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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
レスは「コメをいただいた翌々日までにお返しする」ことを自分に課しておりますが、諸事情により遅れる場合もございます
でも必ず書かせていただきますので
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「秘密」エピローグで。
ラスト近く、鈴木さんの姿が見えた。

たった1コマではあるけれど。
とても重要な1コマだったと思う。



本来の私は「あおまきすと」だけれど、鈴木さんのことも、とても大切に思っている。

そもそも、二次創作を始めた時、最初に書いたのは「薪と鈴木と雪子」であり。
その後、第5章まで続いたこのシリーズを、毎回、大事に大事に、書いてきたつもりでいる。

鈴木さんのことは、人によって抱くイメージは様々だと思うが。
私の中での鈴木さんのイメージは、最初からずっと「包容力がありながら、少年のような茶目っ気もある大人の男」。
薪さんと並ぶにふさわしい、理想的な男性。
滝沢にも「爽やかイケメン」と言わせる位、外見にも恵まれていたことが分かる。

似ていると言われながらも、幼さも残り、ひたむきでがむしゃらな青木とは、随分違う。

どちらかと言うと青木は、最初は頼りないけれど、仲間に助けられながら、努力と勇気で成長していくというパターンの、少年漫画の主人公に近いかもしれない。

少女漫画だったら、鈴木さんのようなタイプの方が、ヒロインの相手役として登場するのだろう。
私自身、それまで読んできた漫画や小説では、物静かながら、実は有能で、周囲に慕われている・・そんな人が理想のタイプだったし。

様々な方の「秘密」感想記事を読んでいても、鈴木さんのことは、「鈴木さん本人が好き」と言われていることが多いのに対し。
青木の場合は、「青木の魅力は分からないけれど、薪さんの想い人だから」という理由で、叱咤激励されていたことが多かったような気がする。

でも私の場合は、むしろ、その逆の視点で、この二人を見ていた。

青木のことは、青木本人のことが、まるで弟か甥か幼馴染みかといった、身近な存在に感じて。
その言動に共感し、心から応援していた。

対して、鈴木さんのことは、もちろん鈴木さん本人にも魅力があるけれど、それ以上に、「薪さんにとって大切な人だから」、私も大切に思っているという部分が大きい。

だから、もし、鈴木さんや青木が、薪さんの居ない、別の漫画で登場するとしたら。
青木のことは、青木を想う薪さんが居なくても、その生き方に共感し、自分のことのように応援することだろう。
鈴木さんのことは、素敵なヒーローだと思っても、それはあくまで、外側から見た憧れ的な視点であり、「秘密」の中で想う程までには、愛せないのではないかと思う。

以前、「鈴木さんの魅力」という記事にも書いたけれど。

鈴木さん自身に惹かれると言うより、薪さんという人を支えた、薪さんという人を形成する一部だった、その事に、私は惹かれているのだと。
私が鈴木さんを愛するのは、薪さんとの関係、薪さんとの絆があるからこそなのだと思う。

だからこそ、私は願ってきた。
薪さんが、鈴木さんとの幸せだった光景を思い起こしてくれるようになることを。

薪さんにとって、鈴木さんは、とても大切な存在。
登場シーンが少ないながらも、読者にも強烈な印象を残してきた。

けれど。
その登場シーンの多くは、薪さんの回想であり。
その回想の中に現れる鈴木さんの姿は、そのほとんどが、あの、血に染まって横たわる姿だった。

薪さんにとって、鈴木さんと言えば、まず出てくるのはその姿であり。
それは一生、忘れられない光景であるのだろう。

でも、そこに至るまでに。
薪さんの中には、鈴木さんとの長きに渡る付き合いで生まれた、輝かしい日々だって、沢山ある筈で。

薪さんは、鈴木さんを自分が手に掛けた事実を、死ぬまで忘れることは無いだろうし。
忘れてはいけないとも思っているだろう。

でも、それだけではなくて。

薪さんには、鈴木さんと育んだ、楽しかった日々、嬉しかった思い出も、蘇えらせるようになってほしい。
ずっと私は、そう願ってきた。

何より、亡くなった鈴木さんこそが。
薪さんを守ろうとして、結果的に、薪さんに終わりの無い苦しみを与えることになってしまった鈴木さんが。
きっと、薪さんに対して、あの最期の光景ではなく、幸せだった日々を思い起こしてほしいと、願っているに違いないとも思った。

でも、薪さんの脳裏からは、あの光景が離れない。
いつまでもいつまでも、自分を苦しめ続けるように、鈴木さんの最期の姿が浮かぶ。
やがてそこには、青木の姿も重なって、再び同じ光景を見るのではないかと、更なる苦しみを薪さんにもたらす。

そんな薪さんの姿を見ることが、辛くて、辛くて・・・・・・

けれど。
全てを掛けて、敵と対決しようと、薪さんが立ち向かった時。
過去に、鈴木さんと共に訪れた、第九分室の地に立ったその時。

そこには、生きている鈴木さんの姿が、現れた。

薪さんが一体どうなるのか、緊迫した回ではあったものの。
私は、この光景が現れたことが、とても嬉しかった。

青木のモノローグに重なって現れたその光景は。
確かに、薪さんには、鈴木さんとの安らぎの時間もあったのだと、そう確信させてくれた。

薪さんと鈴木さんが、「第九」の未来に、共に思いを馳せた場所。
その同じ地に、薪さんが再び立った時。
薪さんの静かな表情に、今、薪さんは鈴木さんとの思い出をそこに見ているのだと・・そう思えた。

鈴木さんと雪子を見つめる、薪さんの優しい瞳・・・。
恋人同士の二人を見ても、そこには嫉妬等は感じられず、そんな物とは全く別の次元で、薪さんと鈴木さんの間には、揺るぎ無い結び付きがあったのだろうと、そう感じさせて。

薪さんが、こんな風に、鈴木さんとのことを、思い返してくれることが。
辛い思い出だけではなく、鈴木さんとの幸せな時間を思い返してくれることが、私の望みだった。

だから、この時、それが少し叶ったようで、救われた気がした。

そして、エピローグ。

「大切なもの 失いたくないものは 生まれてくる」
「生きてる限り」

そんな言葉と共に。
薪さんと鈴木さんが微笑み合う、その光景が現れる。

繰り返し現れた、あの最期の姿ではなく。
どちらかが、一方的に相手を見ている画像でもない。

鈴木さんも、薪さんも、笑っている。
お互いを見つめて。

きっと、これが日常だった。
二人の間に、数限りなくあった時間だった。

それが現れた。
薪さんの中で。

やっと。

そう、きっと薪さんは。

「鈴木 すまない」
「すまない」
「まだ しばらく そちらには行けない」

あの時に。
生きようと思った、生きたいと思っていいのだと思えた。

そして、更に今、この瞬間に。
自分が、生きていくことを、本当の意味で肯定することが、出来た。

だから、見えた。

鈴木さんと笑い合っていた、自分が見えた。

運命のあの日に、断ち切られていた、鈴木さんとの素晴らしい日々。
掛け替えのないその時間が、自分の人生の中に流れていたことを。

今、再び。
思い出すことが出来た。

次号から、番外編で、生きた鈴木さんと薪さんが並ぶ光景が、見られるかもしれない。
でも、過去編ではなく、今、この光景が薪さんに見えたこと。

それが、重要なのだと思う。

そのたった1コマが。
教えてくれる。

薪さんが、「あの日」を乗り越えたことを。

薪さんが、鈴木さんと、そして自分も笑顔で居た、その時を思い起こせるようになったということは。
これから先は。

鈴木さんの存在が、薪さんを苦しめるものではなく。
薪さんの人生に、幸せな日々を生み出した存在として。

薪さんの胸の中で、輝いていくのだろう。






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コメント

■ 

風邪を引いてお休みしたため、久し振りにコメント欄にお邪魔できました(^^

わたしが思うこと。

『秘密』という作品を知り、その読者の方々を知って思うことは、”女性の感性の豊かさと感応力”がとても高いという事実についてでした。

特に、薪さんに寄せる思いの強さや彼の行動から導き出す心理の分析など、少年漫画を読む男性読者が恐らくほぼ行わないであろう読み方を、殆どの『秘密』読者がされているのには、本当に驚きました。
(そうじゃない男性の方々……読んでいらしたら、ごめんなさい!)

わたしはよく『夢』(眠っているときに見るほう)の位置付けについて、「眠っている時に経験している出来事は、その時点でその人のリアルであるのは間違いが無く、普段起きて生活しているときに蓄積される経験と、脳に記録される事実として同じならば、脳の中では『夢は現実である』ということになるのでは?……と考えることがあります。

はっきりとした夢を見るかたは、よく現実に起きたことなのか夢の中での経験なのか、分からなくなることがある……と聞いたことがあります。
(わたしもそういう経験があるほうですが(^^;))

同じく、薪室長も『秘密』読者の中では完全に脳内で実際に存在する人物として記録されている、と考えても差し支えないくらいの存在なのだと思いました。

改めて『秘密』という作品の特別さを感じます。

そして、感受性や感応生が高い薪さんですが、ある意味やはり女性的な面も多く持ち合わせているんでしょうね。
天才と言われる人たちは、多くがエキセントリックな一面を持ち合わせていますし。
こんなふうに語るわたし自身も、まるで薪さんを実在の人物のように語っている……『秘密』という作品は一線を画す作品なんですね。

わたしは、かのんさんの着眼するポイントや感性がとても好きです。
今回の考察についても、とても素敵な場面をクローズアップされていて、素晴らしいな、と思いました。
かのんさんのお話には、気付かされることや勉強になることも多く、ときに癒されたりも(^^*)

メール通信(笑)も、ゆっくりしたいのに……(>_<) 本当にすいません!
なかなかコメント残すことが出来ませんが、1人のファンとして、『かのんさんの作る世界』これからも楽しみにしています!

■ ももさま

〇ももさま

ご訪問&コメントありがとうございます!

> 風邪を引いてお休みしたため、久し振りにコメント欄にお邪魔できました(^^

ひゃああああっ・・。
そんな時にいらしていただいて、お休みの時間と体力を使ってコメントいただいて・・申し訳ないです~~~(><;)

> わたしが思うこと。
> 『秘密』という作品を知り、その読者の方々を知って思うことは、”女性の感性の豊かさと感応力”がとても高いという事実についてでした。
> 特に、薪さんに寄せる思いの強さや彼の行動から導き出す心理の分析など、少年漫画を読む男性読者が恐らくほぼ行わないであろう読み方を、殆どの『秘密』読者がされているのには、本当に驚きました。
> (そうじゃない男性の方々……読んでいらしたら、ごめんなさい!)

全ての女性がそうかどうかは分かりませんが・・・
少なくとも、「秘密」の感想を書いておられる方、「秘密」の二次創作をしてらっしゃる方には、豊かな感性をお持ちの方が多いとは思います(自分はともかくも・・(汗))

また、子供の頃や思春期に、多くの良質の漫画に出会って育ち、作品に対する目が肥えている・・そんな大人の女性が、「秘密」に出会ってハマった・・そんなパターンが多いような気がします。

> 同じく、薪室長も『秘密』読者の中では完全に脳内で実際に存在する人物として記録されている、と考えても差し支えないくらいの存在なのだと思いました。
> 改めて『秘密』という作品の特別さを感じます。

「たとえ二次元のキャラでも、薪さんを愛する人の心の中では、薪さんは存在する。その世界の中に息づいている」
以前、そういうお話を、他の方ともしたことがありますが。

あまりに薪さんに夢中な自分に、二次元のキャラにここまで入れ込むのはおかしいのでは?
と思ったことは、幾度もあります。
紛れもなく、実在しない人物であることは分かっているのに、それでも、確かに「生きている」人物として見ている。
ネットの無い時代でしたら、そんな自分に悶々としていたことでしょう。
でも、こうして、自分と同じように、実在の人物を愛するように薪さんを愛する方々の存在を知ることが出来て、幸運だったと思います。

それ程までに、真剣に愛さずにいられなかった、薪さんという人、「秘密」という作品、おっしゃるとおり、特別な物だと思います。

> そして、感受性や感応生が高い薪さんですが、ある意味やはり女性的な面も多く持ち合わせているんでしょうね。
> 天才と言われる人たちは、多くがエキセントリックな一面を持ち合わせていますし。
> こんなふうに語るわたし自身も、まるで薪さんを実在の人物のように語っている……『秘密』という作品は一線を画す作品なんですね。

これまで、夢中で読み漁った漫画は無数にありますし、好きになったキャラだって沢山居ます。
でも・・こんな風に、登場人物を実在の人物のように心から心配し、幸せを願い、その境遇に一喜一憂した、そんな作品は、「秘密」以外にありません。
本当に・・「一線を画す」そのとおりだと思います。

> わたしは、かのんさんの着眼するポイントや感性がとても好きです。
> 今回の考察についても、とても素敵な場面をクローズアップされていて、素晴らしいな、と思いました。
> かのんさんのお話には、気付かされることや勉強になることも多く、ときに癒されたりも(^^*)

きゃーーーーーーーっっっ(><;)
も、もったいないお言葉に穴があったら入りたい気持ちですが・・光栄です。
ありがとうございます。

今回記事にした1コマは、気になっていながら、以前のレビューでは取り上げていなかった部分でしたので。
いつか書きたいと思っておりました。

いつもいつも・・・偏った感想なのではないかと自分で思いますし。
他の方がお読みになって面白い物かどうかは分からずに、思いのままに書いておりますが。

こんなお言葉をいただくと・・書いて良かったと心から思えます。
本当にありがとうございます・・(;;)

> メール通信(笑)も、ゆっくりしたいのに……

こちらこそ、メールをお送りしたいしたいと思いつつ、なかなか出来なくて(TT)
身に余るお言葉の数々、ありがとうございました。

その後、体調はいかがでしょうか。
少しでも回復されてると良いのですが。
どうかご無理なさらずに・・・

お忙しい中、体調を崩してらっしゃる中、当ブログにいらしていただき、申し訳ありません。
そして、ありがとうございましたm(_ _)m

■ 鍵拍手コメ下さったAさま

〇10/4に鍵拍手コメント下さったAさま

コメントありがとうございます。

理想の男性ですか(^^)
以前にも、鈴木さんが好きとおっしゃっていましたものね☆

あちらの鈴木さんと薪さんは、ある意味究極の関係ですよね。
鈴木さんは特に、原作での情報が少ないだけに、二次創作で描かれているイメージが付いてしまいがちですよね(^^;)

やはり、鈴木さんの魅力の中で、薪さんとの関係は重要ですよね。

そうですね。
青木は確かに、普通の24歳に比べたら大人(老けてる?^^;)と思います。
ただ、12歳の差があると、薪さんと対等な親友という鈴木さんが居た位置に付くのは難しいかもしれませんね。
(「対等な恋人」あるいは「対等な夫婦」なら、有りだと思いますが(笑))

あの一コマ、Aさんも嬉しかったのですね。

「そんな重要な意味があった」かどうかは、私の勝手な解釈なので、実際には清水先生がどういう意図であそこにあのシーンをお描きになったのかは分かりませんが(^^;)

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