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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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メロディ2015年6月号
「秘密 THE TOP SECRET season0 OLIGINAL SIN ACT.6」

レビュー1:美しい魂




何故、私は薪さんに惹かれたのだろう。
何故、今も薪さんを愛し続けているのだろう。

薪さんの魅力は、あまりにも多彩で。
とても、語り尽くせない。

でも、今回。
一番心惹かれている部分は何なのか。
それが、分かった気がした。




タジクは、薪さんに目を留めた。
『……あなたどうしてそんなに…』

そして言った。
『あなたのような人と対峙していると 自分が今属している側の人間と自分の有様を思って 泣きたくなります』

薪さんの、内なる美しさに触れて。
自分が遠くに置き去りにしてきた物を思う。
自分の今の有様を思う。

本当は、手放したくなかった。
けれど、手放さざるを得なかった物。
それを、薪さんは持ち続けている。

同じような事を、過去にも誰かが言っていた。
そう…

『現実の残酷さや人間の醜さを誰よりも見て知ってるくせに -時々 何も知らない子供みたいに甘ったるい事を真顔で言うよな』

「泣きたくなる」と素直な思いを口にしたタジクと違い、滝沢は、呆れたような、非難めいた言葉をぶつける。
けれど…本質は同じ。

自分が失った物、失わざるを得なかった物を。
MRI捜査という特殊な世界で、人間の醜さをこれでもかと見せつけられ、果てはあんな過酷な経験を経ながらも…薪さんは、失っていない。

『何を取り上げたら一番傷つくのか 「もう生きていたくない」と思う程に 「もう殺してくれ」と俺の前で跪き哀願させるにはどうしたらいいのか』
そこまで引きずり落としたいと思うのは、滝沢にとって、薪さんが高みに居るからに他ならない。
どんなに現実の残酷さを知っても、変わらない薪さんの美しさが、その魂が。
眩しくてならなかったからこそ……

眩しくて、眩しくて。
だからこそ、憎くて、憎くて…
貝沼は、犯行に手を染めた。

『やさしいよねあんたは』
その優しさに、美しさに、決して手が届かない。
だからこそ。

薪さんの美しい魂は、周囲の人間に、影響を与えていく。
時に、残酷な結果を生み。
時に、人の心を揺り動かす。

『何のためにそこまで…? もうみんな死んでしまっているんですよ…』

何の為に?
疑問が浮かぶ。
そして…気付くのだ。
薪さんは、そういう人なのだと。

出会って間もないうちに、岡部さんは、薪さんのその美しさに気付いた。
だからこそ、憂うようになった。
『ほんの少しの良心に夢を見るたび いつもあんた傷つくじゃないですか』

傍で見てきたからこそ。
その美しさを、誰よりも知っているからこそ。
岡部さんは、心をくだく。

もっと前に、傍で見てきた人が居た。
『そんな風に笑うのなら』
鈴木さんは、その笑顔を見てきた。

そして引き継がれる。
薪さんを見つめる瞳。
『時に 自分の命も引き換えにする程の沢山のやさしさと愛情をもっているのに』
と…

薪さんは美しい。
どこまでも、どこまでも。
深く深く潜り込む程に、光り輝くような…魂が、そこに有る。

容赦ない、現実の過酷さを見続けながらも。
繰り返し、裏切られても。

被害者に寄り添い。
加害者に寄り添い。
人を信じ。
人を愛し。

タジクの罪は罪だ。
薪さんは、それを突き付ける。
被害者の思いを、重みを。

そして…

『カザフスタンの 今の空だ』

頑なな心が、解けて行く……

『ここから出たら つくりましょうか?』

薪さんと出会い、その姿を見つめ、疑問を抱き、泣きたいとすら思い、出し抜いたと嘲笑い、罪を突き付けられ…
薪さんの魂に触れ、揺れ動いた心は、やがて……未来を見出す。

どんな凄惨な過去にも、未来が生まれる。
タジクだけじゃない。
薪さんの想いは、きっと、タジクからその先へと、繋がって行く……

だから私は。
薪さんに惹かれずにはいられない。
見つめ続けずにはいられない。

その魂に、心奪われたことを。
誇りに思う。

薪さんの高潔な魂を。
その魂を内包した、薪さんその人を。

――――――愛してる。






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