/
↑嬉しいお言葉を、たくさん、たくさん、ありがとうございました!!

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