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薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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メロディ2012年12月号「秘密 創世記 THE TOP SECRET Genesis」

レビュー2:謎


2035年、5月5日。
決して忘れることの出来ない、薪さんの脳に残された、記憶。




集った者達が、グラスを掲げている。
食事中だというのに、男達はジャケットやネクタイを身に着けたまま、女性は着物姿、子供の薪さんまでがネクタイをしてと、皆が改まった服装で。
「君に『も』」と渡されたプレゼント。

つまりこれは、宴の席なのだ。
「君にも」ということは、彼ら大人達にとっても、プレゼントとなるような、嬉しいことがあったのだ。

最初に映った文書には「新都市計画」と。
更にその後、ハッキリと見えた文書には「全体構想」「将来都市構造」と書かれている。

大人にとってのプレゼントとは。
彼らが会食を設けたわけは。
彼らが立てたこの構想が全て仕上がり、その構想を実施すると、国の内々の許可も降り、後は公式に実行されるだけ・・・というところまで進んだからだろうか。

けれど、構想が公にされる前に、全ては焼け落ちることとなってしまった。

プレゼントを受け取った後、子供は先に寝なさいと、薪さんは自室に入って休んだのだろうか。
そして、子供部屋と思われる、2階のその部屋が燃える。

目を覚まして階段を降りれば、1階は既に火の海。
テーブルに残されているのは、グラスかカップか。
いずれにせよ、そこで3人の人物が、お茶を片手に書類を交えていたことが分かる。

宴の席にはもっと大勢が居たが。
他の者は帰り、薪さんの両親と、そして火を放った犯人だけが、そこに残って話をしていたのだろうか。

「つよし君!!」と呼んだその人間が。
残った人物なのか、あるいは後から火に気付いて助けに来た人物なのかは、分からない。

そもそも、最後に残った人物が、火を放って逃げ出した犯人とは限らないが。
先に帰ったと思った人物に火を付けられ、残っていた人物は一足早く逃げたものの、諸般の事情で犯人を追及することは出来なかったのか・・・。
いや、やはり、残った人物が、火を放って逃げたと考えた方が自然だろうか。

薪さんを呼んだ人物は、薪さんを抱きかかえ、その身で、炎から薪さんを守り通した。
泣いてもがきながら、薪さんは、傍らに倒れる父親の遺体を目にした。

菊の紋に、V字が重なり合ったようなそのマークは、何を表しているのか。

薪さんは、記憶を基に、正確にそれを描き起こす。
そしてそれが、とある建物のマークと一致することを、知るのだ。

東京大学 経済学部 国際思想史学科。
又の名を、「プレミアムヘッドラウンジ(総本山)」。
・・・名前からは、どんな学問を行なっている学科なのか、さっぱり分からない。

荘厳な外観を持つ建物は、内部もかなり豪奢な造りのようだ。
その一角で、話し合う人々。

適しているかどうかと話し合われている「会員」とは、何の会員なのか。
そして、薪さんの写真を手に取った、両親のことも薪さんのことも以前から知っているような、指輪の男は、この学科のトップということなのだろうか・・・。

薪さんが鈴木さんに接触したのは。
薪さんが、両親の死に関わると見なす「彼ら」も、鈴木さんにコンタクトを取るだろうと予測を立てたからだ。

鈴木さんは彼らの輪に招かれる・・遠からず。
薪さんは、既に見抜いていた。

火事の原因は放火であることは、間違いなかった。
だがそれは、両親の無理心中と見なされた。
そして、薪さんを助けた澤村は、その時の記憶を失くした。

両親の他に居た、三人の大人達。
その中に澤村が居るかどうかは、澤村の顔が焼けてしまった今となっては、薪さんにも分からない。
澤村が記憶を失くしたということが、本当かどうかは分からないが、記憶を失くしたと言われれば、澤村があの場に居たかどうかも、放火の犯人を見たかどうかも、あるいは自身が放火犯だったかどうかも、追及することは出来ない。

それらのことを考えると、澤村は、薪さんにとっては、捨て身で薪さんの命を守った恩人であるが。
両親の構想を阻止しながらも、その優秀な頭脳を受け継いだ子供を、何らかの形で利用する為に、生き残らせるという意図があったのかもしれない。
薪さんのことは、真の善意で救ったのか、誰かの指図に命を掛けたのか・・・。

そして、薪さんの予測どおり、鈴木さんに接触してきた「彼ら」。
名刺には、マークと名前が書かれているのみで、肩書が無い。
普通だったら、ここには何かしらの肩書が添えられているものだ。
それが無いことが・・・このマークを冠する機関の、不自然さを物語っている。

具体的な活動内容、存在自体が非公式非公開となっているという、プレミアムヘッドラウンジ。
通常、会員に加わるには、現存会員からの推薦状が必要となるらしい、会員制の機関。
つまり、「学科」と銘打ってはあるが、ここは、学生が学問を学ぶ場では無く、その名のとおり「ラウンジ(社交室)」なのだ。
つまりは、限られた人間が集う場所、集って極秘に何かを進める場所・・ということになるのだろう。

鈴木さんを迎えたその場。
そのトップと思われる人物の部屋、その手元には、「地域別構想 将来都市」「都市構造のコンセプト マスタープランとサブプラン」と書かれた文書があった。
薪さんが辿り着いたとおり、あの日焼けた文書とこの文書は、重なる。

ここでこれが何か、ハッキリと言葉にされる。
「新都市計画の素案」だと。

「古い街並が多いその区域が難所」とのこと。
つまり、新都市計画を遂行するには、古い街並を壊すなという、地域住民や団体等の圧力が大きいのだろう。
それを、10年前に強硬にでも実施していてくれたら・・・とは。

古い街並を壊すような計画を、そのまま実施していたら・・・とも取れるが。
10年前の全体構想が、そういった計画であったかどうかは、全てが焼失したので、今は分からない。

10年前のそのプランは、全てが焼失し、立案者、つまり薪さんの両親も亡くなり。
プラン自体が立ち消えた。

そして今。
再び、新都市計画といった物が、構想として出ている。
この計画と、プレミアムヘッドラウンジの会員が、今、どう関わっているのか。
そしてこれから、どう関わっていくのか。

最後に薪さんが思案していたこと。
それが、今上る、全ての疑問を列挙してくれている。
読者にも、その疑問については、まだ何も分からない。

そして最後。
鈴木さんからの連絡を受けた薪さんを見つめる、澤村とは、一体、何者なのか。

疑問が提示されただけで。
何もかもが分からないまま。
次号へと続く。

こうして改めて追ってみても。
一体何が謎であり、解明すべき疑問なのか、それを並べることしか出来ない。

いずれにせよ。

この大きな謎、いくつもの疑問を解明するとなると。
長期連載になりそうだ。

薪さんと鈴木さんが、これからその謎に立ち向かっていく姿を。
読者である私も、見守って行く覚悟を決めなくては。





とりあえず、「メロディ」レビューを書き終えるまでは、気持ちに区切りが付かないので。
「秘密」コミック11巻12巻の感想は、「メロディ」レビューが終了してから書くつもりです。
コメントのお返事も遅くなると思いますが、後程、まとめて書かせていただきますm(_ _)m






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