カウンター


プロフィール

かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
ご了承下さいませm(_ _)m

リンクは嬉しいので、ご自由にどうぞ♪


当ブログ拍手頁

最新の公開拍手コメのレスはこちら それ以前の公開拍手コメ&レスは、各記事の拍手ボタンを再度押していただければ読めます 鍵拍手コメにつきましては、拍手をいただいた記事下コメント欄にレスを書いております

所属してます♪


月別アーカイブ


最新記事


最新コメント


検索フォーム


 
メロディ2012年8月号「秘密-トップ・シークレット- エピローグ・一期一会」

レビュー4:第九という「家族」



全部、失くした。

その後に、最初にやって来たのは。
岡部さんと、曽我と小池だった・・・。

繰り返し、私は書いてきた。
第九が好きだ。
叶うことなら、ここで働きたい・・・と。

それは、愛する薪さんが居るから、というだけではない。
メンバー達、一人一人のことが。
そして、彼らが作り出す、第九という場所、そのものが。

好きだった。

仕事自体は、とてつもなくハードだ。
世間の風当たりも強い。
良心の呵責を覚え、葛藤しながら、向き合わねばならない。

心も、身体も、疲弊する。
加えて、容赦のない、上司の叱責が飛んでくる。

でも、だからこそ。
そんな上司の、本当の想いを知り。
自分の責務に果敢に立ち向かうことを、決意した彼らは。

結束が、非常に固い。

心身共に厳しい仕事なのに、世間には理解されない。
守秘義務の為に、他に愚痴ることすら出来ない。
だからこそ、同じ苦労を分かち合う、第九メンバーの間で、互いの気持ちを思いやれるようになる。

個性は様々。
仕事の能力や、捜査に対する視点も、それぞれ違う。
でも、目的は同じ。

だから、支え合う。
事件解決という、同じ目的に向かって。
共に、手を差し伸べあう。

第九のその絆の強さは、あまりにも当たり前で。
彼ら第九メンバー達は、その希少さを、意識すらしていないように見える。

仕事自体はどんなに厳しくても。
他の人には理解されてなくても。
時に・・本当に自分のやっていることが正しいのか、悩み迷うことがあっても。

薪さんに付いて行けば。
仲間と共に進んで行けば。
自分の責務に、誇りを持って臨むことが出来る。

こんな素晴らしい職場が、空間が、あるだろうか。

「僕の部下には手を出すな」
そう訴える薪さんに。

「いいな そんに必死になって 守るべき者が出来て」
そう返した滝沢。

「天涯孤独」であらねばならない筈の立場にある薪さんが。
鈴木さんを失った時、全ての物を失ったと思っていた薪さんが。

「合法・非合法を問わず」
守りたい・・と、心から願うようになっていたもの。

それが、第九の部下達だった。

最初は、第九に対して嫌悪すら抱いていた岡部さんが。
MRI捜査の力と、薪さんの能力と、それが何を目的に行われるべきなのかを見極め、捜査に向かうことを決意した。
曽我と小池も、「オレらが何とかしねーと」と言いながら、自ら捜査に向かった。

あの時、岡部さんの背を見つめていた、薪さんの瞳。
曽我と小池の様子を見て、握り締めた手。

あの時から。
薪さんの中に、生まれ始めていたのだろう。

全て失った筈の薪さんに。
「大切なもの」「守りたいもの」が・・・。

第九に配属された多くの人間が。
MRI捜査のハードさ、薪さんの厳しさに耐えきれず、辞めていった。

そんな中で。

「どんなに怒っても どんなに怒鳴っても」
「次の日の朝 ちゃんと出てきた」

薪さんを信じ、付いてきた、部下達。
そんな部下と共に居た、「第九」という場所。

薪さんにとっての、それが「家族」だった・・・・・・。

巣立っていく子供達を見送るように。
薪さんは、室長になる彼らを送り出す。

アメリカという、離れた場所に居たところで。
巣立つ彼らを見送る、その気持ちに変わりは無いだろう。

誰よりも「情」を重んじる。
部下達に、常に正しい姿を示してきた。
薪さんという人に率いられ。

共に歩んできた、第九メンバー達。

彼らは、なんて、幸せなんだろう。

そんな部下達を育てることが出来た、薪さんも。
なんて、幸せなんだろう。

そして。
そんな第九を。
彼らを、薪さんと第九メンバー達を見続けてこられた私も・・・。

「秘密」に出会ってから、4年間。
見ていて、辛い展開に、苦しい思いをすることも、沢山あった。
でも、変わらぬ結束を保つ第九メンバー達を見るにつけ。
癒され、救われた。

彼らの絆に。
胸が温かくなり。
そこに・・身を置きたいと思った。

彼らの姿を、見られて。
青木の言う「唯一無二の時間」を、共に味わうことが出来て。

幸せだった。

幸せだったよ・・・薪さん。
岡部さん、今井さん、宇野、曽我、小池、山本、青木・・・

あなた方のことを。
あなた方が、共に過ごした時間を。

忘れない。

ありがとう。






関連記事

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://kanon23.blog36.fc2.com/tb.php/882-a2dc41cd

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP |