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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

コメ、拍手コメ共に、過去記事にも遠慮なく投稿いただけたらと思います
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この度は、オリジナルストーリー「約束」をお読み下さいまして、ありがとうございましたm(_ _)m




メロディ12月号で登場した、薪さんの法定後見人である、澤村敏。

この人物については、火事の際、薪さんを助けたということ以外情報は無く、どういう人なのか、まだ分かりません。
メロディ12月号のレビューで、私は、今回は怪しげな様子に描かれた澤村が、実は岡部さんみたいな可愛い性格だったりしたら面白いがと書きました。

薪さんを命懸けで救い、その後の薪さんを世話してきた、薪さんの恩人であることは事実。
けれど、火傷によって顔を失くし、記憶まで失くしたという澤村が、何故あの場に居て、両親の死にどう関わっているのかは、謎のまま。
薪さんを救ったことすらも、真の善意で救ったのか、誰かの指図に命を掛けたのか分かりません。

でも、たとえ、澤村が両親の死に関わっているようなことがあったとしても。
薪さんのことを、長い間、傍らで見守ってきたことに、変わりはありません。

薪さんの優しさの源は、あの火事の日まで、両親に愛し愛されたことだと思います。
でもそれから10年立っても、純粋で人を信じようとする姿を見るにつけ、薪さんは、澤村にも大事にされてきたように思えるのです。

きっかけは何であれ、傍で薪さんを見守り、薪さんを大事に思う気持ちは本物だと、そう思いたい。
それは、予想と言うより、願望と言えるかもしれません。
この時点で、澤村が薪さんの一番身近な人だから、そういう人であって欲しいと。

たとえそこに、裏があったとしても。
澤村に、薪さんに対して父親のような愛情は存在していて欲しいと思うのです。

そんな、澤村に対しての考察を、ツイッターでにに子さんとお話しているうちに。
「秘密」コミック8巻に収録されている、「第九編」の「一期一会」で、薪さんがメールを打っている光景が浮かび。
同時に、そのメールの文面を見る、澤村の姿が浮かびました。

なので、今回のお話が生まれたのは、にに子さんのお陰です。
にに子さん、ありがとうございましたm(_ _)m

次号になったら、澤村に対しての印象は、全く変わるかもしれない。
こんなお話を書いても、次号を読んだら「全然違う」と、自分で笑ってしまうかもしれない。

でも、だからこそ。
書くなら、今だと思いました。

澤村は、一体どんな人なのか。
そして、どんな人であって欲しいか。
そんな、今の時点での、原作に対する予想と願望を、こういった形で、表すこととなりました。

「第九編」で、薪さんが「天涯孤独」と設定されているところを見ると。
清水先生の中では、澤村は、「一期一会」の時点で、もう居ないかもしれません。
もし、両親の死に関わっていたとしたら、その関係者に消される可能性も有るし、生きていたとしても、薪さんとの関係だって、良好なままではいられないでしょう。

だから、今回の創作の世界は、限りなく夢に近いと思うし。
願望を描いているだけ・・・かもしれません。
それでも、こういった、原作への願いを、脳の中に見えた光景を、文章という形に出来たこと。
今は、満足しております。

澤村が、どんな職業を持ち、どんな地位に就き、何で生計を立てていたのかも、今の時点では分かりません。

でも、鈴木さんが薪さんを担いで送ってこられる位の、東大のキャンパスに近い一等地に邸宅を構え、薪さんを不自由なく育ててきた様子から、それなりの財産を持つ人物であることは伺えます。
もちろん、薪さんを育てるに当たっては、法定後見人として、薪さん自身の遺産を活用していたとは思いますが。

火事の際に、薪さんを助けた、あの場に居て薪さんのことを知っていたということは。
エリートである薪さんの両親に近い地位にあったということでしょうし。

なので、健在だとしたら、薪さんが出て行ってからも、その邸宅に住み続け。
薪さんに何かあれば連絡が入るような立場にあるのではないでしょうか。

鈴木さんに向かって行った薪さんを、じっと見つめていた、澤村。
その顔からは、何をどう思っていたのかは、伺い知れません。

薪さんのことを、誰よりも近くで見ていた澤村が。
薪さんの、鈴木さんとの出会いを、その後の二人を、どんな思いで見ていたのか。

そして。
鈴木さんを失った薪さんを見て、どんな思いを抱いたのか。

大切な物を失い。
もがき苦しむ薪さんを見ても。

何も出来ない。
何も変わらない。

ただ、定期的に呼び寄せ。
顔を見て安堵する・・・そんなことしか、出来ない。

このままずっと、彼は変わらないのだろうかと、そんなことを思う・・・

けれど、ある日、変化が起こる。
それまでには、無かったこと。
いや、遠い昔、まだ鈴木さんが居た頃に、一度だけあったこと。
その時と同じことが、再び、起こった。

そこに澤村が導き出した、結論は・・・

実際に、澤村が、そのことを、どう思ったのか。
書いている私にも、正確には、分かりません。

ただ、思うのは。

例えば、自分の一人娘が、将来、親である私との約束より、別の物を選ぶようになったら。
もっと、大切な物を見つけたとしたら、その時は。

私はきっと。
一抹の寂しさと共に、そこに喜びも見出すだろうということです。

最初に、このお話の光景が見えた時は。
薪さん側の、メールを打つ姿や、その時の薪さんの心の声も見えていて。
そちらも書くつもりでした。

でも、いざ、お話を書き始めたら。
薪さん側の描写は必要ないと。
そう、思いました。

「秘密」を読んできた皆様は、薪さんが、あのメールを打った時の事情を、既にご存じでしょうし。
薪さんが、そのメールを打つ時に何を思ったのかも、澤村側の様子さえ描かれていれば、読む方には、おおよそ想像が付くと思ったからです。

澤村の回想と、この夜の出来事。
書くのは、それだけで充分だと思いました。

そして、書き終えてみれば。

澤薪の関係を描くという形を取りながら。
そこには、澤村の回想を通して垣間見える、鈴薪の絆が有り。
この夜の出来事を通して見える、青薪の関係が有り。

澤村という人物について考えることで、生まれた創作。
でも、結局自分は、澤薪を通して、鈴薪を描き、最終的には、青薪の関係を描きたかったのだと。

結局、行き着いたのはそこだったのだと。
そのことに、書き終えてから、気付かされました。

澤村自身。
自分はどんな表情をしているのだろうと思った、この夜。

口に運んだ寿司と酒は、どんな味がしたのでしょう。

創作をするのは、約3カ月ぶりで。
脳内に見えた光景を、文章に表現することが、とても難しく感じられました。

でも、やはり書くという作業は楽しく。
書き終えてからは、充実感に浸ることが出来ました。

「秘密」のお陰で、こんな時間を持てること、こんな思いが味わえること。
幸せに思います。

ありがとうございました。




後書き 終






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