カウンター


プロフィール

かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


当ブログ拍手頁

最新の公開拍手コメのレスはこちら それ以前の公開拍手コメ&レスは、各記事の拍手ボタンを再度押していただければ読めます 鍵拍手コメにつきましては、拍手をいただいた記事下コメント欄にレスを書いております

所属してます♪


月別アーカイブ


最新記事


最新コメント


検索フォーム


 
メロディ2012年6月号「秘密-トップ・シークレット-2010 END GAME 最終回」

レビュー9:薪さんを追って



改めて、表紙の薪さんを見つめる。
いくら眺めていても、見飽きない。

白い肌。
柔らかそうな髪。
澄んだ瞳。
長い睫毛。

整った鼻筋に。
ふっくらとして、艶めいた唇。

鋭角なあごの線と、綺麗な弧を描く眉が。
ただ華やかなだけじゃない、スッキリとした、凛々しさを醸し出す。

ああ・・・なんて綺麗なんだろう・・・!!

そう言えば。
同じカラー扉絵の薪さんのアップでも。
ちょうど一年前、2011年6月号の扉絵の薪さんの顔は。

何だか眩しくて、いくら見つめても、見えないような気がした。
神々しい程の麗しさで・・正視出来ないような。
あるいは、正視しようとしても、眩し過ぎて見えないような。
そんな気がした。

なのに、何故だろう。
今回の薪さんは、じっくりと眺めることが出来る。
麗しいことは変わりないのに・・眩しさより、愛らしさを感じる。

薪さんの、この穏やかな表情のせいだろうか。
それとも、背景や小物といった物で表される、絵の中の状況の違いのせいだろうか。
あるいは、予断を許さなかった、あの頃の展開に対して、今回は、落ち着いた気持ちで見ることが出来る、見る側である私自身の心境の変化のせいだろうか。

その時々によって。
誰をも寄せ付けないような、孤高の美貌を振り撒くかと思えば。
痛々しい程の、切ない美しさを見せたり。
今回のような・・ホッとする愛らしさを感じさせることもある、薪さん。

多彩な薪さんの魅力から、目が離せない。

続く本編。
「渦中の第九室長」と、決してカメラ目線等ではなく、後ろ姿しか撮らせないところが、薪さんらしい。

カニバリズム事件を見る薪さんの。
細身な姿、真剣な瞳。

その細い肩で、華奢な身体で。
どれだけの重圧を背負っていたのか。
どれ程の、大きな相手を敵に回すことになってしまっていたのか・・・。

岡部さんと共に。
改めて、恐ろしくなる。

そうかと思えば。
岡部さんの記憶によみがえる、病室の薪さんは。

そんな重大事件を一身に背負っていたとは思えない程、儚げで。
口にする言葉は、とても、純粋で。
岡部さんの言葉に、大きく目を見開いて。

第九室長として、権威にも怯まず、部下を叱咤し、彼らを率いてきた、そんな薪さんが。
こんなに、無防備な姿を見せるから。
そんな姿を、岡部さんは傍らで見てしまうから。

薪さんを、放っておけなくなってしまうのだろう。

自分の甘さに自嘲する、薪さんの表情は、印象的だ。
セリフの無い、その表情一つに、薪さんの心境を、色々と思い巡らせずにはいられない。

ああっ・・・
岡部さんが、羨ましい!!
薪さんの、こんな無防備な、様々な表情が見られるなんて!

青木、岡部さんの本当の役得はね。
岡部さんだけが薪さんに会える、そんなことよりも。
薪さんが、他の人には見せない、素直な表情を、岡部さんには見せること。
それだけ、岡部さんのことを、無意識のうちに、信用しているっていうことじゃないかと思う。

まあ、これは、「役得」と言うより、岡部さんの「人徳」から来る物だろうけど。

改めて再現される、仕事中の薪さんは。
凛々しくて、カッコイイ。

それは、単に外見的に綺麗だからということではなく。
薪さんの、真の正義感から来る言動だと、分かるからこそ。

薪さんの、一つ一つの言葉に、行動に。
岡部さんの言う「情を重んじる」気持ちが現れているから。
それは、本当の意味で「カッコイイ」のだ。

青木が追いすがった時。
そこで止まらず、車を出させてしまうのが、薪さんらしい。
一番大切な人だからこそ、置いて行ってしまう。
「出せ!」と言いながら、サイドミラーで青木の姿を確認している様子が、たまらない・・・。

お着替え中の薪さん。
時計を着けた、その細腕も素敵。
その手首を、青木に掴まれてほしい。

チャイムの音に、無言で時刻を確かめているのは。
約束の時間より、少々早かったからか。
もしかしたら、岡部さんだったら、いつも。
早めに着いたとしても、定刻まで待ってから、薪さんのお迎えに上がるのかもしれない。

ところが、いつに無く、早く呼び出すその音に、薪さんは不審げな表情になった。
そして、本当に岡部さんなのかと、ドアを開ける前に確かめた・・・ら。

青木の姿に驚いて言葉を失ったあげく、「ビク」とする薪さんが可愛い。
驚いて、怒って、蒼ざめて。

青木も、岡部さんとは別の意味で。
薪さんが他には見せない、薪さんの様々な表情を見ているのではないかと思う。

薪さんは。
岡部さんの前では、心が安定して、素直な表情を見せる一方。
青木の前では、良くも悪くも、心が、感情が揺さぶられて、思いっきり喜怒哀楽の激しい姿を見せる。

ここが、あおまきすと的に、ツボ・・・!

青木より12歳も年上で。
地位も権力も絶対的に上で。
遥かに優秀な頭脳を持つ薪さんが。

青木の突飛な行動に振り回され、色々な意味で、心乱される。
年下で、部下で、間抜け(?)な、この男に。

追い駆けてきた青木を駐車場で振り切って、薪さんは、青木とは、これで済んだと思っただろうに。
出し抜いたと思ったのに、出し抜かれた・・みたいなこの状況に。
本当に、腹が立ったろう。
その怒りを、岡部さんにぶつけようとして、ぶつけられなくて。
しかも、その怒りの根源である青木が、「怒らないで」なんて発言をするし。

「何で俺を避けるんですか」という言葉に。
無言で見つめ合う一コマが最高。

次の瞬間、背中を向けるその動作は。
「別に避けてない」という言葉とは、裏腹なのが見え見え。
薪さんたら、本当に可愛いんだから。

青木に向かって、蒼ざめて怒鳴って。
感情が揺れ動きまくりの薪さん。
まあこれは、青木が馬鹿だからだけど。

車に乗って、背もたれにもたれているポーズも素敵。
薪さん、意外に(?)ネクタイもお似合い。
ええもちろん、薪さんは何でも着こなす方だと、分かってはおりましたけれど。

そして、外を見つめる、横顔も綺麗。
正面顔だけでなく、横顔が綺麗な方というのは、本当の美人だと思う。
その横顔を、いつまでも見つめていたい・・・。

さっきまで蒼ざめて怒鳴っていたのに、今度は物思い、遠くを見つめ。
そして微笑む。
表情の変化に、目が離せなくなる。

薪さんの美しい笑みを見ただけで、赤くなる青木。
君だって、そんな薪さんから、目が離せないんでしょう?・・・自覚なさい。

それから、やや眉根を寄せた薪さんは、何を思って、車を降りたのか。
駐車場で青木を振り切り、もう会わないままに、アメリカへ発つつもりだった筈の薪さんが。
いざ、顔を合わせたら。
もう少し、青木と話したくなった、青木と、時を過ごしたくなった・・・のだろうか。

ベンチで、穏やかな笑みを見せる薪さん。
青木は、上手く言葉が見つからないでいるのに。
青木の想いを受け止めて、微笑んで。

青木を見上げて話す、薪さんの顔は。
吹っ切れたように、穏やかで。
だから余計に、見ているこちらは、切なく、苦しくなってしまう・・・。

青木は、薪さんの言葉に。

自分が、この先、結婚するかしないか。
子供を持つか持たないか。
雪子と復縁するかしないか。
そんなことは、全く考えていないように見える。

薪さんは、青木のことを話しているのに。
青木は、話題に上っている自分自身のことではなく、話している薪さんのことばかり、考えている。

読者である私が、薪さんの言葉に、表情に、切なく苦しくなるように。
青木も、薪さんの言葉に表情に、切なく、苦しくなっている。
この瞬間、青木にとって、自分自身よりも周囲の誰よりも、薪さんが、大切な存在として在ることが、分かる。

薪さんが「誰よりも自分が欲している、望んでいる事に」「気がつきもしない」ことに、よくぞ気付いた、青木。
だが青木。
薪さんが「気付かない」その中身は、「女性と結婚して子供を持つこと」だとは、限らないんだからね。

そう、薪さんは、愛する人と共に歩む人生を、自分が望んでいることにすら、気が付きもしない。
愛する人が幸せになることを、ただひたすら望んで。
それを、大きな意味で、陰から支えることに、喜びを見出して。

なんて・・・身も心も美しい薪さん。
駄目だ・・泣きそう・・・・・・。

青木が顔を覆う様子に、思わず立ち上がる薪さん。
こういう時の薪さんは、何の意地も張らず、どこまでも優しい。
そして、この薪さんの立ち姿が、儚げで愛おしい。

青木が、薪さんの肩を掴んで泣く様子に、その言葉に。
心底、驚いた様子で。

薪さんは。
自分が青木を愛していることには、自覚があるかもしれないが。
青木に自分がここまで必要とされているとは、思っていなかったのだろうか。
部下として上司の自分を慕ってくるワンコロのような奴・・と思っていた程度で。

青木の言葉は、恋情とは違った物かもしれないけれど。
薪さんに対して、強い強い気持ちがあることは間違いないと、示した物。
それが薪さんには、意外だったのだろうか。

捜査には勘の良さを見せたりもする青木が、薪さんの自分への想いには鈍感なように。
薪さんも、こんなに勘の冴えた人であっても、誰かの自分への想いには、気付かないのだろうか。

この時初めて。
青木の想いの強さに気付いて、だから、こんなに驚いたのだろうか。

もし、薪さんが青木の肩に手を回し、その想いを口にしたら、二度と離れることは無い位の。
紛れも無く、互いの、強い強い想いがそこにあって。
でも薪さんは・・・そんなことはしなくて。

薪さんの、青木の肩に触れようとして触れなかった手が。
その視線が。
かえって、深い想いを表しているようで・・・。

平静な顔で、第九メンバーからのメールを削除する薪さん。
くだらない・・と思って消したのか。
それとも、他のメンバーによって、青木との二人の時間を、邪魔されたくなかったのか。

そう言えば。
後部座席に座っていた薪さんが、いつの間にか、助手席に居る。
そこに、どんなやりとりがあったのかと、想像してしまう。

「薪さん、こちらでいいんですか?」
「泣き虫な大男の隣りに座ってやる。今度は、安全運転しろよ」
という会話があったのか。

それとも・・・薪さんは何も言わず、黙って、助手席に乗り込み。
青木も、何も言わなかったのか。

岡部さんが運転の時も、薪さんは、概ね後部座席に乗っているようだが、助手席に座っていたこともある。
薪さんの、その時その時の気まぐれで、座る席は決まるのだろう。

きっと。
「上司として」部下に送迎させる時は、後部座席に乗り込み。
「一人の人間として」向かい合う時は、助手席に座るのだろうかと・・そんなことを、考えてしまう。

空港に向かうまでの車中で。
薪さんは、何を考えていたのだろう。
こういう、憂い顔も、綺麗。

そして、青木が涙をこらえているのを知って。
また、驚いた顔をして。

車を降りる前に、青木を覗き込むその顔が。
本当に綺麗で可愛くて。

こんな可愛い顔で。
こんな至近距離で見上げられて。
青木・・・この幸せ者・・・!!

それを見ないようにしている姿に、「もったいない!」と突っ込んでやりたい。

青木が、薪さんが何か言ったことで、やっと顔を上げた時は。
薪さんはもう、微笑んでいて。

そして一度離れたら。
もう振り返らず、先を歩いて行く薪さん。
そんな薪さんが、好き。

ああ・・・堪能した。
と思うと、その先に、オマケがある。

単なる、これまでの場面を繋ぎ合わせた回想シーンかと思えば。
これまでには見られなかった、青木だけの目線の、薪さんが見られるとは。

あの医務室のシーンと、倒れる薪さんを支えるシーンと。
二度の抱擁(?)シーンは、こんな風に見えていたのね。
くっ・・・!!

こんな角度で見てしまったら。
薪さんの細い首に、手を添えてしまったら。
ただの尊敬する上司でいられるわけが無い。

腕の中の薪さんを。
愛しいと、守りたいと、思わずにはいられない筈。
・・・でしょう? 青木!

そして、移動中、薪さんが青木の横顔を見ていたように。
青木も、薪さんの横顔を見ていた。
・・・性懲りもなく、脇見運転をしていたのか、青木。
気持ちは分かるけれど、これで事故でも起こして薪さんに怪我でもさせていたらと思うと・・ちょっと青木を殴ってやりたい。

そして別れ際も。
青木は、顔を上げたら泣いてしまいそうで、薪さんのことを見ないようにしながらも。
その顔が、実は視界に入っていたことが分かる。

綺麗な綺麗な、薪さんの顔。
薄く開いた唇で、何かを青木に告げる姿。

薪さんの微笑みで、「END GAME」は、終わりを迎えた。
ああ・・・・・・ここまで、長かった・・・・・・・・・・・・。

薪さんの、様々なお姿、様々な表情を、見てきたけれど。

最後の1ページが、薪さんの明るい顔で・・・・・・良かった。






関連記事

コメント

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

〇5/22に鍵拍手コメント下さったAさま

コメントありがとうございます。

本当に愛らしい・・思わず抱き締めたくなってしまいます(>▽<)

岡部さんとの信頼関係も、特別な物ですよね。
6巻のお話がメロディで掲載された時は、私も純粋に楽しんで読んでおりました。
その後、青木がどんどん薪さんから離れていくように感じた頃は、そんな岡部さんと薪さんの繋がりが、見ていて苦しくもなりましたが・・・。

ヤンチャな薪さんと、大人な薪さん・・・そうですね、薪さんは、大いなる優しさ、寛容さを持ちながら、同時にこちらが守りたくなるような愛らしさも同時に併せ持つ、本当に多彩な魅力に溢れた方だと思います。

そして、おっしゃるとおり、青木はそういう点で、進歩したと思います。
そのうち、「青木の成長」についても記事を書きたいと思っております。

ラストが薪さんの笑顔だったことは、本当に良かったですよね。
薪さんを愛するすべての方が、きっとそんな風に思ってるのでしょうね・・・

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://kanon23.blog36.fc2.com/tb.php/866-b867b32b

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP |