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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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この度は、オリジナルストーリー「おやすみ」をお読み下さいまして、ありがとうございましたm(_ _)m



先月末。

映画「おおかみこどもの雨と雪」を見に行き、その後帰宅して、愛犬の散歩をしながら、この映画のことを考えておりました。

そして、映画の中で、何故、本の中のオオカミはいつも悪役なのかというセリフがあったことから。
オオカミが出てくる、とある絵本のことが、連想されました。
その絵本の中に、お話に出てくるオオカミは、ズルくて悪い奴ばかりではないかという記述が出てくるからです。

それは、「オオカミと石のスープ」という、フランスの絵本。
娘がまだ小さい頃、図書館に行き、借りる絵本を一緒に選んでいた時に、出会った一冊でした。

動物達の村にやってきた年老いたオオカミが、めんどりの家を訪れ、石のスープを作ってあげるからと言って、中に入り込む。
オオカミが、大きな鍋に石を入れ、火にかけると、動物達は、もっと具を入れた方がおいしくなるのではと、次々に野菜を持ち寄って鍋に入れ・・・・・・

ラストの、村を出て行くオオカミの哀愁漂う後ろ姿が、なんとも可笑しくて。
娘以上に、私自身にとって、お気に入りの一冊になり、後日自分で購入することとなりました。

映画に続いて、今度は、この絵本について、思いを巡らせていた時。

ふと。
この絵本を読み聞かせる薪さんと、それを聞いている舞ちゃんと青木の姿が、脳裏に浮かびました。

愛犬と、いつもの散歩道を歩きながら。
心はすっかり、浮かんだお話の世界に飛び、前後の光景が脳内をどんどん流れていき。
家に到着する頃には、お話の流れが最初から最後まで、出来上がっておりました。

けれど、それからしばらくの間。
様々な行事が重なって、パソコンに向かう時間が取れず。
2週間立って、やっとまとまった時間を作ることが出来、文章にしてブログにUPすることが出来ました。

既に、お話の流れは脳内に完成していたので。
書き始めれば、すぐに仕上がるだろうと思っていたのですが。
いざ書き始めてみると、脳内に見えている光景を正確に表す言葉が表現が、なかなか見つからず、予想外に時間が掛かることとなりました。

結局、文章として書き上げるまでに4時間を費やし。
ブログにUPして、手直しする作業も含めて、パソコンに向かってから記事が仕上がるまでに、4時間半掛かりました。

前回創作をしてから、約3カ月という時間は、思っていた以上に、長いブランクだったようです。
でも、早く仕上がっても、難しく時間が掛かっても。
創作という作業は、無条件で楽しいと、改めて感じました。

先月、「メロディ」レビューを書き上げた際には。

脳内にストックされていた二次創作の映像が、おぼろげになってしまい。
原作がハッピーエンドであるなら、もう創作は必要ないと自分自身が受け留めたのだろうと、そう結論付けて。
もう二次創作を書くことは無いかもしれないと、思っていたのですが。

思いがけず、新たな映像が鮮明に浮かんで。
こうして書いている・・・。
しかも、楽しくてたまらないなんて。

何だか、不思議な感じがします。

今回、最初に浮かんだのは、薪さんが絵本を読み聞かせている光景で。
そこを描きたいのであれば、薪さんが青木の家を訪れてからの部分だけを、書けば済むことであり。
そこに至るまでに、どうしてそうなったのかという経緯は、薪さんが視察に訪れたと、一文だけで説明しても良かったのですが。

職場での薪さんと青木のやりとりが、詳細に見えていたことから。
どうせなら、そこから全て書いてみようと、薪さんが青木の職場を訪れたシーンも、前半に入れることとなりました。

第九に居た時と同様に、青木を叱り付ける、薪さん。
でも、当時とは違い、今は、青木にも、統率すべき部下が居る。
そこで見せた、薪さんの配慮と、以前と同じように、青木にヒントを与える行為。

薪さんは、華々しい業績を上げて帰国し、肩書も変わったけれど。
どんな状況になっても、薪さんは薪さんで、変わることは無いと思うのです。

そして薪さんは、この夜、青木の自宅で過ごすこととなる。

最初は、「視察」という形で、その地を訪れ。
青木の家でも、姪に遠慮するようたしなめたり、客間で一人寝られるようにしたりと、青木は気遣い、薪さんはあくまで客としてもてなされる。

でも、舞ちゃんは、そんな事情を飛び越えて、薪さんに接し。
薪さんも青木も、いつしか当然のように、その状況を受け入れていく。

薪さんと青木が「家族」になる。
それが、原作でどういう形で実を結んでいくのかは、分かりません。
でもきっと、もしかしたらこんな風に、少しずつ「家族」と呼べる関係を、築いていくのではないでしょうか。

青木の母親がどうなっているのかは、「エピローグ」の段階では、分かりませんでした。
今回のお話でも、青木の母親は登場せず、所在がよく分からないので、そこは、読んだ方のご想像にゆだねたいと思います。

もしかしたら、母親は元気で一緒に暮らしていて、でも早寝で、青木が帰宅する頃には眠っているのかもしれません。
母親が作り置きしておいた物をメインに、薪さんと青木、二人で夕食を取っていたら、舞ちゃんは物音に起きてきたのかも。

舞ちゃんに、青木は薪さんをどんな風に紹介したのか。
あるいは、薪さんは何て舞ちゃんに挨拶をしたのか。
そもそも、この時が薪さんと舞ちゃんの初対面だったのか。

いずれにせよ、舞ちゃんは、薪さんにすっかり、懐いてしまいました。
その様子に、青木は複雑な心境だったようですが。
薪さんの好きな曲や趣味や本の話が出来る機会は、きっとまた、巡ってくることでしょう。

本を媒介として、一つに集い。
三人の、笑顔も、吐息も、体温も、同じ布団の中に溶け合う。

こんな光景が。

原作とは全くの別世界であった、二次創作の世界だけでなく。
原作の世界にも、有り得るかもしれないと思える。
それが今は、本当に・・・幸せです。

薪さんが口にした、「Good night and have a nice dream」という言葉。

映画に夢中だった10代の頃。
当時の欧米の映画の中で、ベッドにもぐる子供に、親が額へのキスと共に贈っていたこの言葉。
欧米でも、今時の親は、こんなことを子供に言っているのかどうか、分かりませんが。

『おやすみ。良い夢を』
この言葉が、私は好きで。
英語ではありませんが、私は娘によく、おやすみと共に「いい夢見てね」と声を掛けています。

今回、薪さんが、舞ちゃんに向かって、この言葉を贈るシーンは、自然に脳裏に見えたものです。
どんな思いと共に、その言葉を投げ掛けたのか・・・。

そして、絵本に出てくる動物達の善意を、青木と重ねる薪さん。
ちなみに、青木は「間抜けなオオカミ」と言っていますが、私は、このオオカミが間抜けだとは思っておりません。
計画が計画外な方向に行ってしまうのは、オオカミにも、動物達の善良さを裏切れない、悪人になりきれない部分があるからであり、それは決して間抜けなことではないと思うのです。

今回、全ての流れが脳内に出来上がってから、書き始めたお話ではありますが。
最後の一文だけは、出来上がっていた物と、違った物となりました。

当初、脳内に見えていたのは。
薪さんが口にした英文の直訳、「おやすみなさい。良い夢を。」でした。
それが何故か、パソコンに向かい、4時間掛かって最後まで書き進めてきたら。

その文は、「みんなおやすみ。良い夢を。」と、なっていました。

何故「おやすみ」という言葉が「みんな」と、なったのか。
自分でも分かりません。

ただ、言えることは。
この一文を書き上げた時。
私はとても・・・とても、幸せな気持ちになれたということです。

今。
こんなお話を書けることを、とても嬉しく思います。

そして、それを読んで下さる皆様がいらっしゃること。
「秘密」への想いを分かち合えることが、本当にありがたく、幸せです。

ありがとうございました。





後書き 終






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