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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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この度は、オリジナルストーリー「摩天楼」をお読み下さいまして、ありがとうございましたm(_ _)m



このお話は、勝手に私が思い描いた、「秘密」のエピローグです。

今号のメロディの「秘密」で。
薪さんが、車を降りる前に、青木の顔を覗き込むシーン。

薪さんが、青木のすぐ傍まで寄って、「・・・・・・」とあり、青木はハッとします。
そして「? え?」という青木のセリフの先に、次ページで。
「薪さん 今なんて・・・(言ったんですか?)」と続きましたが。

この時私は、ページをめくるまで。
「薪さん 今なにを・・・(したんですか?)」になると思ってしまったんですね。

てっきり、薪さんが青木の頬にキスでもしたのかと・・・
でも、青木のセリフが「今なんて」だということは、薪さんが「何かを言った」のであって「何かをした」わけでは無いと分かりました。

薪さんは、ここで青木に、そんなことをする人では、ありませんでした。
ガッカリしたような、でも納得したような、複雑な気分だったのですが。

ここから、今回のお話の、薪さんが、俯く青木の顔にキスをして、青木がハッとして顔を上げる。
そのシーンが、鮮やかに眼前に浮かびました。

それから、脳内に浮かんだ二人の周辺の風景を見渡すと。
そこは、海辺か湖畔か川岸か・・何故か水辺で。
更に遠くに目をやると、対岸に、夕日に照らされたビル群が見え、それが川岸だと分かりました。

一体ここはどこ? これはいつ? どうしてこうなったの・・・?
と、思い巡らすうちに、前後の映像が早回しフィルムのように脳内に流れ、繋がっていきました。

モデルとなっているのは、ルーズベルトアイランド。
ニューヨークのマンハッタンとクイーンズの間、イーストリバーの中に浮かぶ、細長い島です。
小さな島で、川岸にはバーベキューグリルの設備があり、週末には地元の方がバーベキューを楽しむそうです。

マンハッタンとは、地下鉄及びトラムと呼ばれるロープウェイで繋がっていて、地上のアクセスルートは無いそうですが、タクシーで到着した青木は・・対岸のクイーンズ側から来たのでしょう。

今回、薪さんは、同僚に騙されたと言っていました。
青木は、そんな、薪さんと同僚との関係にホッとしたようでしたが。

渡米した薪さんの環境が気掛かりだったのは、たぶん、私自身。
なので、薪さんを心配する気持ちが、温かい環境であってくれたら・・という望みが、こういう形で現れたのかもしれません。

でも、いくら同僚との関係が良好でも、薪さんがハグやキスをされたのは、薪さんがおっしゃったとおり、「初対面の時だけ」であり、その後は薪さんも学習して警戒し、誰にもそんなことはさせなかったと思います(ええ、そうでなければ、私が許しません)。

青木はこれまで、何かにつけて、薪さんを支えたり抱き留めたりと、当然のように薪さんに触れていましたが。
それでいて、滝沢が薪さんに親しげに接すると、それを不快に感じているようでした。
青木には、薪さんが他の人とハグやキスをしているということに、それが「自分だけの特権じゃない」ことに、気付いてほしいです。

「自分だけは当然」と、無意識のうちに思っているようだったけれど、それが当然でないことを。
薪さんだって、「誰かの薪さん」になる可能性があることを。
知ってほしい。

そして、それを知った上で、じゃあ自分は、それを受け入れられるのか。
滝沢の時のように、不満を覚えるのか。
だとしたら、その気持ちが何なのか。

今度こそ・・・気付いてほしいと思います。

実は、私の脳裏をかすめたエピローグは、他にもいくつかありました。
本音を言えば、青木には、もっと早く薪さんのもとへ駆け付けてほしいし。
それに、薪さんと青木が、もっとしっかりと結ばれる結末が、描かれているエピローグを望みます。

強く抱き締めあって、見つめ合って、キスをして・・・・・・
互いの気持ちを、確認してほしい。

でもきっと、それは、BL的過ぎて、「秘密」という作品では無理があるだろうと。
そんな、冷静な声が、どこかから聞こえてきます。

だから。
私の本心からの願いと、「秘密」という作品世界の現実と、双方が歩み寄った地点が。
私の中では、今回のお話となりました。

せめて。
ここまで。
これ位は、見せてほしい。

青木が、薪さんに会いに、アメリカまで飛び。
そこで、二人きりの時間を過ごし。
同じ風景を眺め。

薪さんには、せめて、唇の端へのキス位はしてほしい。
青木には、自分の中の想いに、気付く片鱗を見せてほしい。

青木は、薪さんのキスを受け、薪さんを追い駆ける。
そして、薪さんに手を伸ばす。

手を伸ばし、追い付いたところで。
そのまま、何の進展も無いまま、日本に戻るのかもしれない。

・・・でも、もしかしたら、薪さんをその腕に、抱き締めるのかもしれない。
そして・・・・・・・・・・・・

せめて、そんな可能性を。
妄想出来る余地を、残しておいてほしい。

これが、私にとってギリギリ。
限界まで歩み寄った、せめて最低限、ここまでは見せてほしいという。
エピローグへの願いです。

先に進む薪さんを。
どこまでも追い駆けるのが、青木。

でも、もう追い駆けるだけではなくて。
きっと・・・その腕に掴まえることが、出来る筈。

薪さんは、それを望んでいる。
「待っている」・・・・・・。

ラストは。
いつもの創作のように、ただ、二人が動くその光景が見えただけでなく。

青木の視点から見た、薪さんが見え。
青木の胸の中の、声が聞こえました。

薪さんを見る、青木の目。
薪さんに手を伸ばす、青木の気持ち。

やっと追い付く。
やっと掴まえる。

手を伸ばした先にある、薪さんの姿・・・

次の瞬間。
その光景がどうなるのかは、書いた私にも分かりません。
お読み下さった方それぞれに、思い描いていただけたら、幸いです。

3週間に渡りレビューを書いた後の、この創作。

複雑な思いから生まれたお話ではありますが。
息を詰めるような思いで向かっていたレビューと違い。
これは、どこかわくわくするような気持ちで、書いておりました。

レビューはレビューで、書いている間、「秘密」原作としっかりと向き合う、濃密な時間を過ごせますが。
レビューを終えて、いざ創作に向かったら、心はとても晴れやかで、キーを叩く手が軽く、レビューと比べると、驚く程、短時間で書き上げることが出来ました。

創作は、それがどんな経過で生まれた物であっても、そこに、辛い気持ちがあったとしても、純粋に楽しいと、改めてそう思えました。

お話のタイトルは「摩天楼」ですが。

ニューヨークで摩天楼と言えば、マンハッタンのビル群を指すものですが。
今回、実際には、薪さんと青木の二人は、マンハッタンを訪れたわけではありませんでした。
対岸から、その景色を眺めただけで。

「摩天楼」とは、高層ビル。
英語では「skyscraper」・・空をかすめる物。
空に手を伸ばすビル群を、並んで見つめていた二人。

そんな二人の姿を・・・私は、見つめていたい。

「秘密」が終わりを迎えても。
薪さんと青木が並ぶ姿が、もう描かれることが無くても。

その数年先、数十年先・・・・・・
二人が共に居る、その光景を。

心の中で、見つめ続けていきたいと思います。





後書き 終






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