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かのん

Author:かのん
薪さんと同身長が自慢です

基本、「薪さんと鈴木さんは精神的両想いだった」「薪さんと青木には、心身共に結ばれてほしい」という、偏った視点で書いております
創作も主に、薪さんが「青木と幸せになる未来」と、「鈴木さんと幸せだった過去」で構成されております

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「メロディ」2017年6月号掲載「秘密 THE TOP SECRET season0 増殖 ACT.6」を読みました。


※以下、詳細ネタバレです。





ラスト頁を観てまず頭に浮かんだ言葉は。
「え? …これでいいの?」でした。

そして頁の下部の「『増殖』END」の文字を確認。
この事件が描かれるのはこれで終わりなのだという事実に、もやもやとした思いが残りました。

元々「秘密」は、何もかも解決してハッピーエンドという終わり方は、ほとんど有りません。
でもこれまでは、全てが解決して終わらずとも、事件としては何らかの「区切り」が有ったと思います。
でも今回の事件は、その「区切り」すら感じられなかった。
何も終わらない、何も解決していない、ただ中心に立つその人物が入れ替わっただけで、この歪な思想は受け継がれていく…

何ともむなしくやるせなく、そして空恐ろしさが残りました。

折しも、某学園の幼稚園児に対する思想教育のニュースを目にしていたことも有り。
これが仮想のお話とは思えず。
清水先生がこのお話の構想を練っていた際には、まだそんなニュースは出回っていなかったでしょうから、清水先生のタイムリーさには驚かされるというか、世の中を見る目に恐れ入るというか。

幼い子供程、その柔らかい頭に、何の疑問も持たず、教えられたことを素直にどんどん吸収してしまう。
人間というものに上下関係を設けることで、子供達は、自分は選ばれた人間だ、そして選ばれなかった人間とは違うのだと、選民思想を植え付けられる。
けれど、そんな、他者と比較した選民思想で確率されたアイデンティティは、今度は自分がその地位から落とされた時に、あっさりと崩壊してしまう。
本来は、誰であれ、生まれたその瞬間から、全ての人間が尊い存在であると伝えるべきなのに。

大人達に操られ、児玉園長を唯一の「神」と崇め怖れていた子供達は、今、その崇めるべき対象を失い、心が路頭に迷っている。
そこで、あの、外見も美しく、人の心を捉えることに長けている彼が後継者となれば、子供達は簡単にその対象にすがってしまうでしょう。
彼の母親が自らの命と、更に大勢の無関係な人達の命までをも犠牲にした、その先には、そんな未来しか生まれないのでしょうか。

それではあまりにも、悲し過ぎます。

この悲惨な事件の中にも、最後の悲劇を除いて、子供達の救命が間に合い命が助かったという救いは残りました。
沢山の犠牲の上で、せっかくこの子供達だけは助かったのだから、この最後の頁の先にも、まだ明るい未来が続く可能性は残されていると思いたい。

子供達に植え付けられた思想は、そう簡単には覆らないでしょう。
それを有るべき道へと戻すには、膨大な時間と人手と善意が必要となるでしょう。
それでも。
薪さんがおっしゃるように、この先子供達が正しい環境に置かれ、狂気の増殖の芽の成長が阻止されるようにと、願わずにはいられません。

読後のもやもやの原因は、もう一つあります。
それは、児玉の致命傷となった弾を発砲したのは誰だったのかが、曖昧にされたこと。

今回の事件では、青木が、被害者を守る為には加害者に対して発砲するか否か、それがテーマの一つとなっていたと、私は受け止めていました。
結局は発砲したこと自体は間違いないのだから、それがどこに当たったにせよ、清水先生的には、それで青木が一つの段階を進んだという認識なのかもしれません。

でも、読者の一人としては、同じ発砲するにしても、致命傷を与えるような物だったのか、足元を狙ったのかで、青木の人間としての成長の方向が、大分違って来るのではと思えました。
だから、青木がどちらを選択したにしても、その選択がどちらなのか提示されないままに、今回のお話が終息を迎えるのは、どこが納得が行かない気がしたのです。
だから、「ドヘタクソの大男」という言い回しや、それについての波多野の反応等、このテーマをギャグとして消化したのも、何だか誤魔化されたような気がしてしまいました。

ただ、薪さんからの二人への訓練許可証のプレゼントは、これも今号を見た限りではギャグの一部ですが、今後二人がこれで訓練を重ねる場面が出ることによって、疑問に対する、読者への何らかの回答が出るのかも、とも思っています。

青木は、薪さんの言いつけを守り、児玉を生きたままで捕えようと思ったのか。
それよりも、何より子供の命を優先し、児玉がたとえそれで命を失っても仕方ないと判断したのか。
青木の人間性や意識の変化にも関わる重要な部分だと思うので、いつか、描いてくれることを期待しています。

「一言」とタイトルに掲げつつ、長くなりました。
「詳しい感想は後で書こう」と思っていると、結局書けないということが続いているので…
とりあえず、一読して今思い付くことは、書き出してみました。

あと。
今回も薪さんは紛うことなき美しさだった
表紙の二人も良かった。
一番の萌えポイントは、青木のネクタイをナチュラルに引っ張る薪さん
といったことを、ここに付け加えておきます。

次の「秘密」掲載までは4カ月空くので、その間に、この事件の全容を改めて追った記事が書けたら…と思うのですが。
また出来ないと後悔と反省ばかりになるので、断言はしないでおきます…






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