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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


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「最後の晩餐」から「エンドゲーム」へ。

おそらく。
青木のこれまでの人生の中で、一番の衝撃が襲う。

これまでに積み重ねてきた、様々な苦悩が、なんて小さかったのかと、思える程に・・・。



その事件の予兆は、小学校の事件を追っている時に、始まっていた。
情報漏えいという、まずは、小さな出来事から。

一方で青木は。
雪子との関係を、もっと強固な物にしようとする。
家族に会わせるという、段階を踏んで。

たとえ、雪子の想いが、薪さんに向かっていたとしても。
まだ雪子の中に、鈴木さんの面影が残っているとしても。
自分は鈴木さんとは違う・・違う人生を作ることが出来るのだと、自分に言い聞かせて。

当時私は、読者の立場から、薪さんの想いも知らずに・・と、もどかしく思った。
だが、青木にしてみれば、実際に、知らないのだから、仕方ないのだ。

そして、薪さんの車が爆破されたことによって、青木はやっと、ことの重大さを知る。
青木の動揺に、今井さんは、今更という顔だ。
その中身は知らなくても、薪さんが、何か重大な秘密を握った脳を、一人で見たことは知っている。
岡部さんの言葉を借りれば、皆、「勘づいている」。

青木は、5年前のことは知らない。
だから、薪さんの命が、脳が狙われ、脅迫の対象になっても不思議な事じゃないと言われても。
それ程のことだとは、思っていなかった。

そう・・・青木には、まだ何も、分からなかったのだ。

ただ、薪さんを守りたい、その一心で、自分も鈴木さんの脳を通じて、カニバリズム事件を見たと。
その情報を公にして下さいと言った。

薪さんの背後に、何か、大きな物が立ちはだかっている。
それが、何なのかは分からない。
でも、それが、薪さんの命に関わる物だということだけは分かる。
だから、それを消滅させたい。

事件の真相を、薪さんの重圧を、その苦悩を・・・何も知らずに。
でも、ただ、薪さんを危険から遠ざけたいと、ひたすらに願い。

青木はまだ、薪さんの世界が分からない。
薪さんが抱えている物、自分の家ですら安心して眠れない恐怖、周囲の人間を巻き込まむことを阻止しなければならない、その覚悟を、理解出来ない。

それが。

姉夫婦の惨殺。
それを発見し、以前に見た事件と同様の世界を目にすること。
逮捕される自分。
姉の、頭部の縫合跡を目にした時の、遺族としての気持ち。
そして、その取り去った脳を、自分達が見ていたという、事実。

被害者の、遺族の気持ちを思って、人の為だと思って、やってきたことだった。
でもそれは。
所詮、外側から見た物でしかない。
当事者になってみなければ、全く分からないことだった。

自分のやっている事が、どれ程の犠牲の上に成り立っていたか。
その罪深さを、真には理解していなかった自分。
そんな自分のせいで・・・姉夫婦が殺された。

全てが・・・青木を打ちのめした。

ただの、事件の被害者の遺族だったら。
残された母と、手を取り合って、姉の死を共に悲しむところだったろう。

だが、青木は。
それすら、出来ない。
許されない。

自分のせいだという思いを、これでもかと味わい。
更に、具体的な言葉と行動によって、母親からとどめを刺される。

青木は、何も反論出来ない。
自分は、多くの人を傷付けながら、それを理解せずにここまで来てしまった。
そんな自分のせいで、姉夫婦は死んだ。
その死によって、母親が、こうなるまでに傷付いた。

青木は、すべてを受け止める。
苦しみを自分の中に飲み込む。

「絵に描いたように健全で」「まっすぐすくすく育ってきた」青木が。
どんなに薪さんを思いやっても、薪さんの居る世界とは、別世界で生きてきた青木が。

真の苦悩を味わうことになった。

自分が傷付くだけじゃない。
自分の命が狙われたり、自分が怪我をしたり、自分が人に裏切られたり。
そんなことは、本当の苦悩じゃない。

本当に苦しいのは。
自分が・・・人を傷付けてしまうこと。
最愛の人が、その命が、自分のせいで、奪われてしまうこと。

ウィルス事件で、大臣の娘の誘拐事件で。
自分の身を危険に晒しても、青木は、人を助けたいと思った。
生まれてきた姪を前に、この子の為に、安心出来る社会を作る、その為に自分は捜査するのだと信じていた。

それが・・・こんな結果を生むとは。

今になって、どんなに懺悔したところで。
姉夫婦は、もう帰らない。

永遠に。

どん底に落ちた青木は。
やっとの思いで、たった一つ信じられる物。
薪さんという、一本の糸に、すがりつく。

薪さんも。
自分が、青木を救い上げる、切れない糸であることを自らに課す。

青木はもう。
事件を、苦悩する人々を。
幸せな世界から、外側から傍観しているだけの、人間ではない。
当事者となって、その世界に立って、事件に向かう。

でも、だからと言って、本来持っている人間性が、潰されてしまったわけではない。
苦悩を知る世界に立っても。
「人としてのありようです」そう言い放つことが出来る人間であり続ける。

「その覚悟があって言っているのか」という薪さんの言葉が、その本来の意味が、今の青木には、分かる。
自分はなんて浅はかだったのだろうと。
薪さんが背負っている物は、なんて大きい物だったのだろうと。
今になって、噛み締める青木。

分かる筈もなかった。
自分は、何も分かっていなかった。

自分の苦悩だけで精一杯な筈なのに。
青木を労わる、薪さんの優しさ。
自分より、もっと・・もっと辛い筈なのにと、青木は、思ったかもしれない。

自分が第九の捜査員でなければ、姉夫婦は殺されなかった。
自分のせいで、舞ちゃんの両親を、その幸せな世界を奪った。
だから・・自分に出来ること、その舞ちゃんを育てていくことを、青木は誓った。

雪子のことは、守り切れない。
雪子が、子供を生み育てていく、その人生を共に作れない。
だから、雪子のことは、自分から遠ざけるしかなかった。

勝手だけれど。
それが、青木の責任の取り方であり、姉夫婦への、これまでに脳を見てきた人々への、贖罪だと青木は思ったのだ。

もちろん、永遠に、償いきることは出来ない。
でも、やるしか無いと思った。

薪さんが。
鈴木さんを手に掛けながら。
その原因となった第九から、MRI捜査から、逃げなかったように。

常に、辛い思い出を突き付けられる、その現場に。
あえて立ち続けてきた、薪さん。
それが・・・薪さんなりの、贖罪だったのかもしれないように。

そして、雪子の言葉から。
青木は、自分にとって薪さんとは何なのか。
改めて、考えることになる。

薪さんは。
最後まで一緒に戦ってくれる、そう思える、たった一人の人だと。

けれど。
そんな青木の想いを、薪さんは、突き放す。

自分はもう、青木の傍には居られない。
むしろ・・・青木に殺されたい。

青木を守りたかった。
でも、守り切れなかった。
青木の姉夫婦は殺され、青木はズタズタに傷付いた。

青木が傷付けば傷付く程、薪さんも傷付いた。
辛かった。
守りたいのに。

薪さんは、青木を、傍で守っていきたい・・・そんな物を放棄することで。
解放された。
青木を守り切れない苦しさ、傷付く青木を見る辛さ。
突き放して、もう永遠に、離れてしまえとさえ思った。

けれど青木は。
薪さんを追い駆ける。

薪さんが、切り離した糸を、手繰り寄せる。

今度はもう。
自分がぶら下がっているだけではない。
対等に二人を繋ぐ、その糸を。

薪さんは、青木の知らないところで。
別世界で、もがいていた。

そんな薪さんの心情を思いやり、どんなに支えたい、守りたいと思ったところで。
青木は、本当の苦悩を知らない、幸せな世界に生きていた。

今、青木は。
自分のせいで、大切な物を失った・・・一度、真っ暗闇に落ちた人間として。
薪さんと同じ世界で、薪さんを探し求める。

そして、辿り着いた場所。
薪さんの居るところ。
薪さんの姿。

思わず出た、その言葉。
何の計算も無い、その言葉が。

確かに、薪さんに伝わった。

以前の青木が。
薪さんに同じ言葉を口にしたところで。
真に薪さんに、伝わっただろうか。

薪さんは、救われた。
青木の言葉によって。

生き続けてみようと思った。
生き続けていいんだと思った。

もちろんこれは。
青木だけの功績ではない。

岡部さんや、鈴木さんや、周囲の人々皆・・・薪さんへの想いが確かに、そこにあったから。
青木は、その想いを、届けることが出来たのだ。

だけど、それを届けられたのは。
今の・・・この、青木だから。

真に傷付いた人間を。
守るなんて、救えるなんて、簡単なことじゃない。

けれど、青木は、やり遂げたのだ。
薪さんを救った。
その想いで・・・薪さんを解き放った。

単純に第九に憧れ、有能で強い薪さんに惹かれ、自分のすることを一直線に信じて突き進んでいた青木が。

本当に傷付いた人の、その痛みを知り。
その人を、救うことが出来るまでに・・・。

薪さんの気持ちを思い、薪さんの側から、青木を見てきて。
そういう点では、青木は何て成長しないのだろうと、いい加減気付けと、ずっと、はがゆい思いをしてきた。

けれど、青木の側から見てみれば。
やはり、これは、青木の物語だ。
青木が、薪さんという素晴らしい人と出会い、その人の傍らで成長し、その人の苦しみを救い上げられる人間になるまでの・・・。

青木にとって、もう、自分が鈴木さんと重ねられるかどうか、そんなことは関係ない。

これからも。
壁にぶつかることはあるだろう。
そして、迷い、悩み、落ち込むだろう。

でも。

自分の想い。
自分が守りたい物。
自分が信じる物。

それさえ見間違えなければ。
きっと・・・・・・。

青木は、薪さんの居る、その世界に、足を踏み入れた。
暗闇から這い上がり、もう一度歩き出す、その道が続いている。

けれど青木はまだ、その世界の入り口から、入ったばかり。
薪さんの姿は、まだずっと先にある。
でも、焦ることは無い。

だって、その人は。
青木のことを、「待っていてくれる」のだから・・・・・・。

「秘密」は、あと、1話で終わり。
その先、番外編で、薪さんのお姿は拝めるとしても。
青木の姿は、もう、見られないだろう。

何故なら、第九での「青木の成長物語」は、これで終わりだから。

ここから先は。
同じ世界に立った、薪さんと青木が、その道を進んでいく物語となるのだろう。

読者の私は、きっと、もうその姿を見ることは無い。
そう思うと・・・涙が込み上げてくる。

でも、それでいい。
だって、私が見ていなくたって。

薪さんが、青木のことを、この先もずっと、見ていてくれるのだから。

これから先。
もし、「秘密」のことを、誰かに紹介するとしたら、私はやっぱり、薪さんの話から始めるだろう。
「薪さんていう警視正が出てきてね・・・」と、薪さんの魅力について、延々と語るだろう。

そして、最後に付け加えるだろう。

「でも、主人公は、青木という、薪さんの部下なのよ」






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コメント

■ 初めまして。薪さんの幸せを願う一人です。

すみません、さっき、途中で間違って送信してしまいました。
 私は先月初めて「秘密」を1~10巻まで一気に読み、MELODY4月号6月号を読み、薪さんを心底好きになってしまいました。それ以来、薪さんのことが頭から離れません。道を歩いていても、スーパーのレジに並んでいても、台所に立っていても。薪さんの美しさにも惹かれるけれど、、やはり、あの人間性にすごく惹かれているのです。
 そしてこちらを今日初めて訪問したのですが、年下と年上の魅力に関する記事が楽しく、また、こちらの記事には本当に感銘を受けました。青木の成長物語、そういう視点で考えたことはなかったのですが、その視点でひとつひとつのエピソードをふりかえって丹念にたどっていった、この文章に深い共感と感動を覚えました。青木くんが、薪さんに守りますといった意味の言葉を軽々しく言えなくなっていったこと、青木くんの内面、薪さんの内面、深く読みこんだこの文章に涙が出ました。薪さんの背負っていたあまりにも深い苦悩を、重いものを、心底理解し、そんな薪さんに生きる意欲を取り戻させて、今後、一緒に生きていくためには、青木くん自身のさまざまな経験と苦悩、そしてそれに伴う成長が必要だったのでしょうね。
  甘いエピローグで薪さんの幸せを願いながらも、もう終わってしますのが、「秘密」との、薪さんとの別れがつらい。そう思っていましたが、これを読んで、全てが計算されたかのように無駄のないストーリー、ここでお別れするのはやむをえないことなんだと納得できました。それでも私の心の中では永遠に薪さんは大好きな愛しい人で、尊敬する人であり続けます。薪さんのような優秀さや、自分が苦しんでいてさえここまで人を思いやれるような人間性を自分がもちあわせているかといったら全然ですが、そういう生き方と全く無縁ではありたくない。そんな気がしています。
 最後に、お嬢さんがいて薪さんへの愛を理解してくれているらしいこと、うらやましいです。うちは高校生の息子2人。共通の本や漫画を読んだり話したりもしますが、「秘密」は自分があまりにはまりすぎているので息子たちには読ませていません。でも作品として素晴らしいものだと思うので、彼らがもう少し大人になったらいつか。
 

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

〇6/19に鍵拍手コメント下さったAさま

こんにちは。
コメントありがとうございます。

青木の側から「秘密」を追い直した記事ですが。
果たして、読む方に受け入れられるかしら?・・と思う部分もありましたので、肯定するお言葉をいただき、安堵致しました。

「まるで、薪さんを救う為に様々な試練にあって、成長する必要があったようにも」とのこと、そうです、まさしく、そんな風に感じておりまして、こちらの記事を書くに至りました。

青木の身内が惨殺された時、本当に衝撃を受けて。
同時に、「幸せな世界に生きてきた太陽のような青木が、苦しみを背負った薪さんの光である」ことが嬉しかったのに、何故、青木まで暗闇に落ちる必要があるのだろうと、不満を覚えました。

でも、今になって、最初から「秘密」を追い直してみると、そんな、「幸せな世界に生きてきた」だけでは、薪さんの本当の光には所詮なれなかったのではないかと、そんな風に思い直しました。

そうですね・・・あまりにも、大き過ぎる、酷過ぎる試練ではありましたが・・(つ;)

おっしゃるとおり、彼はこれからも、成長し続けると思います。
そしていつか、薪さんと共に「本当の意味で一緒に戦える」日が来ることを、私も信じております。

優しい視線でのコメントに、とても救われました。
ありがとうございました。

■ shionさま

〇shionさま

はじめまして(^^)
いらっしゃいませ!
ご訪問下さり、また、コメント下さって、ありがとうございます。

>私は先月初めて「秘密」を1~10巻まで一気に読み、MELODY4月号6月号を読み、薪さんを心底好きになってしまいました。

きゃ~!
では、今、薪さんへの愛が、燃え上がっているところですよね。
自分も、「秘密」を読んで薪さんにハマってからの数カ月は、何度も読み返し、夢中で情報を集めて回りました。
今も、寝ても覚めても薪さんのことが頭から離れないことに違いはありませんが、ハマった当初の熱は、また違った楽しさを感じる時期だったことが思い起こされます(^^)

連載終了間際の今になっても、薪さんを愛する方が増えることは、「秘密」ファンのはしくれとして、とても嬉しく思います♪

>道を歩いていても、スーパーのレジに並んでいても、台所に立っていても。

分かります・・分かります・・!!

>そしてこちらを今日初めて訪問したのですが、年下と年上の魅力に関する記事が楽しく、また、こちらの記事には本当に感銘を受けました。

お読み下さって、ありがとうございます。
とても嬉しいです(〃▽〃)

>青木の成長物語、そういう視点で考えたことはなかったのですが、その視点でひとつひとつのエピソードをふりかえって丹念にたどっていった、この文章に深い共感と感動を覚えました。

もったいないお言葉・・・ありがとうございます(;;)

後から「青木の成長物語」という言葉は、清水先生がそうおっしゃったという記事を目にしたことから、意識するようになったのですが。
ハッキリそう断言したわけでもない・・かもしれない・・という情報もいただきましたので、清水先生が本当はどういう思いで描かれたのか、正確なところは分かりません。

でも、「『秘密』は、『青木の成長物語』だ」と認識すると、自分の中で、腑に落ちる点が多々あったのですね。
それに、自分は今まで、薪さんの想い、薪さんの視点ばかり考えて「秘密」を読み、青木を叱咤してきた・・でも、青木の側から見てみると、改めて見えてくることが沢山あって・・・。
いつか、このテーマを記事にしたためたいと思っておりました。

>青木くんが、薪さんに守りますといった意味の言葉を軽々しく言えなくなっていったこと、青木くんの内面、薪さんの内面、深く読みこんだこの文章に涙が出ました。
>薪さんの背負っていたあまりにも深い苦悩を、重いものを、心底理解し、そんな薪さんに生きる意欲を取り戻させて、今後、一緒に生きていくためには、青木くん自身のさまざまな経験と苦悩、そしてそれに伴う成長が必要だったのでしょうね。

いただいたお言葉に、私の方こそ涙が・・(TT)
読んで、こんな風に受け止めていただいたのでしたら、何も申し上げることはございません。
胸がいっぱいです・・・。

>甘いエピローグで薪さんの幸せを願いながらも、もう終わってしますのが、「秘密」との、薪さんとの別れがつらい。そう思っていましたが、これを読んで、全てが計算されたかのように無駄のないストーリー、ここでお別れするのはやむをえないことなんだと納得できました。

そそ・・そんな、こんな拙い記事で納得だなんて・・光栄ですが、恐れ多いです(><;)

でもきっと、清水先生は、番外編を描かれる意欲がおありだとのことなので、過去編・未来編・スピンオフ等、どういう形になるかは分かりませんが、薪さんは、これからも、ご登場なさるかと思います。

ただ、第九の人間関係は、この本編の中で決着を付けて、ちゃんと終わりにするとのことでしたので。
今の第九メンバーは、もう見られない、青木が薪さんと並ぶ姿は、もう見られないのだと思います。
「第九での青木の成長物語」だとするなら、もう描く必要は無いのでしょうから・・・。

過去の記事に幾度か書いているのですが、私は、青木の言動に、自分と重なる物を見ることがよくあって、青木のことが、ずっと、他人とは思えませんでした。
一番愛しているのは、もちろん迷うことなく薪さん!薪さんしか有り得ませんが(笑)
青木は、好きだとか愛するとか言うよりも、身内のような、自分の分身のような存在で・・青木は「生き別れの弟」か「甥」ではないかと書いたこともありました(←そんなわけない。大体、青木ファンや、原作者の清水先生に失礼ですが(汗))

なので、もう、青木の姿を、その成長を見守ることは出来なくなるのだと思うと、寂しいような、でもきっと彼なりにこれからも歩んでいくだろう姿を思い浮かべて、嬉しいような、複雑な気分になります。
一人立ちする子供を見送る親の心境って、こんな感じなのでしょうか(^^;)

>それでも私の心の中では永遠に薪さんは大好きな愛しい人で、尊敬する人であり続けます。

そうですね・・。
「秘密」が終わっても、更にその後、薪さんの姿を見られることが無くなっても・・・ああ、お気持ち分かります。

>薪さんのような優秀さや、自分が苦しんでいてさえここまで人を思いやれるような人間性を自分がもちあわせているかといったら全然ですが、そういう生き方と全く無縁ではありたくない。そんな気がしています。

そんな風に思えるshionさんは、充分素晴らしい人間性をお持ちでいらっしゃるかと。
でも・・・「秘密」に出会って、薪さんに出会って、学んだこと、教えられたこと、私も沢山あります。
そんな風に、自分の生き方さえ降り返させられる・・そんな素晴らしい作品に、人物に出会えるって、幸せですよね。

>最後に、お嬢さんがいて薪さんへの愛を理解してくれているらしいこと、うらやましいです。うちは高校生の息子2人。共通の本や漫画を読んだり話したりもしますが、「秘密」は自分があまりにはまりすぎているので息子たちには読ませていません。でも作品として素晴らしいものだと思うので、彼らがもう少し大人になったらいつか。

アハハ☆
そうですね・・こんな母親の趣味に理解を示してくれて、娘には感謝しております(・・半分、呆れられてはおりますが(^^;))。
私が「秘密」にハマった当初は、娘はまだ小学1年で、ろくに文字も読めずに、漫画の絵だけ眺めていた位だったのですが。
時の流れを感じます・・・。

息子さんと、本や漫画の話が出来るなんて、素敵ですね☆
「秘密」は、男性の視点で読むと、また全く違った見方になるらしいので、感想が楽しみですね。

丁寧なコメント、嬉しく読ませていただきました。
ありがとうございました。

■ ありがとうございました

 先日のコメントに対し、丁寧なお返事頂きましてありがとうございました。
 お父様のことで大変な時にまたもやメールするのもどうだろうと思ったのですが、私なりに感じたことや、お礼をどうしても申し上げたくなって一方的に書いています。返信はしなくていいですから。

 実は私も自分の父親には複雑な思いがあります。父が重い病気をした時、母は生活を支えるために働いて、父の看病もして、私も小さくて大変だったのに、その母にあたり散らして時に暴力を振るったこと。私には過保護で、進路にも口出しして、希望の進路に進ませてくれなかったこと。だから私は若いころ、将来父が年取っても絶対めんどうみないって思ってました。その後私が大人になるまでに父の病気は完治し、定年後の今も元気に働いています。母ともそこそこ仲良くしています。そして私も、まあ普通に父と接してはいます。だけど、本当に愛情をもって接しているか、父が弱った時にどこまでできるのか、わかりません。自分の中で、完全にすんだこと、と割り切って忘れてしまえてはいない自分がいますから。父の日にプレゼントはしても、そこに素直に「ありがとう」ってメッセージをつけられないでいます。
 愛情があっても、自分の子どもの世話など家のことや仕事などと親の世話の両立は、誰にとっても難しい問題だとは思いますが…。
 でも、かのんさんの優しい文章を読んだら涙がこぼれて、考えさせられました。青木くんとお母さんの関係の解釈には本当になるほどと思いました(そのあたり、私はまだ読んでない気がしますが)。
2巻では青木くん、「こんなことが、何故天地が生きているときに俺はできなかった」と言っていましたね。
「秘密」は本当に深いですね。こういうところでも私たちに考えさせるものがある。でも、それに改めて気付かせてくれたかのんさんにも感謝します。

 もう1つ感謝したいこと、それは、番外編の可能性を教えて下さったことです!!
みなさんはもう何年も「秘密」を読んでらっしゃるけれど、私はファンになったばかりで薪さんへの愛がこんなに燃え上がっているのにもう終わり、というのがさびしくて辛くて。それに何年も読んできた方たちは気がすんで興味が他に移り、「秘密」のブログなどもなくなってしまうのかも、私は一人もんもんととり残されるのかも、といじけていました。だから、無理にも、これで終わりでいいのだ、番外編もないだろうと自分を納得させようとしていたのです。本当は誰よりも番外編を望んでいたのに!

 ところで、創作も一部読ませていただきました、楽しいです!R指定にはドキドキ。沢山あるので、少しずつ楽しませて頂きます。

 お忙しい所、長々とすみませんでした。ありがとうございました。

■ shionさま

〇shionさま

コメントありがとうございます。
諸事情により、私の方からのお返事が遅くなってしまうことはありますが、コメントいただくことは大歓迎です(^^)
こちらこそ、貴重なお時間と手間を割いて、コメントを下さること、とてもありがたく思います。

>実は私も自分の父親には複雑な思いがあります。

お家のこと、ご両親との関係、お話し下さってありがとうございました。
今はお元気でご両親仲良くお暮らしとのこと、何よりだと思います。
親というものは、一番近い関係なだけに、それぞれに、その人の数だけの境遇や思いがありますよね。

>でも、かのんさんの優しい文章を読んだら涙がこぼれて、考えさせられました。青木くんとお母さんの関係の解釈には本当になるほどと思いました(そのあたり、私はまだ読んでない気がしますが)

記事、読んで下さってありがとうございました。

>2巻では青木くん、「こんなことが、何故天地が生きているときに俺はできなかった」と言っていましたね。

たった一度のその出来事が、取り返しの付かない事になる場合もある。
それが、永遠の別れになることもある。
残酷だけれど、人は、そんな経験を通して、やっと、今のこの一瞬を大事にしようと思えるようになるのかもしれません。

>「秘密」は本当に深いですね。こういうところでも私たちに考えさせるものがある。でも、それに改めて気付かせてくれたかのんさんにも感謝します。

そんな・・・お恥ずかしい(><;)
拙い文章ではありますが、それが読んだ方にとって、何か考えるきっかけになるのでしたら、光栄に思います。

「秘密」は、読んだ人の数だけ、また、同じ人でも、その時その時によって、違った感想が生まれる。
本当に、奥深い作品だと思います。

>もう1つ感謝したいこと、それは、番外編の可能性を教えて下さったことです!!

番外編の可能性については、確か、清水先生が読書会でおっしゃったんですよね。
あれ・・?それ以前にも、何かのインタビュー記事でもおっしゃっていたかも・・・。
すみません・・様々なところから情報を引っ張っている物で、ソースがはっきりしませんが(汗)

同時に、メロディでも「『第九編』クライマックス」と掲載されていたので。
これは、清水先生の、番外編をお描きになるという意図を受けて、「『秘密』最終回」ではなく「『第九編』クライマックス」と書かれたのではないかと。
6月号で結局「最終回」と書かれてはいましたが、それはあくまで「秘密」「第九本編の」最終回ということだと思います。

もしかしたら、1巻のマコーレイの話のように、薪さんとは関係ない軸の話になる可能性もありますが(T▽T)
薪さんは、清水先生にとっても思い入れのあるキャラですし、読者の需要を考えても、薪さんが出てこない番外編は無いんじゃないか・・と、個人的には思っております。

・・・でも、良くも悪くも、常に読者の予想を裏切って下さる清水先生ですから。
どうなるか・・確定は出来ませんけどね。

>みなさんはもう何年も「秘密」を読んでらっしゃるけれど、私はファンになったばかりで薪さんへの愛がこんなに燃え上がっているのにもう終わり、というのがさびしくて辛くて。

私は、「秘密」に出会い、薪さんにハマって4年になりますが、10年以上続いた「秘密」の歴史の中では、自分も新参者だと思っております。
そして・・4年位じゃ、全然足りない!もっと薪さんを見ていたい!・・・という思いです。
4年でもこうですから、ファンになったばかりでは、相当寂しいですよね。

>それに何年も読んできた方たちは気がすんで興味が他に移り、「秘密」のブログなどもなくなってしまうのかも

これは、私も思いました。
「秘密」ファンの方々と、今はこうして交流させていただいておりますが、それも徐々に無くなっていくかもしれないなと。
寂しいですが、他の方のことは、引き留められないですよね。
自分だって、この先、気持ちや環境が変わることも有り得ますし。
そう考えると、とても寂しいですが。
とりあえず今は、これからもずっと、薪さんを想ってブログも続けていくつもりではおりますが。

>ところで、創作も一部読ませていただきました、楽しいです!R指定にはドキドキ。沢山あるので、少しずつ楽しませて頂きます。

ありがとうございます!!
本当に、偏った目線で書かれた物ばかりで申し訳ないのですが、薪さんへの愛だけは、間違いなくこもっております(^^;)

ありがとうございました。

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