さて、一つ前の記事ですが、オリジナルストーリーの番外編を、また書いてしまいました。

読んでくださった方、どうもありがとうございましたm(_ _)m



コハルビヨリさんのブログで、フォスター、青木、薪さんが、それぞれ「そういう時」は、どうなるタイプかと、私の想像を書き込んでいるうちに(「お絵描きバトン」の記事だったのに、何故かそういうコメに・・)、沸いてきたストーリーです。

フォスターは、そういう点でも「出来る男」だと書いたのですが、でも、それがもし、計算ずくの、制御された物であったなら? そのことに気付いた相手は、どう思うだろう。
寂しがるだろうか、怒るだろうか・・。
なんて考えに発展して。

フォスターは、極上の彼女に、満足しています。少なくとも、そう思っています。
もちろん相手のことも満足させて、何も問題はないと思っています。

でも彼女は、そんなフォスターが実は行為にのめり込んでいないこと、自分に対して、我を忘れる恋を、していないことに気付きます。
でも彼女は、そんなフォスターに「可哀相」と言い、全てを見抜いた上で、フォスターを受け入れています。

もちろん、彼女の方にも打算もあるかもしれませんが、フォスターの性格を見抜いて、別れ際に「電話して」と懇願したりせず、自分から「電話するわ」と言ったり、なかなかいい女です。
さすがフォスター、外見だけじゃなく、中身もいい女を選ぶのですね。
人を見る目は、確かなようです。

そんなフォスター、薪さんのことを、とりあえず、「仕事のパートナー」として、手に入れることには成功しました。
そして、「身体のパートナー」としても、虎視眈々と狙っているように見受けられます。

でも、本当にそれだけでしょうか。
実は、フォスターは「心のパートナー」を求めているなんてことは、無いでしょうか。
ちょうど、過去の薪さん(原作では現在の薪さん)のように・・。

日本で、薪さんの前で、自分の過去や心情を吐露した時に、フォスターは、その願いがかなう可能性を見つけたかもしれません。

でも今はもう、薪さんには、青木が居ます。

フォスターは、青木の存在を知ってもめげることもなく、青木の前で薪さんとの交流を見せつけたり、余裕の態度で接しています。
「いつかチャンスはある」と自分でも思っているし、何事も理性的に、余裕の構えでやっている・・と、自分でも思っていることでしょう。

それなのに、何故か、薪さんに対して「私らしくもない」ことをしてしまっている、自分。
そして思い出す、駆け引きなんて全く知らなかった頃の、胸を焦がす、ひたむきな想い。

もちろん、それは昔の話。
それから何十年も立った現在の、大人になった自分には、関係のない話・・と思いながら、薪さんの部屋を通り過ぎる、フォスター・・。

思ったのですが、もしかしたら、私はこういう、「自分でも気付いていない想い」というものを、書きたいのかもしれません。

「薪と鈴木と雪子」では、雪子は、薪さんに惹かれながら、自分で気付いていない。
「第二の居場所」では、フォスターは薪さんに惹かれていることは充分自覚しながら、でも、その想いがどういった類のものか、正確には把握していない。

「とらわれの姫」でも、アオキーツは、マキアーヌ姫に完璧に惹かれながら、どこか本人は自覚していないというか、姫が眩しく見えたその理由が、よく分かっていませんでした。

過去でも、未来でも、中世でも、どの世界でも、薪さんは、罪作りな方です・・・。

私のオリジナルストーリーの中では、唯一、未来の青木だけが、いい思いをしてるんですけどね。
でも、その幸運と、貴重さを、青木がどれ程分かっているかは、微妙・・・。



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